カテゴリー「クルマ」の3件の記事

2009年7月 4日 (土)

ハイブリッド車の「音」の問題の解決法

ハイブリッド車は低速・発進時にモーターで駆動するが、その際エンジン音がしないのが歩行者を驚かせているようだ。

ハイブリッド車、静か過ぎて危険....接近気づかない恐れ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090703-OYT1T00120.htm

歩行者に注意を促すためにホーンを鳴らすのは道交法で認められていない(警笛区間や、危険が差し迫っている場合に限る)ので、このことが問題になるのだと思う。ドライバー側から能動的に警告音を発するのは無理がある(運転に集中できないし)。

対応策として、クルマからオルゴールのような音を出すようにする案もあるらしいが、これはダサ過ぎる。そもそも、これでクルマが接近して来たかどうか分かるのだろうか。

ここは単純に、タイヤの静粛性を下げてみてはどうだろうか?

バスのタイヤや、オフロード用のブロックパターンのタイヤの走行音は大きいが、ブロックパターンにしなくても静粛性を下げる工夫は出来るはずだ。メーカーは常にタイヤの静粛性を上げる工夫をしているので、その逆はラクだと思う。

ハイブリッド車用に、低速時に一定の走行音がするタイヤを開発すればいいと思うが、どうだろう。

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2008年12月17日 (水)

スバルのWRC撤退に思う

スバルの一年前倒しでのWRC撤退が決定。一時的な休止ではないそうだ。最近はこんな話題ばかりで暗くなる。「みんなで渡れば」式じゃないのか? まぁスバルは本当に余裕がなさそうだけど...。

スバルはなぜWRCから撤退するのか——社長会見を(ほぼ)完全収録(Business Media 誠)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0812/17/news058.html

マーク・アレンやコリン・マクレーのドライブするレガシィの激走ぶりが忘れられない。エンジンパワー面の不利をドライビングでカバーしようと、強引、豪快にクルマを振り回していて痛快だった。アリ・バタネンのギャランもそうだけど、あの頃は「ヨーロッパ車に追いつき追いこせ」のムードが日本車陣営全般にあって、一番面白い時期だったね。バブルと言えばバブルだったのかも知れないが、夢はあったよナァ。

今後だけど、グループNの支援を積極的にやって行って欲しいね。市販車に近いクルマでの参戦こそが、本来、日本車ラリーの真骨頂のはず。WRカーには親近感が全く持てないけど、レオーネでのサファリ参戦なんか本当にカッコ良かったよ。これからは、初心に帰ってグループNでの長距離耐久ラリー(セミワークス体制でのプライベーター支援)に期待したいね。

古いカー雑誌を引っ張り出してきたら、スバル・レオーネの広告がやたらカッコイイ。男臭くて。「はがねのチャレンジャー」「つねに挑戦を忘れない」のコピー、今読むとグッと来るネェ。これこそがスバル4WDの気概であり、「初心」だと思うな。

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2008年1月20日 (日)

あの笑顔が帰ってくる! NEW FIAT500(チンクェチェント)

NEW FIAT 500の国内販売が3月から始まるそうで、それを記念してオフィシャルサイトでブログパーツが配布されている。さっそく車体色グリーンのものを装備してみた。
これ、発売までのカウントダウンタイマーなのだが、さすがに洒落たデザインで感心する。「500」のロゴもシンプルかつ印象的で大変素晴らしいと思う。この「笑顔が帰ってくる」というコピーも人間臭くて良い。暖かみのあるクルマだからイメージにピッタリだ。

2008年3月、FIAT500が笑顔を届けにやってきます。(フィアット・ジャパン)
http://www.fiat-auto.co.jp/

この新しいFIAT 500(チンクェチェント)は、VWのニュービートルやBMWのMINIと同じレトロ・リバイバルカーだが、すでに発売されているヨーロッパでは各種自動車賞も受賞している大人気車である。

フィアット500いよいよ3月日本へ(NIKKEI NET)
http://waga.nikkei.co.jp/vehicle/car.aspx?i=MMWAh1001015012008

このクルマ、実は現行のパンダに新しいボディを載せたものなのだ。で、僕は先代のパンダに乗っていた元ユーザーなので、このFIAT500にも大変親近感を持っているわけなのだ。
先代のフィアット・パンダ(Carsensor.net)

このパンダはすべてが直線で構成されていて、フロントウィンドウも真っ平ら、室内にも鉄板が剥き出しという合理性の固まりのようなクルマだったのだけど、それでいて、何とも暖かみのある人間的なクルマで大好きだった。走りの方も「楽しい」の一言。スペック的には見るべきところは何一つないのだけど、数値には現せない楽しさがあり、非常に愛着が持てた。(トラブルも含め)これがイタ車の魅力なんだな〜と納得した思い出がある。もう一度乗ってみたいなぁ...

先代のFIAT 500(チンクェチェント)はシュークリームみたいに真ん丸いクルマだけど、これもできるだけ表面積を小さくしようとした合理化の所産。パンダとはアプローチはまったく異なるけど、目的は一緒なんだね。

日本に世界唯一のチンクェチェントの博物館があるのだけど、その「展示車両」コーナーで古いチンクェチェントを見て感じたことがある。
チンクエチェント博物館 展示車両

最近インドのタタ・モータースが発表し、大きな話題となった「27万円カー」TATA Nanoと、先代チンクェチェントはまったく同一コンセプトのクルマだね。
噂の約27万円の超低価格車 TATA Nano 発表(GIGAZINE)

RR(リアエンジン・リア駆動)のレイアウトもそうだけど、メインターゲットをスクーターからの乗り換え需要に置いているところがまったく同じである。チンクェチェントとTATA Nanoには50年の開きがあるのだが、一家が無理やり一台のスクーターに乗っている環境から国民を脱却させたい、安全で快適な四輪車に国民誰もが乗れるようにしたい、という自動車メーカーの気持ちはまったく同じである。

世界第2位人口11億のインドの民に国民車が行き渡ったら地球環境はどうなるのか...といった「懸念」や、超低価格車というコンセプト自体を嘲笑する向きもあるようだが、先代チンクェチェント(スバル360も同じである)のことを考えれば、TATAを笑ったり批判することは絶対に出来ないと思う。

50年後、TATA Nano のリバイバルカーが登場したりするのだろうか...?
その時世界はどのようなクルマ社会になっているのだろう。


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