明日3月11日は望月三起也先生参加イベント!サイン会もあり。

石ノ森スピリッツ 「ライダーズ・ミーティング」
http://plaza.rakuten.co.jp/chamart2010

2012年3月11日(日) 開場12:00 開演13:00

ゲスト
石井いさみ
望月三起也

司会
山田ゴロ

入場料 前売り2000円、当日2100円。

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ローソンで前売り券を購入。もちろん目的は望月三起也先生だけど、石井いさみさんも良いよナァ〜。初期の光クンはワルで、バイク殺しの大型トラックをやっつけたりしていた(おそらく運転手は死亡)。

彼の通う高校の用務員のおじさんが片腕なんだけど、これは戦争で失ったもの。バイクで戦車を倒したことがあるという凄腕の元オートバイ兵で、光クンが大型トラックを倒すヒントを求めるんだよ、たしか。
バイクで戦車を倒すなんて、元祖・飛葉大陸だよねぇ。。

バイク漫画というと、民間人が個人ユースでバイクを使っているケースが多い。いわゆる「走り屋」。
一方、ワイルド7では「任務のため」にバイクを使っているし、乗り物ではなく「武器」として使うこともある。元々の発想は、西部劇のガンマンの「馬」だからね。

この辺りが他のバイク漫画とは一線を画していて、個人的には非常に燃える部分。
これは仮面ライダーのサイクロン号にも共通しているね。

ただ、サイクロン号は前輪から着地したり、石ノ森さんはぜんぜんバイクのことご存じないような印象だが、塀を飛び越える連続写真風のコマは芸術的で美しかった。

ライダーが常に受ける「風」が、仮面ライダーのエネルギー源というのもカッコいい。

明日はどんな展開になるのか。とっても楽しみだ。

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観てきました!映画「ワイルド7」

「ワイルド7」を辻堂のテラスモールで観て来た。後ろの席には男子中学生(と思われる)が仲間と来ていて微笑ましい。30年前の自分と友人たちのようだ。

僕はリアルタイム(後期)の原作ファンなわけだが、そんな僕でも、映画が進むうちに誰がヘボピーで世界(セカイ)で・・なんてことは全く気にならなくなり、クライマックスまで一気に楽しめた。

これは役者さんが良かった、頑張ってたということだと思う。

映画のプログラムの中でガンエフェクトの納富貴久男氏が「かなり極端な銃を持たせているんですが誰も銃に負けていない」と語っておられるが、バイクにだって負けてなかったね。

映画の主役はあくまで人間だな〜、と思った次第。

原作ファンとしては、ストーリー全体が「野性の七人」から「コンクリート・ゲリラ」までの流れ(以前このブログに書いたことがある。下記リンク「エピソード解析」参照)を継承しているように感じられたし、屋内でのバイクアクションは「バイク騎士事件」の軽井沢のホテルでのバトルをイメージ出来て非常に楽しめた。

エピソード解析

あと、バイカーたちが集うクラブでの「カスタムバイク&グラマラス美女」の組み合わせは、完全に望月ファンを意識しているようでニンマリさせてもらった。

ただ、あそこで飛葉に「硝煙の匂いをさせてる」的なセリフがぜひ欲しかったなぁ。

あとユキがらみでは最初の復讐の際に使用するガンは原作同様、生活臭(?)のあるハンドメイドの改造ガンでやって欲しかった。いきなりサイレンサー付きのガンってのはリアリティがないよなぁ。ハンドメイドの方が「恨み」がこもっているイメージが出る。最新型のガンは最初のターゲットから奪って、その後増やしていった・・・ってな解釈で。

細かいところでは当然いろいろ言いたいことがある訳だけど、ほとんどの原作ファンは「走行中のセブンレーラーから発進する7台のバイク」「階段を駆け上るオンロードタイプのバイク」をスクリーンで観たかったはずなので(たぶん)、往年のファンも観に行って絶対に損はないはずだ。

逆に「原作以上」と思ったのは、セブンレーラー。なんだ、あのデカさ、そして強さは(笑)。あんな巨大なトラック、日本でよく走れたものだ。

それと中井貴一さん演じる草波の活躍シーンが素晴らしい。「魔像の十字路」や「ワイルド7外伝・優しい鷲」で見たくて見れなかったシーンなので、個人的には嬉しかった。中井さんの草波の「ワル格好良さ」最高です!


今月発売された、望月三起也先生の新作コミック!


Img_0226

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映画「ワイルド7」予告編第1弾公開!

2011年12月公開の映画「ワイルド7」のトレイラー第1弾が公開された。

映画「ワイルド7」公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/wild7/


セブンレーラーから続々発進するワイルド7。
これだ!僕が実写で見たかったのは。


セブンレーラーからの発進シーンからヒントを得ていると思われるものに、「仮面ライダーアギト」に登場する「仮面ライダーG3」の「Gトレーラー」からの発進シーケンスがあげられる。

トレーラーからのバイクの発進方向について、トレーラーの進行方向と同じか、逆かでスタッフ内で議論があり、結果として動画のように「進行方向と同じ」になったそうだ。

メイキング・オブ・アギト Gトレーラー
http://tvarc.toei.co.jp/tv/agito/making/02-gtrailer/index.stm

しかし、望月三起也ワールドにおいては、バイクの発進は「進行方向と逆」しかあり得ないだろう。
理由は、リズム感、スピード感が出てカッコイイからである。
絶対にカッコイイ!

これを理解してくれた映画のスタッフに、僕は大きな拍手を送りたい。

セブンレーラー発進シーン


さて、今回の映画版では「ワイルド7」は隠密組織という設定となっていて、「組織の機密保持」がストーリーの要素のひとつになっているそうだ。

「秘密組織」「組織の機密保持がテーマのひとつ」といえば、「謎の円盤UFO」が思い浮かぶ。
「UFO」に登場するSHADOモービルという装甲戦闘車両は、世間から存在を隠すため、映画会社の大型トレイラーに格納されて現地に運ばれることがある。

今回映画に登場するセブンレーラーは大変なビッグサイズらしく、これは「7台全車が収容可能」という設定によるものだと思われる。

SHADOモービル同様、ワイルド7も現地までセブンレーラーで運ばれ、そこから発進〜収容して存在をカモフラージュするのではないだろうか?

SHADO司令官のストレイカーと、中井貴一さん演じる草波のイメージもだぶってくる。
さて、どうなるだろう。

映画「ワイルド7」のトレイラー第1弾
映画「ワイルド7」のトレイラー第1弾
映画「ワイルド7」のトレイラー第1弾
映画「ワイルド7」のトレイラー第1弾
映画「ワイルド7」のトレイラー第1弾
映画「ワイルド7」のトレイラー第1弾
映画「ワイルド7」のトレイラー第1弾

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映画「ワイルド7」全キャスト、隊服などが発表になる!

映画「ワイルド7」の全キャストが発表された。
メンバーの隊服姿も披露され、この映画の方向性がいろいろ分かってきて興味深い。

隊長草波役に中井貴一。オヤブン役に宇梶剛士。セカイ役に椎名桔平。
原作を知る世代、そして悪役としての評価も高い役者さんたち。
素晴らしいキャスティングだと思う。

賭博師の「ソックス」に阿部力、ヘボピーに平山祐介、「B・B・Q(バーベキュー)」に松本実。
阿部は、スズキの「隼」でウィリーやストッピー(ジャックナイフ状態での走行)を決めているというから、相当なものだ。

これに「パイロウ」役の丸山隆平、飛葉大陸役の瑛太が加わる。
丸山は映画初出演だそうだし、瑛太にはワル役のイメージはないから、この2人とって本作はチャレンジになると思う。頑張って欲しい。

両国、八百、チャーシューに代わり、映画独自のキャラクター、ソックス、BBQ、パイロウが登場する。
両国は漫画的すぎる外見のイメージを継承できないため、八百は「ヤモリバイク」が再現できないため、チャーシューはネーミングセンスが古いため(?)ではないかと思っているが、どうだろう。


隊服はオールレザーで上下ブラック。腰のベルト部分のギミックはスッパリと無いようだ。
本作のワイルド7は存在が世間に秘匿されている秘密組織らしい(「仕置き人」に近いイメージか?)ので、目立たない外観にしているのだろうか。

少なくとも「白バイ警官」のイメージは感じられない。
例の水戸黄門の印籠的な「バッジ」、「高い階級」という設定も存在しないのかもしれない。

飛葉の射撃シーン等を見ると、ショルダーホルスターをしていない。
ショルダーホルスターは外見上目立つから、使用していないのか?

革ジャンの袖にある赤い2本線は、「罪人」のシンボル、島送りの入れ墨のイメージらしい。
敵味方の識別にもなるし、悪くない設定だ。


コミック作品を映画化する場合、「コスプレ映画」にする必要はない。
映画として、ひとつの世界観で統一されていることのほうが大切だ。

本作で登場する新キャラクターや隊服を見ると、この点が十分留意されているようで、原作ファンとしても理解できる作品になりそうだ。


ガンは、飛葉がウッズマンのカスタムモデルを使用しているようだ。
リブ付きで、リアサイトがスライド上から独立しており、「新・ワイルド7」に登場する「スーパー・ウッズマン」を思わせる外観だ。

このガン、フロントサイトが突起していない点が気に入っている。原作の「スーパー・ウッズマン」よりリアリティを感じる。飛葉は抜き打ちの名人だから、やはり最初のワイルド7のウッズマンのようにフロントサイトが無い方があっている。(恐らくサイトはリブ内にあるのではないか?)


ストーリーの方だが、「謎の女・本間ユキ」が登場、というところがポイントだろう。
記事の中に「追い詰めた犯人が謎のスナイパーに射殺された」とあり、このスナイパーがどうやら「ユキ」のようだから、「ゲリラハンター・ユキ」が登場するのだろう。

ユキ役の深田恭子は大型バイクに乗れないと思うので、「みそっかす・ユキ」の登場はなさそうだが、ユキが映像化されるのはアニメ、実写問わず初めてのことなので歓迎したい。

「ゲリラハンター・ユキ」登場となれば、僕の予想どおり「コンクリート・ゲリラ」が映画のストーリーのベースになるのではないかと思う。

お気に入り作品なのでベースとなるのは嬉しいし、「ミッションを邪魔する謎の女が出現」「その女に惚れる」「なんだかんだで共闘する」という展開は映画として盛り上がるので、ぜひやって欲しい。

原作ファンとしては、「飛葉がユキに惚れる」という展開は認められないところだが、この映画は「別モノ」として見れるので気にならない。飛葉のストイック性が前提になっていれば良いのだ。あくまでストイックなところ、少年らしいところが飛葉なのだ。


関連記事
http://www.cinematoday.jp/page/N0032067
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/05/03/003/
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/report/2011/05/10486/
http://www.oricon.co.jp/news/confidence/87280/full/

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ワイルド7映画化への意見(銃器類:その1)

さて、次はガンへのコダワリについて。

ワイルド7のメンバーはなかなか個性的なガンを使用しているが、同じ種類のプロップガンを用意するのは困難だと思う。

それを前提に、どうしたらガンで「ワイルド7らしさ」を出せるかを考えてみたい(もう決まっちゃってるとは思うけど、ファンとしてひとこと言わせて欲しい)。

まず主人公、飛葉大陸の使用するコルト・ウッズマン短銃身モデルとショットガンについて。

ウッズマンは22口径のオートマチック拳銃で、命中精度は高いが威力はない
短銃身としているのは「抜き打ち」を速くするための改造で、デメリットとしては射程距離が短くなっている(それを補うため、延長銃身のアタッチメントを持っている)。

ショットガンは、カウボーイの「サドルガン」(馬の鞍に装着したライフル)から発想された装備で、近距離では問答無用、必殺の破壊力を持つ

ウッズマンとショットガンの共通点は「短距離戦向き」ということで、この設定がストーリーの中に活きてくる。

ファンに最高人気のバトルシーン「地獄の神話」の「植物園の戦い」では、ライフル、マシンガンを装備した殺し屋「ライフルマン・ジョー」との対決が描かれるが、「長距離戦向きのガン(ライフル、マシンガン) vs 短距離戦向きのガン(拳銃、ショットガン)」という設定(戦いの構図づくり)が本当に見事だった。

(詳しくはこちら)
「植物園の戦い」から望月アクションの魅力を探る
http://wild7.jp/3866

これを「機動戦士ガンダム」で喩えると、近距離戦の絶対的な武器「ビームサーベル」が、飛葉の「ショットガン」に当たる。
主人公のメカは、やっぱり「近距離格闘戦向け」という設定の方が、ストーリーが盛り上がる。

「サーキットの狼」の主人公、風吹裕矢のマシンは、1600ccの「ロータス・ヨーロッパ」
非力だがコントローラブルなマシンで、大パワーのポルシェターボやカウンタックを打ち破る姿が実に爽快だった。

この「ロータス・ヨーロッパ」が、飛葉の「ウッズマン」に当たる。
主人公の操るメカは、「非力だがコントローラブル」の方が、ストーリーが盛り上がる。
主人公のテクニックや「戦術眼」がストーリーの中で活かせるから。

主人公のガンが「万能」だったらストーリーが作りにくくなる。

飛葉のガンが「低威力の短距離戦向き」だから、長距離戦向きのユキのドゥカティ(対戦車ライフル装備)やオヤブンのパイソン357マグナム(6インチの長銃身モデル)、両国のサイドカー(ロケット砲装備)という、仲間(チーム)が必要になって来るし、お互いにサポートし合う関係がストーリーに組み込める。

ガン設定もキャラクター設定の重要な一部分であり、望月先生はそのあたりのことも計算に入れて設定しているはずだ。

映画版のガン設定も、ぜひそのあたりを考慮して欲しい。

また。飛葉のウッズマンとショットガンには、象徴的な意味も含まれていると思う。

飛葉の魅力として、シャイな少年「飛葉ちゃん」と、ハードボイルドなワイルド7のリーダー「飛葉大陸」という、「強烈な二面性」を持っていることがあげられる。

「少年」と「ハードボイルド」。

この「少年」の部分を象徴しているのが「ウッズマン短銃身モデル」で、「ハードボイルド」を象徴する部分が「ショットガン」ではないかと思っている。

というのは、ワイルド7の続編で飛葉が持っているゴテゴテした拳銃(リブ付き銃身のもの)が、どうにも「飛葉」らしく感じられず、「なぜ飛葉らしく見えないのか?」と自問した結果、ウッズマン短銃身モデルの持つ「少年性」に気付いたからだ(←大げさw)。

僕が思うに、ウッズマン短銃身モデルの、あの小っちゃくてツルンとした「先っちょ」は、がきデカの「こまわり君」やトイレット博士のメタクソ団の連中が股間にぶら下げているモノに形態が酷似している。
つまりこれは「少年性の象徴」なのではないか...?

飛葉には、「飛葉らしいガン」を持たせて欲しいのである。

ショットガンは現代版らしく、ストックがフォールディングタイプだったり、あるいはセミオートのモノも良いだろう。基本的には何でも良い。

だが拳銃の方は、飛葉らしい「少年らしさ」を感じさせるシンプルな外観で、テクニックが活かせる、非力だがコントローラブルなモノ(小口径)でないと困る(もちろんオートマチック)。

それが満たされるなら、ウッズマンでなくても良いが、「ワイルド7らしさ」を出すには、銃身が露出したスタイルでなければならないだろう(結局、かなり限定されてしまう訳だが...)。

要するに、最近映画などで良く見かける、SIGやグロック、ベレッタM92とかじゃ、ぜんぜん「飛葉」にならないということなのである。「なぜウッズマンなのか」「なぜショットガンなのか」をキチッと考えてくれたら良いな、と思うのだ。

Hiba_woodsman

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ワイルド7映画化への意見(コスチューム編)

映画「ワイルド7」いよいよクランクイン。
北九州FC(フィルム・コミッション)のサイトに、エキストラの撮影スケジュールが載っている。
それによると、政治家などが集る大規模なパーティのシーンがあるようだ。

羽住英一郎監督最新作『WILD 7』エキストラ大募集!!
http://www.kitakyu-fc.com/whatsnew/index.php?id=49

僕の脳裏にはただちに「黄金の新幹線」終盤のパーティシーンが浮かんでくる。
ワイルドたちの本質は「猟犬=ドーベルマン」という鮮烈なイメージが刻みつけられる名シーンだ。
ぜひ映画で再現してもらいたい。


望月ファンが集れば、「ワイルド7の実写映画化はまだかな?」という話題が必ず出るものだが、それがいざ現実になると、ある種の怖さを感じるもの。
みんなこの作品が大好きで、映像化への期待がとても大きかったから。


もうクランクインということは、あの隊服、ガン、バイクがすでに完成しているということだ。
果たして、ちゃんとしたものが出来ているのだろうか...?

隊服は、かつてのテレビ版のように茶色だったりということはないだろうが(オリジナルは黒)、腰回りの装備(無線機などが内蔵されている設定)を「ワッカ」で代用するような簡略化した造りじゃダメだ。
あの部分は、ジャケットと別体で立体的な構造のはずだから、それをキチッと再現しないと。

設定は現代なので無線機(マイク・イヤホン部分)はヘルメットに内蔵となるだろうから、腰回りの装備の解釈は変るかもしれない。

しかし、あの腰回りの装備は隊服のデザイン上のアクセントだし、007的な「各種秘密装備」は少年の心をくすぐる要素なので、ぜったいに再現して欲しい部分である。

隊服の各所には、現代的にプロテクターが装備されるんじゃないかと思っている。


次にヘルメットだ。
現代の目で見ると気になるのが、チンカップ
飛葉たちのヘルメットには、三億円事件のモンタージュ写真のようにチンカップが装着されているが、チンカップは現在では危険性があるということで、自転車用のヘルメットでも許可されていない。

だからといってチンカップなしじゃ、しまらない。
そこでだが、すぎむらしんいち版ワイルド7トリビュートのように、チンガードを付けてみてはどうだろうか?
なかなか凄みが出てカッコイイと思うし、現代的なイメージも出ると思う。

すぎむらしんいち版ワイルド7トリビュート


今回の映画で、初めて「みそっかすのユキ」が映像化されるのでは?と期待しているのだが、他の隊員たちと違ってユキは基本的にノーヘルである。

これには「女性キャラだから顔を見せたい」ということのほかに、「髪の動きで躍動感を出したい」という表現上の理由もあると思う。

望月先生は、女性キャラのパンツの「シワ」の作画を決して弟子には任せず、すべて自分で描かれたそうだが、それは「女性のヒップの張りを表現するには、微妙なシワの表現が必要だから」という理由なのだそうだ。

そういう先生だから、ユキのノーヘルも「表現上の理由」というのもあり得ると思う。

ノーヘルでのバイクスタントは難しいかもしれないが、「ミッション・インポッシブル2」や「マトリックス・リローデッド」ではノーヘルでやっていたし、この2作にはない「揺れる髪の毛でによる躍動表現」にぜひ挑戦してもらいたい。

最高人気エピソード「地獄の神話」終盤の、モンスタートレーラー戦(画像)のような!

ワイルド7ユキYuki1
ワイルド7ユキYuki2


コスチュームに関する話だけで、こんなに長くなってしまった。
ガン、バイクに関する意見は別記事にしたい。

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瑛太主演でワイルド7が実写映画化!

以前から「話は来てる」と聞いていたが、ついに実写映画化が発表!
これは望月三起也ファンとしては大朗報。めでたい!


瑛太がダークヒーローに!悪党警察官役でバイクアクションも!「ワイルド7」が実写映画化決定(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0030626


主役の瑛太は大型二輪免許所持者であることが起用の要因だそうで、本気でバイクアクション映画を撮ろうとする姿勢が感じられる。また、脚本を1年近く練り込んだというあたりも期待できる。

以前、望月先生は「俳優にこだわりはない。バイクをちゃんと7台、そして破壊用にもう1セット揃えられるかどうかがポイント」と仰っていた。

なかなか高いハードルだけど、今回これがクリアされたということなのだろう。
「ミッション・インポッシブル2」を超えるようなスーパー・バイクアクションを期待したい。


ワイルド7の魅力はバイクアクションだけじゃない。

ワイルド7の本質は、望月先生が一番お好きだという映画ジャンル「西部劇」にあると思う。

「現代版・西部劇」。それがワイルド7。

バイクは馬、ショットガンはカウボーイの鞍につけられたサドルガン。
襟の警視長バッジは、臨時保安官のバッジ。

臨時保安官に採用されたアウトローたち。その現代版がワイルド7というわけ。
この雰囲気を出せるかどうか。期待したいね。


望月先生は、「キング・オブ・少年マンガ」だと思う。
ハードでワイルドなストーリーが展開されるけれど、キャラクターたちの姿、仲間意識は実にすがすがしい。けっして陰鬱な作品ではない。

これぞ、少年マンガ。こうした「少年マンガらしさ」をきっちり表現してもらえたら嬉しいね。


そして、望月キャラクターの多面性をうまく表現して欲しいと思う。
ハードで冷酷な面と少年らしさが同居する最年少リーダー飛葉。
怪力巨漢のキャラクターだが、けっして「カレー大好きキレンジャー」ではないヘボピー。

アクション一辺倒ではない、味わい深い原作のテイストを引き出して、世界に誇れる最高のアクション映画を作って欲しいね!


以下は、「月刊望月三起也」に私が投稿したワイルド7関係の記事です。
ぜひ読んで、この名作を思い出して下さい。


「植物園の戦い」から望月アクションの魅力を探る
http://wild7.jp/3866

ワイルド7「死神を処刑」
http://wild7.jp/2807

ワイルド7「魔像の十字路」
http://wild7.jp/1956

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月刊望月三起也の作品紹介に「生還」が掲載

「作品紹介」の方には、久々の登場になります。
月刊望月三起也 作品紹介「生還」
http://wild7.jp/4986

この「生還」という作品、30年あまりも単行本に収録されなかったため、知っている人も少ないんじゃないかと思います。でも、あの土山しげるさん(当時カエルぷろに在籍)が特に思い出深い作品としてあげているそうで、先生の「知られざる名作」と言えるかもしれません。

2003年に出た単行本は現在絶版中のようで、下記リンク(Amazon)等から中古で手に入れていただくしかないですが、ぜひ多くの方に読んで頂きたい素晴らしい作品です。

望月先生のライフワークは戦記物であるといって良いと思います。また「ワイルド7」など現代物の作品にも軍隊や軍に関係する組織(軍需産業等)が多く出てきます。

こうした作品の中で一貫して描かれる「ミリタリー」なものに対する先生の見方。態度(嫌悪)。僕はそこに共感し、強く魅かれるのです。

この「生還」は、「ミリタリー」のうちの「組織」の問題にフォーカスを当てています。そして、他の作品より、メッセージ性が強烈なのが特徴です。

先生の作品は、メッセージを正面から声高に叫ぶようなことはせず、あくまでも「物語」を優先させる傾向がありますが、この作品の掲載誌は「平凡パンチ」という青年誌だったこともあり、普段の戦記作品よりもメッセージ性が強く、「心理劇」と呼べるほど人間の内面を扱った作品になったようです。

そういう点で、この作品を「異色作」と呼ぶこともできると思います。


私の言いたいことはすべて「作品紹介」の中に書いてありますが、特に強調したいのは、この作品はテレビドラマや舞台の原作に使えるのではないか、ということです。

横井さん、小野田さんという誰でも知っている事件がベースですし(掲載時、小野田さん事件はまだ起きていませんが)、ここで描かれる「組織と人間」「人間の自由」の問題は、人間社会には普遍的なものです。

どなたか関係者の方、この作品の映像化、舞台化に取り組んでいただけないでしょうか...?

Seikan1
Seikan2
Seikan4

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望月三起也先生の新作「バサラ戦車隊」連載開始!

「W7」休載中ということで先生の新作に飢えていた我々望月ファンが待ち望んでいた日が、ついにやってきた。

明日(9/13)発売の「月刊アーマーモデリング 2010年10月号」にて、先生の戦記物の新作「バサラ戦車隊」がいよいよ発進!である。

この作品タイトルは、先生が大好きと仰る「サハラ戦車隊」から取られたものだろう。

望月先生のライフワークと言えば、やはり戦記物。「原点回帰」といったところだろうか。

「サハラ戦車隊」と言えばM3中戦車が大活躍するが、先生の「バサラ戦車隊」では八九式中戦車が主役メカになるらしい。どちらも中戦車と名が付くが、わが八九式は米軍のM3軽戦車よりも軽量なのである。

作品の舞台はソ連侵攻後の満州となるらしい。はてさて、どのような「闘い」が描かれるのだろうか。
恐らく度胸と知略とチームワークと運...だろうなぁ。八九式の戦闘力では。

「月刊アーマーモデリング」では、11月号から八九式のモデルが何号かに分けて添付されるらしいから、連動企画なのだろう。こういう試みは面白いと思う。漫画のシーンのジオラマが作れるし、望月先生みずから漫画をジオラマ化した作品を見てみたいものだ。

「サハラ戦車隊」についてだが、「最前線」執筆時(1963年頃)はM3中戦車の三面図がなく、そのスケッチをするために「サハラ戦車隊」を何度も観に行ったそうだ。インターネットで何でも調べられる現代からは想像もつかない話だ。若い読者は、この連載でそんな「戦記コミックの先駆者」の情熱に触れて欲しい。

望月先生と言えば、タミヤの新製品をすぐに作品に登場させることでも知られる。
となると、ソ連のBT-7が敵役で出てきそうな気がするのだが、どうだろう。


Am010

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松本零士さんの「衝撃降下90度」と「戦闘機シリーズ・震電」

望月先生の作品で最も有名なのは間違いなく「ワイルド7」だが、先生はデビュー直後の60年代から90年代に至るまで戦記コミックを描き続けて来られた、「戦記コミック」の代名詞的存在でもある。

僕の個人的見解では、戦記コミックの代表的作家は、望月先生松本零士さん小林源文さん。そして系統はまったく異なるが、水木しげるさん...となる。

小林源文さんは望月先生の「最前線シリーズ」文庫判の後書きで、子供時代、「最前線」など望月戦記コミックの熱心な読者だったと述べておられた。

松本零士さんも、望月戦記コミックの影響を強く受けているようだ。
そう思わせる作品、それが今回取り上げる「衝撃降下90度」である。

「衝撃降下90度」は。ビッグコミックオリジナルの1975年11月20日号に掲載され、少年サンデーコミックス「戦場まんがシリーズ」第5巻のタイトル作品として刊行された作品で、同シリーズの代表作のひとつとされる人気作品のようだ。

ちなみに僕は小学校高学年時代、このシリーズに大いにハマり、今でも松本さんの最高傑作は「戦場まんがシリーズ」だと思っている。30〜40ページ前後の一話読み切りのスタイルが松本さんにピッタリのフォーマットであり、その手腕が天才的に発揮された作品群だと思う。

次に望月先生の「震電」について解説しよう。

この作品は少年ブックの1964年11月号の付録に掲載され、「隼」という作品の単行本に収録された一話読み切りの短編である。その後得意となるメカものの習作的な作品で、飛行機を苦労しながら描かれたそうだ。
近年では、2003年にぶんか社から発行された「望月三起也戦記コミック傑作選Vol.1 航空戦記コレクション シルバー・ハンターー銀翼の狩人ー」に収められている。


では、「衝撃降下90度」と「震電」の関係を見ていこう。

まず、状況設定と登場人物から。

これがまず「同じ」といっていい。

大戦末期の日本。既存の技術(レシプロエンジン機)で世界最高の戦闘機を作ろうとする、2人の若者の物語。2人は幼なじみだ。

望月作品では、下士官のパイロットと士官のパイロット(ともにテストパイロット)で、士官パイロットの中野少尉は航空機の技術にも明るく、設計者からも一目置かれる存在。
下士官パイロットの城山一飛曹は事故で片足を失って義足となり、現在は地上勤務に就いているが、いつか大空に舞い戻ろうとリハビリを行い、機会を窺っている。

松本作品では、テストパイロット(台場)と設計者(山越)の組み合わせ。
台場は急降下テスト中の分解事故を繰り返し、足、腕、眼...と身体の一部を次々と失い、義足、義手の身となりながらも、音速突破に執念を燃やし、気弱になる山越を叱咤激励する。


テスト飛行中に戦闘に巻き込まれる部分も共通するし、松本作品ではクライマックスとなる、急降下中に操縦不能になるシーンも望月作品に登場する。


両作品で最も異なるのは、登場する機体である。
これは作品の「もうひとりの主人公」とも言える存在。

望月作品では、タイトルどおり「震電」
実在の試作戦闘機である。

ここで重要なのは、震電はプロペラが後方にあるレイアウトのため、脱出時にプロペラに引っかかる可能性が高い、テストパイロットにとって非常に危険な機体だということである。

作品中でもこの件について言及があるが、テストパイロットが主人公の作品を盛り上げる重要な要素だし、「史実」の重みもある、とてもうまい設定だと思う。

松本作品では、後付けで「キー99」とネーミングされた機体が登場する。
これはフロントにタンデムでエンジンを搭載し、二重反転プロペラを駆動するという双発の試作戦闘機だが、松本さんが創作した完全な架空機である。

松本さんの大戦期の戦記コミックに、まったくの架空機が出て来るのはこの作品だけだと思われる。

つまりこれは非常に珍しいことなのだが、その理由としては、ここで震電を出すと「震電」と完全に似てしまうため、という以外の理由が思い付かない。

「ピストンエンジンという既存の技術で最高の戦闘機を作る」という目標、「テストパイロットに危険なプロペラ配置」というストーリー展開に有利な機体デザイン、そして何よりも「史実」という重み。

すべてが震電を登場させることで利用できるのに、なぜ架空機だったのか

この「キー99」は、フロントタンデムエンジンというモノ凄いレイアウトだが、これは震電を前後ひっくり返した...というより、「震電とは違う既存のレイアウトの中で、究極のデザインを」という発想だったのだろうと思う。

僕は、この機体は松本さんなりの「震電」へのオマージュだったと理解している。


両作品を比較すると、同年の生まれである両作家の出自、個性の違いがはっきりして面白い。

松本さんの父親は陸軍のパイロットで、末期には四式戦闘機「疾風」にも乗っていたそうだ。テストパイロットの経歴もあるそうだから、相当なものだ。
しかも「敵だった国の飛行機に乗れるか」といって航空自衛隊入りを拒否したという硬骨漢だったらしい。
このあたりの姿(パイロットの意地)が「衝撃降下90度」の台場や「紫電」の服部あたりに色濃く投影されているように感じる。

一方の望月先生の父親は宮大工という市井の人(従軍したのかどうかは知らないが)。

望月戦記コミックの大きな特徴としては、「市井の人が主人公」というのがあげられるだろう。
ほとんどの主人公が「戦争に巻き込まれた市井の人」であり、戦争のプロフェッショナルではない。

そして、市井の人が主人公たちと絡むストーリーがとても多い(ほとんどがそうではないだろうか?)。「震電」でも、中野少尉の病気の妹と、城山一飛曹の交流が描かれている。

これは戦記コミックのストーリーを作成する上で制約となり、ストーリー作成の難易度が上がると思われるが、望月先生の場合、「戦争と市民生活」というテーマが基本にあるようなので、これは当然のことなのかもしれない。

松本さんと望月先生は同年のお生まれだが、望月先生は横浜大空襲という惨劇を実際に体験されたが、松本さんは「戦場」を見ていない、という違いがある。

松本戦記コミックは「戦争」そのものよりも、「兵士の心情」にフォーカスされており、ファンタジックな要素も強い。望月作品の方は、先に述べたように「戦争に巻き込まれる市民」がストーリーの中心になり、視点が違う。

お二人の戦争体験の違いが作品に反映されているように思われ、とても興味深い。

余談だが、小林源文さんの父親は憲兵だったらしい。
「戦いは義務」という描かれ方が多いが、さもありなん....そんな印象である(笑)。

やはり「父親」というのは、作家にとって大きな存在ということなのだろう。


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後方にプロペラが配置される、震電の機体レイアウト

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飛鳥次郎風二枚目の中野少尉と、やんちゃ坊主の城山一飛曹

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病身の妹を思いやり、中野少尉を出し抜いて震電に乗り込んだ城山一飛曹。
この辺の流れは「メコンの落日」に影響を与えている気がする。

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急降下中に操縦不能となってしまう震電!

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1964年の段階で十四年式拳銃をしっかり描けているとは、さすが望月先生だ

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ここから「衝撃降下90度」。急降下中に操縦不能となってしまった「キー99」

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この作品タイトルの入り方が「戦場まんがシリーズ」の特徴であり、最高に素晴らしい!

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片足を失って入院中の台場を見舞う山越

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ジェット機もロケット機も間に合わない。ピストンエンジンで最高の戦闘機を!

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己の執念のため、ラストフライトに臨む台場。執念の鬼となった彼の姿は、「空の死神」と化したベルリンの黒騎士、リヒターに通じるものがある。彼らの帰るところは....

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