カテゴリー「湘南ベルマーレ」の472件の記事

2011年6月30日 (木)

第2節 ジェフ千葉戦を振り返って

また負けてしまった。(+_+) 原因は数多く考えられるが、僕はセットプレイで(色々工夫しているにも関わらず)点が取れないことが一番問題だと思う。

先日のなでしこジャパンの試合、相手がフィジカル空中戦を仕掛けてきて苦戦したものの、岩渕真奈が仕掛けて得たFKを、宮間あやが直接決めて勝った。まさに絵に描いたような得点パターン。

ベガルタ仙台がこれだけ頑張れているのも、セットプレイの強さが大きい。

今季のベルマーレ、あれこれ考えたセットプレイを練習しているようだが、いまだにひとつも得点出来ていないのではないか? せめてキーパーが前にこぼすような、きわどいシーンを作るくらいはして欲しい。
最近使われ出した期待のキッカー、岩尾憲が負傷中らしいのが痛い。まったくついてないよ。

攻撃がうまく組み立てられない時もある。そういう時に求められるのがセットプレイからの得点だが、これがまったく決められないというのは、キツイ状況の中で本当にキツイ。

J1昇格後のことを考えても、セットプレイを得点源のひとつに数えられるくらいにしておかないといけないはずだが・・・。

ショックだったのが、オーロイが下がった後半、ベルマーレの攻撃が何もできなくなったこと。
ジェフ千葉の選手全員が、ボールの予測、寄せの早さ、球際の強さ、展開力、走力、すべてに上だった。

これじゃどうにもならないのだが、こういう展開の試合をもつれさせるのがセットプレイ。
それがまったく決められないから、こんなふうな内容どおりの結果になってしまう・・・。

セットプレイは今後も徹底的に練習して欲しいね。


この試合で良かったことと言えば、「伝説の人」松尾直人の登場だろう(調べたらJ2は初出場らしい)。
ハングギョンがまさかのレッドカードということで回ってきた出場機会だが、しっかりアピールはできたと思う。
対人守備は強いようだし、ロングパスを前線に通す戦術眼も持っているようだ。

この日はボランチだったが、センターバック、サイドバックが本職らしい。大量失点を繰り返している今、この松尾をどこかで使わない手はない。次節どこで使われるのか?楽しみだ。

毎試合の失点もヒドイが、それよりヒドイのが無得点病。
この4連敗中は無得点で来ているからかなりの重症。
セットプレイは決まらないし、得点のカタチが見えてこない。

キレイに繋ごうとしているためか、すべてのアクションが遅いのが気になる。
昨年の反省から「ポゼッションサッカー」を目指そうとしている悪影響だろうか。

アジエルを起点とした中央からの崩しが、まったく繰り出せない。
ならばサイドからドリブルで崩すしかないと思うのだがなぁ・・・。

猪狩佑貴、そろそろ出番じゃないのか?
チームに勢いをつける元気者が今こそ必要だ!!

あと特筆すべきなのは、日替わり制だったゲームキャプテンが大井健太郎に固定されたことか。
背番号3のキャプテンマークといえば、ジャーンが思い出される。
いま一番チームに必要なのは、ジャーンが見せてくれたファイティングスピリットだ(それと点も取ってくれたなぁ...)。

今年の補強の目玉は大井だと思っているので、大井にはジャーン並の活躍とリーダーシップを期待したい。番長、頼んますヨ!


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2011年6月21日 (火)

第17節 ガイナーレ鳥取戦を振り返って

ガイナーレ鳥取の前半のシュート、2本じゃないかな。それで見事に2失点とは....!
この試合の問題点は、そこに尽きると思う。
相手が気持ち良〜くシュートを打てる状況にさせてしまっていた。2/2って、なかなか決められるものじゃない(3失点目も喰らう寸前だった)。

ガイナーレの選手の方が、初めから精神的に優位だったね。
これはベルマーレの守り、攻撃のパターンを完全に見切れているという自信があったからじゃないかな。

一方のベルマーレは、「慢心」があったと思う。

難敵サガン鳥栖にホームで勝利、FC東京には素晴らしいゴールで追いついてドロー、これまた難敵のザスパ草津にホームで完勝、鬼門の一つ長良川でFC岐阜に勝利。

順位的にも昇格圏に入って来た。これでホッとしたんだろうねぇ。開幕からのテンションが一度緩んじゃった。
「リーグ最少失点」とか持ち上げられたりしてね。この2試合でそれも見事に吹っ飛んだけど。
心の緩みは身体にも影響が出る。最近の走力のなさの原因は、これでしょ?


ガイナーレは、左サイドで起点となった美尾、初めて右サイドバックに入ったという奥山が特に良かった。
さらに全体の走力はガイナーレの方が上だった。
サイドでの1対1に勝てず、走力でも上回れたら試合を作るのは難しいよ。


栃木SC、ガイナーレともに、攻撃はベルマーレの中央、ダブルボランチとの対決を回避してきたわけだね。
サイドの奥深くに長いボールを入れると、そこで簡単に起点ができ、これまた簡単に中央にクロスを入れられる。
美尾の1点目、GK小針のロングフィードを阿部がヘッドで落としたところが起点になっているわけでしょ。


ベルマーレの攻撃は、サイドに開いたとしても、結局は中に入ってきたアジエルに預け、ラストパスを出させる形。これしかないんだもん!
アジエルの前、バイタルエリアに人数をかけてフタをされると途端に手詰まりになってしまう...。


アジエルの前に2〜3人相手選手がいるというのに、サイドから見え見えのパスを入れる。
これはアジエルを信頼しているというより、相手選手を見下してるってことじゃないの。
チーム全体として、アジエルが良い形でボールを受けられるようなカタチを作ってあげないと!

アジエルは以前ほど「無双」状態を作れていないけれど、結局はアジエルの素晴らしいラストパスでモノにしてきた試合がほとんど。
アジエルのパスセンスと高山のスピード。ベルマーレのいまの得点パターンってこれしかないでしょ?これをどうにかしないと。


攻撃のパターンが見え見えだけども、全体的に繋ぐ意識が高い。
こういうチームが一番カウンターを喰らいやすい。ボールを奪うポイントが分かりやすいもんね。
(そしてカウンターが一番得点に結びつきやすい!)

サイドの守備が相対的に弱く、走力で相手に劣る。
問題だらけなんだけど、さらに問題なのは、この状況が全チームにバレてしまっているということ。

すでに選手個々人の頑張りだけではどうにもならない状況だと思う。
システムも選手も即刻替えないと、この先も連敗を重ねるだけ(「七夕」も近くなってきているし・・・)。


いま巻が怪我だが、巻と佐々木との2人は先発じゃ使えないということは、そろそろ明白になったんじゃないの。
佐々木はスーパーサブか、サイドハーフでの起用が良いんじゃないかと思う。

FWは田原とルーカスでスタートすべきじゃないかなぁ。彼らなら前線で起点になれでしょう。
右サイドには高山、左サイドは坂本に戻ってもらう。アジエルはトップ下。
ボランチは永木と遠藤。大井、石神、臼井で3バック。

相手が、前線は1トップで後ろに人数をかけて守ってくる(カウンター狙い)から、4バックを並べることはないんじゃないの。
それより前の人数を増やした方が良いと思う。
サイドにロングボールを入れられてアタフタしているから、相手のパスの出し所を抑えにいった方が良いよ。

いまハングギョンが怪我なので、読みの鋭い遠藤をボランチで使ってみたいな。

選手はみんな大反省しているだろうけど、次の試合、選手の頑張りだけじゃとても乗り切れそうもない。
システム、選手起用面での大胆なアクションを反町監督には期待したい。

このチーム、一旦リセットする必要があるね。
こういう状況はシーズン中に必ず来るけど、今の時期にそれが来るというのは悪いことじゃないと思う。
これは前向きに考えられると思うけどね。


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2011年6月13日 (月)

第16節 栃木SC戦を振り返って

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉が思い浮かぶ試合.。
2点差をひっくり返した愛媛FCのようなガムシャラさがなかったし、ロボのいるところでミスしたら、そりゃあやられるに決まっている。

それよりも、こういう難しい試合をモノにしていくためには必須のはずの、セットプレイからの得点が生まれなかったことが残念。それどころかセットプレイからやられているし...(←セットプレイからじゃなかった 笑。でもFKみたいに余裕あるキックをされてちゃダメだ)。

今日のピッチコンディションではベルマーレ得意のパスサッカーが出来ず、最近の試合で攻撃を牽引していた高山薫の対策を立てられるなど、とっても苦しい展開。

いまのベルマーレの本当の実力が試される試合だったはずだが、残念ながら力不足を露呈する結果となってしまった。

でも、今年のベルマーレの目標は「3位でも良いから昇格できればいい」ではなく、「J1で通用する実力を身に付けて、結果として昇格する」のはずだから、今の段階では成績にこだわる必要はなく、これから課題をどうやって克服するかの方が大事だと思う。


今日の試合、後半頭から岩尾憲と田原豊を投入したのは良かったね。
岩尾はセットプレイなどで良いボールを蹴れる選手だから、どんどん使って育てて欲しい。
ベルマーレにもリャンヨンギのような選手が絶対に必要。

田原豊は後半だけで4本というチーム最多のシュートを放った。
髪形が2009年の時のようなイメージに戻ったし、ムードを作っていたね。

巻佑樹の方が機動力はあるけれど、得点感覚は田原の方が上。2人は仲が良く、よく一緒に行動しているようだけど、競い合ってベルマーレの得点源になって欲しい。

大事なのは次の試合だね。ガイナーレ鳥取は今日の逆転負けで次節には相当気持ちが入っているだろうし、また悪天候でピッチコンディションがベルマーレのスタイルに合わないかもしれない。

その中でどう戦うか。
今週、良い練習をして欲しいね。


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2011年5月21日 (土)

第13節 FC東京戦に向けて

前節、実力のあるサガン鳥栖にホームで勝って自信がついただろうから、今節は平常心で強敵・FC東京にチャレンジできるはず。

超アウェイ環境での苦しい戦いになると思うけど、リスクマネジメント最優先で、アウェイらしい戦いをすればいいと思う。

相手に精神的に優位に立たれると爆発的な攻撃を受けるので、シュートへの積極性は絶対に失ってはダメ。

最近ミドルシュートを積極的に放っている菊池大介にはアグレッシブにシュートに行って欲しいし、今季初ゴールをこの試合で見たいね。

鳥栖戦で素晴らしかったボランチの2人、ハン グギョンと永木亮太がどのくらい出来るかで試合は決まると思う。
ここで目立てば、サッカーファンの認知度があがると思う。頑張って欲しい。

明日は天候が崩れる可能性もある。
ここ数日は初夏の陽気で体調のコントロールが難しいだろう。
最後はフィジカル勝負で勝ちを呼び込んで欲しいね。

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2011年5月17日 (火)

第12節 サガン鳥栖戦を振り返って

鳥栖は3位という順位どおりの好チームだったね。前からボールを積極的に取りに来るし、点が取れる選手がいる。選手がプレイに自信を持っている。

こちらのホームとはいえ、こういうチームに勝利するのは本当に難しいから、辛勝だったけれど「上出来」だと思う。試合もとても面白かった。


今季のベルマーレの「勝ち方」が分かった試合だね。


5得点で勝利した開幕戦では、「巻と佐々木の2トップを止められるチームはなさそうだな」とか「2人に頼り切ったつまらないサッカーになりそうだな」などと内心思ったりしたものだが、ちょっとJ2をナメてしまってたかな?某FCじゃないけど...(笑)。


結局、この日の高山薫のように相手より走り、巻佑樹のように相手よりファイトし、西部洋平のように「指先のワンタッチ」にかける、その執念で上回る。

こういう風にチーム全体が頑張って、本当に頑張って勝つしかない。
それが良く分かったよ。


まず高山薫の先発が成功したし、ダブルボランチの永木亮太とハン グギョンの2人の出来も素晴らしかった。
永木がゴールを決めたのも大きい。ボランチが積極的にシュートを打つ。これが前節まで足りなかったことだから。

パス回しがうまいし、J1経験者も多いものだから、キレイに安全に試合を運ぼうとする傾向があった。
これが攻撃の迫力不足、シュートへの消極性を生んでいた。

この鳥栖戦もシュート数7本だし、まだまだだけれど、明らかに攻撃に対する意識は変わったね。

現在前節までJ2首位の栃木SCは得点の半数がセットプレイによるものだそうだし、J1で奮闘するベガルタ仙台もセットプレイがお家芸。

一方ベルマーレは、セットプレイから全然点が取れていない。
この課題をクリアしない限り、J1昇格もその後の残留もないと思う。
何とかしてくれ!


それと、菊池大介は早く点を決めるように!
ベルマーレで一番シュートに積極的なのは彼だと思うし、その点は高く評価できるが、やっぱりシュートは決めてもらわなくては困るよ。次に期待している。

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2011年5月 3日 (火)

第9節 横浜FC戦 & 第10節 水戸ホーリーホック戦に向けて

開幕戦が5得点の「爆勝」だったので表面化しなかったが、ベルマーレの課題が「攻撃力」であることが、この試合でハッキリわかった。一方、守備力は評価できる。問題なのは「攻撃」。

ラストプレイとなったFKを石神直哉が直接狙って外した時点で、ベルマーレには突出した「個」がいないことが確認できた。

佐々木竜太、巻佑樹、石神直哉。
J1チームから来た彼らの個人の力で何とかして欲しい試合だったが、何とかならなかった。

こんな展開の試合ではセットプレイからの得点が重要だが、相変わらずセットプレイから点が取れない...。

ベガルタ仙台のようにセットプレイで点が取れるチームなら、もっと相手がファウルを与えることを警戒してくるはず。セットプレイの得点力アップは、ファウル被害の防止にもなる。


突出した個がないのだから、これまでのベルマーレ同様、全員が泥臭く頑張っていくしかないと思う。
キレイに崩して行くだけでは、迫力が生まれない。この試合のように、相手の寄せが速いとシュートに持ち込めない。


途中出場で右サイドに入った岩上祐三(特別指定選手)はとても面白かった。
独特の緩急のリズムがあり、見事なロングスローを持っている。
プロ初出場とは思えないほど落ち着いていた。本番に強い選手と感じた。


さて水戸ホーリーホック戦である。
連敗は許されないから、何が何でも勝たなくてはならない一戦。
先日の横浜FCの選手と同じような気持ちで臨んで欲しい。

横浜の岸野さんは、重要なベルマーレ戦に元気のある新人・荒堀謙次をスタメンに抜擢し、それが見事に成功した。
反町さんにもそうした采配を期待したい。右サイドバックに、ぜひ岩上を先発させて欲しいところだ。

岩上のロングスローは膠着した展開の中で大きな武器になる。
佐々木1トップの4-5-1は機能しているとは思えないし、巻が股関節を傷めているようだから、最初から2トップが出来るか分からない。

菊池大介も一生懸命FKで良いボールを入れている。それに加えて岩上のロングスロー。
この試合はセットプレイでの得点がポイントになりそうだ。

とにかく点を取らなければ勝ち点3はない。
絶対、勝ち点3!

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2011年4月30日 (土)

なでしこリーグ開幕戦 日テレ・ベレーザ vs 新潟L

不覚にもGW突入の大渋滞にハマり、後半から観戦することに...。
明日は折畳み自転車で輪行して行こうっと。

メンバーはかなり変ったけど、サッカーは変らずベレーザらしくて安心したね。
FWは前から追うし、守備の戻り、カバーリングが早い。
こういうチーム、一体感があって良い。ベレーザ、やっぱり好きだわ。

岩渕は相変わらずドリブルが面白いし、伊藤、原のキープはワクワクする。
岩清水のクリアーはタイミングが良いよね。

GK松林のキックの飛距離、正確性は高まっているように感じた。イイね。
左サイドバックの須藤はアグレッシブで、とても見応えがあった。

センターFWがもっとボールを収めて欲しいのと、サイドアタックはもっと深いところまでエグッって欲しいってのはあったねぇ。それと相変わらずパワープレイかけられると冷や冷やさせられるね。

課題の「攻撃の起点」づくりだけど、この際、小林弥生をトップに置いても良いんじゃないかと思う。
ロアッソ熊本が藤田俊哉でやったみたいに(あるいは南ア大会の本田)、周りが見れてキープ力、展開力のある選手を前に置くという手はあると思う。

野田さん、どうだろ?


2011年4月29日(金・祝)
13:00[平塚競技場]

日テレ・ベレーザ 1 - 0 アルビレックス新潟レディース

【得点者】
24分:岩渕真奈

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2011年3月10日 (木)

第1節 ファジアーノ岡山戦を振り返って:素晴らしかったチームの一体感!

試合からすでに数日経つが、いまも思い出してニヤニヤしてしまう。
そして、次の週末が楽しみで、ちょっと不安でもある。
Jリーグのシーズンに入ったんだなぁ、と実感する今日この頃である。


2011年の開幕戦、湘南ベルマーレは5-0で快勝してスタートを切った。
どのチームも勝利にこだわる開幕戦。慎重な試合運びとなる試合が多いものだが、この大量点である。
開幕戦で5-0というスコアは、ちょっと聞いた事がない。

素直に、最高に素晴らしい開幕戦だったと思う。
5得点、そして無失点も素晴らしかったが、「チームの一体感」が感じられたことが何よりも素晴らしかった。
これが、サッカーの一番の魅力だと思う。


スタメンのうち新加入選手は、西部洋平、大井健太郎、石神直哉、巻佑樹、佐々木竜太の5名。
菊池大介は昨年は草津にレンタル、アジエルは怪我で出場なし、永木亮太と遠藤航は特別指定選手としてシーズン途中から出場。
つまり、このスタメンで昨シーズン通して出場していたのはキャプテンマークを巻いた坂本紘司と臼井幸平だけという、まったく刷新されたチームだった。

開始7分にセンターバックの大井に開幕ゴールが生まれた。
大井のヘディングシュートはGKの手に触れたのだが、今回の移籍に賭ける大井の気持ちが、ボールを押し込んだように見えた(これが入ると入らないでは大違いだ)。

この得点がセットプレイからではなく、インターセプトからの、流れの中での得点だったことが注目される。

ほぼ新メンバーのチームで、しかも緊張感の高い開幕戦。
その開始7分から、このようなリスクを負ったプレイが出た。
これは「チーム」が出来ていないと生まれないものだと思う。

まず、この補強を成功させた強化部が素晴らしい仕事をしたと思う。
20代後半のサッカー選手として脂の乗った、そして今シーズンに賭けている選手たちを獲得できた。

このチームには30代後半の超ベテランや、強烈なリーダーシップを発揮する超人的なプレイヤーはいないが、20代後半の経験豊富で意欲的な選手と、ベルマーレ在籍年数の多い「生え抜き」的な選手がいる。
全体のモチベーションが高く、バランスも良いように見える。

反町監督のコメントによると、ハーフタイムのロッカールームでは、監督の話を聞いていないかのように、選手間で積極的な意見交換が行われていたそうである。
これは、プロフェッショナルで自立した選手が中心になっているということで、監督が理想としている状況だと思う。


ベルマーレの2点目は、西部のゴールキックを巻が反らし、そのボールに走り込んだ佐々木がループで決めたもの。あっという間の得点劇だった。

この得点の素晴らしい点は2つあると思う。

まず、巻と佐々木、それぞれのストロングな部分が存分に発揮されたこと。

ハイボールの競り合いにほとんど勝利し、ファイト溢れるプレイでサポーターの心を掴んだ巻(単に跳躍力が優れているのではなく、競り方に様々な工夫をしている)。
常に相手DFのスキをうかがっている、典型的なゴールハンターの佐々木。

さすがJ1上位チームでベンチ入りしている選手はレベルが違う!
そして、特長の違う2人の組み合わせが「1+1=2以上」の破壊力を生んだ。
この「強力コンボ」を実現した強化部に拍手したい。


もうひとつは、直前にファジアーノ岡山の良い攻撃があり、それを西部がキャッチしたところから攻撃が始まっている点。「良い攻撃」が防がれた直後はスキが生まれ、失点しやすい。

この攻撃は、素早い「攻守の切り替え」から生まれたもの。
開幕戦のベルマーレは帰陣(攻守の切り替え)が素早く、攻める時は一気にゴール前に多人数が殺到してゴールを決めきった。

4点目のゴールは、巻が競ったところを菊池が佐々木に渡したことから生まれたもので、ここでも「巻+佐々木」のコンボ技が発揮されている。

この直前、岡山の選手交代があったのだが、これもスキが生まれやすい状況である。
そして、5点目は4点目の直後に怒濤のカウンターをしかけてPKを誘発したもので、これも相手のスキ、混乱に乗じたものだった。

昨年J1で最も感じたのは、「スキを与えると確実に決められてしまう」ということ。
重ね続けた悔しい失点の数々から学び、成長できたのではないだろうか。
こうした昨年の「糧」を見る事が出来たのも嬉しかった。


2トップの2人のスピードも、昨シーズンとは大きく違うと思う。
最前線から相手DFを高速で追っていけるので、中心選手のストヤノフを封じる事が出来た。
前線のスピードはJ1では絶対に必要な要素のひとつであり、高い位置からのプレス、そこでボール奪ってからの人数をかけた攻め、という今回見えた得点の形は、今後のJ2のリーグ戦でも大きな武器になると思う。


この5得点により、試合勘やスタミナに不安があるアジエル(50%くらいの出来だったが、さすが「神の子」。決定的な仕事をしてくれた)を出来るだけ長く使う事が出来たほか、怪我を抱えている坂本を引っ張らずに済むことが出来た。

さらに、長身の新人DFソン ハンキをピッチに送り、遠藤をボランチの位置に入れる余裕も生まれ、次節のジェフ千葉戦の「バスケットボール選手」対策のテストも出来た。

得失点差のお陰で首位スタートとなったし、やはり点は取っておくものだ。


良いことばかりではなく、課題もたくさん出た。
サイドからクロスをガンガン入れられる。CKを7本も取られる。シュートも多数浴びる。
これらは、09年とまったく同じ状況である。

ベルマーレの得点は相手のスキをうかがうものばかりで、磐田戦で前田に喰らったような「ピンポイントクロスにどんぴしゃ」という完璧な形のゴールは生まれなかった。

つまり、今季の目標に掲げている「自らが試合をコントロールしていく」という試合運びは出来なかったということなのだが、まずは「結果」が最も重要な開幕戦だし、良しとすべきだろう。
それより、上で述べたような「チームの和」が見られたことの方が重要だと思う。

今後の不安としては、快速2トップのコンディションがあげられる。
彼らはレギュラーとしてリーグ戦を戦ったことはないし、J2も初めてだ。
いつまでこのコンディションを維持できるのか。佐々木の不要なイエローカードも気になるところだ。

コンディション調整、怪我対策など、これからチャレンジしていくことになるし、現在控えとなっている田原豊らの力も必要になってくるだろう。みんな頑張って欲しい。


快勝できたし、課題も見つかったし、全般的にとても良い開幕戦だったと思う。
「胸スポンサーなし」で開幕戦を迎えることになったのが唯一「残念」だったが、勝ち続けることで道は拓かれるはずだ。


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2011年3月 6日 (日)

開幕戦に向けて...「ボールを前に運べ」るか?

昨シーズンを象徴する言葉が、反町監督のハーフタイムコメント「ボールを前に運べ」である。

昨年のJ1での戦いは、まさに「ボールを前に運べない状態」だった。
これはもう、監督、サポーター(?)としては、お手上げの状態である。


今年のベルマーレはセンターバックのジャーンが退団し、彼に匹敵する「何でも跳ね返す屈強型CB」は補強されていないが、逆に、前の選手やサイドバックの選手に、ボールを持てる選手、シュートまで持っていける選手が集められた。

今回のアジアカップの日本代表は、センターバック陣に不安を抱えていたが、前の選手にキープ力や、シュートまで持っていく力があったので、チームの「和」が成り立った。


ベルマーレは、この日本代表のように、まとまりのあるチームになって欲しい。


J2でしっかりと「ボールを前に運べ」て、シュートまで持っていけるようになれば、昨日の柏レイソルのようにJ1で快勝できるチームになれる。

レイソルは、ひとりずつのキープ力が高く、ボールの無いところでも複数の選手の動きがあり、繋ぎのアイディアも豊富な素晴らしいチームだった。


これまでのベルマーレは、「相手に攻めさせてカウンター」「サイドから入れても中央で跳ね返せばいい」といった戦い方であり、J2の精度の無さに助けられて昇格はしたものの、J1ではこれがまったく通用せずに見事玉砕してしまった。


「キープ力の高さで相手に攻めさせない」という、スペイン代表みたいなチームに変貌していかなくてはならない。
その「変貌」を開幕から見せることが出来るだろうか...?


選手や戦術がガラッと変わると、チームが馴染むのに時間がかかる。
それは、昨日の京都サンガ、清水エスパルスの戦いぶりを見れば分かる。

また、「開幕戦特有の緊張感」というのは(あの強力な)FC東京が、感じさせてくれた。


「ニュー・ベルマーレ」がいきなり見られるかどうか難しいところだが、思えば反町監督が就任した2009シーズンは、まったく新しいシステムで主力も変ったが、いきなり開幕5連勝を飾った。

開幕戦から、いきなり「ベルマーレ Mk.II」が発動したっておかしくはない。

しかし、「たぶん1点が遠いのだろうな」とか、「タイでの試合みたいに攻め込んでカウンターでやられやしないか」という不安も大きい。


たぶん佐々木竜太、巻佑樹の2トップが先発すると思うが、彼らはこれまでのベルマーレにいなかった、スケール感のあるストライカー。

この2人のパワーのあるプレイに、坂本紘司や石神直哉がどう絡んでいくか。

とにかく先取点! それで監督、サポーターの気持ちを早くラクにして欲しい。


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2011年2月20日 (日)

ベルマーレワンダーランド 2011

今年はさらに面白かった! やっぱり選手、スタッフの笑顔がたくさん見れるのってイイ。
選手たちからは、「試合後、サポーターのたくさんの笑顔が見れるように頑張る」というコメントがあったけど、われわれサポーターも、この日のような選手たちの笑顔が見たくて競技場に行くわけだ。

一番注目されるのは選手たちのお笑いイベント。
これによって新加入選手のキャラクターや「ステージ度胸」、選手間の関係が垣間見得るので観戦のための情報収集にうってつけ。サッカーはメンタルスポーツで、チームスポーツだから。

今年印象に残ったのは猪狩祐貴、高山薫、坂本紘司の各選手。

猪狩はワンダーランドのお笑いイベントの功労者だし、「また来年も出たい」というコメントに実感がこもっていて良かった。今年ベルマーレで活躍し、来年も契約してもらえないとワンダーランドには出られない。

別にワンダーランド目的で選手をやる訳じゃないだろうけど、ワンダーランドはベルマーレの一員としてシーズンをスタートできる象徴的なイベントなので、「また出たい」という気持ちは良く分かる。

多くのサポーターも「また見たい」と思っているはずだ。今年も頑張って欲しい。


「ピン芸」を披露したFWの高山薫。ウクレレ生演奏で桑田佳祐のモノマネを行い、芸人のモノマネも。
「ステージ度胸」と言う点では最高点だと思う。いや、驚いた!

先日のタイ・ポートFC戦では途中交代で点を取ったし、何かを持っていそうな気がする。
去年いなかったスーパーサブの役割を期待したい。開幕戦、ベンチ入り出来るといいな。早く試合で高山を見たい!


そして、オオトリに出演し、すべてをさらっていったチーム最古参の坂本紘司。
「湘南キャンディーズ」にまさの登場で、会場は歓声よりも悲鳴に包まれた...。
ベテランが本当に良くやったと思う。嬉々としてやったのが何よりもエライ(笑)。

今回の行動は、「チームをリスタートさせるぞ!」というチームリーダーからの強い覚悟の現れだと思う。パフォーマンス後のコメントも良かったし、彼の意識は完璧に内外に伝わったと思う。素晴らしい!


ステージの最後、クラッカー打ち上げの掛け声を誰にやらせるかを決めるのに散々モメたが、ハン・グギョンになったのは良かったと思う。
まだ二十歳と若いが、去年は苦しいチーム状況の中で頑張ってくれた。そんな彼をもり立てようというチームメイトの意識が感じられた。


去年で引退して強化部入りした田村雄三はカンペを出したり裏方の仕事をしていたが、ラスト、田子さん、ロンちゃんに誘われてコメントを述べ、観客に花道を作ってもらって退場していった。
こういう暖かさがとてもベルマーレらしくて良いと思う。


会場の雰囲気も暖かかったし、ますますベルマーレというチームが好きになれるイベントだ。
開幕が本当に待ち遠しい!


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ベルマーレ・ソフトボールチーム
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