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「ゆうれい将軍」と彼のガン(MAT49&ルガーP08)

今月の「望月マニ也」は、TAKUYAさんの「ワイルド7・メンバーのハンドガンたち」だ。望月作品に登場するガンは、それを手にするキャラクターを引き立てるデザイン、性格のものが選ばれている。そのことが改めて良くわかる内容だった。

「ワイルド7・メンバーのハンドガンたち」
http://wild7.jp/4019

先生の作品ではガンのキャラクター性が重視されているので、考証面は二の次になっている。しかし考証・リアリティにとらわれ過ぎると絵的に面白い作品にならないので、この考え方は正しいと思う。「個性的なガン」は望月作品の魅力にもなっている(子供にも分かりやすい)。

さて、ここで私も「望月キャラクターとガン」というテーマで考えてみたい。ただし、私の場合はサブキャラクター(悪役)の方だ。

まず、思い浮かぶのが「誘拐の掟」に登場する「ゆうれい将軍」の得物、「MAT49」「ルガーP08」だ。


「ゆうれい将軍」は、ワイルド7の大ファンでもある東本昌平さんも「好きなキャラ」にあげている名悪役。彼は常に冷静な知能犯であり、犯罪のスケールは国家レベルという大物。手口は実に鮮やかでスマート、憎いほどの「役者」である。「神出鬼没の大物」というイメージをシンプルに表したネーミングも素晴らしいと思う。

そんな「ゆうれい将軍」が使用したサブマシンガンが、フランス製の「MAT49」。このガンは元々小型だが、マガジンハウジングが前方に畳め、ストックも伸縮できるので隠すには最適だ。そして何よりも、フランスのエスプリ(?)を感じさせる端正でシンプルなデザインが「ゆうれい将軍」のキャラクターにぴったりである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/MAT_49

「ゆうれい将軍」はイキナリこれをぶっ放して、変装した警官を射殺。極めて印象的にハイジャックの現場に登場する。そしてこのガンを使ってタラップ車のドライバーを脅迫、まんまと空路で逃げ失せる。一連の行為に使われたこのガンの印象はとても強く、これにはガンのデザインも一役買っていると思う。

そしてピストルは「ルガーP08」。このガンほど気品に満ちたデザインのピストルはないだろう。「ゆうれい将軍」が持つのにまさに相応しい。気品はあるが、見る角度によってはゴツさもある。この2面性も「ゆうれい将軍」のイメージに繋がるものだ。

「ゆうれい将軍」と彼のガンはお互いに引き立て合っており、両者のイメージが重なり合うことで、名キャラクターが生まれたのだと思う。

ゆうれい将軍と彼のガン








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