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2006年8月15日 (火)

DS用知育ソフト「えほんであそぼう」シリーズと家庭教師の思い出

「こどものための読み聞かせ えほんであそぼう」シリーズという、ニンテンドーDS用の知育ソフトが発売されている。

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僕はもともと教育分野へのIT活用に興味があって、今は亡きアップル/バンダイのマルチメディアプレイヤー、ピピン@アットマークに入れ揚げ、ユーザーグループにも入り、当時千駄ケ谷にあったアップル本社にも話を聞きに行ったりした過去がある。「ガンダム・タクティクス」という艦隊戦シミュレーションゲーム(ザンジバルに乗れた時には最高の達成感を感じたなァ!)や、美術館探訪タイトル、クラシックと絵本が合体したようなタイトルは実に面白かった。

あれから10年。知育ソフトはニンテンドーDSという素晴らしいハードを得て、ポータブルに、リーズナブルになった。タッチパネル、2画面というDSの特徴を活かした作りになっている。内蔵マイクによって「声」への反応もあるらしい。

公式サイトを見ると、そのコンセプトは「親による読み聞かせの代用」とある。「大切な親子のコミュニケーション、ふれあいをゲーム機で代用できるのか?」という声がすぐに聞こえてきそうだが、実際にはどうしようもなく忙しい両親を持つ子供もいるわけで、安易な批判はしないで欲しいと思う。

僕は大学生時代に家庭教師をやっていて床屋さんのせがれを受け持った。彼は当時中3だったが漢字が読めないどころか、アルファベットが覚えられないのである。今で言う「LD児(学習障害児)」だろうと思うのだが、これには衝撃を受けた。親御さんにいろいろ聞いてみると、独立して店を構えるという、ご夫婦が一番多忙な時期に彼は生まれ、2・3歳という最も脳に刺激が必要な時期に「テレビがお守り役」だったようだ。仕事中おとなしくしていてくれさえすれば「良い子」ということだったのだろう。

当時の僕はどう対応して良いかまったく分からなかったので、小学校低学年向けの偉人伝みたいなものを買ってきて一緒に読むことから始めた。「読み聞かせ」である。これを彼が2・3歳の時期にできていれば、このような苦労はなかっだろうと思う。この時期に、こうした「読み聞かせ」の知育ソフトがあったなら...と今にして思うのである。

結局僕は彼の成績を向上させることが出来ず、彼とのことは苦い思い出として残っている。その後彼は理容学校に進み、店を継いで結婚もして子供もいるらしい。社会的ステイタスは僕より遥かに上じゃないか(笑)。実家が商売をされていることが、結局は彼にとってプラスになったようだ。そういう意味では良かったのかな。

彼のような環境にある幼児は今の方が多いと思う。この知育ソフトなら友達の家でもどこでも遊べる(学べる)し、今後もニーズは高まって行くだろう。

こどものための読み聞かせ えほんであそぼう 1〜6
http://www.ehon-asobo.com/
●ハード:ニンテンドーDS
●プレイ人数:1人
●ターゲット:2才〜8才位までの児童、およびその家族
●希望小売価格:各2,982円(税込)
●発売日:1〜3好評発売中、4〜6:10月発売予定

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