カテゴリー「日テレ・ベレーザ/女子サッカー」の153件の記事

2009年9月 1日 (火)

なでしこリーグオールスターと前座試合

西が丘サッカー場で行われた、なでしこリーグオールスター2009と前座試合を観戦してきた。今季から東京電力マリーゼの監督に就任して素晴らしい戦績を上げている菅野将晃監督が、オールスターの1チーム「なでしこROSA」を率いる。そしてお楽しみの前座試合には上田栄治さんと、同じくベルマーレOBの北島義生氏が出場。ベルマーレファンには堪えられない状況である。

マリーゼ スペシャルレポート 菅野監督インタビュー
http://tepco-mareeze.jp/fanzone/special/sr05.html

そしてVIP席には私が尊敬する漫画家の望月三起也先生の姿もあった。先生は、日本の女子サッカーの黎明期(70年代)に女子のクラブチームを立ち上げ、指導してリーグ戦に参加していたのだ。ワイルド7等を連載していた最も忙しい時期に「日曜はサッカーの日」と決め、チームバスを購入し、男女クラブチームの運営、育成に当たり、もちろん自らプレイもしておられた。私の茅ヶ崎の知りあいもこの女子チームに在籍していた。色んなところに練習や試合に連れてってもらって楽しかったと今でも感謝している。そんな望月先生は、現在もなでしこリーグの顧問を務められ、世界でメダルを狙える位置にまで来た日本の女子サッカーを見守っておられるのだ。

前座試合では北島義生氏が先発である。「日本代表・JリーグOB&なでしこリーグOGチーム」の中にあって、代表はおろか1部でのプレイ経験もない同氏のキャリアは圧倒的に見劣っており、観客のほとんどは「誰だ?」と思っていたと思うが、私を初め数人は北島氏のプレイを楽しみに見に来ていたのだ。

右サイドハーフで先発した北島氏は、スーパースターのラモス瑠偉氏にパスを供給することに専念していた。引退後とは言え、こんな豪華なメンバーの中でやれて楽しかっただろう。下のURLの記事をご覧になれば分かると思うが、北島氏のキャリアはある意味ですごい。まさに「執念の男」。この北島氏の「執念」、そしてどんな時も前向きな姿勢は確実にベルマーレに根付き、今年のチームにも受け継がれていると思う。

北島義生インタビュー:サッカーをずっとやってきて思うのは 頑張ってる人には1年に1回絶対にチャンスが来る
http://www.jobi-joba.com/community/intervieu/bibara/back-number/2004/11_15.htm

思えば、北島氏ほどベルマーレでプレイ出来ることを感謝していた選手はいないだろう。「夢」である1部リーグ昇格を狙えるチームに、ついに、ついに辿り着いた。そういう気持ちがプレイの中から伝わってきた。サポーターとしてはチームを愛してくれる選手が一番嬉しいし、ありがたい。だから北島選手のことは忘れられないのだ。

北島選手のプレイで忘れられないのが、フッキを擁する東京ヴェルディ戦で土壇場で追い付いた試合。右サイドでボールを持った北島選手は、ヴェルディの選手を1人かわし、ゴール左にいた坂本紘司に見事にロングパスを通した。そんなことが出来る選手ではないのである。真横にいる選手にパスミスをかますこともあったのに。あの瞬間、まさに「火事場の馬鹿力」を見た。人間の能力は本当に計り知れないものだ。

次は上田栄治さん。なでしこジャパン、いや日本女子サッカー全体の大恩人の一人だ。アテネオリンピックへの出場がなかったら、なでしこリーグの存続すら危うかったはず。現在も協会の女子の委員長だ。ベルマーレの前身フジタではFWでならした。この日の背番号11がとてもよく似合っていた。

上田さんのプレイを観るのは初めてだったのだが、そのスピード、アグレッシブさ、本気度には驚かされた。昨年は試合中にリフティングを披露し、対戦相手(女子中高生)から「真面目にやって下さい!」と怒られたラモスさん(試合中に削られてアキレス腱を痛め、試合後病院に直行)も今年はかなり真面目に取り組んでいたが、上田さんはボールホルダーのDF(女子中高生)にスライディングタックルをかましてボールを奪いに行くという激しさ。間違いなく、チーム一番の本気度だった。

上田さんがベルマーレの監督時代(第2期)にお話と握手をして貰ったことがあるのだが、握った手の力強さと、目のアツさに驚き、感動した。思えば、ベルマーレOBでもある上田さんの監督復帰こそ、現在の反町ベルマーレに続く「暴れん坊復活路線」のスタートだった。

「4位を狙う」とかではなく、「昇格」を明確にチーム目標に掲げ、走力と球際で負けない情熱の感じられるサッカー。これは我々が熱望していたものだ。そのサッカーが上田さんのこの日のプレイからも感じられて嬉しかった。上田さんは、反町さんがベルマーレ選手の時代にフロントをやっていて、「給料は上げられないから、コーチの勉強に行く時間をあげるよ」と言って、反町さんが指導者の道に進むきっかけを与えた人でもある。

色んな歴史の積み重ねが、今の反町ベルマーレに繋がっていると感じた一日だった。

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2009年8月 9日 (日)

小野寺志保さんのCD「START!」が発売!!

日テレベレーザ/なでしこジャパンでGKとして活躍し、昨年引退した小野寺志保さんのデビューCD「START!」が発売された。Amazonで予約していたのだが、昨日届いた。一般のCDショップでの流通は少量らしい。

なでしこチームメイトのほか、現在渡米中の澤、荒川もコーラスに参加している。みんなでヴォイストレーニングを受けていたようだ。

本気のヴォイストレーニング♪(なでしこコラム/小野寺志保)
http://www.nadeshikoleague.jp/fan_zone/columun/104/index.html

作詞もしているのだが、代表で第2GKが長かった苦労や、セカンドキャリアに挑んでいる現在の心境が反映されているように感じた。背景が理解できるだけに、その「想い」が非常にリアルに感じられる。ヴォーカル+ピアノバージョンだと、肉声が前に出てくるので、それがさらに強調されていい感じだ。

小野寺さんはこれからシンガーとしてやっていくのだろうか。見た目と違って(?)かなり面白いキャラクターなので、レポーターや司会者、芸人(笑)なんかもイケルと思う。思い切ってチャレンジして欲しいな!

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2009年5月17日 (日)

新型インフルエンザの影響で、INAC vs ベレーザ戦が延期!

新型インフルエンザの影響で、明日17日開催予定だった なでしこリーグのINAC対ベレーザ戦が延期された。

なでしこリーグ・試合延期について
http://www.nadeshikoleague.jp/topics_detail.php?id=1037&year=2009

すでに神戸入りしていたベレーザサポも数人おられるとのこと。

ベレーザ12
http://ameblo.jp/beleza12/entry-10262315816.html

こういうことがあると、事態を身近に感じるなぁ...

今年、調子の良いベルマーレ。ようやくこのレベルに来た。そんな中での新型インフルエンザ。今後Jリーグの2009シーズンがまるごと延期になったりしないだろうなぁwobbly 怖いよう。早く収まって欲しい...

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2009年5月11日 (月)

日テレ・ベレーザ vs 浦和レッズレディース戦を振り返って

首位のレッズレディースを、ベレーザが3ー1で下した。失点はセットプレイ時のオウンゴール。安藤梢にサイドを突破されるシーンなどがあったが、危ない場面は少なかった。

ベレーザ公式
http://www.verdy.co.jp/beleza/

前節マリーゼ戦の敗北で泥沼にはまり込むかと思われたベレーザだが、見事に立て直してきた。最大の勝因は「システムと人員配置」だと思う。選手が力を発揮できるポジションと役割を与えさえすれば、首位のチームをもしっかりと下すことが出来るということを我々に見せてくれた。スタートダッシュ失敗の要因は「世代交代中のため戦力ダウン」ではない、ということだ。登録人数が18名というのは不安要素だが、選手の実力的には十分に優勝を狙えると感じた。

FWの大野忍と永里優季にボールが収まり、2人のコンビネーションで切り崩せる。中盤の選手は前を向いてプレイ出来、パスコースも多い。こうなるとDFラインもしっかり上げることができる。流れの中から、ボランチの宇津木瑠美やCBの豊田奈夕葉までもがゴール前に顔を出す。近賀ゆかりのゴールに象徴されるように、攻めに関与する人数が多い。熱さの中でも運動量が落ちない。「これがベレーザのサッカー」と思わせる試合だった。相手GKが山郷のぞみでなかったら、大量点が獲れていたと思う。

全員が良いプレイを見せていたが、左サイドの2人、原菜摘子(サイドハーフ)と南山千明(サイドバック)が特に良かったと思う。レッズの攻撃の起点となる柳田美幸を粘り強い守備で抑えてくれた。「チーム最軽量」と思われる2人だが、見事な守備で勝利に貢献したと思う。素晴らしい!

今日の試合で「今年のベレーザの形」が見られたと思う。システムや人員配置を変にいじらずに、基本はこのままで...。

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2009年5月 7日 (木)

マリーゼ菅野監督、地元横浜で対ベレーザ戦初勝利!!

前湘南ベルマーレ監督の菅野将晃監督率いる東京電力マリーゼが、監督の出身地横浜で記念すべき対ベレーザ戦初勝利を挙げた。マリーゼは開幕戦以来の2勝目となる。

シュート数は13対4と圧倒されたが、押され続ける展開の中、今季初の無失点で終えられたことは大きい。ベルマーレ時代からの菅野イズムである「ハードワーク」が徹底された結果であり、「今後のマリーゼサッカーのベースになるもの」と菅野監督も位置づけている。

マリーゼの選手は東京電力に終身雇用されるので、退部しても退社する必要がない。午前中は福島県内の原発等で業務を行い、明るいうちからサッカーの練習ができる。練習場は「Jヴィレッジ」であり、これは女子サッカーチームとしては世界最高クラスの環境だ。一方、クラブチームであるベレーザの場合、選手は日中、それぞれ学校や職場に行っているので、平日の練習は夜間で、グラウンドは人工芝である。なでしこリーグの試合は基本的にデイゲームなので、通常の練習が「夜間+人工芝」という環境はハンディとなる。

このように相対的に恵まれた環境にあるマリーゼだが、そのことが精神的にマイナスに作用したのか、2部に降格してしまったことがある。会社や地元の大きな期待に応えるためにも、マリーゼは、なでしこリーグ1部の「上半分」に常に入っているチームでなければならない。このような状況の中で菅野さんはマリーゼに呼ばれた。菅野さんの使命は、このベレーザ戦で見せたような戦う気持ち、ハードワークの大切さをチームに徹底させ、今後の「基盤」を作ることだと思う。このようなミッションに菅野さんは非常に適任だと思う。三ツ沢には上田栄治さんの姿も見られた。ベルマーレ人脈が女子サッカーに深く関わっているのはファンとして非常に嬉しい。

ハードワークの徹底だけでなく、戦術的にも菅野采配が勝利を呼んだ。得点シーンは左サイドを破り、中央に素晴らしいパスが通ったことによるものだが、今季のベルマーレと同じように、ボランチのサイドの守備が問題となるベレーザのシステム上の弱点を見事についての得点で、狙い通りの展開だったと思う。ベレーザは今季初失点だ。

本来は攻撃的なMFである鮫島彩を初めて左サイドバックに起用。これが左サイドの突破に結びついた。ベルマーレもそうなのだが、サイドを攻められるとタッチライン際に選手が集まってボールを奪いに行く。そこで奪えればいいのだが、密集をすり抜けられたり、奪えずに相手にパスを出されると途端にゴール前が手薄になってしまう。中央でボールを受けたFWの本間真喜子は、ほとんどフリーだった。

試合後の菅野監督の「出待ち」には、地元ということもあり30〜40人が集まったそうだ。ベルマーレの女性菅野ファンのグループである「チーム菅野」もこれに参加、楽しい時間を過ごしたようだ。菅野さんと言えば、飾らない温かい人柄が特に女性サポーターに大人気だった。女子中高生にこれほど付きまとわれるJリーグチームの監督はいないと思う。指導者としての実績が素晴らしいだけでなく、性格的にも女子チームの監督に非常に向いていると思う。これからも健闘を続けて欲しい。

マリーゼ公式 試合結果・レポート
http://www.tepco-mareeze.jp/game/report/2009/l_090506.html

写真は前に出過ぎて第4審に注意される菅野監督。相変わらずである(笑)。

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2009年5月 6日 (水)

日テレ・ベレーザ vs 東京電力 マリーゼ戦を振り返って

日テレ・ベレーザが今季初の敗戦を喫した。開幕後の2試合は快勝したものの、その後の3試合は無得点が続いている。4-0(スペランツァ)、3-0(ジェフL)のあと、0-0(アルビレックスL)、0-0(ベル)、0-1(マリーゼ)となっている。これは「シーズン中いつかは来る敗戦」だろうか?個人的な感想だが、泥沼に片足を突っ込んでいるように感じる。選手個々人のプレイぶりはともかく、システム、メンバーの配置、交代がいただけない。どういう意図でやっているのか理解できない。監督はかなり悩んでいるのではないだろうか。

基本は4-3-3でやっているようだが、前線でまったくボールが収まらない。大野忍を裏に走らせるロングボールばかりが目立つ。攻撃の起点をどこにしようと考えているのだろうか。ボール奪取するポイント、攻撃の起点となるポイントが見えてこない。パスとドリブルのセンスのある原菜摘子は、もっと低い位置、プレッシャーを直接受けない位置に置くべきだと思うし、今日のメンバーだったら、一番ポストプレイが出来る永里優季をトップに入れるべきだと思う。

宇津木瑠美の能力うんぬんではなくて、日本の女子サッカーでは1ボランチは無理ではないか。男子と比較すると守備範囲がどうしても劣るので左右のMFが守りで下がらざるを得ず、結果的に中盤とトップの間が空き過ぎることになる。今日の展開だったら4バックは無意味で、3バックにして中盤を厚くすべきだったと思う。

すぐに次のゲームが来る。10日(日)平塚競技場で浦和レッズレディース戦だ。今季最強の敵であり、序盤のポイントとなる大一番。時間は少ないが、やり方を変えなければとても勝負にならないと思う。選手個々人の意識やプレイの問題ではないと思う。

最後に観戦マナーについて。ヴェルディのレプリカ姿のオッサンで、試合後に選手に凄い罵声を浴びせている人がいて驚いた。こんな人、女子サッカーの試合で初めて見た。今日はサポーターグループから「観戦マナーについての前説」がなかったのだろうか。泣いているような選手もいると言うのに、よくああいうことが出来るものだ。罵声を浴びなくてはならないのは、ボックスの中の監督だけじゃないのか?

今日の主審は、京都サンガのレポーターで知られる和田りつ子さん。ベレーザの選手の前線へのパスを身体に喰らって罵声を浴びていた(笑)。チームが苦戦していたからなぁ。

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2009年4月17日 (金)

なでしこリーグ開幕戦 日テレ・ベレーザ vs スペランツァ高槻戦を振り返って

4月11〜12日、なでしこリーグが開幕。西が丘でベレーザ vs スペランツァ高槻戦を観戦して来た。
まず、試合以外の部分の感想から。ベレーザの開幕戦であるのに、例年より観客が少ない。公式発表は「1,000人」となっているが、いかにも「丸めた数字」という感がある。他の会場も浦和を除くと減少したように思える。澤、荒川ら「リーグの顔」のアメリカ移籍や引退が影響しているのだろうか。

なでしこリーグ Div.1 スケジュールと結果
http://www.nadeshikoleague.jp/match/index.php?id=1&page=0

僕はキックオフ直後に入場したのだが、この時点でマッチデイ・プログラムが無くなり、配布を終了していた。予算がないのか...。今季のベレーザは18人という少人数でスタートする。リーグ戦の試合数が21試合とは言え、ギリギリの人数だろう。こちらも「予算」を感じざるを得ない。しかし、ベレーザの胸スポンサーには今季も「ニチレイ」が入る。ヴェルディが「募集中」であることを考えると、立派だと思う。有り難いことだ。

今季のなでしこリーグ Div.1 の見どころの一つは「新生・少数精鋭ベレーザの戦いぶり、成長」があると思う。澤穂希、荒川恵理子のアメリカ移籍、小野寺志保、四方菜穂、加藤與惠の引退。他に伊藤香菜子、松原萌の2名が退団、井関夏子が移籍。これに対して「増員」は下部組織メニーナから2名を昇格させただけ。普通のクラブなら降格必至の「自爆モード」なのだが、ベレーザは違う。分厚い選手層に阻まれて出場機会が得られなかった選手が、機会を得ることになる。これが「最大の補強」となり得るチームなのだ。ベレーザでポジションを掴むとフル代表にまで手が届く。それほど素晴らしい潜在力を持った選手が多いのである。今季特に注目しているのは、原奈摘子と宇津木瑠美、木龍七瀬の3人だ。

さて、試合の方は前半に3点をゲットしたベレーザが4ー0で勝利した。5分、16分に大野忍(唯一のプロ契約選手か?)が決めてくれた。今季一部に復帰したスペランツァだが、ゲームにまだ入り切れないうちに押し込まれてしまった。相手に隙を与えないベレーザらしい勝ち方である。さすがだ。

注目の新ポジションだが、4ー3ー3のトップに大野、左ウィングに岩淵真奈、右ウィングに木龍七瀬、中盤に永里優季と小林弥生、アンカーに宇津木瑠美、ディフェンスは左から南山千明、豊田奈夕葉、岩清水梓、近賀ゆかり。背番号も新しいので確認に手間取った(笑)。

3トップの構成が面白い。ベルマーレで言えば田原豊のような存在の永里優季をトップに持ってくるかと思ったが、両ウィングに岩淵、木龍の仲良しペアを使ってみたかった布陣だと思えた。完全レフティ(ペンも左)の木龍が右ウィングというのはアジエルのようで面白い。この木龍と近賀の右サイドの高速突破が冴えた。木龍と岩淵の連携も仲良しだけあって素晴らしいので、どちらかがサイドを深く抉ってからのサイドチェンジ、中央への絞りの動きなども期待できそうだ。

中盤にポジションが下がった永里は攻守に渡って効いていた。超ポゼッションサッカーのベレーザはカウンターに弱いから、前の永里、後ろの宇津木の守備の頑張りが非常に重要になってくる。人に強いこの2人が、素早く敵の攻撃の起点を潰してくれないとカウンターをすぐに喰らうし、カウンターを多く受けるようでは、ポゼッションサッカーで勝つことは出来ない。宇津木も加藤ほどではないが、良く声を出し、ピンチの芽を摘んでいたと思う。この2人の能力向上なくして、アメリカやドイツに勝つことは出来ない。今後も注目して行きたい。

ハーフタイムに小林弥生から原奈摘子に交代したのだが、これが実に効果的だったと思う。弥生が悪かったということはなく、戦術面の変更だった。前半は3得点できたものの、押し込み過ぎてスペースが無くなり、前が詰まってしまっていた。原は早いタイミングで、長く正確なクロスを前線に送り、両ウィングを走らせた。これによってスペースが出来て攻撃しやすくなった。追加点はコーナーキックからだったが、押し込んで得点出来ない時の攻撃オプションが課題だったので、原ちゃんのアーリークロスの質とベレーザの選手の素晴らしい走力に、僕は感激したのである。6バックで守る相手に0−0地獄に引きずり込まれることは、これでなくなるのではないだろうか。

ベレーザは今季から星川敬監督がコーチから昇格し、これも「新生ベレーザ」の重要な要素である。ハーフタイムの選手交代と戦術変更はなかなか見事だと思った。その後、木龍に代えて直前に昇格した高橋彩織を投入、永里優季に代えて永里亜紗乃を投入、亜紗乃は右サイドバックに入り、近賀が右サイドに上げた。高橋はスピードに加え強さも感じさせた。今後が楽しみである。

課題としては、最終ラインからのビルドアップでミスをしない、ということがあげられる。サンフレッチェ広島にしてもああいう部分を常に狙われている。高い位置でボールを失うと危機に直結するし、ポゼッションサッカーは先に失点するとおかしくなる場合が多いので、慎重にボールを運んで欲しい。

ベレーザの選手は複数ポジションをこなせる。18人という少人数でシーズンで戦うには、この対応力が重要だ。怪我人ゼロでシーズンを過ごせるとは思えない。非常に難しいシーズンになるが、チームとしてチャレンジのしがいのあるシーズンになると思う。今シーズンの勝利で得られるものは、今まで以上に大きいのではないだろうか。そしてそれは、なでしこジャパンの未来にも繋がってくるだろう。サポーターとしては、代表にまで登り詰める「新星」を目撃できる楽しみなシーズンでもある。ぜひ多くの方に観戦に来て欲しい。

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2009年3月12日 (木)

なでしこリーグの日程発表!! 5/6 三ッ沢でマリーゼ ホームゲーム

いよいよ、なでしこリーグも開幕だ。
なでしこリーグ1部は4月11〜12日が開幕戦。菅野将晃新監督が率いる東京電力マリーゼの初戦は、アウェイの岡山湯郷ベル戦となる。

プレナスなでしこリーグ2009ディビジョン1日程について
http://www.nadeshikoleague.jp/nl/jsp/nl_topics_detail.jsp?get_id=392

神奈川県のサッカーファンには朗報。今シーズンは1部の試合が県内で4試合もある!!
3試合は日テレ・ベレーザのホームゲーム、三ッ沢のゲームはマリーゼのホームゲームだ。ベルマーレのホームゲームとは重ならないから、ぜひ観に行こう。

■5月6日(水・祝):
 東京電力マリーゼ vs 日テレ・ベレーザ 13:00 ニッパツ三ッ沢競技場
■5月10日(日):
 日テレ・ベレーザ vs 浦和レッズレディース 13:00 平塚競技場
■9月6日(日):
 日テレ・ベレーザ vs スペランツァFC高槻 未定 大和スポーツセンター
■9月21日(月・祝):
 日テレ・ベレーザ vs アルビレックス新潟レディース 13:00 平塚競技場

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2009年2月 4日 (水)

ベルマーレ前監督の菅野さんがマリーゼ監督に就任!!

ベルマーレ前監督の菅野将晃さん(カンちゃん)が、女子サッカー界にキターsign03

東京電力女子サッカー部マリーゼの新監督の決定について(マリーゼ公式)
http://tepco-mareeze.jp/times/news/archives/090204_1058.html

監督就任おめでとうございます。ハッキリ言って、カンちゃんは女子サッカーに向いてる!
ベルマーレ時代、下は中学生からという幅広い年代の女性サポーターに大人気だったし、メンタル面でチームをまとめあげる力、人柄、そして情熱を持っている。育成の経験も長いし、絶対に向いてますよ。

J1指揮経験者(大宮時代)の監督就任って、なでしこリーグ初かな...?
間違えますた。J1昇格が義務的なチームに水戸から行ったのが印象的だったので。

それにしてもベルマーレ関係者って、女子サッカーと縁が深いね。上田栄治さんは、日本サッカー協会特任理事で女子委員長。菅野さんは上田さんが誘ってベルマーレにコーチとして来て、後を継いで監督になった。こうしたパイプがあるのも良いことだと思う。

カンちゃんファンのサポーターグループが湘南に存在するので、みんなマリーゼの応援に行くんじゃないかな。それほど愛される人だった。例年三ツ沢でホームゲームがあるし、また応援できるのは嬉しいね!僕は立場上マリーゼは応援できないが、菅野さんは応援するよ。女子としては世界最高の練習環境(Jヴィレッジ)を持っているマリーゼ。これで新たな飛躍が期待できるんじゃないかな。

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2009年1月24日 (土)

宮間あや選手がロサンゼルスへ移籍!!

宮間海外挑戦キターheart01 アメリカ女子プロリーグからドラフト指名された4選手のうち、もっとも向こうに行くべきと思っていた宮間あや選手がロサンゼルスに行くらしい。これは朗報だが、前にも書いたように彼女はアマチュアなので仕事の問題もある。休職で行くのか、退職して長期チャレンジするつもりで行くのか。どちらにしても応援したい。また、岡山湯郷ベルはこれで一気に大幅戦力ダウンする訳だけど、降格だけはしないように頑張って欲しいものだ。

宮間、ロサンゼルス入りへ=女子サッカー(スポーツナビ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/other/headlines/20090123-00000167-jij-spo.html

ロサンゼルス・ソル(Women's Professional Soccer内)
http://www.womensprosoccer.com/la/?team=la

移籍先のチームを調べてビックリ。あの世界No.1女子選手のマルタ(ブラジル代表のエースでスウェーデンのチームに在籍)がサインしたらしい。宮間→マルタのパスが見れちゃったりする訳だ。最高の環境の中で更なるレベルアップを果たして欲しいね。

チャンピオンシップで優勝したチームと、日本一のチーム(=ベレーザ)でカップ戦とか出来ないだろうか。いや、女子版のクラブワールドカップでもイイ。それがムリなら、澤のワシントン、宮間のロサンゼルスに来日してもらうとか。協会に後押ししてもらって是非実現して欲しい。

また、ドラフト指名選手のうち大野忍選手はベレーザ残留を決めたようだ。残る荒川がんちゃんはどうするのだろう?アメリカに合いそうなキャラクターだけどhappy01

宮間あや

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2009年1月23日 (金)

澤穂希選手がワシントンに移籍

澤選手がアメリカプロリーグの「ワシントン・フリーダム」へ移籍するそうだ。日本女子サッカーの代表として大活躍して欲しいsign03

澤穂希選手移籍のお知らせ(1/23 ヴェルディ公式)
http://www.verdy.co.jp/news/report/?cmd=DispNews&news_id=612

沢、2度目の米移籍へ…サッカー女子日本代表(スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/etc/news/20090122-OHT1T00291.htm

ワシントン・フリーダム(Women's Professional Soccer内)
http://www.womensprosoccer.com/dc/?team=dc


今年から新たにスタートするアメリカ女子サッカープロリーグ(Women's Professional Soccer)は、春から夏に行われるリーグのようだが、夏以降はどうするのかな。完全移籍とのことだが、なでしこリーグに復帰するのだろうか(レンタルで?)。

●リーグ戦      5/8〜7/19
●プレイオフ     7/24〜26、7/31〜8/1
●チャンピオンシップ 8/7〜8

W-league 2009詳細発表(なでしこリーグ公式サイト)
http://www.nadeshikoleague.jp/fan_zone/world/046/index.html

Women's Professional Soccer(公式サイト)
http://www.womensprosoccer.com/

このプロリーグのドラフトにかかっていたのは、澤選手のほか、荒川、大野、宮間の3選手。彼女たちはどうするのだろう。なでしこジャパンの将来を考えた場合、特に宮間あや選手には海外挑戦してもらいたい。職場が「休職」扱いにするなどして送り出して貰えないだろうか。

澤穂希

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2009年1月19日 (月)

日テレ・ベレーザ チーム名変更の可能性

ヴェルディの経営移管に伴い、ベレーザのチーム名変更の可能性があるらしい。

日テレ・ベレーザ チーム名変更も
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/01/19/03.html

日テレが経営から降りるということはないようだが、背中のスポンサーロゴはどうなるのだろうか。親しみのあるロゴなので、日テレさんにはユニホームスポンサーとして今後も支えていって欲しいと思う。

チーム名と言えば、ヴェルディの方はどうなるのだろうか。Jリーグの場合、チーム名変更には「1年」という「猶予期間」が必要らしいし、歴史のある「ヴェルディ」の名称は外さないだろうからすぐに変更はないだろう。(たぶん「東京ヴェルディ」は変わらないんじゃないかな)

ちなみに「東京ヴェルディ」というのは「呼称」であり、「チーム名」は「FCニッポン」と言う(チームロゴには FC NIPPON と入っている)。浦和の場合、「浦和レッズ」は「呼称」で、「チーム名」は「浦和レッドダイヤモンズ」である。「チーム名」とは「正式名」と考えて良いと思うが、この「FCニッポン」の「ニッポン」というのは「日本テレビ」のことなのだそうだ。

かつて「ホームタウンは日本全国」と宣っていたから、「親会社名+ホームタウンは全国」の2つの意味が込められている可能性もある。この2つともJリーグの理念の真逆を行く挑戦的なものであり、従って他チームのサポがヴェルディをあげつらう際に格好の材料となっていた。例えば「どうしても企業名をチーム名に入れたいなら、JFLへ逝け」と言った風に。

今回の経営移管で「FCニッポン」は変更されるだろう。フロントも総入れ替えらしいし、これでJの理念に沿ったクラブチームに生まれ変われるんじゃないかな。

東京V身売りへ 学習塾に再建託す!
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2009/01/19/01.html

ベレーザロゴ ヴェルディロゴ

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2009年1月17日 (土)

ペルーレ5選手の引退と来季の「3強」

廃部となったTASAKIペルーレFCの5選手の現役引退が発表になった。
池田浩美選手の引退意向は昨年から伝わっていたが、アテネオリンピック代表の大谷未央選手、下小鶴綾選手、そして今季キャプテンの佐野弘子選手の引退はとても意外だった。これまで素晴らしいプレイをありがとう。今後も田崎の社員として勤務していくのだろうか。正社員の3割が削減されるという厳しい経営状況のようだが、必ず良くなると思うので、頑張って欲しい(宝飾品を買う時が来たら、田崎のものを選ぶよ)。

なでしこ池田が正式引退(2009年1月16日 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20090116-OHT1T00214.htm

TASAKIペルーレFC の引退選手のお知らせ(2009/1/16 田崎公式)
http://www.tasaki.co.jp/what/perule_what.html

TASAKI ペルーレ

元日の全女大会決勝で、浦和の柳田選手、法師人選手、元TASAKIの山本絵美チャンが揃って観戦に来ていた。法師人選手は新潟へ移籍。絵美チャンは浦和に入るのかな...などと思った(聞こうかと思ったけど思い止まった)。元TASAKIで代表級と言うと、絵美チャンの他には阪口夢穂選手、中岡麻衣子選手が思い浮かぶ。それぞれ去就が気になるところだが、プロ志向のクラブチームである浦和、INACあたりが有力だろうか。そうなるとベレーザと「3強」を形成して、来季のなでしこリーグはとても楽しみになる。ただ、ベレーザはオフェンスの選手が強烈なタレント揃いなので、接戦になっても決定力の差で勝ち切れると思う。ベレーザを超えていくには、他の「2強」は外国からオフェンスのタレントを連れてくる必要があるだろう。

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2009年1月 1日 (木)

国立競技場より

全女大会はベレーザが4-1で勝利。得点は小林弥生、荒川(PK)、澤、岩渕。INACはプレス、球際が強くベレーザはビルドアップに苦しんだ。これでペルーレから何人か入ったら凄いチームになりそう。
今年の天皇杯決勝も面白い組み合わせ。柏がここまで来るなんて如何にも天皇杯的だ。
国立競技場より

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2008年12月16日 (火)

なでしこジャパン 2009 カレンダー

送料がかかるのがイヤだってので、ファミマドットコムを利用。さっき受け取ってきた。なかなか充実した内容じゃないか。スタジオで撮影しているし、北京オリンピックでの晴れ姿もある。記念になるなぁ。

価格が1,260円とは安すぎやしないか? これだけの内容だし、強化費を含めるということで2,000円くらいしても良い気がする。このカレンダー、もっと積極的にPRして欲しいな。

一番目を引いたのはイワシちゃんheart 少々心配していたんだが、良い感じで見れるようになって来てるじゃないか...(笑)。世界の舞台で活躍すると、色んな成長があるんだなぁ、と感心したよ。

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2008年11月24日 (月)

なでしこリーグ最終節 vs TASAKIペルーレ

昨日も暖かい冬晴れの一日。すでに日テレ・ベレーザのV4が決まっているが、このリーグ戦最終節は特別な日だった。

この日が受け入れ先探しのタイムリミットだったTASAKIペルーレだが、受け入れ先は現れず、チームとして今年度限りであることが確定した(サッカー協会の力量不足であり、非常に遺憾だ)。TASAKIペルーレとしてのリーグ戦は、今日が最後となる。

そして、ホーム最終戦であることから、すでに引退を表明していたベレーザのベテラン3選手(小野寺志保、四方菜穂、加藤與恵)のセレモニーが試合後に行われた。いずれも、ベレーザだけでなく日本女子サッカーの発展に大きく寄与してきた偉大な選手たちだ。今後はコーチ等として女子サッカーに関わり続けていくものと思われる。その前に一休みした方が良いかな...? 本当にお疲れさまでした。

試合の方は、小林弥生選手がDF、GKのボール処理に絡んでボール奪取して先制点。「弥生選手の先制点」って数限りなく見てきた気がする。この狡猾さ、チャンスでの強さは日本人離れしている。なぜ北京オリンピックに呼ばれなかったのがまったく不思議。北京では右サイドハーフが最初から最後までうまく機能しなかった(左サイドバックも同様)。彼女が出ていれば、右サイドバックの近賀選手とのコンビネーションもバッチリだったのに...。

ベレーザは4-3-1-2のようなシステムでやっている。左サイドバックに南山千明選手、トップ下的な位置に木龍七瀬選手。センターバックには須藤安紀子選手が入っていたが、この3人が非常に目立っていて、ベレーザの選手層の厚さを示していた。オリンピックイヤーは代表に大量・長期間選手を送るベレーザはリーグ戦の戦いが大変不利なのだが、最終節を待たずに優勝を決めてしまうのは、代表以外の選手の実力の高さが効いていると思う。Bチームでも4位以上に来れるんじゃなかろうか。

ベレーザを見ていると、「ポジションレス」の組織戦術が本当に出来てるな、と非常に感心する。ボールを奪った時点で誰もが攻撃の起点になれるし、そこから数的有利な状況を作り出すコンビネーションが本当にうまい。攻撃時の人数の掛け方がペルーレとは全然違うんだよね。そして、一人一人の判断の速度が相手より速い。身体のキレが良い。トラップがうまい。そして走力がある。そのような少しずつの差が、全体で大きな差となって試合を決定づけている。

一方、ペルーレの得点シーンは大谷未央選手の個人技だった。ベレーザDFと2対1になったらチャンスと見て決めに行き、シュートを沈めてしまう。彼女にとっては2対1は「数的同数」ということだろう。流石だね!

これにはベレーザDFも相当悔しかったろう。しかし、自らゴールを取り返すところが並じゃない。豊田奈夕葉選手のシュートは大谷選手のゴールシーンをトレースしたような見事なものだったし(DFのシュートセンスではないな)、須藤安紀子選手のヘディングシュートは、一瞬澤穂希選手かと思うほどの電光石火。CKを入れた小林弥生選手とのコンビネーションがバッチリ決まったんだと思う。GKを超えたボール、ファーの背後からバッチリのタイミングで飛び込んできた。打点が高かった!

リーグ戦はこの日で終了したが、引退表明したベレーザ3選手、そしてTASAKIペルーレの戦いは今日で終わったわけではない。元旦国立での決勝戦を目指した全女大会が待っている。小野寺選手が語っていたように、元旦の決勝戦を目指してみんなで突っ走ろう!

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2008年11月10日 (月)

母校で近賀選手の展示会

母校の小学校の文化祭で、近賀ゆかり選手の展示会があるというので、小雨の中行ってみた。体育館に入ると、おおーこれはsign03

さりげなく展示してあるが、北京オリンピックの実使用ユニホーム(アディダス3本線がないのが北京仕様)、大会4位の賞状、そして当時の福田首相から送られた額入りの記念写真(ついこの間なのに"前"首相だよ!!)。日本の女子サッカー界に新しい歴史を刻んだ記念の品々だ。地元の人が作った横断幕やタオルマフラー、U-19やシーガルズ時代の写真もあった。

こうやって地元で盛り上げてもらうようになって本当に嬉しい。
しかし、地元での認知度が上がったのは、なでしこジャパンのレギュラーを勝ち取ってから。将来的には「なでしこリーガー」というだけで、この位の注目を集められるような女子サッカー界になって欲しいものだ。

この地域出身のスポーツヒーローはもう1人いる。プロ野球、広島東洋カープの高橋建投手だ。高橋投手は今オフにメジャーリーグに挑戦するという話がある。メジャー挑戦。素晴らしい響きだ。応援したいねぇ!

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2008年10月14日 (火)

TASAKIペルーレの今後

ポイントは2つのようだ。

1)今季のリーグ戦が終わる11月23日までにチームの移管先が決まれば、来季は2部から再出発
(決まらなければチーム消滅)
2)選手たちの雇用は確保されている

現状で一番良い解決法は、チームごとヴィッセル神戸に移管(来季は2部から)、選手たちはTASAKIで仕事を継続...という形だろう。現在、仕事は午前中のみで、午後から社有地の練習場で練習をしているようだが、「仕事は午前中のみ」という待遇は継続されるのだろうか?
なでしこリーグは基本的にデイゲームなので「日中練習できる」というアドバンテージは大きいはず。クラブチームであるベレーザは、平日は夜間に練習していてあの強さなのだが...。

「TASAKIで仕事」ということは、他県への移転はないということだ。仕事場の問題がなければ、コンサドーレ(川崎→札幌)やアビスパ(静岡→福岡)のような広域の移転も可能かもしれない。しかし、これは「全員失職」を意味するんだよな...。

かつて川上直子は、仕事や住む場所も決まっていないのにTASAKIペルーレを飛び出し、ベレーザに入団、大野忍の実家に転がり込んだ(ドラえもんなどと同じ居候...w)。県内移管が困難で、チーム解散が必至となった場合、全選手22人が川上直子状態になって他県に飛び出すか?全国レベルなら受け入れ先も見つかるかもしれない。「生活よりチーム愛を優先」となれば注目も集まるだろうが、現実的には全員が生活を賭けることは難しいだろう。池田は神戸を離れられないだろうし。

それともうひとつ思うのだが、選手全員の雇用は確保できるということは、会社は人件費以外の部分、クラブ運営費を捻出できなくなった...ということだろう。ならば、この部分を外部のスポンサー確保で賄うという発想は出来なかったのだろうか。日テレ・ベレーザは東京ヴェルディの傘下チームだが、独自に胸スポンサー(ニチレイ)を獲得、タイアップ企画も多く行っている。TASAKI以外の企業名をユニホームに入れるわけにはいかなかったのか。

なでしこ TASAKIの退会承認
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=636435&media_id=4

なでしこ:TASAKIの脱会承認…選手たちの雇用は確保
http://mainichi.jp/enta/sports/soccer/japan/news/20081015k0000m050048000c.html

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2008年10月11日 (土)

TASAKIペルーレが休部、なでしこリーグを退会

これはショックなニュースだなぁー。会社の経営危機は昨年から言われていたけど、今季新卒選手を3人採用したから、クラブの危機は去ったと思っていた。この3人は特に不憫だし、こんな時期に取ったクラブ側の責任が問われると思う。

ベルマーレ平塚は99年シーズン前に存続危機を迎えたが、ユースの新入団希望者には「チームの存続は保証できない。その上で検討して欲しい」と説明したそうだ。進学の問題もあるし、それが親切っていうものだろう。しかも、その説明にあったのが当時強化部長だった古前田さん(元監督でもある)という話だ。まったく大変な時代だった...。

今回のことで横浜フリューゲルスのことを思い出す人は多いだろう。フリューゲルスは同じホームタウンのマリノスと合併したが、ペルーレと同じ神戸市にはINACレオネッサというチームがある。INACは新興チームだが1部でも上位の実力を持ち、近年で最も成功しているクラブと言える。そして恐らく「クラブのプロ化」への志向を秘めていると思われるので、その点からも注目しているチームだ。果たして、ペルーレとの合併はあるのか。

また、今夏、サッカー協会の犬飼会長から「Jリーグ各クラブは女子チームを持つべきだ」という発言があった。ヴィッセル神戸またはそれ以外のJクラブへの移管はあるのだろうか。
(着地点としては、この方向が一番良いと思われる)

全女大会(女子にとって天皇杯のような存在)がチームの最後のスケジュールになるのだが、同じ状況下でフリューゲルスは優勝を飾ったし、そこから今の横浜FCに繋がる流れも出てきた。歴史と伝統のあるクラブが「負けた時点で終了」というプレッシャーの中、ペルーレはどんな戦いをしていくのか。そしてその過程で、再生を支援する動きが出てくるのか。注目して行きたい。

また、ペルーレの監督さんも社員だったと思うのだが、今後どうされるのだろうか。非常に大胆な戦術を取るので私は好きだ。女子の指導者にはノウハウが必要だから、監督さんの去就にも注目が集まると思う。

TASAKI休部で14日に臨時評議会
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/etc/news/20081010-OHT1T00248.htm

TASAKIがなでしこリーグ退会…今季限りで休部
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/etc/news/20081010-OHT1T00233.htm

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2008年9月25日 (木)

米国女子サッカープロリーグのドラフト

澤穂希がワシントンから1巡目で、宮間あやは2巡目でロサンゼルス、荒川恵理子が3巡目でベイエリア(サンフランシスコ周辺)、大野忍が4巡目でボストンから指名されたそうだ。

北京オリンピックでの躍進は良い売り込みになったね。このタイミングで米国女子サッカープロリーグが復活したことも大きい。澤は再チャレンジするんじゃないかな。

このメンバーの中で、最も海外へ行く必要があるのは宮間だと思う。彼女には常に高いハードルを課して行かないと伸びないと思うな。彼女が抜けると、所属チームの岡山湯郷ベルは直ちに降格危機に直面すると思うけど、クラブ一丸でそうならないよう強化を頑張ってもらうしかない。なでしこジャパンの将来のためには、宮間のさらなる飛躍が絶対に必要だろう。

沢、宮間らに指名=サッカー米女子新リーグ(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008092500371

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2008年9月22日 (月)

TASAKIペルーレ戦を振り返って

プレナスなでしこリーグ第14節
日テレ・ベレーザ 5-0 TASAKIペルーレ

【得点者】
20分:岩渕真奈
36分:大野忍
46分:澤穂希
47分:加藤與惠
64分:澤穂希

http://www.verdy.co.jp/beleza/

ベレーザを凌駕するのはどこか...?
というのが、なでしこリーグの見方のひとつだと思うが、ベレーザを凌駕する者はベレーザの中(下部組織:メニーナ)から出てきている...という印象を持った。岩淵真奈(15歳)、永里亜紗乃(19歳)、木龍七瀬(18歳)。この3人は本当にスゴイな。近未来のなでしこジャパンの中核を担うのは間違いないな。

今日は岩淵真奈のプレイをじっくり見るのが初めてだったのだが、なんとトップ下をやっているのね。大野忍の1トップで、その後ろに右から南山千明、岩淵真奈、永里亜紗乃が並ぶような形でスタートしたんだけど、岩淵のシンキングスピードの早さ、視野の広さ、プレイの正確さに驚いた。15歳、153センチ、45キロの選手が国内トップチームのゲームを作っている。信じられん。

その岩淵真奈のお兄さんがFC東京U-18で背番号10を付けていて、今日得点してチームが勝ったらしい(相手は流経大柏)。兄妹プレイヤーか...どこかで似たケースが(笑)。
http://www.tokyo-np.co.jp/tochu/fctokyo/youth_players/2008/iwabuchi.html

永里亜紗乃のスピード、ドリブルのセンス、キックの正確さもスゴイ。セットプレイのキッカーも任されている。姉の優季とはまだ違ったタイプで、FW、サイドハーフ、サイドバックが出来るマルチプレイヤー。なでしこジャパン入りは目前だと思う。北京オリンピックも可能性があったんだよなぁ。

木龍七瀬はやはりサッカーセンス抜群。代表にとっても貴重なレフティなので、じっくり成長して欲しい。ファウルで止めるクセがあるみたいなので、それはちょっと修正してもらいたいな。

ベレーザは2チーム作れる選手層を持ってるね。10代の選手をこれだけ使っても大勝できる。2チームに分割しても実力的にはどちらも4位以上になれると思う。ま、現実には怪我人や体調不良もあるから連戦は不可能だけど。

TASAKIの方は、前半の最初の方にあった2つのビッグチャンスを決められなかったのが痛かったね。ロングシュートと近賀のクリアミスを押し込めなかったんだけど、どちらかが決まっていれば、こんな試合展開にはならなかったはず。ベレーザって、たいがい立ち上がりの15分くらいはペースが掴めなくて、そこで失点すると空回りし始めるから、先制することが大事なんだよ。最初のうちは岩淵のポジショニングもおかしかったし...。
阪口夢穂がボランチをやっていたけど、トップ下に入れるとか、後半投入した大柄な選手を最初から使うとか、序盤に勝負をかけないとこういう展開になってしまう。

ベレーザの選手ひとりひとりのプレイスピード、走力、カバーリング能力は非常に高いから、それらがうまく機能し始めると、その「総和」がとんでもない大きさになる。今日の試合はその差が出たね。高い個の力をベースにした組織のダイナミズム...。いやぁ、素晴らしかったよ。

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前節でリーグ戦100試合出場を果たした近賀ゆかり選手
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電車がよく見えるスタジアム
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コースのないところに良く決めた岩淵真奈選手。これがリーグ戦初ゴールだったらしい。
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後半キックオフ。
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いきなりドリブルを開始する岩淵真奈選手と大野忍選手sign03
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永里亜紗乃選手の華麗なドリブル
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要所をしっかりと締めた大ベテランのGK小野寺志保選手。
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左サイドを切り裂く2人のレフティ。木龍七瀬選手と宇津木瑠美選手。
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10代の若手とベテランが一体となって機能。

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2008年9月21日 (日)

祝!! 近賀ゆかり選手 100試合出場達成!!

北京オリンピックでも持ち前のファイティングスピリットを見せつけてくれた近賀選手sign03

前節の浦和レッズレディース戦で、リーグ通算100試合出場を達成したそうですlovely
明日のTASAKIペルーレ戦で、花束贈呈tulipが行われるとのこと。
ぜひ夢の島競技場へ祝福に行きましょう〜sign03

ベレーザ公式
http://www.verdy.co.jp/beleza/
なでしこリーグ
http://www.nadeshikoleague.jp/nl/jsp/nl_topics_detail.jsp?get_id=293

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2008年9月 7日 (日)

なでしこリーグ(1部)いよいよ再開!!

金メダル効果で女子ソフトのリーグ戦が大入りだったとのこと。
なでしこリーグもこれに続いて欲しいsign03

オリンピックで中断していた なでしこリーグ1部が、いよいよ明日から再開される。
1部の浦和、新潟主催試合以外は基本的に入場無料なので、ぜひ気軽に足を運んで欲しい。プレイヤーたちを非常に身近に見ることができるし、クリーンでひたむきなプレイが見どころだ。
オリンピックの活躍を試合会場で讃えようgoodheart04

なでしこリーグ1部 日程
http://www.nadeshikoleague.jp/nl/jsp/nl_game_schedule_d1.jsp?leagueid=1&zengo=2

なでしこリーグ2部 日程
http://www.nadeshikoleague.jp/nl/jsp/nl_game_schedule_d2.jsp?leagueid=2&zengo=2

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2008年9月 2日 (火)

なでしこオールスター チームPRブース

なでしこリーグ オールスター2008のチームPRブースの模様。地元北区の商店街も出店していて、とても良い雰囲気だった。

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向かって左側がチームPRブース、右側が地元商店街のブース

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2部所属チームは当日もリーグ戦が組まれており、人繰りが難しいようだった。来年は配慮して欲しいところだ。

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人気チーム、東京電力マリーゼと浦和レッズレディースのブース

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一番元気のあったTASAKIペルーレのブース。さすが関西のノリ...?

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チームマスコット・白鳥(アヒルにあらずsweat01)の被り物で登場の山本絵美選手。普段から楽しそうなチームだなぁ。

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躍進著しいINACレオネッサと、宮間・福元を擁する湯郷ベルのブース

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仲通り商店街のブース なかなかの賑わいを見せていた。

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ベレーザのブースでオリジナルタンブラーを購入。呼び込み担当の木龍七瀬選手にサインを入れてもらった。大切にしよう。

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2008年9月 1日 (月)

有意義だったエキシビションマッチ

昨日のなでしこオールスターは、エキシビションマッチも楽しみの一つだった。
JFAで女子を担当している上田さんと田口さんが不出場だったのは、ちょっと残念。でも田口さんは試合中にトークで乱入して笑いをとっていた。

このエキシビションマッチについて記事になっていたので紹介したい。

女子高生がボール奪取! ラモスも絶賛“未来の大輪”
http://sports.jp.msn.com/article/article.aspx?genreid=15&articleid=335252

これがお祭り的なエキシビションだったら、OBチームのGKは本職じゃない人にやらせるべきだと思ったが、この試合はみんなガチだった。前半出場のなでしこジャパンコーチの望月さんが「我々は伝えていかないといけない世代なので」とインタビューで仰っていた(一番ガチでやってた)が、相手がJC、JKのチームとは言え、「JFAアカデミー」という中高一貫・全寮制でJFAが育成している真のエリート軍団(田口さんの娘さんも在籍している)だもんな。日本代表OB軍団としては、「真剣さ」「勝負魂」など、伝えなくてはいけないこともあるだろう。

それに加え、ラモスさんは「エンターテインメント性」も伝えてくれた。観客が期待しているのはリフティングによる翻弄だったり、トリッキーなパス、大人げないファウル(観客のブーイング前提)なのだが、それらを全部出してくれたもんな。さすがだよ。しかし、そのリフティングをカットに行き、「まじめにやってくださいannoyと食ってかかった女子がいたという。良い話じゃないか。同時に彼女は同時にラモスさんのエンターテインメント性を理解したそうだ。本当のトップ選手は強いだけでなく「魅せる」「沸かせる」選手でないとダメ。教育的にも有意義なエキシビションマッチだったようだ。(ラモスさんはアキレス腱を痛め、試合後病院に直行したそうだ..鶴hospital

この試合でGKの山根恵里奈選手を初めて見た。彼女はJFAが数年前から進めている「スーパー少女プロジェクト」(将来のなでしこジャパンのGKを発掘・育成するプロジェクト)で育成されている17歳で、U-20キャンプの招集も受けている。現在の身長は187センチ。これは楢崎正剛と同じであり、川口能活や西川周作といった代表GKより高いのである。まったく素晴らしい。先のラモスに食ってかかった根性のある選手といい、なでしこジャパンの未来は明るい。

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2008年8月22日 (金)

五輪女子サッカー 決勝戦&3位決定戦の感想

決勝戦&3位決定戦は、ともに守備的なチームが勝利した。試合を握っていたかに見えた、「ボールを動かす」チームがいずれも惜敗。トーナメント戦の難しさを改めて痛感させられた。

優勝したアメリカは大会直前にエースが骨折・離脱という不運に見舞われ、グループリーグでも調子は上がらなかったが、決勝トーナメントに入ってからグイグイと調子を上げ、見事に金メダルを再び手にした。チームに成長の余力があったことが素晴らしい。

アメリカの守備は本当に素晴らしかった。前後から挟むボール奪取技術、高いDFラインの維持。バイタルエリア内での身体を張った守備。これを最後まで継続できる体力と集中力。なでしこジャパンが見本にすべき、組織的守備の完成形が見えた。

ブラジル選手ひとりひとりが持っていた「ボールを奪ったら前へ」の強い意識。そして攻撃の選手たちが持っていた「何人に囲まれてもシュートまで持っていく」という強引さ。そして本当にシュートまで持って行ってしまう能力。ボランチのボール奪取能力、攻守の切り替えの早さも素晴らしかった。まさに「サッカーらしいサッカー」だ。こちらにも、なでしこジャパンが目標とすべき姿があったと思う。

この決勝戦は「組織力vs個人技」という分かりやすい構図で、見どころも多かった。中盤での激しいボールの奪い合いからの素早い攻守の切り替え...と少しも目を離すことが出来ない展開。男女を越えた素晴らしいサッカーの試合だった。実力的にも素晴らしく、部活の男子高校生のレベルではこの決勝戦の2チームにはまず勝てないだろう。エンターテインメントとして女子サッカーが広く認知されるきっかけになって欲しい。

4位で大会を終えたなでしこジャパンだが、上位3チームとの力の差は依然として大きく、メダル獲得は容易なことではない。試合を決するのはゴールに他ならないが、上位チームとの対戦では枠内にシュートを持っていくのが精いっぱいという状況だ(それでも男子よりは遥かにたくましい)。一方、上位3チームは厳しい時間帯に、厳しいコースに見事に決めている。キーパーが大型化し能力も向上している現在、「枠内」だけでなく、GKやDFの逆を突くコースに正確にシュートを決める必要があるだろう。

今大会では、なでしこジャパンのプレイスタイル、「目指す道」を明確に示すことが出来た。今後はこの路線を継承し、見つかった課題を検証し、さらに強化を進めていって欲しい。

写真ニュース(サッカー)
http://beijing.yahoo.co.jp/news/plist?e=FB

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なでしこリーグ オールスターの前座試合に上田栄治氏が出場!!

8月31日(日)西が丘サッカー場で「なでしこリーグ オールスター2008」が開催される。

なでしこリーグ オールスター2008 出場選手決定他
http://www.nadeshikoleague.jp/nl/jsp/nl_topics_detail.jsp?get_id=270

15時キックオフで30分ハーフのエキシビションマッチが行われるのだが、JFAアカデミー福島女子チームと対戦するのは、下の男女混合のスペシャルチームだ。このメンツがなかなか豪華。というか、JFAが育成中のエリート集団とはいえ、女子高生相手にこのメンバーは...coldsweats01 個人的には上田さん、大竹さんの2トップに注目したい。

GK 1 菊池 新吉
DF 2 大野 俊三
DF 3 井原 正巳
DF 4 信藤 健仁
DF 5 柱谷 哲二
DF 6 大部 由美
MF 7 金田 喜稔
MF 8 菊原 志郎
FW 9 吉田 弘
MF10 ラモス 瑠偉
FW11 水沼 貴史
DF12 杉山 弘一
DF13 室井 市衛
MF14 望月 聡
MF15 松山 吉之
MF17 野々村 芳和
MF18 土橋 正樹
DF19 大嶽 直人
MF20 岩瀬 健
MF21 小島 光顕
MF22 中三川 哲治
FW23 大竹 奈美
FW24 上田 栄治
DF30 田口 禎則

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2008年8月21日 (木)

なでしこジャパン、4位で終わるも「なでしこスタイル」を確立!!

やはりドイツはさすがだ。「耐えて耐えて勝つ」ゲルマン魂の神髄を見た気がする。しかし、なでしこジャパンも「規律、連動性、積極性」という、なでしこ魂を見せてくれた。この試合は、そんな なでしこジャパンのカラーが確立された記念すべき試合だったと思う。昨年女子ワールドカップでドイツ対戦した時は、(たしか)シュートを1本しか放てず完敗した。スコアは今回と同じ0-2だが、なでしこジャパンは大きく成長したsign03

ボランチ阪口夢穂の、奪ってからの展開、相手のいなし方、運動量。宮間あやの試合終了間際の猛チャージ。彼女たちは変わった。この大会がそうさせた。初戦のニュージーランド戦でクリアミスしてからの、近賀ゆかりの攻守に渡る成長。岩清水梓の積極的なセンス溢れる守備。彼女たちはこの大会で本当に成長したと思う。

試合を振り返ってみると、ドイツの積極的なベンチワークにやられた感がある。ヒディンク監督のような攻撃的選手の連続投入。リスクは大きいが、そこが勝負の分かれ目だった。日テレ・ベレーザでは反撃開始のための交代の第一弾として、パワフルな左サイドバックである宇津木瑠美を投入するケースが多い。彼女の強引な突破でサイドを活性化させ、チャンスを増やすのだ。私は今大会の課題として、「左サイドバックの守備と攻撃参加」があげられると思う(左サイドハーフの宮間あやとの連携も悪かった)。矢野喬子や柳田美幸は本職の左サイドバックではないが、宇津木瑠美はレフティであり本職。19歳と若いが、今日のドイツ戦は彼女を先発させるくらいのバクチが必要ではなかったか。少なくとも交代第一弾は彼女にすべきだったと思う。宇津木は今後必ずこのポジションに定着して主力となるだろう。注目して欲しい。

この大会は非常に成果があった。まず「なでしこジャパンのスタイル」を確立できたこと(規律、連動性、積極性)。そして次世代の若い選手を多くピッチに立たせ、成長を促進出来たこと。4位という過去最高の結果を得ることも出来た。そして、「勝ち上がり方」「勝ち切り方」の難しさも学ぶことも出来た。未来に繋がっていく記念すべき大会だったと思う。その成果をより確実にするためには、じっくりと大会を振り返っていく作業も必要になるだろう。

ワールドカップ優勝チームを苦境に追い込むことが出来た。試合を握れた。これはアジア勢にとっても、重要な成果だったと思う。「アジアの女子もここまでやれる」FIFAのブラッター会長の心にも残る試合になっただろう。しかし、今後はこの大会のレベル(成果)が、世間の基準となる。今後、他のアジア勢に負けることは許されなくなるだろう。成長を止めてはいけない。今日が新しいスタートだsign03

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なでしこジャパン 勝って有終の美を飾れ!!

いよいよ北京オリンピックの最終戦sign03 勝って笑顔happy02で帰国したい。メダルを手にgood

今日の3位決定戦の相手はドイツ。FIFAランキング2位、前回アテネオリンピック銅メダル、昨年の女子ワールドカップ優勝。前回ブラジルに破れるまで1084分間無失点。次回女子ワールドカップのホスト国。そして、フォーマルに決めたお洒落写真が下記に。

ドイツ女子代表(07)
http://www.bild.de/BTO/sport/2007/10/04/frauen-nati-mode/neid-mode,geo=2602018.html

こういう流れで見るととても敵わないように感じられるが、ブラジルに1-4で敗れたのには理由があるはず。反町ジャパンの分析担当者がその試合をチェックし、なでしこにフィードバックすることになっている。そして中心選手である大型FWビルギット・プリンツ(179cm、76kg)が、88分に受けたイエロカードによって出場停止(出てるじゃないかっ!!)。一方のなでしこジャパンは、後半ロスタイムに1点返して2-4でアメリカ戦を終えた。お互い悔しい敗戦の後の3位決定戦となるが、メンタル、フィジカルをリバウンド出来ている方に勝機が見えると思う。荒川恵理子がロスタイムに押し込んだ1点。この気持ちを活かして欲しい。

アメリカ戦は戦い方にミスがあり、勝ちを呼び込めなかった。先取点をあげ、途中までなでしこペースで試合が進んだが、アメリカは慌てず「戦略的後退」をして様子を窺った。格上相手で気持ちが高ぶっていたなでしこジャパンは、この時間帯の過ごし方が分かっていなかった。「マイアミの奇跡」の時のブラジルみたいに相手がムキになって攻め続けてくれば、守りからリズムを掴めるところだったが...。連携やパス回しにミスが出て動揺が走った時、すかさず両翼を起点に強力な攻撃を展開。あっという間にゲームをひっくり返された。なでしこジャパンは「試合運び」について大きな教訓を得た。ぜひそれを今日の試合に活かしたい。

両翼が攻め込まれた原因として、こちらの両サイドバックが相手を畏怖させるオーバーラップを見せられなかったことがあげられる。途中からサイドバックに下がって攻守に奮闘した近賀ゆかりは良いとして、左サイドバックの矢野喬子は守備に追われる展開となってしまった(もともと守備系の選手なのだが)。今日の試合は、サイド攻撃の成否が試合結果を左右する。私は、大会未出場、チーム最年少(19歳)ながら身体が強い(168cm、57kg)宇津木瑠美を先発で使って欲しい。レフティの宇津木は左サイドバックが定位置。セカンドGKの海堀あゆみ(170センチ)に次ぐ身長は、高さ対策としても有効だ。宇津木の体力まかせのガムシャラな突破が、ドイツ相手にどこまで通用するか見てみたい。

高さがあり守備の固いドイツ相手となれば、サイドからのアーリー気味の低弾道クロスが有効となる。宇津木瑠美も強力なロングキックを持っているが、これが得意なのが右サイドバックの近賀ゆかり。近賀のシュート性のクロスに対しては、永里優季が合わせるのがうまい。このコンビでぜひ先取点をsoccersign03

アメリカ戦では責任を感じる失点のあったGK福元美穂。現在の日本女子では間違いなく最高のGKであり、彼女の限界は現在の日本女子GKの限界とイコールである。だから気にすることはないのだ。昨年の女子ワールドカップでドイツと対戦した時は、試合に破れはしたが福元は好セーブを連発した。その時のイメージを思い出して、この一戦に臨んで欲しい。

中2日での試合がずっと続いて、今日で6試合目である。走力、正確なパス、高度な連携が求められるなでしこジャパンのサッカーは、フィジカル面が落ちてくるとミスが出やすくなってしまい、続行が難しくなってくる。大きな大会を制するには何が必要か。これも大きな教訓となった。一日オフがあったそうだが、しっかりと心身がリフレッシュされていることを期待している。今日でこのチーム...最高の結果を出した最高のチームは解散する。笑って有終の美を飾ろうhappy01

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2008年8月20日 (水)

ベルマーレも女子チームを結成して欲しい

JFAの犬飼会長が「J各クラブが女子チームを持ったほうがいい。すそ野が広がる」と語ったそうだ。

日本協会犬飼会長「J各クラブに女子を」
http://beijing2008.nikkansports.com/soccer/f-sc-tp2-20080819-398758.html

ベルマーレ平塚は98年まで「フジタSC マーキュリー」というチームを持っていて、当時のLリーグに参戦していた。湘南ベルマーレが「湘南ベルマーレスポーツクラブ(ベルマーレSC)」というNPO法人を設立した時、真っ先に女子サッカーのクラブを立ち上げてくれるものと思っていたのだが、今のところ具体的な動きは見られない(女性対象のスクールは行われている)。

ベルマーレの社長やスタッフに出くわした際、取っ捉まえて「いつか女子サッカーのチームもやって下さいね」と言ってきたので、そういう意見があることは承知してくれいると思う。肝心なのはクラブが将来の目標の中に、「なでしこリーグを目指す女子チームの結成」を入れるかどうか。今回の犬飼会長の意見をクラブ内でも受け止めて欲しいと思う。

「ベルマーレは色んなことに手を出し過ぎ」という意見があるのは重々承知しているが、こんなことを外部からとやかく言われる最大の要因はトップチームが10年に渡ってJ2に居座り続けているからに他ならず、立派にJ1昇格&定着を果たしておれば誰に何を言われる筋合いも全くないのであるから、トップチームはさっさとJ1昇格して下さい。その上で女子チーム云々ということになってくるだろうが、私としては、そもそもソフトボールやフットサルよりも女子サッカーに取り組む方が先でしょ?サッカークラブなんだから...という気持ちがある。

「なでしこリーグ参入」は夢の話であり現実的な話をすると、ベルマーレSCではU-12のチームを持っていて、これは選抜チームであるが、例年女子が数名含まれている。この子たちはどんなに優秀であってもU-15に進むことは出来ない。女子は小学生年代は男女一緒にやっているのだが、中学生年代になると別々になるからである。しかし女子チームは数が限られており、中学進学とともにサッカーから離れる女子が多く、JFAもこの年代のチーム作りに力を入れているところだ。(なでしこジャパンの安藤梢は、中学の時ムリヤリ部活に混ざっていたそうだ。男子と一緒に木陰で着替え、目立たないように髪も短くしていたとか...熱意は素晴らしいが可哀想な話だ)

従って、まず「ベルマーレ・ジュニアレディース(U-18)」を結成してU-12女子のOGの受け皿を作るべきではないだろうか。産能大と連携して18歳以上のチーム(これがベルマーレ・レディース)を運営していくことも考えられる。専門学校の大原学園の関連校「日本スポーツ科学専門学校」はサッカーコースがクラブチームになっていて、女子チームはなでしこリーグ2部に参戦している(1部にいたこともある。男子は北信越リーグ2部)。こんな風にチームと選手を育てて行き(U-18とレディーストップが、それぞれ県→関東リーグ参戦へ)、「なでしこリーグ参入」「なでしこジャパン輩出」という大きな夢に向かってチャレンジしていって欲しい(なでしこリーグ参入には一定の実績が必要だ)。

それともう一点。現在のなでしこジャパンの選手18人のうち、7人が神奈川県出身者で占められている。これは横須賀シーガルズや湘南学院高校といった優秀な女子クラブの存在と、ベレーザの下部組織メニーナに神奈川県民が多いのが主原因と思われるが、このように「人材の宝庫」であるにも関わらず、なでしこリーグ参入チームが神奈川県に一つもないのが不思議であり、著しくバランスを欠いていると思う。神奈川県からぜひなでしこリーグ参入チームが出てきて欲しい。ベルマーレもその中に含まれて欲しいし、出来れば先陣を切って欲しいものだ。そういう夢のある話が出来るようになるためにも、トップチームは速やかにJ1に昇格して下さい。


湘南ベルマーレ スポーツクラブ
http://www.bellmare.or.jp/

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メダル報償金の男女格差は許せん!!

下記報道によると「反町ジャパンが銅メダルを獲得した場合は1人200万円、なでしこジャパンは銅メダルで1人75万円」とある。別の報道では「ベスト4進出で50万円、銅メダル75万円、銀100万円、金150万円」とのこと。

JFAは男女で報償金の格差をつけるな、コラsign01angry 宿舎でも随分差をつけているそうじゃないか。もともと男子の五輪サッカーなんか、Jリーグも各クラブも支援する気はないんだろう。だったら女子の方に加配して欲しいものだ。基本はアマチュアだから励みになるんだよ。

女子にとっては五輪出場がサッカー人生最大の晴れ舞台。なでしこリーグも中断して全面支援している。FIFAランキングからしたって、女子の方がメダルの確率は圧倒的に高い。あ、ひょっとして男子の方が確率が低いから報償金のレートを上げてるのか...?(それはそれで男子に対して失礼だが)

人口の半分は女性なんだし、なでしこジャパンの躍進は、女性のプレイヤーやファンを増やすことに繋がる。それがJリーグや代表の観客増にも繋がるんだよ。JFAはもっと女子サッカーに注力して欲しいね。


なでしこ“男尊女卑”? 同じ銅でもボーナス半分以下
http://www.zakzak.co.jp/spo/2008_08/s2008081916_all.html

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2008年8月19日 (火)

なでしこジャパン アメリカに惜敗するもドイツ戦に手応え

うーん悔しいッbearingsweat01 しかしッ、最終局面における近賀ゆかりの果敢なオーバーラップ、永里優季の強引なシュート、丸山桂里奈のクイックなターン&突破、そして荒川恵理子の執念のゴォォォルsoccerimpact 「最後まであきらめない、なでしこサッカー」の魂を国民に見せつけてくれた。次の3位決定戦、金狙いだったドイツの方がショックは大きいはず。必ず勝って、メダルを持ち帰って欲しいsign03 君たちなら、ぜったいに出来るッgood

さすが世界一のアメリカッcoldsweats01 前半の2ゴールは物凄いハイレベルだ。サイドの突破もキビシイsweat01 しかし、前半残り5分を何とか守り切れなかったのか...。これは今後の日本女子サッカーへの貴重な戦訓であり、ここまで勝ち上がってきたからこそ表面化させることが出来たテーマだ。悔しいけれど、未来への「みやげのひとつ」と誇りに思って欲しい。

それとやはり懸念されていた、キーパーのハイボール処理の問題が出た。韓国や中国のGKも身長180センチ前後あると思うが、なでしこ最高の身体能力を持つ福元美穂でも160センチ台ではいかんともしがたい部分もある。JFAでは170超の若手GKを育てるプロジェクトを進めている。しばらく時間がかかると思うが、期待して見守ろう。

この試合では、阪口夢穂が輝きを放っていたshine アメリカのプレスに動じることなくしっかりとパスを繋ぎ、澤と連携を取りつつ積極的な守備を展開し、枠内にミドルシュートを持っていった。テレビでは「澤穂希の後継者は宮間あや」と言っているのをよく聞くが、プレイスタイル、タイプ的にどう考えても澤の後継者はこの阪口瑞穂で間違いないと思う。現在21歳。彼女をボランチにコンバートすることによって、このピッチに立たせ続けることが出来たわけだが、これが今大会の最大の成果のひとつといって良いだろう。過去最高の結果を、次世代の育成を行いながら達成できた。まったく素晴らしいことだ。日本女子サッカー界の未来は明るいsun

この試合では右サイドを、前に近賀ゆかり、後ろに安藤梢でスタートした。結果的に安藤がいまひとつ積極性がなく(コンディション的なものだろう)、安藤から原歩にスイッチ、近賀をサイドバックに下げた。これは少々誤算で、この起用について安藤ファンのサッカーライターは必ず批判を垂れると思うが、私は起用ではなく安藤のコンディションに問題があったと思う。最初から前に原、後ろに近賀とするのが良かった。安藤の出来を見抜けなかったということに関しては、起用に問題があったと言えるかもしれないが。ずっと中2日で試合をして来ている。コンディション的に戦える選手をピッチに送り出して欲しいところだ。

なでしこジャパンの戦いぶりは、男子サッカーの今後にも大きなヒントを与えていると思う。絶対的なチームの支柱・澤穂希(中盤守備の鬼で最高の得点能力を持つ)は、男子だと誰に相当するのか?(以前なら間違いなく中田英寿だったが...)スピードと決定力の大野忍、当たり負けしない屈強さとポストプレイの上手さを持つ永里優季、1対1で軽々抜き去って必殺クロスを上げる宮間あや、右サイドを切り裂く飽くなき闘争心・近賀ゆかりは?次世代のエース、才能の塊・阪口瑞穂、鋭い判断力を誇るクレバーDF・岩清水梓は...?選手個々の能力も高いが、それより何よりこのチームには「規律」がある。一体感がある。戦術を全員が完全に理解し、目標を共有している。この「チームとしてのまとまり」こそ、男子代表が何よりも見習うべき点だと思うpunch

永里、阪口、岩清水は21歳。この若さでこれだけのプレイが出来ている。繰り返しになるが、日本女子サッカー界の未来は極めて明るいsun これからも暖かく見守っていきたいhappy01

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2008年8月17日 (日)

なでしこジャパン 明日、運命のアメリカ戦!!

準決勝の相手はアメリカ。FIFAランク1位の強豪であり、なでしこの選手、スタッフも「アメリカに勝つためにやって来た」と口を揃える宿敵だ。これまで20戦して未勝利だが、この壁を乗り越えてこそ日本女子サッカー、いや、日本サッカー界に新しい歴史が刻むことができる。今度こそ勝てる。そういう良い雰囲気が選手たちの間に漲っている。「負ける気がしない」との声も聞かれる。格上と戦う場合には、こうした精神的な優位性は非常に大切だ。気持ちで上回っていれば、ミスを恐れない大胆なプレイを続けられる。ビビったプレイをしたら、途端にやられるだろう。

なでしこジャパンは、ノルウェイ戦で5得点の大爆発impactFW大野忍に初得点も生まれた。続く中国戦は完璧な試合内容goodで、初の無失点勝利。そしてエースFW永里優季に待望の初得点が生まれた。大野が左足首を負傷したようだが、次戦出場には支障はないようだ。このように、なでしこジャパンは非常に良い状態でアメリカ戦を迎える。一方のアメリカはカナダ相手に延長戦を戦い抜いての辛勝。恐らく疲労はなでしこジャパンの選手たちの方が少ないだろう。グループリーグで対戦した際には0-1で惜敗したが、準決勝の対戦相手と事前に戦えたというのは、なでしこジャパンにとって有利だ。

アメリカ側も「この一戦に全てを賭ける」と語っており、油断はない。今回も個の力を活かしたカウンター狙いで来るのだろうか?ポゼッションサッカーを持ち味とするなでしこジャパンは、「引いて守って(ボールを回させておいて)カウンター」という戦術に弱い。男子もそうだったが、中盤で悪い形でボールを奪われ、スピードに乗った連動性のある攻撃を受けると失点のリスクが高まる。また、サイドのボールホルダーに数人が引っぱられてゴール前にコースを空けると、とんでもないミドルシュートがゴールを襲う。国内リーグでは考えられない射程距離と正確性を持ったシュートだ。適切なカバーリングと献身的なシュートブロックが必要になってくるだろう。ゴールキーパーの福元美穂には川口能活ばりのビックセーブが期待される。そしてセットプレイにも十分注意したい。まずは不用意にCKやFKを与えないようにすることだが、かといって中途半端なプレイは禁物。難しいところだが、慎重かつ大胆に守って欲しい。

一発勝負のトーナメント戦。90分をどのようなプランで戦っていくのか。アメリカは最初からカウンター狙いでアグレッシブには来ないのか。それとも裏をかいて序盤から攻勢を仕掛けてくるのか。まずは最初の5分間に注目したい。完勝した中国戦では、強力な相手FWにボールを入れさせないため、中盤のアグレッシブな守備と最終ラインの押し上げが功を奏した。基本的にはアメリカ戦もこの戦いで良いはずだ。ただし、中盤でのパスミス、悪い奪われ方は危険だ。パスを出す方、受ける方ともに堅実なプレイを心がけて欲しい。

ボランチの阪口夢穂は本来攻撃的な選手だが、このポジションでの成長が著しい。明日はまず守備の意識を高め、確実なボールさばきに徹して欲しいと思う。中国戦では惜しいミドルもあった。チャンスがあればまた狙って欲しい。

超絶テクニシャンで常に攻撃の起点となる宮間あや。明日も対面する相手選手を翻弄してくれるだろう。今大会はまだFKを直接決めていないが、そろそろ決めてくれると期待している。あれが決まればチームもさらにノっていけるだろう。中盤での守備も重要だ。体力的に本当に大変だと思うが、これをやらないとチームが勝てないので明日も頑張って欲しい。

安藤梢も守備を頑張ってもらいたい。先発で右サイドハーフを務めるが、90分の中でパワーダウンする時間帯が見られる。そこを克服した上で、持ち味であるドリブルで切れ込んでからのシュートを決めて欲しい。多くのファンが「アンちゃん」のゴールを待ち望んでいる。アンちゃんゴールが決まれば、ベンチも大変な騒ぎになるだろうheart01

三度目のオリンピックを自身最高のものにしている澤穂希。「自分も点を取って勝ち進む」という宣言どおりに4試合で3得点という決定力を見せつけている。なんと現在得点ランキング1位であるsign03 釜本以来の大会得点王も夢ではない状況だが、ボランチという守備的なポジションに移ってのゴールゲッターぶりは素晴らしいとしか言いようがないし、このコンバートが成功だったことを物語っている。苦しい試合展開の中で先制点を奪ってくれるのは、いつも澤。明日の先制点もきっと澤からもたらされると信じている。

決勝トーナメントは90分で決着が着かない場合、15分ハーフの延長戦がある。Vゴール方式ではないので必ず前後半30分戦う。それでも決着が着かない場合はPK戦となる(3位決定戦は直後に決勝戦があるため、延長戦は行わず即PK戦となるそうだ)。明日の試合は延長戦突入はあり得ると思うが、たとえ延長前半に失点しても、後半にひっくり返すことも可能。延長戦にまでもつれ込んだ方が、なでしこジャパンにとって有利だと思う。追い込まれてから本領を発揮するのが、なでしこジャパン。どんな展開になっても最後まで応援し続けよう。

女子サッカー 結果
http://beijing2008.nikkansports.com/wnpa/FB/html/fbw400.html

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2008年8月16日 (土)

快挙!! なでしこジャパン ベスト4進出!!

なでしこジャパン、2-0で中国に完勝sign03 日本女子サッカー史上初の五輪ベスト4に進出scissorsscissorsscissors 男子を含めると、あのメキシコオリンピック以来40年ぶりであり、日本サッカー史上に残る大快挙sign03

2点目がなかなか入らなかったことを除けば、ほぼパーフェクトな試合内容。前線にパスを送らせない前線〜中盤の徹底した守備。必ず複数で相手ボール保持者に当たって行くあたり、新選組の集団戦法を彷彿させる。 集団競技としてのサッカーの面白さを十二分に見せてくれた。みんなで守り、みんなで攻める。チームがひとつになる。サッカーを見ていて面白いのは、これだと思う。

宮間あやのコーナーキック。あの放物線のコースとピンポイントの精度。ホント凄いなぁ。今日は守備も頑張っていた。宮間は非常に運動量が上がったと思う。これだけの天才的テクニシャンが前からの守備も頑張る。それが大事だし、それが「なでしこジャパン」だ。

澤穂希の得点感覚は相変わらず素晴らしい。これほど点の取れるボランチがいるだろうか?現在3得点でチーム得点王だが、大会得点王も狙える位置にいると思う。澤は誰よりも早くボールに寄せて行くことが出来る。これが守備では「奪う」能力に結びつき、攻撃面ではゴール前に飛び込んでのボレー、ヘディングシュートに結びつく。ボール落下点を予測する能力と、そこに身体を持って行く身体コントロール能力。ずば抜けた存在だ。

緊張感が続く展開の中、GKの福元美穂は素晴らしい判断力を見せてくれた。時々判断ミスをやらかすのが欠点だが、今大会では非常に堅実で安心できる。アテネ後に成長した選手の代表格だ。日本がメダルを取れるかどうかは彼女にかかっている。これからの2試合、「マイアミの奇跡」の川口能活なみの「当たり」がどうしても必要だ。頑張って欲しい。

永里優季に待望の1本が出たsign03happy01 試合を決めた1本だが、今後に向けても非常に大きいゴールだ。今日も堅実なポストプレイと前線からの素早いプレスでチームに大きく貢献していたが、FWだけに点が欲しかったところ。今日は予告どおりシュートをバンバン撃っていった。その積極性を最後まで失わなかったことが良かった。「やり切る」ということ。それが必ず結果に結びつく。積み上げてきた実力があるからこそ、だ。

心配な点としては安藤梢への運動量が上げられる。コンディションが上がらないようだと、アメリカ戦は原歩の先発も考えられる。負傷退場の矢野喬子も心配だ。交代で入った柳田美幸も頑張って守っていたが、縦への緩急をつけた突破には弱いので、1点が重くなりそうな試合では心配がある。

最後に中国のサポーターについて。解説の山本さんによると、試合終了前にゾロゾロと帰って行ったようだが、日本が中国の立場になった場合、日本のサポーターが大量に席を立つとはとても思えない。2点くらいあっという間に追いつくことも可能だし、そうなったら延長戦やPK戦で勝負はどうなるか分からない。確かに中国チームは完全に足が止まっていたし、追い付けそうもない雰囲気だったが、この点差での途中大量帰宅はちょっと寂しいと思う。

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2008年8月15日 (金)

なでしこジャパン 中国戦に向けて(2)

ノルウェイ戦の大勝の後だが、なでしこジャパンの選手たちは「ここからが本当の戦い」という意識で一致しているようだ。また本日の試合会場は、芝が深くてボールが走らないためニュージーランド戦、アメリカ戦で苦労したピッチだが、試合開始時間が午後9時(現地時間)のため、夜露で芝が濡れてボールが走ることが予想されるようだ。

なでしこジャパン、いよいよ明日 準々決勝・中国戦
http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/b20080814_3.html

対戦相手の中国女子代表はボランチが強力で、「重戦車」と呼ばれるFWがいるそうだ。ニュージーランド戦、アメリカ戦は、ポゼッション志向ではなく、1対1での強力なフィジカルを活かした「縦ポン・速攻」戦術を仕掛けられたために苦戦した。この戦術はピッチ状態にも合っていた。

中国に重戦車FWがいるなら、中国も日本が苦手な「縦ポン・速攻」戦術を取ってくる可能性がある。それに対しては、パスの出所を遮断する必要があり、中盤での「攻撃的な守り」が重要になってくる。「全員守備」が必要だが、特にボランチ陣(澤穂希、阪口夢穂、加藤興恵)の頑張りに勝負がかかってくる。応援しようsign03

この試合、ギリギリの勝ち方では危険だ。最後まで何が起きるか分からない。2点差以上で締めくくれるよう、徹底的に攻め、多くのゴールを生み出して欲しい。エース永里優季の得点はチームに勢いをもたらす。今日こそ決めてもらいたい。GO!! Naga17!!

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2008年8月14日 (木)

なでしこジャパン 中国戦に向けて

中国戦に勝てば、あと2試合(決勝戦or3位決定戦)できる。このチームは24歳以下の「次世代」が多い。最大の育成策は真剣勝負の実戦。メダルもかかってくるし、この2試合は貴重な経験になるはず。絶対に勝ちたい。

相手の中国はFIFAランキングは14位と日本より4つ下で、アテネ以降の対戦成績は3勝1分1敗と数字の上ではなでしこジャパンが有利。しかし、今回は地元開催という勢いもあり、グループリーグを1位で突破しているので互角と言えるだろう。格下と思われたニュージーランドに引き分けて苦境に陥ったし、油断はないと思う。

ノルウェイ戦の5連発快勝が効いたのか、急きょ、生中継されることになった。
8/15 22:00〜23:30(教育テレビ)
結果を出せば、状況は変わって行くんだな。

ノルウェイ戦で左サイドバックに入った矢野喬子は非常に安定していた。3点目となる大野忍へダイレクトパスを送ったのが彼女だと思うが、あのパスでこの試合は決まったと思う。中国戦もぜひこのポジションで頑張って欲しい。右サイドバックの近賀ゆかりとは中学・高校時代にチームメイトだったそうだ(横須賀シーガルズ〜湘南学院高)。

左サイドハーフで攻撃の起点として機能しまくったのが宮間あや。相手DFは1対1になるとまったく止めることが出来なかった。小柄だが圧倒的な技術とセンスを持っている、なでしこの象徴的な存在だ。宮間をあまりにも自由にさせたのがノルウェイの敗因だと思う。中国戦では徹底的に削られると思うので、非常に心配だ。彼女の力がなければ先には進めない。

ここまで不発の永里優季に1本出れば、チームは大きく勢いづくだろう。ポストプレイはほぼ完璧にこなしておりチームには非常に貢献している。あとはゴールだけだ。

ノルウェイ戦に途中出場した加藤興恵。彼女の戦術眼、守備の能力は特筆すべきものがある。怪我を抱えていると言われる阪口夢穂と併用されるのではないか。雰囲気は地味だが、12年連続ベストイレブンという逸材。その経験が、荒れる可能性の高い中国戦に活かされると思う。

中国戦は「雰囲気」が最大の敵かもしれない。審判も呑まれてしまうような...。従って微妙な試合展開は非常に危険だと思う。最後まで手を緩めず、どんどん得点を狙って行って欲しい。

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2008年8月13日 (水)

なでしこジャパン 決勝トーナメントの組み合わせ

決勝トーナメントの組み合わせを見てみよう。ここからは対戦相手の組み合わせが重要になってくる。

決勝トーナメント表
http://beijing.yahoo.co.jp/event/result/FB?tp=TMT

北京五輪サッカー女子 決勝トーナメント
http://hochi.yomiuri.co.jp/beijing2008/soccer/schedule/women_final.htm

ブラジル、ドイツと別の山になったのはラッキーではないか?私はこの2国が今大会最強だと見ているが、それらと別の山になったということは、決勝まで2国と当たらないということだし、決勝に上がるまでに一方が破れるということだ。準決勝の組み合わせはブラジルvsドイツで鉄板だと思う。こっちの山に入って決勝に進むには、ドイツ、ブラジルに勝たなくてはならなかった...これは大変なことだ。

なでしこジャパンは、中国に勝てばアメリカーカナダの勝者と当たる。アメリカは今日の試合でついに爆発したが、同じ北米のカナダも強いし、この戦いの勝者はどちらになるか分からない。個人的にはアメリカとの再戦を制して、決勝に進みたい。

その前に中国戦がある。今回大会の主催国でありメダルを期待された競技だから、大変な大アウェイ環境下での試合となるだろう。そして何より「笛」も心配でならない。しかし、ノルウェイに勝てたなでしこジャパンだから、決して不可能な相手じゃない。アジア勢どうしの対戦となるが、なでしこらしくフェアで真摯なプレイで戦ってくれると思う。アジア勢と言えば、北朝鮮代表が決勝トーナメントに進めなかったのは少々ショックだ。あのスピードと連動性は驚くべきものである。アジア勢全体のためにも、なでしこジャパンはメダルまで勝ち進みたい。

中国戦の会場は奏皇島である。ここはニュージーランド、アメリカと戦って勝てなかった因縁のスタジアム。中国は今日ここで戦って勝っている。日本は2試合、中国は1試合戦ったから、日本の方が経験値は高い。しかし、中国は移動しなくて済むから体力的には有利。試合は8月15日の21:00(日本時間22:00)キックオフ。向こうの「戦勝記念日」か....。しかし、なでしこジャパンは勝つ!オグシオや体操男子の分、そして反町ジャパンの分まで頑張って欲しい。

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2008年8月12日 (火)

なでしこジャパン ノルウェイに激勝、決勝トーナメントへ!!

いやー、サッカーは素晴らしい。そして恐ろしい。それを改めて痛感した予選リーグだった。1勝1敗1分でG組3位だったが、「3位チーム中の上位2チーム」となって決勝トーナメント進出(ベスト8)を決定した。次の対戦は中国sign03

今晩、BS1で放送がある。NHK地上波は前半ダイジェスト、後半から生放送だった。ラジオの方の解説は小島ノブさんで、内容も非常に良かったものだから、音声はラジオの方にしてテレビ観戦していた。

8月13日(水)BS1(01:59)〜(03:46)録画
サッカー女子 予選リーグ G組 日本対ノルウェイ

NHK 北京オリンピックオンライン
http://www9.nhk.or.jp/olympic2/olpg/olpg_fb.html

NHK地上波の生放送が開始された後半に、4得点の大逆転劇。先日のアメリカ戦や男子サッカーの決定力不足への欲求不満を見事に吹き飛ばすゴールラッシュ。全国の視聴者が待ちに待っていた日本のゴールラッシュだ。どこの家庭も湧きに湧いたのではないだろうか。

3戦連続で先制点を決められ、万事休したかと思われてからの大逆転勝利。すでに決勝トーナメント行きを決めていたノルウェイは、メンタル、フィジカルともに戦える状態ではなかった。暑さ、湿気への対策も万全でなかったのか。しかし、なでしこジャパンとの身体的な格差は歴然。そこを走力、個々の精神力、そしてチームワークで完全に上回った。ランキング的には完全に格上だが、「成せば成る」ということを証明する素晴らしい戦いぶりだった。

近賀はこれが代表初得点だと思うが、これまでの彼女のサッカー人生で最も重要な試合で、最も良いパフォーマンスを発揮できた。これまでの努力の賜物だろう。守備面でもゴール内でのシュートブロックもあり、初戦での失敗を完全に取り戻したと思う。良かった、良かった。
そして大野にも待望の1本が出て、宮間、澤、原、安藤といった攻撃の選手がそれぞれ持ち味を出せた。いまだノーゴールの永里は不機嫌だと思うが、機能は十分にしているし、決勝トーナメントで爆発してくれれば良い。シュートへの強い気持ちは十分感じられた。

1勝1分1敗での予選リーグ突破は予定どおりだが、勝ち負けの順番、相手はまったく違う。本当に地獄を見て、そこから這い上がった。しかし、ここからが本当の戦いだ。日本のオリンピックサッカーの夢のために、進めsign01なでしこジャパンsign03

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なでしこジャパンvsノルウェイ戦 いよいよキックオフ!!

なでしこジャパンvsノルウェイ戦は、日本時間20:45にキックオフ。
NHKの放送は次のとおりだが、テレビの方は「生放送」じゃないだろう...(ディレイかつダイジェストということだな)

ラジオ第一(20:30)〜(22:35) 生中継
総合テレビ(21:35)〜(22:35) 生中継

NHK 北京オリンピックオンライン
http://www9.nhk.or.jp/olympic2/olpg/olpg_fb.html

FWは大野忍を先発させるそうだ。相方の永里優季の方は安定したプレイを見せているが、大野は初戦に外しまくってから調子は出ていない。しかし、小柄な大野は、大柄な選手の多い対北欧チーム戦での活躍が期待されている「切り札」。重心が低く鋭いドリブルは、大柄なDF陣には止めにくいのだ。ここまで今一つの出来たが、この一戦、彼女の爆発力に期待しよう。

「2点差勝利で決勝トーナメント進出決定」と報道されている(「3位グループの中の上位2チーム」に入れるということ)。これは複雑な計算をしないと断定できないはずだが、きっと正しいのだろう。対戦相手のノルウェイは、出場全チーム中唯一、決勝トーナメント行きを決定しており、この一戦に賭けているなでしこジャパンとは試合の意味合いが違う。また、今日の試合が行われる上海のスタジアムは、前2戦のスタジアムと異なり、芝が短くボールが良く走るとのこと。なでしこジャパンが得意とするパスサッカーに合っている。最初の15分が勝負だ。そこで(出来れば)2点取って試合の主導権を握りたい。頑張れ!なでしこジャパン!!

なでしこジャパン1次突破「ON」に期待
http://beijing2008.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp2-20080812-394760.html

なでしこジャパン、明日の大一番・ノルウェー戦に向けたトレーニング
http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/b20080811_1.html

ノルウェー戦 2点差勝利で進出決定
http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2008/08/12/27.html

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2008年8月11日 (月)

決戦!なでしこジャパン ノルウェイ戦に向けて

いろいろ考えたのだが、勝ち点状況からして「3位のうちの上位2チーム」に入るのは至難だろう。むしろグループ2位に入る方が可能性が高い気がする。日本のノルウェイ戦勝利は必須だが、アメリカがニュージーランド戦で負けか引き分けだと、2位に入れる可能性がある。

ポイントは得失点差と総得点。現在2位以下は得失点差は同じだが、総得点はアメリカが一番低い。アメリカが初戦で2失点負けしたが、日本やニュージーランドが1失点でしか負けていない。ノルウェイ戦で、点差も総得点も差がつくような勝ち方が出来れば、2位通過の可能性がある。ニュージーランドは下馬評を覆す仕上がりだし、アメリカの状態が良いとも思えない。ニュージーランドが頑張ってくれれば...。また、ノルウェイは引き分けでも1位通過出来る状況にある。温存策を取ってくる可能性もあるだろう。とにかくノルウェイ戦、快勝するしか道はない。

Gグループの状況
1位 ノルウェイ 2勝0敗 2-0 1-0 +3
2位 アメリカ  1勝1敗 0-2 1-0 -1
3位 日本    1分1敗 2-2 0-1 -1
3位 NZ    1分1敗 2-2 0-1 -1

サッカー予選リーグ順位表
http://beijing.yahoo.co.jp/event/result/FB?tp=STD

そのノルウェイ戦だが、どう戦うのか。その前に女子サッカーライターの江橋さんにひとこと。

追い詰められたなでしこ、消えた攻撃サッカー
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/special/beijing/soccer/japan/text/200808100006-spnavi.html

貴重な女子サッカーライターだからあまり批判したくないけど、安藤、宮間、阪口のファンということが前面に出過ぎてイタ過ぎる。特に安藤に対して。このアメリカ戦、近賀と安藤の前後を入れ替えた時間帯が、一番ゴールの可能性があったと思うが。男性サッカーマニアがこの3人のファンになりやすいっていうのは、感覚として非常に良く分かるんだけど、もうちょっと視野を拡げて欲しいもんだ。

それはさておき、事ここに至っては、システムに合わせて選手を起用している場合ではなく、「いまここで力を出せている選手」を並べて行くしかないと思う(荒川と阪口は負傷している懸念がある)。ベルマーレの菅野監督が良く言う「リバウンド・メンタリティ(状況を跳ね返す精神力)」を持った選手がスタメンに必要だ。近所のよしみでバイアスがかかっている可能性があるが、アメリカ戦で最も「リバウンド・メンタリティ」を発揮したのが近賀だと思う。ノルウェイ戦は彼女を前で先発させるしかない。ゴールに向かって積極的に仕掛けて行ける選手、前に向かう大きな推進力を持った選手が、前のポジションに絶対に必要だ。あと、私は原を非常に高く買っている。ボールを持ったら常に前を向こうとする姿勢、ハードワーク、確かな技術。ぜひ先発させて欲しい。また、FWの丸山は「来てる」感じがする。Jヴィレッジの伊賀FC戦で見た、華麗でスケールの大きいゴールがまた見れそうな気がするのだ。そして左サイドバックの宇津木瑠美。オリンピック最後になるかもしれないこの試合、最年少19歳の彼女にチャンスを与えて欲しい。超アウェイのメキシコでは大きな仕事をしたし、規格外のスケールを感じる選手だ。「一発」のある彼女に期待したい。

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2008年8月10日 (日)

なでしこジャパン 1次リーグ突破の可能性は...

終わってしまったことを考えてもしかたないので、1次リーグ突破の可能性について考えたい。
G組の星取り表と対戦予定である。

1位 ノルウェイ 2勝0敗 2-0 1-0 +3
2位 アメリカ  1勝1敗 0-2 1-0 -1
3位 日本    1分1敗 2-2 0-1 -1
3位 NZ    1分1敗 2-2 0-1 -1

G組最終戦(12日)
日本vsノルウェイ
ニュージーランドvsアメリカ

サッカーの日程と結果
http://beijing.yahoo.co.jp/event/schedule/FB

参加チーム中「最弱」と予測されたニュージーランドの予想外の健闘。これが大誤算である。
ノルウェイに大量失点負けするのを期待したが、僅差負けとなった(シュート数ではノルウェイを上回っている!)。このため、勝ち点、得失点、総得点ともに日本と並んでしまっている。

ニュージーランドvsノルウェイ 結果
http://beijing.yahoo.co.jp/event/result/FB?i=400&ph=G&s=W&u=04#0

決勝トーナメントに進むにはグループ2位以内か、3位のうちの上位2チームに入らなくてはならない。これまでの2試合を見ると、2点差で負けたのがアメリカだけであり、その他の試合はすべて最少得点差。「3位のうち上位2チーム」を目指す戦いも大混戦である。日本としてはノルウェイ戦に勝つことが望ましいが、事前に1位通過が確定していればノルウェイが温存策を取ってくる可能性もあるものの、第3戦は同時刻スタートである。

引き分け以上で、その場合でも総得点を出来るだけ獲得するような(引き分けの場合でも2-2のような)、本当に「1点」が重い戦いになりそうだ。しかし、まだまだ可能性は残されている。ここから這い上がって行くのが、なでしこジャパンのスピリットのはずだsign03 北京の夏を、ここで終わらせるわけにはいかないimpact

追記chickchick
他組では3チームが勝ち点3以上になっているため、引き分けだと敗退が決まってしまうそうだ。ノルウェイ戦、勝利しかないsign03

なでしこ、ノルウェー戦勝利が絶対条件
http://www.sanspo.com/soccer/news/080809/scc0808092340011-n1.htm

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2008年8月 9日 (土)

頑張れ、なでしこジャパン!! 新たな歴史を作れ!!

エースの永里優季は北京からもブログを更新しているが、「いつも以上のプレーは出来ない、今までやってきたことしか試合で出せない」と試合前日の心境を語っている。なかなかのリアリストで頼もしい限りだ。日本人は「決戦で勝利する」という思考法が昔から多いのだけど、これは弱者の思想。自信の無さの裏返しだ。永里のような発言は、積み重ねてきた自信があってのこと。是非とも先制点を!

永里優季のブログ Tommorow is another day
http://ameblo.jp/yuuki-n-19/

さて、今日の運命のアメリカ戦、ニュージーランド戦不出場の池田浩美(旧姓・磯崎)の先発が監督から明言されている。NZ戦が「温存」だったとは少々驚きだ。今日の試合では、マンツーマンでの潰しと守備のリーダーとしてのラインコントロールが求められる。強力なアメリカ攻撃陣を抑えるには積極的にオフサイドを取りに行くことが求められるが、審判団の質、相性も関わってくるだけに心配はある(アテネではこれに泣いた)。またセットプレイは出来るだけ与えないようにすべきで、セイフティな対応が必要だ。だからといって消極的になるとやられてしまうし、難しいところだ。

なでしこ米国戦CB池田!主将ライン統率
http://beijing2008.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp2-20080809-393417.html

この試合はシュートチャンスはさほどないと思われる。少ないチャンスを相手DFに囲まれてもモノに出来る、永里優季、荒川恵理子の両FWに期待したい。また、前線からハードワーク出来るベテラン、原歩の先発出場が必要だと思う。サイドバックにはNZ戦でCBに入った矢野喬子はどうだろうか。この試合、守備の計算できる選手を起用すべきだと思う。

FIFAランキング1位のアメリカにまだ日本は勝ったことがないが、この大一番で日本女子サッカー界に新たな歴史を刻んで欲しい。

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女子サッカー界のプロ契約事情

日テレ・ベレーザの澤穂希、大野忍、加藤興恵 、浦和レッズレディースの柳田美幸、安藤梢、矢野喬子、INACレオネッサの原歩の7人がプロ契約しているとある。大野がプロ契約したのはつい最近(6月)だよね。

プロ増加、なでしこ環境改善 でも高額年俸皆無…バイト抱え悲願へ 北京五輪
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/sports/m20080807019.html?fr=rk

プロ契約は10人位いると思っていたけどなぁ?ベレーザのGK小野寺志保は、少なくとも07年度はプロ契約だったはず。浦和だと北本綾子や庭田亜樹子あたりもプロ契約していておかしくないのだが、A代表キャップ数の規定とかがあるのかも。

前から疑問なのは、プロ選手とアマ選手の練習時間。アマ選手が基本なので、どのチームも練習は夕方か夜にスタートする。プロ選手も当然これに参加するはずだが、日中はどうしているんだろう。プロ選手だけで練習しているのだろうか。すると昼と夜も練習で大変だと思うのだが...。安藤は筑波大大学院に通っているので、昼間は大学のはず。

学生選手はアルバイトもしているみたい。岩清水のブログを見ると、去年はプール監視員、最近は居酒屋でバイトをしているようだが、その時間を捻出するのは大変だと思う。学校帰りにチーム練習に出て、その後(深夜)だろうか。日曜はリーグ戦だし、遠方アウェイの際は前泊している。代表合宿や海外遠征も多い。いやホント忙しいと思う。

女子選手の収入としては、JFAからの報償金というのがある。女子W杯出場、北京五輪出場の決定、東アジア選手権優勝で報償金が出たが、すべて足しても100万円いかなかったはず。女性がサッカーで稼ぐのは本当に大変で、社員寮のある企業チーム以外のアマ選手(クラブチーム所属のほとんど選手)は、親元から離れてひとり暮らしというのが中々出来ないのが現状だ。

しかし、自らの頑張りで女子サッカーの環境は徐々に良くなっている。アテネオリンピックの頃は「時給バイト」の選手が多く、代表合宿に呼ばれたり大会に参戦するとその期間の収入がゼロになってしまっていたが(代表に呼ばれて減収ってどういうことだ?)、アテネ後は「契約社員」への移行が進んだ。西友で働いている荒川も、派遣社員から西友の契約社員になった(西友のチラシに登場したのはその後)。

これはアテネでの「なでしこジャパン旋風」によるものだが、今回の北京オリンピックでメダル獲得となれば、さらなるアピールが出来、待遇改善も期待できる。なでしこジャパンの選手は、自らの、そして女子サッカー全体の発展のために戦っている。こういう部分も女子サッカーを応援したくなる要素のひとつだ。

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いよいよアメリカ戦!ガンバレ近賀ゆかり選手!!

いよいよ明日、運命の第2戦である。日米の意地が激しくぶつかり合うだろうこの試合を制することで、決勝トーナメント進出への希望が見えてくる。男子もアメリカ代表をあと一歩まで追い詰めた。なでしこなら、必ずそれ以上の結果を出せるはずだ。

さて、右サイドバックのスタメン、背番号2の近賀ゆかり選手である。私が女子サッカーを応援する最大のきっかけとなったのが彼女の存在なので、彼女には非常に感謝している。そして今回、応援している選手が、女子サッカー選手として最大の名誉であるオリンピック代表として出場するという、サポーター最大の喜びを味わわせてくれた。まったく大感謝である。これはベルマーレのJ1復帰にも匹敵する大歓喜だ(ベルマーレも今年味わわせてくれまいか?)。

私は99年からベルマーレを応援し始めサッカーサポーターの世界に入ったが、近賀選手の存在を知ったのは不覚にも04年のアテネオリンピックの時だった。町内会連合会の機関紙で「アテネオリンピック特集」が組まれ、オリンピックの縁のある地域の人たち紹介があった。その中になでしこジャパンのバックアップメンバーに選ばれた彼女の姿があり、「すぐそこのすし屋の娘さんが代表クラス?」と驚愕したものだ。アテネオリンピック後、監督の上田栄治さんがベルマーレに返り咲いたりして、ますますなでしこジャパン、女子サッカーに興味を持った。また、茅ヶ崎の知り合いの女性が30年くらい前の女子サッカー黎明期、望月三起也先生率いるチームにいたなんてこともあった(小学生時代の本田美登里さんと対戦した記録もある)。

05シーズン最初の試合、「なでしこスーパーカップ」の浦和レッズレディース戦が初観戦試合で、この時にはすでにゲーフラを用意していた。ベレーザ、代表のどちらの応援にも使えるよう、ベースをグリーンとブルーのグラデーションにしたものだ。
スーパーカップの時の写真を持って、初めてお店に行った。その時彼女がたまたま帰宅していて挨拶をさせて頂いたのだが、実家がお店というのは本当に良い。一般家庭に唐突に挨拶には行けないからなぁ...。お店の休みと試合日程がほとんど合わないので、お父さんは元日の試合(全女決勝戦)や、たまに平日にある代表の試合以外、見に行けないようだ。そんなわけでたまに訪れて写真を差し上げたりして来た。

アテネオリンピック後、近賀選手はしばらく代表から遠ざかった。また、ベレーザでもサブに回ることが多くなった。この苦しい時期を知っているだけに、現在のなでしこジャパンのスタメン、主力としてオリンピックに挑んでいる今の状況は非常に感慨深いものがある。一般的にチームでスタメンを勝ち取らなければ代表入りは難しいが、ベレーザは代表級の選手が10人はいるという圧倒的な戦力を持つチーム。スタメン獲得は至難であるが、逆に捉えれば、毎日の練習が代表と変わらないレベルで行われる最高のサッカー環境でもある。

他のどのチームに移籍しても主力としてスタメンをはれる実力を持っている。正直、移籍して出場機会を得て欲しい、その方が本人にも良い、と思った時期もあった。しかし、大橋前監督が攻撃的MFをサイドバックに起用するプランを持ち、右サイドバックに安藤梢と近賀選手を抜擢して競わせた。安藤はもうひとつ前のポジション(本来のポジション)の方が適性があると判断されて元に戻り、近賀選手が右サイドバックに定着、同時期にベレーザでも右サイドバックにコンバートされ、このポジションでチームでもスタメンを獲得した。そして現在に至るわけだが、このコンバートを成功させたのは、本人に適性があったことはもちろん、並外れた努力があったものと思われる。特に守備技術とスタミナ面では相当苦労したはずだ。

近賀選手の特性は、大胆なポジショニングとスピード(身体・判断ともに)、そして長短のパスセンスだ(ロング・アーリークロスのセンスが抜群で、エース・永里優季との相性も良い)。サッカーを「エンジョイ」するタイプではなく、道を究める職人のようなイメージだ(すし職人のお父さんの影響が多分にあるように思う)。そしてあくまでもポジティブなスタンス。性格的にもサイドバックに向いていると思う。ビジュアル的にも、なでしこジャパンのアベレージを上げているだろう(下のポスター写真参照)。

オリンピック出場が決まって以来、お店、そして近所にも応援ポスターが貼られるようになって来た。完全にご近所の星である。小学校3年生でサッカーを始め、約14年で最高のレベルまで登り詰めた。中学生くらいまではウチから2ブロック先のところに住んでいたはず。こんな超ご近所で、こんなサクセスストーリーが進行していたとは....思いもよらないことだ。一方この14年、僕は何をして来たのだろう...などと考え込んでしまうこともある(笑)。登っているのか落ちているのか正直良くわからんが、まぁ楽しくはやっているな(笑)。

戸塚東口商店会のサイトに近賀選手の特設コーナーがあるが、何とお兄さんがこのサイトのスタッフでもあるのだ。トップページの画像はリロードすると変わるが、ご両親とお兄さんの写真が出てくるパターンもあるので何度もリロードしてみよう。横浜FCの小野智吉選手(元ベルマーレ)の特設コーナーもあるが、サッカーをやっていたこのお兄さんの影響が強いものと思われる(トモキチ選手の小中1コ下とか)。

戸塚東口商店会 e-totsuka
http://www.e-totsuka.info/index.php

次に紹介するのはタウンニュースの記事。内容は楽しく、また良くまとめられていると思うが、決定的な誤植がある。お兄さんもインタビューに関与しているのだが、「兄弟ならではのコメントをはさんだ」とある。「兄弟」とは何だコラ(笑)。服の影響が多分にあると思うけどさぁ...coldsweats01

近賀ゆかりさんと対談(タウンニュース戸塚区版)
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/11_tots/2008_3/07_24/tots_top1.html

ニチレイWodish(ウーディッシュ)のベレーザ選手インタビューは、普段の生活面の話が多く出てくるので大変興味深い。写真も素晴らしいし、企画自体もとても良いと思う(もちろん製品も)。

ニチレイWodish(ウーディッシュ)特別企画 Vol.2 ロールキャベルとパスタのトマトソース仕立て編
http://wellness.nichirei.co.jp/wodish/spe02.html

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2008年8月 7日 (木)

なでしこジャパン NZ戦を振り返って(2)

録画で失点シーンを振り返ってみる。まず、ニュージーランドの7番の選手にサイドを完璧に崩されてしまったことが問題。緩急差をつけた縦へのドリブルで柳田美幸が振り切られた。やはり柳田は1対1の対応に問題があるな...。そしてクロスを中に入れさせてしまったのだが、これがGKとDFの間をGKから遠ざかって行く絶妙なクロス。スピードも素晴らしかった。

このクロスボールが右サイドバックの近賀ゆかりの方に来たのだが、これを近賀が避けてしまう。オウンゴールの可能性、あるいは長身揃いの相手に対してCKを与えたくない、という判断からだったと思うが、背後にはニュージーランドの選手がおり、ダイレクトでシュートを決められてしまった。足元の方に向かって来るボールのクリアは難しかったと思う。あのパススピードでは周囲からのコーチングも間に合わなかったか。結果から言うと、ちょっとでもボールに触ってコースとタイミングを変えるべきだった。(サイドを破られ、絶妙なクロスを入れさせたことが一番の問題であるが)

また、柳田、近賀という攻撃的MFからコンバートした選手を、同時に両サイドバックに入れるということの潜在的な危険性が露呈してしまった...と見ることもできる。NZ以上の攻撃力を持つアメリカ戦はどうするのか?

一方、なでしこジャパンのシュートはタイミングもコースも正直過ぎた(大野忍)。各国の大柄なGKから得点するには、意表を突くシュートタイミング、コースの狙いが必要だろう。大野は攻め急いだ感があるが、序盤に猛攻を受けたことが「早く決めて楽になりたい」という焦りを生んだか。これはチーム全体に言えることだが、2失点して追い込まれてから全体の動き、連動性が高まった。次のアメリカ戦は頭からこのモードで行かなくてはならない。

同点弾となった澤穂希のボレーは、斜め方向からの低い弾道のクロスに身体を捻りながら合わせたもの。「無心」のシュートだったそうだが、すごい発想だ。直前のマーカーを外すための動き(ファーからニアへ)も素晴らしい。また、的確にそこに合わせて行くキッカー宮間あやの技量も並ではない。宮間のキック精度は後半になるにつれ、どんどん良くなって行った(通常の状態に近付いて行った)。アメリカ戦では、冒頭からこの精度でお願いしたい。

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なでしこジャパン NZ戦を振り返って

今回のユニホームはアディダスの3本線がない全身青。胸にはJFAワッペンがなく日の丸のみだが、これはメキシコオリンピック以来のことらしい。このため、とてもクラシカルで味のある雰囲気になった。胸にヤタガラスがいないのは、伝説の由来を巡って中国と何か問題でもあったのか...?

追記:ヤタガラスは「商標表示に当たる」という判断らしい。ユニホームを販売する商業行為に繋がる可能性があるから、とか。各国も協会エンブレムを使えないのか?アディダス3本線も同様の理由だと思うが、元来は機能上のデザインなんじゃないのか。

グループGの第2試合はノルウェイ(FIFAランク5位)vsアメリカ(FIFAランク1位)の対戦だったが、優勝候補筆頭のアメリカは序盤の立て続けの失点を挽回で出来ず、なんと2-0で完封負けしてしまった!20本のシュートのうち11本が枠内だったようだが、やはり初戦は難しいということか。優勝候補のチームは、コンディションのピークを決勝トーナメントに合わせている。そのためこの試合で100%の状態ではなかったかもしれないが、グループリーグ第1戦終了時点でリーグ最下位という状況である。これは波乱だ。

次の試合、アメリカは日本と戦うのだが、大変なパワーで向かってくるだろう。安易にセットプレイを与えないように慎重に守り、堅守速攻でしぶとく戦ってアメリカを追い込みたい。この2戦目、勝利が欲しい!原歩に代表されるハードワークが重要になるだろう。

身長150センチ台の宮間あや、大野忍が大柄なニュージーランド選手を相手に奮闘する姿は、まさに「世界と戦うなでしこ」の象徴。日本の、特に女性はアツくなって応援したのではないだろうか。女子サッカーをやっている子供たちにも大きな希望を与えられたと思う。

途中出場のFW丸山桂里奈が自信を持った良いプレイを見せていた。アメリカ戦の先発も考えられるのではないだろうか?あのドリブルはなかなか止められないと思う。永里優季はポストプレイはとても良かったが、持ち味である「男シュート」をもっと撃って欲しかった。ちょっとシュートの積極性に欠けていたかもしれない。アメリカ戦ではガンガン撃って行って欲しい!

この試合、一番舞い上がっていたのは審判だったな。ポジションの取り合いのイザコザの中でイエローが出るし、あれでなでしこジャパンの心証は物凄く悪くなって、訳が分からないPK判定に繋がったと思う。これからは審判の国際大会経験を事前に把握して、そのレベルに合わせた試合運びが必要になってくるだろう。今回のPK判定について、チームによる抗議は必要だと思う。

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2008年8月 6日 (水)

なでしこジャパン、初戦はドロー!

いやー、やはり大きい大会の初戦は難しい!負けなかったこと、追いついてドローに持ち込んだことは大きく評価したい。最後まで諦めない、最後まで頑張る「なでしこらしさ」は見せてくれた!これで負けていたらグループリーグ突破は絶望的だった...。

今日の試合の反省点としては、まずFWの大野忍が1対1のシュートチャンスを外し過ぎたことがあげられる。179センチという大柄なGKとの対戦は国内リーグではあり得ない。こうした環境のせいもあるのだろうか?それからやはり左サイドバックの柳田美幸が1対1の局面で弱い。1失点目を生んだ、サイドを破って入れられた完璧なクロス、そして2失点目の原因となったCKを与える1対1での対応...(PK判定も訳が分からなかったが)。

立ち上がりは予想どおりみんな固くなっていたが、猛攻を耐え切ってからは、どの選手もそれぞれの持ち味は出せたと思う。なぜかキャプテンの池田浩美(旧姓磯崎)が出場せず、岩清水梓(いわしみず・あずさ/日テレ・ベレーザ)と矢野喬子(やの・きょうこ/浦和レッズレディース)の若いセンターバックコンビとなったが2人とも良くやっていたし、特に岩清水の前目からの守備はセンス抜群で素晴らしかったと思う。

澤穂希と阪口夢穂のボランチ(センターMFと言った方が良いのか?)は期待どおりのボール奪取能力と素早い展開を見せてくれた。終了間際、痛みに強いはずの澤が痛みに表情を歪め担架で出た時は青ざめたが、その後ピッチに復帰したのはさすがだ。しかし、澤の怪我が重いようだったら今大会は大変なことになってしまう。心配だ..。大事に至らないことを祈る。

今日も同点に追いつく決定的なゴールを決めたのは、澤!あれは、もの凄く高度なボレーシュートだったと思う...なかなか出来る発想のシュートではない。そして解説の小島伸幸(元ベルマーレのGK)が言っていたが、あのシーンで相手GKの前に立ちはだかってGKの視界を遮ったのは恐らく永里優季だと思うが、ナイスプレイ、ナイスアシストだったと思う(永里のポジションはオフサイドだが、直接的にプレイに関与していないので相手DFの1人がゴール内にいたのでオフサイドにならなかった、隠れたナイスプレイとの解説。さすが元GKらしい視点だ)。永里はこの試合、非常に安定してポストプレイが出来ており、決定的なゴール前へのパスを何本も供給していた。調子は非常に良いものと思う。次のアメリカ戦で1発、いや何発も決めてくれ!

3グループ12チームのうち、各グループの上位2チームと3位のうちの上位2チーム、合計8チームが決勝トーナメントに進む。グループリーグ3位でも可能性はあるのだ。これから当たるアメリカ、ノルウェイから少しでも多くの勝ち点を奪い(1勝1分!)、最悪でも「3位のうちの上位2チーム」に滑り込まなくてはならない。今日のニュージーランドのように、チャレンジスピリットを持って、今後の2試合に臨んで欲しい。アメリカはエースを骨折で欠いている。成せば成る!

サッカーの大会進行ルール
http://beijing.yahoo.co.jp/event/rule/FB

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いよいよ開戦!頑張れ、なでしこジャパン

いよいよ、この日、この時がやって来た。グループリーグ突破のカギとなる初戦であると同時に、オリンピック日本チームとしても最初の試合。最高度の注目度の中で行われる、女子サッカー選手としての桧舞台。彼女たちのこれまでのすべての時間がこの時のためにあった。

JFA:なでしこジャパン 北京オリンピック2008
http://www.jfa.or.jp/national_team/nadeshiko/activity_2008-02/index.html

今大会のなでしこジャパンには、メダルの期待がかかっている。FIFA女子ランキングで日本は10位(男子の10位はフランス)。「メダルを狙う」という目標は決して誇大広告ではない。1968年メキシコオリンピック以来のメダル獲得を果たすのは、なでしこジャパン!そして得点王は「女カマモト」永里優季(ながさと・ゆうき/日テレ・ベレーザ)だ!

このチームの特徴は、何といってもエースの澤穂希(さわ・ほまれ/日テレ・ベレーザ)と阪口夢穂(さかぐち・みずほ/TASAKIペルーレ)の2ボランチだろう。ボールを奪う能力、パワー、テクニック、展開力、戦術眼。それらを兼ね備えた攻撃型の万能選手をこのポジションに据えることが出来た。これによって、ボールを奪ってからの様々なパターンの速攻が可能となっており、チームの基本コンセプトにもなっている。澤と阪口のボランチだから実現可能なコンセプトなのだ。
(ベルマーレのボランチと比較してみると、田村はボールを奪う能力は抜きんでているが、奪ったボールを相手に渡さないようにするのがテーマとなっているし、坂本は奪ったボールを誰かに預けないと攻撃参加出来ない。展開力やミドルシュートが期待出来ないのだ。)

これまでは「何でもかんでも澤だのみ」という面があった。その澤に守備的なポジションを任せられるということは、攻撃の戦力が充実してきたからだ。まず、絶対的な司令塔、攻撃のコンダクターとして宮間あや(岡山湯郷ベル)の成長があげられる。1対1で抜き去るテクニック、必殺のFK、CK、クロス。それらに磨きをかけた上に、守備も頑張り、走り負けないようにもなって来た。「ここ一番」で最高のプレイを見せてくれる、頼もしい存在だ。

そして荒川絵理子(日テレ・ベレーザ)、永里優季(同)、大野忍(同)、丸山桂里奈(東京電力マリーゼ)のFW4人衆。「代表FW」を育てることはナショナルチームの永遠の課題だが、なでしこジャパンではこの課題はクリアされたと私は見ている。アテネオリンピックを経験した荒川と丸山。アテネに行けなかった悔しさをバネに国内リーグ(なでしこリーグ)と代表で実績を積み上げ、登り詰めてきた永里と大野。特長の異なるこの4人のFWは、世界と戦える武器だと思う。

一方、不安な点が無い訳ではない。右サイドハーフの安藤梢(浦和レッズレディース)と左サイドバックの柳田美幸(やなぎた・みゆき/同/茅ヶ崎高校出身)の守備が、少々不安に感じるのだ。彼女たちは攻撃には非凡な才能を見せるが、集中して攻められるとメンタル的、フィジカル的に挽回出来ない部分が見られる。メダルを目指した戦いは、攻め込まれ、耐え忍ぶ時間帯が非常に長いと思われる。耐え切れるのか?いや、耐え切って、攻撃の起点となって活躍して欲しいのだが...。
また、安藤はサイドから中にドリブルに切れ込んでシュートを放つ「第3のFW」としての持ち味がある一方、右サイドバックが上がった後のスペースのケアをあまりしてくれないという問題がある。これをきちんとやってくれないとサイドバックの攻撃参加がしにくいだけでなく、相手に突破口を与えることになってしまうので厄介だ。右サイドバックを務める近賀ゆかり(きんが・ゆかり/日テレ・ベレーザ)を特に応援している私の立場としてもこれは大変困るのだ(近賀選手のお父さんも、まったく同じ懸念を持っておられるぞ)。こうした問題点は当然監督から指導されていると思うので、きっと改善されるとは思っているが....。

今回選出された18人のメンバーで「良い人選だなー」と思わせる選手が2人いる。主に右サイドハーフを任される原歩(はら・あゆみ/INACレオネッサ)と左サイドバックの宇津木瑠美(うつぎ・るみ/日テレ・ベレーザ)だ。原は澤と同年代のベテラン選手で、かつては代表でも一時代を築いたものの、一度引退しかけて復帰したという経歴を持つ。こういう選手はワンプレイ、ワンプレイに賭けるキモチが全然違う。壮行試合のアルゼンチン戦では安藤に代わって投入されたが、徹底的なハードワークは見事なものだった。アジエルのようなターンの速さも素晴らしい。守勢に回る展開(ほとんどそうだと思う)では絶対に必要な存在だと思う。そして19歳の大型レフティ、宇津木瑠美。大型なのはプレイのスケールだ。ベレーザでは選手層の分厚さからベンチ外になることすらあるが、佐々木監督はよくぞ彼女を選んでくれたと思う。やたらと「天才」を連呼するライターがいるが、私がこのチームで「天才」だと思うのは彼女と荒川だけで、「天才度合」は宇津木の方が高いと思う。「天才」というのは一番大事な時にビッグなプレイが出せる選手だと私は思う。1試合に3本しかシュートを撃てないような困難な試合を勝ち抜くには、宇津木→荒川の「一発」の展開しかない。大舞台でこそ、この2人ならやれる。そう思わせるものを持っているのだ。

初戦はFIFAランキング24位のニュージーランド。グループリーグ突破には勝利はもちろん、得失点差も求められる。入り方が難しい初戦としては一番イヤな相手である。FIFAランキング1位のアメリカが相手であれば「当たって砕けろ」的にノープレッシャーで戦えるのだが....。いや、なでしこたちは初戦のプレッシャーを必ず跳ねのけて、日本代表チームの先駆けとなってくれるだろう。そう信じて日本時間18時のキックオフを待ちたい。頑張れ、なでしこジャパン〜!!

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先週行われたアルゼンチン女子代表チームとの壮行試合。アルゼンチンもオリンピックに出場する。

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2008年6月29日 (日)

ベレーザvs伊賀(多摩市陸上競技場)

ベレーザvs伊賀の試合を観戦。ベレーザ戦は今季初だ。多摩市陸上競技場は屋根が無いので、豪雨の中の観戦は辛い。後半から小降りにはなったが…。自転車用に買ったレインシューズカバーを持って来るんだった!

ベレーザの選手たちは一対一に絶対の自信を持っているので、寄せられても狙ったパスを繰り出せる。その積み重ねが相手との大きな差となって、ゲーム全体を支配出来ている。カバーリングが的確なので見ていて安心出来るのだが、これは全員が先を読んでプレイ出来ていて、連動性が高いということ。こういうサッカーが見ていて一番面白いんだよね。

そんなベレーザでもミスは起きる。ボランチがバイタルでボールを失ったり、センターバックが相手にパスを出してしまったり。
ベレーザは3得点で勝利したものの、ボランチのミスから1失点してしまった。ミスはやはり怖いなぁ。

この日印象に残ったのは木龍七瀬と小林弥生。木龍(きりゅう)は後半からの登場で左サイドハーフをやっていたが、プレイがハッキリしていてとても良かったと思う。小林弥生はなぜ代表に呼ばれないのか全く不思議。今日もFKで1点を取ったし、パスやスルーのセンスが非凡。日本の女子があんまりやらないハードタックルも魅力的。相手チームやサポーターの激怒対象だが、国際試合では必要なスキルだと思うんだよな。。

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2008年6月 5日 (木)

なでしこジャパン 今晩中国と激突!

AFC女子アジアカップ ベトナム2008を戦うなでしこジャパンは、「2点差以上での勝利が必須条件」という追い詰められた状況の中、見事オーストラリアを3-1で撃破してグループリーグを首位で突破。
今晩、前回大会優勝の中国と準決勝を戦う!

【AFC女子アジアカップ ベトナム2008】なでしこジャパン、決勝進出を懸けて中国と激突!(08.06.04)

http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/news/080604_10.html

活用法が模索されていた安藤梢が全3試合に出場したり、宇津木瑠美をボランチで起用したりとテストもうまく行っているようで興味深い。2月の東アジア選手権優勝に続いて、北京オリンピック前にアジア女王のタイトルをゲットだ!

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2008年4月13日 (日)

いよいよ開幕。なでしこリーグ観戦のすすめ

本日JFLの佐川印刷vs栃木SCの試合が京都で行われるが、ベルサポの何人かが応援に行くらしい。猪狩目当てと悠介目当ての人たちなので、現地では敵味方となる。これはなかなか面白い経験になるんじゃないかな。

私は99年からベルサポだが、05年から日テレ・ベレーザも応援している。きっかけは前年のアテネオリンピックでの「なでしこジャパン」ブームと、監督が元ベルマーレの上田さんだったこと、そしてご近所さんに選手がいたことだった(アテネをきっかけに町内会の新聞で知った)。

普段と違うカテゴリーのチームの応援に参加すると視点が多様化する。その目でベルマーレやJ2リーグを見るとより深く感じられるようになると思う。個人的にはそうだった。

女子サッカーのトップリーグは「なでしこリーグ」(2部制、今シーズンの大会名称は「プレナスなでしこリーグ2008」)だが、基本的にアマチュアのリーグである。プロ契約選手も数名いるようだが、リーグ全体で数名であり、全体がプロのチームはない。まずこのことが新鮮に感じられた。

ベルマーレでいえば先日の徳島戦。そしてアビスパ福岡の昨日の試合(岐阜戦)。格下と目されるチーム相手に1点先制した後、なかなか加点できずにいるうちに同点ゴールを許すとバタバタになり惨敗を喫することがある。例年のベルマーレの第4クールもそう。目標を見失って無気力な試合を続ける。
所謂「モチベーション維持」の問題が起きているのだが、こうしたモチベーションの問題が起きるのは「彼らがプロだから」ということが、なでしこリーグの試合を観ることでよーく分かった(本当の本物の「プロ」なら起こり得ない問題だが...)。

アマチュアの試合にモチベーションの問題は起こり得ない。サッカーをすること、ピッチに立つことが目的でやっている。高校野球でモチベーションの問題など起きるだろうか。
ベレーザが前半4点、後半4点取ることは珍しくないが、相手チームはどんな展開になっても全力で向かってくる。ベレーザは大量リードでも最後まで手を抜かない。こうした姿が実に清々しい。

私が印象に残っているのは05年の駒場での浦和レッズレディース戦。スコアは7-0で試合時間は残り数分。浦和が自陣深いところからのスローイン。この状況でFW大野忍は猛ダッシュをかけてスローインのボールをカット。またスローインになる。これは並大抵のことじゃ出来ないプレイだと思うし、非常に感銘を受けた(7得点したことよりも)。
こうした大量得点差の試合のスタッツをウェブで見て「ベレーザが強すぎてつまらん」みたいな意見を書く者がいるが、一度現場に来て試合を観て欲しいものだ。なでしこリーグはスカパーでは観れないから。

アマチュアリズムは応援のスタイルにも反映されている。浦和レッズレディースとアルビレックス新潟レディースの主催試合以外は基本的に入場料無料であり、サポーターには「タダで観戦させて貰っている」という思いがあるので(浦和や新潟のチケット料金もかなり安いのだが)、試合前に「選手たちに敬意を表してブーイングは自粛しましょう」という呼びかけがなされる(少なくともベレーザのサポーターはそうしている)。ブーイングのないスタジアムというのは実に清々しいし、サポーターがチームや選手に常に敬意を持って接しているのも清々しい(というか、こうであるべきだし、もともとはこうだったはず)。

男子のようなパワーやスピードは見られないが、その分、「手が付けられない個の力」や「単調な放り込み」といった大味な展開はないので(キックの飛距離がないので細かく繋いで行くしかない)、慣れれば楽しめると思う。男子の試合だとスピードが早過ぎてどういう崩しだったのか分からないことがあるが、女子の試合は分かりやすいという利点がある(ピッチやボールのサイズ、試合時間は男子と同じ)。

なでしこリーグ公式サイトは情報も盛りだくさんで楽しめる。

なでしこリーグ公式サイト
http://www.nadeshikoleague.jp/

Jリーグと試合日程が重ならないことも結構あるので、ぜひ一度観戦に行ってみて欲しい。

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2008年4月 9日 (水)

sabra5月号グラビアに澤&荒川が登場!

これはビックリした。ベレーザ公式にも情報がないが、グラビア誌sabraに澤と荒川が大登場sign03
写真は3枚あるが、どれも最高に素晴らしい。カメラマンは篠山紀信。最高の表情を見事に引き出している。さすがだねぇ。

文章の中に、澤がなぜボールを奪うテクニックが最も優れているのか?という話があり、「小さい時から攻撃が大好きで、それには相手のボールを奪わなくてはならないから自然とテクニックが身に付いた」という本人の述懐がある。これは非常に興味深い。攻撃のためのボール奪取...。

現在のベルマーレで最もボール奪取が上手いのは永田だと思うが、彼もどう見ても攻撃大好き人間。澤と同じ理由でボール奪取が上達したのだろうか。

澤がすごいのは、こぼれ球を拾ってのダイレクトミドルを枠内に撃てることだと思う。あれは技術的に難しいぞ。「ボール落下点の予測」「シュート、アプローチ方法の選択」の判断を瞬時にして、シュートを撃てる位置に誰よりも速くアプローチしないといけない。そして枠へ飛ばす技術。
ダイレクトで撃たれると相手GKは準備できないからキャッチできない。弾かれてもFWが詰めれば即得点となる。永田もこれを目指して欲しいなぁ。

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2008年2月25日 (月)

なでしこジャパン 東アジア選手権を振り返って

「新システム、新ポジションのテスト(チャレンジ)」という意味合いが強かった今大会だが、3戦全勝で優勝という最高の結果で終わった。
オリンピックイヤー最初の実戦の場でこのテスト(チャレンジ)が大失敗に終わることは、タイミング的に許されなかったはず。もしそうなったら監督交代のタイミングや是非を問われかねなかったと思うが、佐々木監督は自らの初陣を見事「女子代表初のタイトル獲得」で飾った。彼は監督に必要な「勝負運」を持っているのかもしれない。

この大会でチームとして一番良かったのは、「大会を通した戦い方」「各試合での試合運び」がとても上手く行ったことだと思う。これまではその部分が弱かったので、実力的に十分可能性があってもタイトルに手が届かなかった(これは非常に悔いが残る)。
今回は初戦で最強の敵にギリギリの状況で劇的に逆転勝ちしてから、残り2試合を危なげなく無失点で勝利することが出来た。また、各試合とも序盤から攻勢をかけて試合のペースを掴むことが出来た。チームとして本当に大きく成長出来たと思う。これには佐々木監督のリーダーシップを始め、スタッフの方々のサポートの力も大きかったと思う。

個人に目を移してみると、澤のボランチ転向が大成功を収め、大会MVPを獲得することも出来た。
もともと危険察知能力やボール位置予測能力に最も秀でており、プレッシャーや痛みにも強い選手だから適性は十分あった。その効果は守備への貢献だけではなく、下がり目の位置となったことで、そこからの攻撃参加がより有効になった。何度も見られたミドルシュートは察知能力、予測能力がないと出来ないことで、今後もチームの大きな武器となると思う。
中央にトップ下に澤を配置した場合、攻撃がそこを経由するため、攻撃のスピードが落ちることがあった。現代のサッカーは中央のプレッシャーがキツイので、これは得策ではないと思う。

澤が下がり目になったことで、攻撃の起点として左サイドハーフの宮間のウェイトが高まった。
この宮間に関して私は何度か書いていると思うが、今大会において素晴らしい意識改革があったようで、この点を高く評価したい。

宮間は初戦の北朝鮮戦で82分に同点となるFKを決めた後、澤に「もう1点取れば勝てる」と語ったという。このFKをゲットしたのは宮間本人で、この追い込まれた時間帯にエンジンを再始動して果敢に突破を試みた結果の被ファールである。素晴らしい!そしてこの言葉が、ロスタイムも終わりかけた時間での澤の逆転ゴールに繋がったのである。

また中国戦後のインタビューで「自分が走れば走るほど、チームが楽になることがわかった」と語っている。FKの得点力やパスセンス、テクニックが突出しているので、ややもすると「古典的な10番の意識を持った選手」というイメージが付きまとっているが、今大会でハードワークの重要性を深く認識したようで、「もっと体力をつけてピッチの中では誰よりも走りたい」などと驚くようなことを語っている。
この意識の変化には加藤(旧姓酒井)や中地の影響も大きいのではないかと思うが、これはホント、私が期待していたものなので非常に嬉しい。「ハードワークはチーム全体でやらなくてはいけない」ということだ。宮間は一皮むけた印象で、今後さらなる成長が期待できる。

岩清水、豊田の21歳のCBコンビが2試合で安定した守備を見せた。たまたま池田(旧姓磯崎)が体調不良だったことから生まれたコンビであり、チームとしても予想外の収穫だったと思うが、キャプテン池田の競争心にも火を着けたようで、これは双方にプラスになることだと思う。

また、ここのところずっと正GKだった福元が初戦で判断ミスから失点したためか、2戦目以降はベテランの山郷が守り、安定したプレイを見せた。福元の積極的な飛び出しは大きな魅力であるが、時折見せるポジショニングミスが最大の欠点である(これらは表裏一体のものだ)。正GK争いも今後高レベルで行われて行きそうだ。

個性の異なる3人のFW、大野、荒川、永里がそれぞれの能力を発揮し、それぞれ得点を取った。この好調さを今後も是非維持して行って欲しい。
現状では「第4のFW」と位置づけられる丸山もスピードやターンの上手さを見せてくれたし、安藤もこのポジションでは良いところを見せてくれた(サイドバックの練習は今でもしているのだろうか?)。

左サイドバックに入った柳田だが、対面守備がまだ課題のようだ。このポジションでの監督の期待は非常に高いように思われるので、その期待に応えられるよう頑張って欲しい。

「複数ポジションの実戦テスト」が今大会のテーマのひとつだったが、SB矢野のCBは試せなかったし、残念ながら怪我により代表辞退となったCB下小鶴のボランチ起用も実現しなかった(楽しみにしていたのに)。
北欧やアメリカ、オーストラリアのような大柄な選手の多いチームとの対戦では、宮本や下小鶴のような大柄な選手がDFライン前の「防波堤」になる必要があると思うが、今大会ではそのシミュレーションは出来なかった。阪口の守備力が大柄なチームにどのくらい通用するのかも気になるところ。国際親善試合を組むなど、協会に今後の対応が求められる。

JFAのギャラリーページ
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/games/2008/eaff_w_2008/080224/gallery/index.html

TBS「東アジアサッカー選手権2008」(試合ハイライト・インタビュー動画あり)
http://www.tbs.co.jp/e-asian-soccer/index-j.html

北京へ弾み!なでしこ初タイトル(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/02/25/03.html

なでしこジャパンが初優勝! サッカー東アジア選手権(サンスポ)
http://www.sanspo.com/sokuho/080224/sokuho079.html

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2008年2月24日 (日)

なでしこジャパン 永里ゴール!初戴冠!!

なでしこジャパン 3 - 0 中国女子代表

得点者:
18' 大野忍happy02、42' 大野忍happy02、54' 永里優季happy02


東アジア女子サッカー選手権2008 最終順位
1位:日 本 勝点9 得失点差+6 crownshine
2位:北朝鮮 勝点4 得失点差+3
3位:中 国 勝点4 得失点差-2
4位:韓 国 勝点0 得失点差-7


なでしこジャパンは今大会全勝し、初のタイトルを獲得sign03goodgood
こいつは縁起の良いオリンピックイヤーの幕開けだ。みんなオメデトーsign03 sign03

試合を見ていないので内容は分からないが、スコアから見て危なげなく勝利を収めたものと思われる。
永里のゴールで、主力FW全員に得点が生まれたことになる。これは重要だ。

そして大野が大会得点女王shine、澤が大会MVPshineに選出されたそうだ。素晴らしいsign03
さらに朗報。なでしこジャパンはチームとしてフェアプレー賞shineを受賞したとのこと。全勝の上にフェアプレー。最高じゃないか。


JFAのサイト
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/news/080224_02.html

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なでしこジャパン 前半2得点!

大野が2発sign03 大会得点女王も獲得なるかsign02
中国が優勝するためには、後半3得点以上が必要となった。

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なでしこジャパン 初タイトル獲得に向け本日決戦!

東アジア女子サッカー選手権2008もいよいよ大詰め。2連勝のなでしこジャパンが優勝(初タイトル)に向け、本日ホームの中国と対決する。
男子代表は勝たないと優勝がなく、相手の韓国は引き分け以上で優勝という状況だったが、女子の方は逆で、引き分け以上で優勝が決まる。しかし、相手がホームの中国なのであるsign03「勝てば優勝」の試合に、中国国民が燃えspaないはずがない。
中国戦と言えば男子代表との壮絶な一戦が想起されるが、女子代表はFIFAランク11位のチームらしく、冷静にしっかりとゲームを組み立ててくれると信じている。

テレビ放送のスケジュールは下記のとおり。皆で応援しようsign03

■TBS(地上波):    2月24日(日)深夜0:50分- 録画中継
■TBS(TBSチャンネル):2月24日(日)17:20- 生中継
■TBS(BS-i):     2月24日(日)17:20- 生中継

TBSのサイト
http://www.tbs.co.jp/e-asian-soccer/onair/index-j.html

「全員を試す」という方針の佐々木監督だが、まだ出場がないのは池田(旧姓磯崎)、宇津木の2名だけである。風邪で出遅れた池田の先発は確実だが、合い方のセンターバックは誰だろう。韓国戦で左サイドバックで先発した矢野はセンターバックの練習もしているそうだから、あり得るかもしれない。しかしCB2人を入れ替えるリスクを、タイトルがかかった試合で負うかどうかsign02

また、大野はサイドハーフの起用が濃厚らしい。オリンピックの選手枠は18名だそうで、「1人で複数のポジションをこなせること」は必須条件のようだ。初戦で右サイドバック、第2戦で右サイドハーフを見事にこなした近賀などが見本shineのような存在と言えると思う。
これは本来サイドハーフの彼女をサイドバックに挑戦させた大橋前監督の功績だが、同じような役割を与えた安藤にとってはマイナスになってしまったようだ。安藤をどのように活かして行くかが、このチームの課題の一つだと思う。

韓国戦では、ガンガンスライディングに行って高い位置からボールを奪う姿に感激happy01した。
これまでなでしこジャパンに足りなかったのは、こうしたボールへの執念とゲーム序盤からラッシュを掛けていく積極性だった。望んでいた姿が見られて大変満足している。

国内のリーグ戦で、タックルが行われるような激しい試合はなかなか見られない。「2強」のベレーザvsTASAKI戦くらいではないだろうか?こうした試合が普通に展開されるリーグにならないと、代表の強化に繋がらないと思う。リーグ戦のレベルアップに期待したい(五輪前の時期に怪我だけは困るが...)。

中国戦では、永里・宇津木のベレーザ・重戦車コンビ(スマン...coldsweats01)が登場してくると思う。韓国戦で荒川、大野が得点しているし、永里としては「1点取らないと帰れない」という心境だろう。今大会初出場となる宇津木も相当意気込んでいるはずだ。彼女たちと中国選手との激しい当たりが予想され、観客のブーイング対象となることは必至だが、持ち前の負けん気でそれをエネルギーに変換して頑張って欲しい。

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2008年2月22日 (金)

御殿場・時の栖

天気は良かったが、やっぱり風は冷たかった。fuji
時の栖に着くと、見慣れたオレンジブルーのウェアの一団が。ここではアルビレックス新潟レディースが合宿を張っているらしい。「去年ビッグスワンに行った時はエライ目に遭いました〜coldsweats01」というような会話をしつつ1枚撮らせて貰った。新潟からここだったら合宿の意味は大きいと思う。上位目指して頑張って欲しい(ベレーザ戦以外でネ...wink)。

時の栖には2年前にも来たことがあるのだが、現地で試合会場を再確認したら、いつの間に「裾野G」となっている。「裾野G」と以前観戦した「時の栖グラウンド」は同じなのかsign02
大きな不安に包まれたが、親切なベルサポのクルマで数キロ離れた「裾野G」まで(自転車ごと)送って頂いた。超助かりました。good
当日会場が変更になったようだが、こうした場合は緊急にメルマガを発行するなどの対応が必要だと感じた。時の栖で会った他のベルサポは、無事こちらに来れたのだろうか...

大宮以外に山形もキャンプに来ているようだ。どちらも2次キャンプだろうか。
練習試合の視察には、山形の小林監督も訪れた。リンコンと親しげに挨拶を交わしていたが、昨シーズンはGMと選手という間柄だったというわけだ。GMの座をリティに追われたらしいので、山形ー福岡戦は遺恨試合となって両者星の潰し合いとなることに期待したい。
あと元横浜FC(現在強化担当らしい)の神野さんの姿があったように思える。帰りがけに我々の前を走っていたクルマに横浜FCのステッカーが貼られていたが、あのクルマでわざわざ来たのだろうか。

練習試合の詳しい話はまた後で。今日のなでしこジャパンの韓国戦でだいぶ溜飲が下がって書く気になった(笑)。

Gotenba1
Gotenba2
Gotenba3
Gotenba4
Gotenba5

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2008年2月20日 (水)

なでしこジャパン 北朝鮮戦ギャラリー

北朝鮮戦の画像が、JFAとeaffのサイトにアップされている。
改めて見ると、ピンクのワンポイントが効果的でイイ。それと背番号のフォントは女子にマッチしていると思う。

JFAのギャラリー
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/games/2008/eaff_w_2008/080218/gallery/index.html

eaffのギャラリー
http://www.eaff.com/j/competitions/eafc2008/match_w_1st.html

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2008年2月19日 (火)

なでしこジャパン 勝って課題を得る

負けや引き分けより、勝って課題を得た方が何倍も良い。勢いも付くし相手にも精神的ダメージを与えることが出来る。客観的にシンプルにまとめるとこの試合は、「かなり攻められながらも効率的に得点して日本が勝った」ということになるだろう。

「重馬場」のピッチコンディション、初戦という環境の中で北朝鮮選手のフィジカルは持たなかった(足を吊る選手もいた)。後半ロスタイムも終わりかけていた時、あれだけ警戒していた荒川に難なくポストプレイをさせ、澤にもまったくフリーでシュートを撃たせてしまった。3点目も取り切れなかったし、北朝鮮代表はメンタル面、チームの意思統一面に問題があるようだ。

しかし、最大の課題を相手に強烈に認識させてしまったことになるので、この勝利は「痛し痒し」というところではないだろうか。五輪制覇に向けて、北朝鮮代表には大きなプラスになる敗戦だったかもしれない。すでに実力は十分持っているだけに..。
なでしこジャパンは、北朝鮮が得たであろう「成果」以上の「成果」をこの試合、この大会から得なければならないだろう。

試合開始前にまたもアクシデントが発生。いつもキャプテンマークを巻いているチームの支柱、池田(旧姓磯崎)が風邪気味のため大事を取ってベンチスタート、センターバックは岩清水と豊田というベレーザの若い女子大生コンビが組むことになった。この組み合わせはリーグ戦でも少々不安sweat02があり、だからこそ中地がサイドバックからセンターバックにコンバートされたと思うのだが(豊田はサイドバックへ)、この試合では思いのほか(ファンの方、失礼wink)豊田の動きが良く、このままスタメンに定着してしまいそうな安定感を持っていた。スピードとテクニックのある北朝鮮選手に対し、1対1でも冷静に、堅実に対処できていた。これは大きな自信になると思う。

ボランチの澤と阪口は100点crownの出来ではないだろうか?危険察知能力、コンビネーション、当たりの強さ、展開力、どれも素晴らしかった。この起用は大正解である。さすがの北朝鮮も真ん中からは攻められず、サイド攻撃(特に日本の左サイド)に転じて、そちらが散々に攻められることになった。

先発FWの2人、永里と大野も十分な出来だったと思う。フリーになろうと良く動き回り、守備にも戻り、数的不利な局面が多い中でもうまく前を向き、時間を作った。途中から入った荒川も持ち味である突破力を十分に発揮した。右サイドバックの近賀は粘り強く守り、また後半からの「得点取るぞモード」の際には高い位置を取って攻めの形を何度かつくった。惜しいクロスもあった。

この試合で問題だったのは、(ある程度予想されていたが)サイドハーフに入った安藤、宮間と、左サイドバックに入った柳田の守備(ポジショニングと運動量)だろう。攻守の切り替え時などでバックラインとサイドの間のスペースが大きくなるところを、散々狙われてしまった。柳田はゲーム序盤、ちょっとゲームに入れてなかった。

安藤の先取点は見事な動き出しだったが、サイドでボールを受けた時に安易にバックバスを選択してしまいがちなところが非常に残念だった。劣勢の時間帯が多くなる格上相手の試合では、あそこで前を向けるかどうかがチーム全体にとって非常に重要になってくる。負傷離脱したINACの原は、ベルマーレのアジエル並に前を向くのがうまい(受けてからのターンが速い)。原が戻ったらポジションを取られてしまうかもしれない。今後に期待したい。

左サイドハーフの宮間は1ゴール1アシストと大活躍だったが、やはり守備が課題。戻りが遅かったり、時折軽いプレイが見られた。試合の中で波があるのも課題か。こちらのライバルには小林弥生があげられると思う。小林はアテネ五輪以来代表から遠ざかっているが、見方によっては「ダーティ」とも受け取れるハードな対人守備、抜群のポジショニングセンス、そして厳しい試合の中でこそ得点する勝負強さ(2列目から飛び出すタイミングが絶妙)も持っている。チームではFKを担当しているので、宮間の代わりは務まると思う。小林が何で代表に呼ばれないのか全く理由が分からない(年齢が理由ではないはず。まだ若い)。

柳田のサイドバックは、性格的に向いていないのではないだろうか?サイドバックとゴールキーパーは非常に性格が問われるポジションだと思う。これらのポジションは「攻守」が表裏一体なので、常に決然とした対応が求められるし、失敗してもすぐに水に流せる「前向きさ」も必要だ。
安藤が右サイドバックから解放されたように、柳田もサイドバックから解放してサイドハーフかボランチで起用した方がより活きると思うのだが?

次戦はどういうメンバーになるだろう。監督は今大会で全員を起用すると明言している。
ベテランの池田(旧姓磯崎)、加藤(旧姓酒井)の起用は当然あるだろう。FWは荒川、大野、永里の3人が実力的に図抜けているが、「第4のFW」をしっかり育てておく必要がある(3人のうち誰かにアクシデントに見舞われる可能性もあるし)。アテネ経験者の丸山桂里奈がメンバーに入っているが、出来るだけ長い時間起用してチームにフィットさせて欲しい。丸山はドリブラータイプだが、堅実なポストプレイをこなす永里のサブ候補がどうなっているのか気になるところである。

JFAの試合情報ページ
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/games/2008/eaff_w_2008/080218/

フレッシュアイニュース:「なでしこジャパン」クリップ
http://news.fresheye.com/clip/6000325/?from=aml

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2008年2月18日 (月)

なでしこジャパン 北朝鮮に勝利!

なでしこジャパンが快挙達成sign03優勝候補の北朝鮮代表を3-2で破った。
(FIFAランク:北朝鮮6位、日本11位、中国13位、韓国25位)

これは深夜の放送が楽しみだ。
柳田は左サイドバックだったのか?阪口と澤のボランチだったのか?宮間の得点はまたしてもFKか?そして澤の決勝点はパワープレイから生まれたものなのか...?興味は尽きない。

難しい初戦で、直前にアクシデントもあった中で、見事な勝利sign03本当におめでとうheart
残り全勝して優勝しようsign03sign03

なでしこジャパン 3 - 2 北朝鮮女子
得点者:
3' 安藤梢happy02、37' RI KUM SUK、54' RI UN GYONG、82' 宮間あやhappy02、89' 澤穂希happy02

スタメン
GK 1 福元美穂(岡山湯郷Belle)
DF 2 近賀ゆかり(日テレ・ベレーザ)
DF 4 岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
DF 13 豊田奈夕葉(日テレ・ベレーザ)
DF 17 安藤梢(浦和レッズレディース)
MF 8 宮間あや(岡山湯郷Belle)
MF 10 澤穂希(日テレ・ベレーザ)※Cap.
MF 18 柳田美幸(浦和レッズレディース)
MF 20 阪口夢穂(TASAKIペルーレFC)
FW 11 大野忍(日テレ・ベレーザ)
FW 16 永里優季(日テレ・ベレーザ)

J's GAOL
http://www.jsgoal.jp/news/00060000/00060858.html
http://www.jsgoal.jp/news/00060000/00060851.html

北朝鮮女子代表紹介(TBS)
http://www.tbs.co.jp/e-asian-soccer/team/dpr_korea_w.html

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なでしこジャパン 下小鶴が離脱!

これはショックだ。「MF 下小鶴」が今大会の楽しみのひとつだったのに。
チームとしても実戦テストが出来なかったことは大きい。

追加招集はないのでメンバーは19人に。ベレーザ比率は5割を超えたことになる...

なでしこジャパン(日本女子代表チーム)MF下小鶴 綾選手が離脱(08.02.18)
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/news/080218_02.html

なでしこジャパン 選手一覧
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/member/index.html


なでしこジャパンは、ボランチをいろいろ試す必要があると思う。去年のベルマーレもそうなのだが、ボランチの守備力が安定してくると失点確率が大幅に減る。

澤は当然として、近賀や宇津木はどうだろうか?
近賀のスピードとファイティングスピリットは、中盤を走り回って相手の組立をしつこく妨害する仕事に活かせると思う(特に展開の速い北朝鮮相手には)。
宇津木は欧米の選手にも当たり負けしないフィジカルの強さを持っているし(現在のフィールドプレイヤー中最強ではないか?)、「ここ一番」に強い(荒川に似た)勝負勘を持っている(本番に強いタイプ)。

安藤の右サイドバックは、プレイスタイルや性格に全く合っていなかったと思うが、上の2人は合ってると思う。下小鶴離脱という危機をプラスに変えるためにも是非トライしてみて欲しい。

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なでしこジャパン 北朝鮮戦に向けて

帰宅後ニュースを見てビックリ。GKは川島が先発したが、チームメイトのチョン・テセから先制点を喰らうとは...ものの見事な展開。何とか引き分けには持ち込んだようだが、今後尻上がりに持って行けるのだろうか。

さて、なでしこジャパンがいよいよ初戦を向かえる。TBSの録画放送は、18日(月) 深夜1時25分からだ。

TBS放映日程
http://www.tbs.co.jp/e-asian-soccer/onair/index-j.html#onair_block_women


J's GOALのインタビューで次のことが明らかにされている。

●4-4-2のフラットなシステムに変更。4人でゾーンで対応。
●全選手に出場機会を与える。
●澤がディフェンシブなポジション(ボランチ気味)
●安藤が右サイドハーフ

J's GOAL:なでしこジャパン
http://www.jsgoal.jp/japan/nadeshiko/

今年は女子サッカー界最大目標であるオリンピックの年であり、今大会はその前哨戦と位置づけられるが、新監督の初戦であり、新システムが初めて導入される大会でもある。
「この時期にリスキーな選択ではないか」という見方もあると思うが、「上を目指す」という強い意識のもとで取り組まれることになったのだろう。

まず「フラットなシステム」というのは、右サイドバックを上がり目においた、「変形3バック」のようなスタイルは止めるということだろうか?
上田監督がベルマーレ時代に加藤大志を右サイドバックに入れて試行していたアレであり、このシステムのおかげで近賀がレギュラーポジションを獲得することになり、安藤にやらせて失敗したアレである。もしこのことだとすると、キンちゃんのポジションがゼロリセットされるので私の立場的には困る(安藤ファンは大歓迎であろうが)。
しかし、大会での上位進出を考えると「まず守備から」という考え方は当然なので、支持するしかない。極端に前方に位置しないだけで、昨年の実績から普通にスタメンの可能性もあるし。

澤が一列下がるらしいが、これは私が以前から主張していたことなので、大歓迎である。
伊賀での試合だったか、リードした展開の中で澤がボランチ気味の位置に下がってきたことがある。その試合での彼女の圧倒的な守備力が強く印象に残っている。彼女は特別長身ではないのだが、ジャンプする位置とタイミングが完璧で、ハイボールはすべて跳ね返し、相手選手がボールに全く触れないのである。
ボール予測能力と身体の入れ方のうまさ、痛みに強い精神力。これが彼女の持ち味だと思う。さすが海外リーグ経験者は違う。緊急時にはトップ下やFWまでもこなせるし、まさに「女性版中田英寿」といったところだ。

監督の「全選手起用」宣言も興味深い。「全選手」となると、「舞蹴」こと中地も出場するということだ。私は舞蹴のなでしこユニ姿を見たことがないので、とても楽しみにしている。得点してしまったりしたら失神するかもしれない。代表はおろか、リーグ戦でもノーゴール記録が積み重ねられている。(というか、これだけのキャリアがありながら得点したことがないのである...)

監督が今大会を実戦テストの場として位置づけていることは明白だが、100%の力をぶつけないとテストにはならない。相手を恐れず、とにかく全力を出し切って欲しい。

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2008年2月15日 (金)

なでしこジャパン、東アジア女子サッカー選手権2008制覇へ!

佐々木則夫監督率いる新生なでしこジャパンが、中国・重慶へ向かった。
前回大会(2005年)では、エースナンバー9を初めて背負った永里優季が無念のシュートゼロ。チームも大会無得点という悔しさだけが残る大会だった。テレ朝アナウンサーの「現役女子高生エース永里!」の連呼がいまだに記憶に新しい(笑)。女子W杯で自信をつけたはずの永里は、今大会必ずや雪辱を果たしてくれるだろう。

初戦が北朝鮮なのだが、まずこの初戦に全力を出し切れるようコンデションを持って行って欲しい。なでしこジャパンの課題は初戦の戦い方。これに尽きると思う。北朝鮮戦にすべてをぶつけろ!!

今回の代表メンバーだが、20名という人数は絞りすぎじゃないのか?キャンプ中2名が負傷離脱したが、追加招集しなかったのだろうか(岡田ジャパンの方は大会登録制限人数23名のところ22名で戦うそうだ)。GKが2名だし、20名だと紅白戦が出来ないと思うのだが...。

メンバーについてだが、TASAKIのFW大谷未央と鈴木智子がキャンプから招集されなかったのが気になる。昨シーズン末、大谷の1トップ、鈴木はサブでやっており、鈴木が怪我をしていたらしいのだが、大谷も怪我なのだろうか?
また、米大学サッカーの年間最優秀選手となった山口麻美が、(昨年の女子W杯と同様)最後に外れている。私がベレーザの練習を始めて観に行った時、リハビリ中の彼女はピッチの外を黙々と走っていた。これにめげることもないだろうけど、北京を目指して頑張って欲しい。

米大学年間MVPに山口麻美(スポニチ)

FWは、荒川恵理子、大野忍、永里優季のベレーザ3人衆と、丸山桂里奈(東京電力マリーゼ)の計4名。3人衆の実力は別次元にあるのだが、現時点でそれに次ぐのが丸山だということなのだろう。まさかの2部落ちからブッチギリでの1部復帰を果たしたマリーゼ・丸山だが、昨シーズン得たものを重慶で発揮して欲しい。

今回のメンバーで一番注目しているのが、「ママさんボランチ」宮本ともみが外れ、チームではDFの下小鶴綾がMF登録されたことである。宮本のところ(潰し担当ボランチ)に下小鶴が抜擢、と見ているのだが正しいだろうか?

宮本と言えば、アテネオリンピック時に当時の上田監督が最重要選手として位置づけていたことで知られる体格の良いボランチ。下小鶴も似た体格なのだけど、上田さんがいかにも好きそうなタイプ。ベルマーレ時代、戸田という長身の選手がいてFWからDFに転向させるなどして起用していたのだけど、彼も上田さんが好きなタイプだったと思うな。体格が良くて実直で頑張る選手ね(少々不器用であっても)。

その宮本だが、産休明け後、好不調の波があるのが気になっていた。私はそこに澤を持ってくるかと思っていたが、まだ先のことのようだ(いつかこのポジションをやると思う)。澤は体格は良い方ではないけれど、世界レベルの当たりの強さと予測能力はナンバー1だ。

たぶん下小鶴が中盤での潰し担当をやると思うのだが、今大会の私の最注目選手は彼女だ。体格に優る格上チームとの対戦を常に意識しなければならないなでしこジャパンでは、このポジションが一番重要。攻撃に耐えなくてはならない時間が長いのだから。
ベルマーレで言うと、北島や田村だ。相手の攻撃の芽をひたすらに摘む(展開はあまりやらない)。ハイボールをDFの前で跳ね返す。ここが頑張らないと、相手攻撃陣をDFラインで受け止めることになり、終始押し込まれてしまう(先日の水戸との練習試合がこのケースだな...)。

下小鶴が中盤の底に入るとすると、前のメンバーはどうなるのだろう。加藤(酒井)・澤のコンビをいじるのか。両サイドは?....まぁ、相手によって変えてくるのだろう。初戦の北朝鮮はハードな当たりと男子並のパススピードを誇る。シュートのアイディアも豊富。ボランチ...というか、最前線から組織的に守らないとムリだな。

今回メンバーでサプライズと言えば、「舞蹴」こと中地舞の選出か。2003年の女子W杯以来になるのだろうか。これは大変な快挙だと思うなぁ...。代表選手の選出には、試合で発揮されるプレイヤーとしての実力だけでなく、練習時や集団行動時に発揮されるキャラクター(人格)、代表に賭ける熱意等も加味されるべきだと思う。男子代表だと播戸あたりがそうかもしれない。こういう選手がチームにいると全体のモチベーションが大きく違ってくると思う。舞蹴本人の努力も素晴らしいと思うが、佐々木監督もやるな〜って思った。この選出には感動した。

今回ベレーザからは10人が選出されている。20人中10人だ。GKの松林美久が残念ながら選に漏れたが、彼女が入っていれば全ポジションに選手を送っていることになる。GKは3人必要だと思うんだがなぁ...。北京には期待しよう。

男子の方では、この時期に代表に選ばれると不満を露にするクラブもあるようだが、非常に残念でならない。クラブがそんな態度だから代表の試合が埋まらんのだ(東アジア大会の関心度も上がらんし...)。ベレーザなんか10人(キャンプには11人)送ってるんだぞっ(笑)。

代表を強化して最大目標であるオリンピックで活躍して、女子サッカー界全体の活性化に繋げて行く....そういう、ファンとクラブと協会の一体感、ピュアな感覚が女子サッカー界には感じられるので、応援している方も非常に清々しい。男子もJリーグ発足以前の状況を少し思い出してみてはどうだろうか?


東アジア女子サッカー選手権2008 決勝大会 日程
2月18日(月)17:00 Yongchuan Stadium 朝鮮民主主義人民共和国 - なでしこジャパン
2月21日(木)17:00 Yongchuan Stadium なでしこジャパン - 韓国
2月24日(日)16:30 Yongchuan Stadium 中国 - なでしこジャパン

JFAの試合情報ページ
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/games/2008/eaff_w_2008/

TBS「東アジア女子サッカー選手権2008」放映日程
http://www.tbs.co.jp/e-asian-soccer/onair/index-j.html#onair_block_women

なでしこジャパン メンバー一覧(新ユニフォーム)
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/member/index.html

なでしこ、男子代表と“合コンPR”!(スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20080214-OHT1T00019.htm


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2008年1月30日 (水)

女子ワールドカップ2007での印象的な得点

先日の記事「グラビア誌sabraに宮間あや選手が登場!」に一部誤認があったので訂正しておいた。

グラビア誌sabraに宮間あや選手が登場!

「世界戦でFKからの得点は初」と書いたのだけど、実際の記述は「W杯でのFKからの得点は初」だったわけね。

宮間選手はイングランド戦でFKから2得点し、チームはギリギリのところで引き分けに持ち込んだ。で、この記事はそのFKの話を中心に進めているのだけど、私はそのことに違和感を覚えていて、記事で言いたかった部分もそこ。

初戦イングランド、第2戦アルゼンチン、第3戦ドイツ...男子だったら如何ともし難いであろう、死の予選リーグ。でも日本の女子は男子よりもランキングが上位なので、イングランドには十分勝利可能、アルゼンチンには大量点での勝利可能(むしろ義務)、ドイツには当たって砕けろ、という戦前方針だった。ドイツ1位、日本2位で抜けろ、ということね。

FIFA 女子ワールドカップ 2007(スポーツナビ)
なでしこジャパン 2007年試合結果(サンスポ)

今思えば、この試合順がガンだった。初戦が当たって砕けろ、第2戦で爆発、余勢を駆って第3戦で勝利。このシナリオは十分可能だったはず。キモは戦力拮抗のイングランド戦だったのだが、これが初戦に来てしまった。
どんな強豪チームでも初戦は苦しむもの。なでしこジャパンも初戦イングランド戦は終始押し込まれ、パスが繋がらなかった。そんな中、宮間のFKで先制し、行けるか!と思ったところが、後半の後半から連続失点を許し逆転される。そこをロスタイムにまたも宮間がFKを直接決めてギリギリで引き分けに持ち込んだ。

視聴者的にはすっごく盛り上がる展開だし、宮間のFKは見事としか言いようがなかった。でもチームは勝たなくてはならない試合を落としてしまい、ドイツ戦での勝ち点が必要となってしまった。
試合後の宮間もその辺はすごく良く分かっていて、インタビューでFKの感想を聞かれると、まず、良い位置でファウルをゲットした選手を讃え、笑顔はなかった。

こういう経緯の得点だから、本人としてはあまり思い出したくないことだと思うんだけどな...。新しいFK技を研究する中でトッティのキックに影響を受けたと言う話は、面白いと言えば面白いけど。

この大会でチームは3得点したんだけど、残りの1点はアルゼンチン戦の永里。これも後半ロスタイムの劇的ゴールだった。取り上げるとしたら、私だったらこの1点の方を選ぶね。ベレーザ選手がチャンスメイクして、ゴールも決めたから...というわけではなく。

なでしこジャパンのエースFWは荒川、永里、大野だけれども、代表ゴール数でも国内リーグ戦個人タイトル(得点王)でも永里、大野は荒川をすでに超えている(荒川は得点王をまだ獲っていない)。
しかし荒川のアテネ予選、本選、北京予選での決定的な仕事(得点)ぶりは「真のFWとは何だ」という問いへの回答という気がするし、だからこそ国民の知名度も高い(風貌とキャラクターのせいもあるが...)。

こういう「何か持っている」選手がライバルというのは非常に脅威だと思うし、特に永里はいつもこの壁と闘っているように見える。永里は次代のエースFWとして期待されているのだけど、これまでは「大舞台での1点」がどうしても獲れなかった(格下とか相手が不調の際には大量点をかますのだが)。

このことについては当人も相当悩んで来たと思うが、ついに、それを払拭する決定的な仕事をアルゼンチン戦で成し遂げることが出来た!得点の時間帯には荒川も出ていたし、その荒川より先にGKのこぼれ球に詰められた。これも大きいと思う。この得点で永里が一皮脱皮できれば、なでしこジャパンにとって非常に大きいことだと思うんだよな〜。でも、まぁ、FKのようなテクニカルな話の方が書きやすいし注目も集めるわな...。

この大会で痛感したのは「大会の戦い方の難しさ」。実力を効果的に発揮しないと大会は勝ち進めない。なでしこジャパンはずっとこの問題を抱えているが、戦術面やフィジカル面などチームの総合力が問われる部分でもある。
ロスタイムに2得点するという精神力、集中力は十分見せてもらった。去年のグループリーグ敗退という悔しさは、今年のオリンピックで絶対に晴らして欲しい。

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2008年1月26日 (土)

なでしこジャパンも新ユニホーム

いまチリ戦を観ているのだが、新ユニホームの襟の黄橙色とナンバーの字体がどうも気になる。
機能的には優れたもののようだが、本来のナショナルカラーの一部である赤色の面積を減らすとは、一貫性が感じられない...。

ところで今回のユニホーム、これまでと違い、女子代表とフットサルでデザインが違うそうだ。

なでしこ&フットサル日本代表新ユニホームは独自デザイン採用(サンスポ)

女性の体形に合わせたカッティングと、ピンクのラインカラーはなかなか良い。
男子もラインカラーは赤の方が良かったのでは....?

なでしこの新ユニ、アディダスのサイトを見ると販売予定が「未定」となっている。
これは困るな...多少高くなっても販売して欲しい。デザイン的にもこちらの方が優れていると思うし。


Nadeyuni
なでしこジャパンの新ユニホーム
アディダスのサイト:adidas×サッカー日本代表 より


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グラビア誌sabraに宮間あや選手が登場!

男性向けグラビア誌sabraの最新号に宮間あや選手が登場!...と言っても、グラビアページに登場ではなくインタビュー記事である。写真もあるがチームのジャージ姿(笑)。

Miyama

昨年の女子ワールドカップで1試合2本のFKを見事に決めた時の話がメインなのだが、記事にいくつか気になる部分が。「世界戦でFKからの得点は初」とあるが、アテネオリンピックの山本絵美ちゃんのあれは??「入っちゃった」FKではあるが、得点は得点だろう(しかも貴重な)。
追記:今日見たら「W杯でのFKからの得点は初」とあったので、この部分は間違い。ゴメンナサイ 2008/01/29

また、宮間選手がベレーザを退団した理由が「遠方のため通いきれなかった」とあるが、確かに大網白里から稲城はエライ距離だけれども、下の17歳の時のインタビューにもあるようにベレーザのチーム方針に反発した方が主ではないかと思う(具体的には「練習中チームメイトを削って蹴落としても可。それが出来ないものは去ってよし」という方針で、宇津木選手の姉も同じ理由で退団したとインタビューで語っている)。

「ボールを見つけると、どこでもサッカーしちゃう」(シティライフ)

宮間選手は「サポーターが選ぶMVP」に選ばれたり、こういう記事に取り上げられたりするなど、玄人ウケするタイプのようだ。しかし、代表戦以外私はなかなか彼女の良いところを見ることが出来ない。私はベレーザを中心に見ているので、相手チームの選手の良いところがなかなか見られないのだ。これはちょっと残念なことでもある。

湯郷ベルとベレーザの試合を観ていつも感じるのは「サッカーは一人では出来ない」ということだ。野球の場合だとイチローのように個人記録を目標に完全に開き直ることも可能だが、サッカーはそうはいかない(先日放映されたNHK「仕事の流儀・イチロー トークスペシャル」において、「チームのために云々」という言葉はひとことも流れなかった。聞き手のNGワードなのか?)。

私が宮間選手のプレイを初めて見たのは湯郷のホームゲームのベレーザ戦、1部に昇格して初のベレーザ戦だった。スタジアムナビゲーターが「キックオーフ!がんばれ湯郷ベル〜!」とアナウンスし終わらないうちに大野が先制点。その後ベレーザタイフーンが吹き荒れ、ラグビーのようなパスワーク(?)で圧倒して7-0で終わった。

この時の宮間選手は、たぶん彼女の一番悪い部分が出てしまったのだと思う。これは(ベルマーレ時代の)前園選手の一番悪い部分と共通なのだけれども(笑)、味方が押されまくりで危機的状況に陥っているのに、自分はセンターサークル内を右往左往しているだけ。ゲームにまったく参加できず、むしろ客観的にゲームを眺めてしまっていた(試合後のインタビューで、「ベレーザのパスワークに見とれていた」などと語っていた)。

試合中にクールな観察者になってしまうのは天才型のゲームメーカーに多い症状なのかもしれないが、これは特に東アジアのチームと戦う場合には大きな欠点になる。相手は死ぬ気で向かってくるから...。いろいろ苦言を呈したけれども、多くの女子サッカーファン同様私も宮間選手に大きな期待をしているからである(ヤンチャでピュアな部分はカワイイとすら思っている)。
時と場合によっては、もっともっとホットに闘って欲しいのだ。
(この点について本人は既に十分理解しているが、テクニック部分に目が行きがちなサッカーマスコミの方が理解していない、という感もある...)

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2008年1月24日 (木)

地方紙のなでしこジャパン関連記事

五輪女子サッカー8強めざす 佐々木監督が出身地尾花沢で抱負(山形新聞)

なでしこジャパン新監督の佐々木則夫さんが、少年期を過ごした山形県尾花沢市役所を訪問して抱負を語ったそうだ。
新監督の詳しいプロフィールを初めて目にした。ピムの前の大宮の監督だったらしい(当時JFL)が、これは大橋前監督より監督経験としては上ということだろうか?

北京オリンピックの目標として「8強」を掲げているようだけど、選手たちには「メダルが目標」と語って欲しいなぁ。戦い方しだいでは、メダルは十分手に届くところにあると思うのだが。


佐渡でなでしこ代表監督授業(新潟日報)

佐々木監督が佐渡市水津の前浜中学校で特別授業を行ったとのこと。前浜小と同中の全校児童、生徒合わせて約60人が参加したそうだ。全校生徒が参加ですか!
校長先生と同級生だった縁でこの授業が実現したそうだが、「なでしこ監督」という名が全国的に通っているのが感じられ、嬉しいニュースだ。

佐々木監督は、本年1月1日からなでしこジャパンの監督になったはずだが、もしかしてこれが監督としての初仕事では・・・? 代表キャンプは来月からだしねぇ。


滝沢村にユニホーム贈る 女子サッカー・岩清水選手(岩手日報)

ベレーザ、そしてなでしこジャパンでもCBとしてすっかり定着したイワちゃんこと岩清水梓選手が、出身地(正確には「出生地」というレベルらしいが)の村役場を訪れ、代表ユニをプレゼントして北京オリンピックへの抱負を語ったそうだ。良い話だなー。
昨年村がなでしこジャパンにスイカを送ったり、村長から「メダル獲ったら名誉村民に」と言われるなど期待を集めているそうだ。イヤほんと、良い話だなー。ローカルなサポーターって良いもんだよね。

イワちゃんのブログに「盛岡日記」が連載され、帰省中の模様が書かれている。

Supernova☆ 日テレ・ベレーザ 岩清水梓のブログ

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2008年1月22日 (火)

ガンバレ、吉田沙保里選手!!

無敵を誇る女子レスリングのアテネ五輪金メダリスト吉田沙保里選手が、先日の国別対抗戦ワールドカップでまさかの敗戦。連勝記録が119で途絶えた。吉田選手の衝撃は大きく、試合後1時間ほど号泣、帰国後の会見でも途中から号泣となり終了となったという。

無敵の吉田、衝撃の1敗=五輪連覇へ「もっと練習しないと」(時事通信)

吉田選手と言えば、ベレーザの澤、荒川らともオリンピックを通じて親交が深いようだし、雰囲気もどことなく似ているので親近感がある。また、「一切の妥協無く最強を目指して闘っている」ところが共通しているように思う。

吉田選手は大会前のインタビューで「ただ単に勝つだけではなく、相手に1ポイントも与えずに勝ちたい」と抱負を語っていた。一方、2005シーズンを無敗で終え全タイトルを奪取したベレーザの次の目標は「全勝(引き分けもなし)はもちろん、全選手が全局面で相手を圧倒して勝利する」というものだった。

「常勝」となった者の次の目標は「勝ち方」になってくる。これは応援する立場の者にも「誇り」が感じられる素晴らしいことなのだが、「苦闘」をもたらす危険性を持つものでもある。

勝ち点ゲットが最重視されるJ2の試合だと、前半45分は「様子見」となる展開が多く、見ている方もマッタリとしていられるのだが、ベレーザの試合は最初から畳み掛けにいく。相手が始めからベッタリ引いてバイタルエリアを固めて待ちかまえていても、パスワークでこじ開けに行く。それが出来なければ世界では通用しないんだ...!といった強い意気込みが感じられるが、守る側にリズムが出来てしまうとなかなか崩せないのがサッカーの難しいところ。そうこうするうちにカウンターやセットプレイから先制点を許してしまうことが何度かあった。

「勝ち方」へのこだわりを捨てれば簡単に勝てるはず。だが、「勝ち方」へのこだわりを持たなければ、レベルが落ちてしまう。楽に勝とうとしてはダメだが、それで負けてしまっては元も子もない。そのバランスが難しいところだ。

昨シーズンのベレーザは、序盤につまずいて以降、ゴール前に素早くボールを入れるサッカーになり、柔軟になった。国内最強のFW陣というストロングポイントを活かした合理的な戦い方。相手にリズムを与えないことが最も重要だ。

吉田選手は最高度に勝ち方へのこだわりを持っている選手だと思うが、それは相手に対策を立てやすくする両刃の剣。相手との間に絶対的な戦力差があればそれでも勝てるはずだが、スカウティングも含め相手も日進月歩している。
「こだわりを捨て、勝利至上主義になれ」とはとても言えないけれど、試合時間のうち、ある部分までは合理的な戦術をとっても良いのではないだろうか? 日本女子選手のあまりの無敵ぶりに、ジャッジも厳しいと聞く。そういう条件も考えた場合、試合の流れを相手に与えないことを第一に考えても良いのではないかと思う。

柔軟な戦い方で、ぜひとも北京オリンピックでも金メダルを獲得して欲しい。そして、なでしこジャパンとのダブル金メダルが見たい!!

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2008年1月 4日 (金)

ベレーザとなでしこリーグの2007シーズンを振り返って

2007シーズンのなでしこリーグの結果は次のとおり。

1位ベレーザ
勝ち点53 21試合 17勝2分2敗 得点73 失点12 得失点差61
2位TASAKI
勝ち点52 21試合 17勝1分3敗 得点43 失点22 得失点差21

3位は浦和レッズレディース、4位にはINACが入り、現在のなでしこリーグは、ベレーザ、TASAKIの2強に浦和、INACが挑んで行くという構図になっている。

浦和は選手のプロ化に熱心なクラブチームで、代表選手を集めて強化を図っている。INACは企業グループをバックに持つクラブチームで、代表経験者のほか、韓国、ブラジルの現役代表を集めて強化を図っている。

TASAKIは純粋な企業チームのため選手は全員田崎真珠の社員(TEPCOマリーゼの選手が東京電力社員であるのと同様)で、この方式は今では少数派だ。サッカーと就職がリンクしているのはプラス面とマイナス面があるように思う。私は現在のリーグの戦力分布状況を考えるとINACのような補強の方法がもっとも効果的だと思うが、企業チームではINACのような選手補強は難しいのではないだろうか?

浦和はプロ契約選手を増やすプロ化指向を持っており、これは大変素晴らしいことだと思う。しかし、こうしたクラブの方向性を武器に代表級の選手を集めているものの、ベレーザを打倒するところまでは至っていない。現在、女王ベレーザは代表に大量9人を送り込んでいるが、ベレーザ vs 浦和は「なでしこAチーム vs Bチーム」という感がある。この戦力差がありながら、毎回真正面からぶつかって行くので、浦和はなかなか勝つことが出来ない(チーム移管後、ベレーザ戦未勝利)。

ベレーザの場合、特にFWの3人(大野、永里、荒川)が群を抜いており、比肩しうるのはTASAKIの大谷くらいだと思われ、この4人とそれ以外の選手には(現状では)大きな壁が存在するように思う。FWのレベルは勝敗に直結するが、今後浦和はどのように強化を図るつもりだろうか。ベレーザ(あるいはTASAKI?)から誰か引き抜くか、外国人による補強を行うのが近道のはずだが...。

ベレーザの凄いところは、代表に9人を取られ、年代別やその他大会に選手を取られても最終的にはタイトルを獲ってしまう「総合力」にあると思う。クラブチームなので平日の練習は夜。これは全試合デイゲームの女子の試合環境では不利だと思う。グラウンドも人工芝だから、特にキーパーは練習が難しいのではないだろうか。
また、これだけ強力な戦力が集中したチームだとモチベーションの維持が難しいはずで(ベンチ、ベンチ外の選手の多くは他チームなら中心選手になれる力がある)、選手起用にも特有の難しさがあると思われる。外部から内情を察することは出来ないのだが、FW3人を先発で同時起用したり、GKを含め最終ラインを完全に固定しないのはこうした理由があるのではないだろうか(純粋にその週の出来で決めているのかもしれない)。現役代表選手を大量に抱えるベレーザの普段の練習は、さながらなでしこジャパンのプチ合宿状態。「もっとうまくなりたい」と思っている選手たちにとっては最高の練習環境であり、このことが戦力の流出を防いでいると思われる。

今シーズンは代表スケジュールが過密で、ベレーザには不利だった。リーグ戦では、序盤につまずきを見せ、第2節の新潟戦はスコアレスドロー、第4節のINAC戦は1-2、第6節のTASAKI戦は2-3で敗北、早々に自力優勝が不可能な状態に追い込まれた。たまたま私は3試合とも観戦したが、ベレーザが敗北する姿を初めて目の当たりにして大きなショックを受けた。

新潟、INACともにアウェイゲームであり、両チームともホームの素晴らしい雰囲気の中で最高のゲームを見せた。毎回こうしたゲームが出来れば、特にINACなどはリーグ優勝してしまうはずだが(それほど素晴らしい内容だった)、そうはいかないのがサッカーの難しいところである。

TASAKI戦もそうだったが、この頃のベレーザは最終ラインとGK(小野寺)の連携が悪くて、セットプレイから押し込まれることが多かった(若いCBコンビ岩清水、豊田と小野寺との連携が良くなかったように見えた)。こうした失点によって一旦リズムが崩れると、ベレーザのような、パスワークで崩して行くタイプのチームは逆転が難しくなる。
この頃のベレーザは必要以上にポゼッションにこだわっており、手数をかけ過ぎ、ゴールへ向かうスピードが足りなかった。相手にハードワークで前線からプレスされると連携が寸断され、さらにリズムを悪くなるという悪循環を呈していた(今季の悪い時の広島に似た状態か)。

第7節の浦和戦を観戦した時にはこうした状態は改善されており、3-0で勝利することが出来た。
サイドから早いタイミングで前線にクロスが送られるようになり、ゴールへ向かうスピードが改善されていた。この後ベレーザは連勝していくが、TASAKIはベレーザとの直接対決に2敗、浦和に1分1敗を喫し、最終的にはベレーザが、勝ち点1差でリーグ戦逆転優勝を収めた。
最終節ベレーザが負ければ勝ち点で並ぶが、得失点差が「40」と絶望的なまでに開いており、最終節を待たずに勝敗は決していた。最終的な数字は、ベレーザ:得点73 失点12、TASAKI:得点43 失点22。直接対決ではベレーザの2勝1敗だった。勝ち点差以上に内容には開きがあった。

今季のベレーザはTASAKIを追いかける展開の中で、戦術を見つめ直し、最終的な結果に結びつけたと思う。これはチームとして大きな成長ではないだろうか。ポゼッションも大切だが、シュートチャンスに直結するスピーディな展開を心がけて欲しいと思う。

また、「なでしこリーグカップ」の優勝も忘れることが出来ない。
このカップ戦は女子ワールドカップの期間中に、なでしこリーグ加盟チームによって争われたもので、予選ラウンドまでは代表選手が不在だった。この予選ラウンドにおいてTASAKI、湯郷ベルといった代表輩出チームが敗退してしまう中、9人の代表選手を送り出していたベレーザはこれを突破、代表選手合流後の決勝ラウンドも制して優勝を果たした。普段なかなか試合に絡めないメンバーを含めたチーム全体の総合力が問われたこのカップ戦を制したことは、本当に立派だと思う。

なでしこリーグカップ・トーナメント表

なでしこリーグカップでは(代表合流後も)中地がキャプテンを務めていて、優勝を決めた後、中地がキャプテンマークを酒井に返却しようとして(いいって、いいってという感じで)受理を遠慮されるというシーンが見られた。代表不在時にチームをまとめていた中地の功労に敬意を表したものと思われるが、非常に印象に残ったシーンである。
中心メンバーが不在の間の辛い練習(フィジカルトレーニングが多くなるらしい)を引っ張り、チームのモチベーションを維持して来た中地の貢献度は非常に高いと思う。小柄な中地をCBに起用し続けるなど、監督も「チーム作りには不可欠の存在」と認識していたように思われる(フィジカルとスピード、判断力で体格をカバー、CBというポジションにも順応して活躍)。タレント軍団のベレーザだが、タレントを並べただけでは勝てるチームにはならないということだろう。

ベルマーレの菅野監督は、常にポジティブに練習に取り組んで来たベテランFWの外池(今季で引退表明)を陰のMVPにあげていたが、ベレーザでは中地がこれに相当するのだろう。こういう選手は、監督としては本当に助かる存在のようだ。そういうわけで、2007年のベレーザのMVPは中地ではないかと思う。本当に立派!!

2008年は女子サッカーにとって最大・最高のステージであるオリンピックの年である。
なでしこジャパンの強化にはリーグ戦の強化が一番のはず。2008年のなでしこリーグに期待したい。


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第2節アルビレックス新潟レディース戦(新潟スタジアム)

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第4節INACレオネッサ戦(三木防災)

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第6節TASAKIペルーレ戦(ひたちなか)

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なでしこリーグカップ決勝後

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全女大会決勝戦フォトアルバム追加

元日に行われた全女大会決勝戦のフォトアルバムを追加した。

フォトアルバム 第29回 全日本女子サッカー選手権大会 決勝

ベレーザにしては珍しく、放り込みやパスミスが多い展開だった。午前中のキックオフ、連戦の疲れなどでコンディションがあまり良くなかったのだろうか。
TASAKIの1トップ戦術への対応を注目していたが、中盤からパスを入れさせなかったし、CBの岩清水、中地が大谷を自由にさせなかったので、この戦術は不発に終わった。

この試合は天皇杯の前座で行われたわけだが、広島サポーター、鹿島サポーターともに非常に好意的で暖かい声援を送ってくれ、大変ありがたかった。
2年前の浦和サポーターはベレーザの選手がボールを持つたびにブーイングをくれて不愉快だったので決勝戦を観ないで帰ったのだが、これとは大違いである。男子と女子とはカテゴリーが違うし、ともに日本サッカーの発展のために闘いこの日を迎えているのだから、広島サポーター、鹿島サポーターのようにチーム愛を超えて暖かい目で見守って欲しいと思う。

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2008年1月 1日 (火)

全日本女子サッカー選手権大会 準決勝

第一試合のベレーザ vs レッズ戦は3-0でベレーザ、第二試合のTASAKI VS INAC は2-1でTASAKIが勝利し、本日の決勝はベレーザ vs TASAKI の2強対決となる。

レッズはまたしても宿敵に勝てなかった。ベレーザに対してストロングポイントを作ることがどうしても出来ない。戦術がオーソドックスに感じられるが、プライドがそうさせているのか?

対してTASAKIは、極端に最終ラインを上げてみたり、最近では大谷の1トップとするなど、戦術的に面白いことをやっている。ポジショニングが良くゴールへの嗅覚の鋭い大谷が相手DF陣を撹乱し、そこにボールが収まると、山本、阪口といったセンスのある中盤が飛び出し、連動して仕掛けてくる。これは守りにくいと思う。

また、INACのGKの守備範囲が狭いと見たのか、ミドルをどんどん撃ち込んでくる。非常に戦術が徹底されている良いチームだと思った。またINACの中核選手である現役ブラジル代表のプレッタを下小鶴がハードに、良く抑えていた。一時期身体のキレがなくなっているように見えたが、回復したようだ。

今日の決勝戦だが、ベレーザの若いDF陣がこの1トップ戦術をどう抑えるかが見どころの一つだろう。両サイドバックの積極性がキーになるのではないだろうか。

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2007年12月27日 (木)

明日は全女レッズレディース戦

全女大会準決勝は浦和レッズレディースとの対戦。午前11時西が丘サッカー場だ。

レッズレディースは、レッズに移管されてからベレーザ戦未勝利だが、リーグ戦最終節ベレーザ戦でのドローで苦手意識が払拭去れたように思える。
メンズに代わって元日に臨みたい意識もあるだろう。激戦が予想される。

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2007年12月 8日 (土)

明日はなでしこリーグ最終戦!

今日の入れ替え戦でJリーグは全日程を終了したが、なでしこリーグは明日が最終戦だ。
夢の島競技場でベレーザvsレッズレディースの試合が行われる。

モックなでしこリーグ2007最終戦のご案内
http://ameblo.jp/beleza/entry-10058862355.html

2007年12月9日(日)13:00キックオフ
日テレ・ベレーザ vs 浦和レッズレディース
会場:夢の島競技場

勝って優勝を噛みしめたい。アセロラドリンクで乾杯だ!


天王山だった前節TASAKI戦のフォトアルバムを追加した。
http://grunherz.cocolog-nifty.com/photos/vs_tasaki_071202/index.html

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2007年11月 3日 (土)

なでしこリーグを応援する番組がスタート

明日11/4(日)20:30より文化放送で、「なでしこリーグを応援する番組」がスタートするそうだ。
「なでしこジャパン」ではなく「なでしこリーグ」というところがポイントか?
現在リーグ戦はベレーザが首位TASAKIを猛追している状況で、非常に面白い展開になっている。

なでしこリーグを応援するラジオ番組スタートのお知らせ
http://www.nadeshikoleague.jp/nl/jsp/nl_topics_detail.jsp?get_id=157

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2007年10月 8日 (月)

明日(月・祝)も平塚競技場へGO!!

今日の天皇杯、聞くところによると内容はあまり良くなったようだね。
スコアだけでは分からないからなぁ、サッカーは...。

さて、本日不完全燃焼だった方、明日の平塚競技場に来て見てはいかがだろうか。
午後1時より、日テレ・ベレーザvs湯郷ベルの一戦がある。入場料は無料。
試合後ホームチームであるベレーザのサイン会が催される模様。
(ひたちなかでやった時は、サイン会に全選手登場という大サービスだった)

ベレーザで見て頂きたいのはFWの得点への意欲の高さと、サイドバックのアグレッシブさ(ポジション取り)。「このポジションって、こうあるべきものだよね、元来」といつも思わされる。感心すると思う。
あと全般に言えるのは玉際の頑張り、複雑なコンビネーション(時に展開が遅くなるが)、プレイの正確さ、そして走力(結局全部か...)。

相手チームの湯郷ベルは女性初のS級取得者、本田監督が率いる。将来はなでしこ監督になるのは間違いない逸材。
女子W杯イングランド戦で2発直接FKを叩き込んだ宮間あやが中心選手。このFKで先制点が入ったりすると試合は分からなくなる。後は粘り強くハードにベレーザのポゼッション寸断に奔走できるかどうか、か。
GKの福元はドイツ戦のMVPだった(はず)。最近の男子ではなかなかいない、スケールのデカさに注目して欲しい。ラストチャンスのCK、上がるかもしれん。

中断明けの初戦だし、注目カードだと思う。協会の上田さんや大橋監督も来るだろうね。
源気は来るかな〜。下の妹さん(亜紗乃選手・FW)も今年トップに上がり、既に得点も決めている。

なでしこリーグ
ベレーザのFW

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2007年10月 1日 (月)

INACのプレチーニャと原

5月の三木防災でのベレーザ戦。これは凄い試合だった。ホームのINACレオネッサは素晴らしいゲーム運びで大金星。僕はベレーザの敗戦を初めて見て非常にショックを受けた。

今日の女子ワールドカップ決勝戦にも出場していたベテランのプレチーニャ。周りを使えるとても良い選手だと思った。性格も落ち着いているのだろう。サイドに張っていてドリブルでキープでき(なかなか止められない)、味方が上がる時間を作れる。これは効いてたなぁ。

チームメイトの原歩(元ベレーザで、代表キャプテンも務めていた)はここに移籍してきて、プレッタ(チーム内ではこう呼ばれている)との交流で刺激を受けることも多いという。代表復帰やそこでの活躍はこの刺激に負うところが大きいのかもしれない。両選手の今後の活躍に期待したい。

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2007年9月30日 (日)

女子ワールドカップ決勝

ドイツらしい、そしてブラジルらしさの出た試合。スピード、テクニック、ハードな競り合い、ファインセーブ、そして試合運びの妙...とサッカーの魅力がぜんぶ見られたと思う。男女の別は関係ない。前座で行われたノルウェー対アメリカの3位決定戦も面白かったが、この決勝戦はまた別格。

優勝は逃したが、得点女王と大会MVPを獲得したマルタ。ワールドカップ決勝で同点となるPKを外すとは、ある意味すごい。女子サッカー界にも南米流の、細かいステップとパスワーク、ドリブル突破の攻撃サッカーが席巻する時代が来そうな予感。でもブラジル国内には全国リーグはないし(創設の機運はあるらしい)、北京オリンピック出場も確定していないそうだ。ぜひ北京でも見てみたい。若いチームだし、まだまだ強くなりそう。ただ戦術的に策がなさそうなのが心配ではある。監督は日本でのプレー経験があるようだが、Jリーグだろうか?
ドイツは元選手の女性監督が率いていた。日本も本田監督にスイッチするのはいつだろうか。

いかにもドイツらしい、見事な試合運びだった。GK中心に前半の厳しい時間をしっかりと耐え、今大会あまり好調でなかったエース・プリンツが先制点をたたき込む。ブラジルDFはボールにつられて引き出される癖があるところを見事に突かれた形。そしてセットプレイから2点目。途中交代で入った俊足のサイドアタッカー(結構アイドル性があると思ったが...?)がきちんとコーナーをゲットし、そのCKからの得点。見事なものだ。

後半開始早々にラッシュをかけてきたし(日本戦の時もそうだった)、こういうチーム全体の意思統一が見事に図られているところがドイツらしいな、と思う。また、突破されても最後に誰かが足を出して必ずシュートをブロックする。そのフィジカルの強さ、足の長さ、集中力が素晴らしい。こういうチーム相手に果敢に突破を試みたブラジル。それぞれのスタイルを極めたチーム同士の戦いだったから、本当に見応えがあった。

こうしたチームを相手に、なでしこジャパンは北京でメダルを目指すが、どういうチームを作っていくのか。組織的な守備、パスワークは完成域にあると思うが、組織的に守れないセットプレイやカウンターからの失点。中央をしっかり固められた時の攻め手のなさなどに課題があると思う。また、この3位決定戦、決勝戦と比較すると球際の当たりの弱さがどうにも気になるところだ。
今大会では久々に代表復帰の原が輝きを放っていた(アジエルのようなターンの早さ!)。最近代表に呼ばれなくなっている小林弥生の当たりの強さ、勝負勘、得点感覚は貴重だと思う(その辺で宮間、安藤に物足りなさを感じる)。彼女のような復帰組と若手との融合を図っていくべきではないだろうか?

最後にこれが本格的解説者デビューとなったと思われる川上直子。プレイヤー視点でとても良い解説だったと思う。実はまったく期待していなかった(失礼!)ので余計にそう感じたのかも知れない。チーム一のハードワーカーだった彼女だからこそ、説得力のある指摘が出来るのだと思う(攻撃に出た後の守備のポジショニング、勝負所でのがんばりなど)。今後も期待したい。

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2007年6月22日 (金)

浦和レッズレディース戦に向けて

ベレーザが苦しんでいる。
一昨年はリーグ戦とカップ戦2つの3冠を達成。引き分けはあっても負けることはまず考えられなかった。そんな女王チームが僕が応援に行った最近のアウェイ3試合で1分け2敗という状況である(ひたちなかはホームだけどね)。
タサキに負けたことで早くも自力優勝が消滅。一時は同点弾となる強烈なシュートを叩き込んだ永里は監督に抱きかかえられながらピッチを後にした。

この3試合を見たところでは、「バイタル中央を固めてシュートブロックに行けば失点は防げる」ということに各チームが気付いたようだ。

ベレーザは読売クラブ伝統のパスサッカー、ポゼッションサッカーによって完璧な勝利を目指す王道チームなのだが、日本女子サッカーの課題も同時に抱えている。代表には常に8人前後を送り出し、なでしこジャパンは「ベレーザ+誰誰」という状況である。常連の湯郷ベル・宮間、レッズ・柳田はベレーザの下部組織出身だ。

男子の試合であれば、あれだけのパス回しとサイドチェンジを繰り返せば完全に崩せるはずだが、パススピードが遅い(複雑なことをやっているが展開は遅い)ために組織を崩せない。シュートレンジは距離も幅も狭いので、ブロックにも行きやすい。

北朝鮮女子代表は男子のようなパススピード、パスワークで攻め込んで来るので、こうした守り方は北朝鮮に通用しない。これは、横浜FCの守備がJ1では通用しないことに似ているかもしれない。

日本女子サッカーを背負って立つベレーザは、パススピードどパスワークをさらに高めて、直面している壁を撃ち破って行かなくてはならないと思う。

永里のゴールは右サイドからの近賀の長く速いパスを受けてのものだった。このように縦への速い展開は得点に直結する。

近賀の、サイドの角度のないところからのシュート、伊藤のミドルシュートはいずれもバーに弾かれたが、あれが決められるならば「真ん中固めとけ」という守備戦術は無効となる。今後の精進に期待したい。

次に選手起用だが、荒川、永里、大野を先発で起用した場合、追いかける展開になった場合の策がない。この3人の攻撃力はリーグでも傑出しているが、80分を過ぎれば焦りと疲労で「らしさ」を出すことは難しくなる。逆にこの時間帯に大野のようなスピードのある選手が入るのは、相手ディフェンスにとっては大きな脅威となるはずだ。

ベレーザの選手たちは、今まで味わったことのない状況に直面していると思うが、日本女子サッカーの未来のためにも、王道を歩みつつ打開していって欲しい。

最後に、ひたちなかでのサイン会は最高でした。皆本当にありがとう。

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2007年6月 3日 (日)

なでしこジャパンスタメン

なでしこジャパンスタメン
豊田が入っている。

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2007年6月 2日 (土)

明日は日韓戦!

明日は日韓戦!
明日19時国立競技場。北京行きをかけた韓国代表との一戦が行われる。相手は勝つしかない状況なので、非常に難しい試合になるだろう。大勢のサポーターの後押しが必要だ。

なでしこジャパンのチームコンセプトやシステムは、今の湘南に似ていると思う。
前線からのプレス、組織的守備、攻守の素早い切り替え。攻撃的MFを右サイドバックに入れて攻撃の起点にしている(最近の湘南はやっていないが)。

違いと言えばまずはFWの質か。荒川は、梅田と石原と原を合わせたような存在感。澤の攻守のセンスは突出しているし、右サイドバックの近賀のアタッカー精神も見事。ほんと見習って欲しいものだ。
明日は女子サッカーをもっと知ってもらおうということで、なでしこリーグの各チームがブースを出し選手が応対するとのこと。僕も楽しみだ。皆さんもぜひ国立競技場に足を運んで欲しい。

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2007年5月10日 (木)

愛媛FC観客1万人動員計画と遠征計画

次節は愛媛でアウェイ戦だが、この試合をターゲットとした、サポーターによる「1万人動員計画」が発動中のようだ。

愛媛FC観客1万人動員計画
http://blogs.yahoo.co.jp/vamo_ehime_20051127/4936481.html

J2昇格2年目で新鮮味が薄れたのか、動員が伸びていないようだ(順位的にもだが...)。
こうした状況下でサポーター自らが動くというのは、大変素晴らしいことだと思う。
ベルマーレサポーターでも取り組んでみたい気がする(動員は相変わらず低調だし...)。

この動員計画に僕も微力ながら協力させて頂きますよ!

今度の遠征計画は練りに練った力作(笑)。
僕は新幹線が大嫌いなのですよ。ぜんぜん面白くない。高いし。
飛行機は仕方なく使うけどね。
高速バスが基本的に好きなのだけど、乗車時間は10時間くらいまでと考えている。

・木曜 寝台特急で出発
・金曜 午前に松山着、夜は坊ちゃんスタジアムでナイター観戦(四国アイランドリーグ)
    道後温泉に宿泊
・土曜 午後は愛媛FC戦、その後フェリーで瀬戸内海を突っ切る
・日曜 朝に神戸着、兵庫県三木市でなでしこリーグ観戦 高速バスで帰宅

関西のなでしこリーグって、経費削減のために1日で2試合やる(もちろん無料で)。
この日は、TASAKIペルーレ vs 大原学園、INACレオネッサ vs 日テレ・ベレーザの2試合が見れてしまう訳だ!
3日で4試合観戦。愛媛の海岸も見て歩きたいと思っているし、1人旅でないととても不可能な行程だよな(笑)。

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2007年5月 8日 (火)

アルビレックス新潟レディース戦をフォトアルバム化

こちら です。

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2007年5月 4日 (金)

新潟L戦を振り返って

見事に相手のゲームプランにハマり込んでスコアレスドローに終わてしまった。

ベレーザが自由にボールを回しているように見えても、実際は持たされ回させられていたのであり、パスの出所、受け所を徹底マークされ、決定的なパスやシュートに持ち込めなかった。

新潟には起点になれる強さを持った選手もいるので何度か危険なカウンターアタックを受けたが、素晴らしいカバーリングで防ぐことができた。(ヴェルディは見習うべき)

前節の大原戦でも感じたが、最後まで体力と集中力が続く相手にポゼッションサッカーは苦労する。
大原戦は前半の前半にうまく大量点を取れたから良かったが、試合終了直後からキャプテン酒井が伊藤に説教を開始していたのが印象的だった。思うような試合運びが出来なかったのだろう。

新潟戦で松田監督は最後まで選手交代を行わなかったが、「自分たちで何とかせい」ということなのだろう。途中からは着席して見ていたし、静かな方が逆に恐い。

攻撃の際、2人目3人目の思い切った動きが必要だったと思う。
ほとんど攻めっぱなしの展開だったが、その中でも「点を取り切る時間帯」を全員で共有し、リスクをかけて攻め切るべきだったと思う。

これまでベレーザと90分戦い切れるフィジカルを持ったチームは田崎など少なかった印象だが、大原戦、新潟戦を見ると少し状況が変わって来たように思える。リーグとしては良いことだと思うが、ベレーザとしては苦しい。次からの巻き返しに期待したい。

新潟が最後まで頑張れたのは、ビッグスワンに駆け付けた7千人のサポーターの力も大きいと思う。
新潟駅から乗ったタクシーのドライバーはこの試合のことやベースボールチームの試合結果も知っていたし、寿司屋で見た夜のニュースでは試合映像と選手インタビュー付きでレディースの善戦を伝えていた。

新潟県民のアルビレックスに対する意識は相変わらず高いが、これが女子サッカー全体への関心に向かって欲しいと思う。それには新潟レディースの快進撃のほか、選手の代表入り、代表定着も契機になるだろう。

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2007年5月 3日 (木)

前半終了

前半終了
両チーム、スコアレス

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新潟より

新潟より
今日は福岡…ではなく新潟に来ている。
なでしこリーグ1部の第2節、アルビレックス新潟レディース対日テレ・ベレーザ。実は前からこの日を楽しみにしていたのだ。

新潟Lは今季昇格してきたのだが、J1の前座ではなく単独でビッグスワンとは素晴らしい。動員数にも注目したい。

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2007年4月29日 (日)

西が丘

西が丘
素晴らしい天候。ベレーザは前半5得点!

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2007年4月21日 (土)

なでしこリーグ、開幕!

いよいよ、なでしこリーグもシーズンイン。
22日にスーパーカップがあるのだけど、僕は残念ながら鳥栖行きのため参戦不能。
日テレで月曜深夜に録画放送があるようなので、行けない方はチェックしてみて欲しい。

なでしこリーグのサイト
http://www.nadeshikoleague.jp/sc/

J2となでしこリーグの掛け持ちはかなり大変。今季はJ2の日曜開催が増えてバッティングも多い。
アウェイ連チャンとしては、愛媛→兵庫、山形→長野、群馬→三重などがある。
スケジュールを作るのが楽しみだ。

以前、神戸→仙台 というのをやったことがある。僕は高速バスしか使わないので、新宿で30分のインターバルで高速バスを乗り換えた。渋滞で到着が30分以上遅れたらアウト。ああいうスリルはたまらん(笑)。

Nsc2007

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2007年4月10日 (火)

なでしこジャパンvsベトナム女子代表戦を振り返って

女子W杯プレーオフが終わり、選手たちはチームの練習に復帰。今回のオリンピック予選までの間に、ベレーザのように海外でキャンプを行うチームもあった。現在のなでしこジャパンの課題はオリンピック出場権の獲得はもちろん、来年の本番に向けて戦力を整えることにある。アテネ世代からの移行も図りながら。

荒川(FW)・澤(攻撃的MF)・宮本(守備的MF)・磯崎(DF)・山郷(GK)というセンターラインは、アテネで結果を出した中核メンバーだが、このうちGKは福元が正GKの座を確実にしている。女子サッカーを見て一番男子と差を感じるのがGKの身体能力だが、福元は待望の人材だと思う。ハイボールに強く、精神的にも極めてタフ。経験の少なさから来るポジショニングや判断力の問題があったが、急速に改善されて来た。
磯崎はとにかく対人に強く、身体の入れ方が上手い、統率力のあるキャプテン。パフォーマンスの低下も見られないし、彼女にはこのまま北京まで引っ張って行って欲しいと思う。

宮本、澤、荒川に関しては今後どうしていくのだろう。「頼り過ぎ」の感があり、不安を感じるのだが。
格上の相手と戦う場合守備の時間が長くなるから、ボールを奪ったら素早く攻撃に切り替え、決定的な場面を作り、それを確実に決めなくてはならない。「ママさんボランチ」宮本の身体能力は素晴らしく、格上の相手と競った試合をするには彼女のような強さを持ったボランチが必須だが、僕は判断力、展開力には疑問を持っている。来年、パフォーマンスの維持・向上を期待できるだろうか。
僕はボランチに澤を下げ、安藤を攻撃的MFかシャドウFWで使うことを試していくべきだと思うのだが...。

このベトナム戦でもそうだったが、ゴール前でスペシャルなプレイが出来るのは澤と荒川しかいない。「ここぞ」という時に決定的な仕事が出来るのは相変わらずこの2人。彼女たちに起こるかもしれない不測の事態に備えていくことが、なでしこジャパン最大のテーマだと思う。だから安藤には澤や現在大野がやっているポジションにトライさせて欲しいと思う。そして中核選手に育った宮間とのコンビネーションの熟成を図って欲しい。サイドバックは彼女のプレイの幅の広さが、逆に「迷い」を生じさせる結果になるので、安藤には向かないと思うのだが。(もうやらせないよね?)

荒川の後継者候補としては永里か阪口ということになると思うが、それぞれホーム国立でのメキシコ戦、ベトナム戦で途中出場の機会があったものの、点を決めることが出来なくて非常に残念である。決められる状況はあったはず。それぞれ決めてくれていれば、僕も来年の北京に向けて安心出来たのに...。

格上と戦う場合、FWは1トップ気味になり常に複数のDFを背負うことになるし、最前線から守備もしなくてはならない。その状況の中で1度か2度のシュートチャンスを確実にものにする必要がある、とてつもない仕事だ。これをこなせる選手は今のところ、がんちゃんしか思い当たらない。荒川は国内リーグではMVPも得点女王も獲ったことがない。なのに、この存在感...。
優秀なFWを育てるのは何よりも難しいそうだが、荒川が怪我でもしたらどうするのか。永里と阪口を、「ここぞ」という時に決められる選手に育てて欲しい。

このベトナム戦は、時期的に選手の心身のコンディションの問題があったと思う。それに配慮したのか、岩清水に代わって豊田、近賀に代わって安藤を先発に据え、しかも3バックでスタートした。
安藤が思ったほど機能しないので、澤の得点後、前半のうちに近賀にスイッチ、システムも本来の4バックに戻したが、これが功を奏してチームはリズムを掴むことが出来た。この試合の最大のポイントは、なでしこジャパンのファンに「近賀(キンちゃん)=右サイドバック」の意識が定着したことではないだろうか。どうみても「右」が良く機能していたし、キンちゃんのアグレッシブさ、思い切りの良さ、スピードは観衆の印象に残ったと思う。
右サイドバックでの起用も3戦目となり余裕が出来たのか、シュートを試みたり、ドリブルからラストパスを放つなど、本来のポジションである攻撃的MFとしてのセンスも見せた。彼女が獲ったFKを自らが蹴り、豊田が折り返して酒井がミドルシュートを決めた。キンちゃんはチームでもキッカーを務めているが、今後これもなでしこジャパンの武器になるだろう。宮間をキッカーから解放し、彼女のゴール前での決定力を活かすことも出来るだろう。(小柄だけど、ヘディングを当てるのが上手いんだよね)

宇津木と交代して左サイドバックに入った柳田もとても良かった。彼女の冷静で正確なプレイや、中盤とのコンビネーションも流石だと思った。僕は、柳田はこのポジションが良いと思う。「次世代」の宇津木がいて、ベテランの柳田がいる。理想的な組み合わせではないだろうか。柳田のプレイの幅も広がるだろうし。

まとめてみると、
・GK...福元は貫禄も出てきた。OK。
・CB...磯崎を中心に、ペアは岩清水、豊田でOKだと思う。
・SB...右は近賀でOK。左は宇津木をメインにして、柳田と競わせて欲しい。
・守備的MF...宮本に代えて澤を試して欲しい。
・攻撃的MF...澤に代えて安藤を試して欲しい。
・FW...荒川に代わる選手として永里、阪口を育てて欲しい。
   シャドウ的位置にいる大野に、安藤を競わせてみて欲しい。
このようなことである。

確実に予選を勝ち抜かなくてはならないが、一方では層を厚くし、連携を高め、来年の本番にも備えなければならない。難しい仕事だが、今年の頑張りが来年結実すれば再び日本中に「なでしこ旋風」を起こすことが出来る。目指すは金メダルだ。

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2007年4月 7日 (土)

なでしこ先制ゴール!

グダグダ展開を撃ち破ったのは、またも澤。
アンちゃんとキンちゃんを入れ替え、完全に4バックに変更。

なでしこ先制ゴール!

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明日は、なでしこvsベトナム戦!!

女子ではW杯より重要なオリンピックの最終予選が、いよいよ始まる。
なでしこジャパンを応援する方はもちろん、

・とにかく得点シーンに飢えている方
・サイドバックの正しい役割がイメージできなくなっている方

このような方たちも、ぜひ国立競技場に足を運ばれると良いと思う。


アジア女子サッカー2008 最終予選(北京オリンピック2008 最終予選)
2007年4月7日(土)16:00 キックオフ 国立競技場
詳しい情報は、こちら


今出ているサッカーマガジンに、「なでしこジャパンはNew両サイドバックに注目!」というインタビュー記事が掲載されていて、キンちゃんとルミちゃんが出ているので皆さん是非買いましょう。

写真は非常に良い表情で撮れていてGood。(Kappaの練習着、羨ましいぞ)
しかし内容はあれだなー、記者さんが作ったとしか思えんが...(笑)。


「攻撃と守備、チャンスとリスクが表裏一体」という、もっともサッカーらしいポジションがサイドバックだと思う。だから見ていて面白いし、僕が最もサッカーの醍醐味を感じるポジション。

明日もこの両サイドバックがバリバリと攻めるだろう。
思い切り、そして何より楽しんでプレイして欲しい。できればゴールも狙って欲しいな。

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2007年3月28日 (水)

明日は国立へGO!

明日(28日・水)、北京オリンピック2次予選のシリア戦が国立競技場で行われるのだが、前売りが1万枚しか売れていないそうだ。
スポーツ紙の中には、なでしこジャパンの動員数に負けた場合、反町監督がピンチに追い込まれる...などと書くところもあった。反町さんは元ベルマーレ選手でもあるし、ここは国立に行くべき!と思った。代表ユニもあることだし...

それにしてもどうしてこのような記事が出てくるのだろうか。ネタの提供者は協会内部の者で組織内で足の引っ張り合いが存在しているとしか思えない。随分と余裕のあることだな、と思う。U-22の選手たちも戦意が低いと言われているが、どんな状況でも全力で使命を全うして欲しいと思う。

女子サッカーはW杯や五輪への出場がカテゴリー全体の死活問題なので、女子サッカーにはそんな余裕はないと思う。みんな女子サッカーのために死ぬ気でやっているぞ。目的は明確だ。

チケット情報 →前売り・当日共通価格!

アジア男子サッカー2008 2次予選 試合情報

U-22戦前売りは約1万枚しか売れず

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2007年3月18日 (日)

なでしこ、いよいよ決戦。テレ東でもディレイ放送

このあと3時20分(27時20分)よりテレ東で、メキシコで行われる女子W杯プレーオフ第2戦の放送がある。

http://www.tv-tokyo.co.jp/nadesiko_0703/

先週の勝利で優位に立っているが、標高2660メートルの高度、そして暑さは油断ならない。
条件を見越した冷静な試合運びがポイントだ。

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2007年3月14日 (水)

なでしこジャパン プレーオフ第1戦に勝利!

キンちゃんが先発フル出場、そしてチームは無失点で2点を取って勝利。いやー嬉しいね。
DFラインに若い3人のベレーザの選手が並ぶというのも感慨深い。ユニバーシアードで頭角を現した岩清水は背番号2。同じアテネ補欠組の福元は背番号1で正GKになっている。

キンちゃんはアテネ以降、代表合宿には呼ばれるものの本選メンバーには外れることが多く、またベレーザでもレギュラーが確約されない中で、この日を信じて頑張って来たんだと思う。オリンピックやワールドカップの予選は、本大会よりも「国を背負ってる」感が強いと思うが、そこで活躍できたことは本当に素晴らしいことだと思うな。

「無失点勝利が最前提」というこの試合における、キンちゃん、瑠美ちゃんの両サイドバック起用に関してはリスキーだと思われる方も多いと思うけれど、「決して受け身になってはいけない」という監督から選手へのメッセージだと思うし、それは成功したと思う。

特にキンちゃんはほとんど攻め専門という位置づけ。これは上田監督がベルマーレでやっていた手法とまったく一緒で、この位置には現京都の加藤大志や永里源気が使われていた。「プレッシャーの無いところからスピードを活かして攻撃の起点になって欲しい」という意図なのだが、少しでも受け身に回ったら逆に「守備の穴」になってしまう難しいポジション。

なでしこジャパンではしばらく安藤がこのポジションをが務めていたが、怪我とかではなく、ポジションを奪う形になった模様。恐らく、キンちゃんのあくまでも攻撃的なプレイスタイルや、「勢い」が監督の眼に留まったのだと思う。「ボールを持ったら徹底的にしかける」という彼女のスタイルは見ていて本当に気持ちがよい。普段、「絶対に勝負しないサイドバック」に見慣れているせいもあるが(笑)。この日のキンちゃんの出来ならば、このポジションでは安藤以上だと思う。ゴール近辺での危険なボール処理はどっちもどっちという感じだし?(笑)。
この右サイドで主導権を取れたことが、左サイドからの2得点を生んだ、と僕は見ている。スポーツライター諸氏は誰も書いてくれないようだけど...。

左サイドからの瑠美ちゃんの攻撃参加は少なかったけれど、得点に直結する活躍を見せたのは流石だと思う。「ここ!」という時に、最も冷静沈着にプレイが出来ることが優秀な選手の条件だと思うのだが、彼女はそれを持っているね。逆にそれが欠けているのが小力ちゃんなんだなー。多分にメンタル面の問題だと思うけれども...

「先取点はやっぱり澤」と多くの人が予想していたと思うけれど、その通りにしてしまう彼女の力には本当に恐れ入る。怪我でしばらくチームを離脱していたのに、この日にキッチリと間に合わせてしまうのもすごい。毎日毎日の努力の積み重ねが確実に出来る人なんだと思う。本当はこれが一番すごいことなんだよね。

そして荒川がんちゃんの前線での奮闘ぶりにも感動した。普段「ボールがまったく収まらないFW」に見慣れているせいか(笑)、守備的布陣のため最前線で複数の相手DFを常に背負いながらも、タメを作り続けている彼女の能力には目を見張った。なでしこジャパンで、本当に代わりが居ないのは彼女だと思うんだよな...。

2点目を決めた宮間はヘディングがうまいね。ミート時に上半身で捻りを入れてちゃんとコースを狙っているし、素晴らしいセンスだと思う。この日は上下動の運動量が足りない気もしたが、守備重視のチーム方針だったのかもしれない。

課題としては宮本ママのボール捌きとかボールを持ってからの展開の遅さが気になった。彼女の守備の当たりの強さは特筆ものだけど、体格差から守勢に回りがちなチームにあっては、ボランチには素早くかつ確実な展開力、打開力が求められると思うのだが...。個人的にはこの位置に澤を下げて、トップ下にはベレーザの伊藤香菜子でイケそうな気がしているのだが?

最後にキャプテンの磯姐さんについて。ハーフタイムで上がってくるときに守備陣にいろいろ言っていたみたいだけど、この若い守備陣をまとめるのは本当に大変だったと思う。言いたいこともさぞ多かったことだろうね(笑)。守備がベースのなでしこジャパンのベースは磯崎さんにあるので、今後も後方からチームを支え続けて欲しい。

こうして写真を並べてみると、試合終了後、出場機会の無かった矢野と丸山に祝福されているキンちゃんの写真が一番良いと思う。こういう場面って、スポーツを見ていて一番良いと思う時だなぁ。

Kokka

Syugo

Toppa

Assist

Goal

Iso

Arakawa

2ndgoal

Kinga_toppa

Syukuhuku

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2007年3月10日 (土)

背番号

背番号
当日発表(^_^;)

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国立で勝負!

なでしこジャパンがメキシコ代表と女子W杯行きを賭けて、今日激突する。
こうした重要な試合に代表に選ばれるということは、また格別に意味のあることだと思う。
こちらとしても大変力が入り、キンちゃんのナンバー、ネーム入りのレプリカを作ろうと思っていたのだが、協会からとうとうナンバーの発表がなかったので断念。キプロス遠征と同じで「21」という話もあるのだが、ハズしたら痛すぎる。澤の「10」なら確実なところなのだが...

今日10日は大学の卒業式だそうだが、その日にこの大一番とは。
代表を背負う選手の宿命とは言え複雑なところだろうね。ここは卒業記念に1発決めて欲しい!

明日は最初の1点がいつ入るかだろうね。そこから一気にたたみ掛けたい。前半の前半にぜひ。
先手必勝だ!

310

Jfa

Keroro

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2007年1月25日 (木)

なでしこキャンプ入り

また間が空いてしまった。。。
書きたいことは毎日あるのだが、あれこれ考えすぎて、どうも踏ん切りが。
これからはもっと気軽に書こう。

さて、やはりこれはどうしても今日書かなくてはならない。
明日というか今日25日より、なでしこジャパンのトレーニングキャンプが開始された。
ベレーザからはこの8人。

DF 近賀ゆかり 岩清水梓 宇津木瑠美
MF 酒井與惠 澤穂希 大野忍
FW 荒川恵理子 永里優季

うを〜、なでしこ定着を熱望しているキンちゃんがDF登録だよ。♪ヽ(^-^ )
そして瑠美ちゃんもフル代表は久しぶりじゃないかな?
イワシちゃんがすっかり定着した感があるので、2人ともぜひイワシちゃんに続いて欲しいと思っている。

最近のなでしこジャパンを見ていると、「海外でも戦える選手」をまずセレクトして、それを各ポジションに割り振っているという印象を持つ。要するにチームとは異なるポジションでやっている選手がとても多いということだが、これには「何でだよ?」と思われる方も多いと思う。

でも僕がプレイを見た感じでは、これは正しいと思える。ふだんのリーグ戦(なでしこリーグ)でもかなりの力の差を感じるし、現代表の中でも差を感じる。別の言い方をすると、ホマちゃん、がんちゃんなど、GK含め(?)どこのポジションでも代表入り出来ると思う...ということ。彼女たちの身体能力、サッカーセンスが図抜けていると思うのだが、裏を返せば代表においてもまだまだ選手層が薄いと思う。(福元、阪口も突出していると思う。福元FW、阪口GKというのも見てみたいナ)

ドーハでの北朝鮮戦を見て思ったのだけど、なでしこは球際でどうしても競り負ける。というか北朝鮮のプレイスタイルはほとんど男子と同じに見える。男子とばかり練習しているような印象。
柳田、宮間、安藤の各選手はいずれも素晴らしいテクニシャンだけど、もっともっとハードにアタックして欲しい。キンちゃんや瑠美ちゃんのアグレッシブさが良い刺激になって、お互いに切磋琢磨して欲しいな。

ハワイこと川上直子サンが最もアグレッシブさを体現していたと思うので、彼女の引退は本当に惜しまれる。ホマちゃん、がんちゃんは別格として。直子サンのハートを引き継ぐのは小林弥生タンじゃないかと密かに思っている。
アテネ後は不運な怪我続きでまともにシーズンを送れていないけど、ホンワカしたお顔に似あわないハードアタックぶりには驚かされた。リーグに、そして代表に早く戻って周囲に刺激を与えて欲しいものだ。

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2006年8月17日 (木)

男子選手とイメージが似ている女子選手

女子サッカーファンのみなさん、こんばんは。
ちょっとした思いつきで、男子代表選手とイメージが似ていると思われる女子選手をリストアップしてみた。あくまで私見なのでファンの人、怒らないでね(笑)。

加地亮 ー 川上直子(ひたむきさと尽きないスタミナ)
遠藤保仁 ー 柳田美幸(雰囲気が...)
三都主アレサンドロ ー 安藤梢(SB→本来のポジションで本領発揮?)
巻誠一郎 ー 永里優季(高さ、強さ、泥臭さ。これからの主軸)
田中達也 ー 大野忍(ドリブルだけでなく、パスセンス、シュートセンスも秀逸)
佐藤寿人 ー 大谷未央(ポジショニングの良さ、抜け目のなさ、抜群の決定力)
小林大悟 ー 宮間あや(溢れるサッカーセンス、FK職人)
中澤佑二 ー 荒川恵理子(抜群の身体能力、ここ一番の強さ、ボンバーヘッド)
中田英寿 ー 澤穂希(絶対的かつ孤高の存在、窮地において真価を発揮)
石川直宏 ー 近賀ゆかり(サイドを切り裂く突破力、ともに横須賀シーガルス出身)
田中マルクス闘莉王 ー 岩清水梓(燃える闘魂!....爆)

番外
阿部勇樹 ー 小野寺歩(カーリングだが...そっくりだろ!?)
凡倉が連れてきたC大阪の旧ユーゴ系監督群 ー O橋監督(何が何やらわからない)

追補
中村俊輔 ー 伊藤香菜子(天才レフティ、何となく怪我がちなところとかも。早急な復帰が待たれる)
福西崇史 ー 小林弥生(クラッシャーのイメージが...でも代表には不可欠の要素)
ロナウジーニョ ー 山本絵美(ゆーまでもない)

余談だが、僕の中ではフィギュアの浅田真央と原菜摘子は「萌え系」ということで同一視されている(笑)。あと楽天の岩隈久志と南山千明が似てる気も...(千明ちゃんゴメン)。

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2006年8月15日 (火)

北京オリンピックに向けて

明日8月15日は小泉首相の靖国神社参拝が行われそうな気配があり、靖国神社周辺は厳戒態勢らしい。
北京オリンピックを2年後に控えており、1人の女子サッカーファン、アマチュアスポーツのファンとしては勘弁して欲しい気持ちでいっぱいである。

昨年だったか、近ちゃんのお父さんと店内で話している時に中国の反日暴動のシーンがテレビで映し出されたのだが、「オリンピックが心配ですねー」という話題になったものだ。女子サッカー界にとって最大のイベントはオリンピックであり、これに出場できなかったらその後の4年間は暗黒時代になってしまうという危機感がある。
また、女子サッカー選手のプレイヤーとしての最大の目標はオリンピックでの活躍であり、選手とその家族はその日のために頑張っていると思う。永里兄妹(兄1妹2)は「3人揃って北京オリンピック出場」を夢として持っている。兄貴の出場が最も危ぶまれているが(笑)。
ベルマーレ関連で言えば、ビーチバレーやソフトボールの選手たちの最大の目標はやはりオリンピック。特にソフト(と野球)は今回で競技種目から外れるので、かける思いはとりわけ強いと思う。

多くの人の人生の目標となっている北京オリンピックだが、中国国内の人権問題を理由にボイコットを呼びかける団体が各国にあり、穏やかな状況ではない。8月8日(中国で8は縁起の良い数字)開催だから、8月15日を挟む。ボイコットは回避されても大会中のトラブルも正直言って不安である。

日中両国とも内政にいろいろ問題を抱えているが、そのガス抜きのため、あるいは政治的なアイデンティティを維持するために靖国を巡る問題を利用しているように見える。両国ともだ。
こうやってゲーム感覚で「憎しみ」のエナジーを利用していると、そのエナジーはいつの間にか独り歩きして増幅され、バーチャルなものがリアルに変化してしまう。成長した「憎しみ」のエナジーはいつかコントロール出来なくなり、アジテーター自らもそれに縛られ動かされてしまう。そしてその結果は。最終的に犠牲になるのは誰か。

過去の無数の犠牲者のこと真摯に考えてみて欲しい。この大会に賭けている多くのアスリートと家族、関係者のことも。これからオリンピックに向けての2年間は、両国民とも合理的、建設的に行動すべきだと思う。

<首相靖国参拝>権力のための道具か 専門編集委員・牧太郎(excite/毎日新聞)


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2006年8月 8日 (火)

レイアウト変更と女子サッカー関連の広告

これまで3段組みの構成でやってきたのだが、突然右フレームのレイアウトがおかしくなった。あれこれ試行錯誤したがどうしても元に戻せないので、2段組みに変更してみた。
本文スペースの幅が広く取れるので、記事の文章が長い場合はこの方が良いらしい。湯郷ベルとの練習試合の写真は右端が隠れてしまっていたのが、ぜんぶ表示されるようになった。

ふと気付いたのだが、左フレームのGoogleアドセンスに女子サッカー関連の広告が2件(東京の女子サッカーチーム FCビブスレディースと、アーセナル女子サッカーアカデミー留学プログラム)も入っている。女子サッカーを扱うサイトはあまりないと思うので、なかなかレアではないだろうか?
Lリーグの選手で、経歴にアーセナル・レディースと記載している選手が2名ほどいたように思うが、この留学プログラムに参加したということではないのかなぁ、と思ったりした。実際はどうなんだろう。

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2006年8月 4日 (金)

明日馬入で、ベレーザvs国体神奈川選抜とサイン会!

馬入サッカー場のオープニングイベントとして行なわれる記念試合にベレーザが出場し、サイン会も行われる模様!

ベレーザ公式サイト
http://ameblo.jp/beleza/entry-10015436038.html

・日時 8月5日(土) 14:30キックオフ(雨天決行)
・場所 馬入サッカー場天然芝グラウンド(B面)平塚市中堂246-1
馬入ふれあい公園のサイト
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/banyu/index.htm

・スケジュール
 14:15 セレモニー開始
 14:30 オープニング記念試合 日テレ・ベレーザvs国体神奈川選抜女子
 16:30~17:00 日テレ・ベレーザサイン会(中央広場)


ベルマーレのホームタウンでベレーザがイベントをやってくれるなんて最高にうれしい。
ベレーザにも、なでしこジャパンにも神奈川出身の選手が大勢いる。いつか神奈川県に(できればベルマーレのホームタウンに)なでしこリーグ入りを目指すチームが誕生して欲しいものだ!

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練習試合の画像(ベレーザvs湯郷ベル)

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何か物悲しさを感じさせる広報車両

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負傷した田中選手を見守る両チームの選手

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ちょっとショックが残っています

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宮間選手も元気に出ていました(練習着じゃないんですね)


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練習試合を見学(ベレーザvs湯郷ベル)

北朝鮮戦後、ずっとモヤモヤしたものを引きずっていたが、こういう時は練習見学で解消するに限る。というわけで、ちょうど湯郷ベルとの練習試合が組まれていたのでカブで出かけてみた。
まずオーストラリア帰りのKさんや、いつもの常連サポーターの皆さんと挨拶。やはり海外アウェイは大変だったらしい。本当にお疲れさまでした。

オーストラリアのスタメン組は別調整、その他のみんなは元気に3本をこなした。見始めた直後にベルの長身FW田中静佳選手が負傷、救急車が呼ばれる事態に。どこか切ったらしいのだが大丈夫だろうか。以前もこのブログにも書いたけれども、田中選手のような170センチある長身FWは貴重なので、ぜひ代表入りできるように頑張って頂きたい。

どうしても近賀ゆかり選手に目が行ってしまうが、その走力と判断力と判断力、常に前に向かおうとする姿勢には感動を覚える。左サイドを上がる豊田奈夕葉選手に出した左足からの鋭いパス。そのパススピードと正確性には感嘆した。豊田選手はそのパスを豪快に蹴り込んでゴール。ベレーザはほとんどの選手がポジションを変えながらやっている。まさにポジションレスなサッカー。これはシーズンを戦う上で大きな武器になると思う。

練習後ピッチからの出待ちをしたのだが、練習試合後も延々とトレーニングをやっているのには驚いた。失点があったので「罰走」という奴だったのだろうか?かなりの練習量だったと思う。予定では翌日も練習があるのだが。さらに驚いたのは、居残り自主トレーニングをする選手が結構いたこと。
一番最後までいた2人は、なんとピッチの照明が落ちて真っ暗になった後もやっていた...。時間は10時ちょっと前まで。奈津枝ちゃん、千明ちゃん。なかなか出場機会に恵まれない2人だが、こうした選手たちの頑張りが最強ベレーザを作り上げるベースになっていると思った。

この日カブで出向いたのはランド周辺にクルマを置けないと思ったからなのだが、なんと帰りに右直事故に遭遇、田中選手と同じように救急車のお世話に(苦笑)。左足を何針か縫ったのだが、擦り傷やら打撲やらで痛〜い。幸い骨には異常はなかったが、やっぱバイクは危ないわ(笑)。ガソリンも高くなってきたし、しばらくバイクを利用しようかと思ったが、これで当面無理そう。今日相手の人が菓子折り持って来たのだが、直進してくる僕に気付いていて、僕が止まると思ったらしい。対向車を止めるような右折はいかんでしょう〜よ(怒)。
明日平塚(馬入ふれあい公園サッカー場)でベレーザのイベントがある。めげずに行くぞ!

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2006年8月 2日 (水)

女子アジアカップの総括と今後の展望(なでしこジャパン)

なでしこジャパン(日本女子代表)は3位決定戦で北朝鮮代表に2−3で敗れた。
これで大会4位に終わり、W杯出場は北中米・カリブ海地区3位との大陸間プレーオフで決まることとなった。

なでしこジャパンは予選を全勝で勝ち上がったが、同じグループには優勝した中国も含まれる。7得点をあげた永里優季が得点女王に輝いた。優勝国に完璧なゲーム運びで勝利、予選では記録的な大勝もして次世代エースが得点女王も獲得。しかし最大の目標だったW杯出場権の獲得はお預けとなってしまった...。

AFC女子アジアカップオーストラリア2006 戦績
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/games/2006/afc_w_2006/index.html

これが今大会のリザルトなのだが、サポーターとしてはハッキリ言ってまったく納得できないのである。安藤梢がインタビューで「自分の良さを出し切れなかった」と答えているが僕も同じ心境である。非常にチグハグな戦い方をした結果、チームとしての実力を発揮させることができなかったように思う。

テレビ朝日での放送を見た人はこの試合でしか内容を判断しないから、「なぜFWはもっと動かないのか」「パスが繋がらない」「あのDFのミスはいただけない」というふうに映ったことと思う。確かに前線にボールが収まらなかったことがチーム全体の集中力を弛緩させ、突然の失点でリズムが狂い、ミスが生まれ、動揺するうちに立て続けの被弾となったのだと思う。この試合だけを見た人は、なでしこジャパンはアテネ時より弱くなった、情けないという感想を持ったに違いない。女子サッカーファンとしては、このことが一番悲しい。

この大会は季節が逆のオーストラリアで、7/19〜30の間に5試合をこなすというハードスケジュールの中で行われた。予選を3戦全勝で突破したものの、肝心の決勝トーナメントでは2連敗。このような短期決戦の大会をトータルに考えていたのか?と誰もが疑問に思うだろう。
最終戦では、FWの永里優季、DFの磯崎浩美、矢野喬子らには明らかに疲労の蓄積が感じられた。グループリーグ突破がすでに決まっていた中国戦にチームのピークがあったとしか思えない。最も重要な試合は、2位以上が確定する決勝トーナメント1回戦(準決勝)だったはずなのに、だ。

オーストラリアや北朝鮮を見れば分かるとおり、なでしこジャパンのほとんどの選手は、個々においてはフィジカル的に劣る。それを補うには、20人全員で大会を戦うという戦略、そして相手の特性に応じた柔軟な戦術が必要なはずだ。
女子の代表チームは格差が激しい。中国、北朝鮮、オーストラリア、韓国の強国とそれ以外のチームには大きな隔たりがある。オーストラリアには地の利がある。なでしこジャパンは韓国よりやや上、強国の中の下位あたりに位置していると思われるが、このような立場のチームが既定のチームスタイルを貫いて戦っていくことができるだろうか?

決勝トーナメントを見ると、安藤を右に置く4バックでスタートしたものの中盤を支配出来ず猛攻を受けたところで3バックに変更。右サイドに大谷を途中交代で入れたと思ったら下げるなど、貴重な戦力を無駄にしたとしか思えない戦いぶりである。高さとパワーのオーストラリアには3バックの高目のラインコントロールと中盤のプレスでクロスの出所を封じ、大野のようなドリブラーに前線を掻き回させるのが有効なのは昨年のオーストラリアとの親善試合で分かったはずではなかったのか?(何のための親善試合だったのか)
スピードとテクニックと運動量の北朝鮮には、フレッシュなメンバーで臨むべきだった。みんな気合い十分だったはずだが、この連戦の疲れの中でも精神力を運動力に転換できるのは澤穂希くらいのもの。最終戦は荒川恵理子、大谷未央の計算できる2トップの先発で良かったのではないか。DF陣で言えば四方菜穂にコントロールさせ、度胸のある岩清水梓と高さのある下小鶴綾で組ませても良かったはず。この形を中国戦あたりで試してもらいたかったのだが。

話が個別の選手起用法に移ってきたが、やはり安藤梢のサイドバック起用については触れざるを得ないだろう。攻撃的な選手が前を向いたプレイをしやすくするために4バックの右に入れようというアイディアなのだが、これは上田栄治監督がベルマーレで試みたのとまったく同じ発想である。ベルマーレでは加藤大志(現京都)や鈴木良和(浪人中、音沙汰無し)、永里源気(優季の兄)といったドリブラー系MFをこのポジションで起用したが、苦手の守備が頭から離れないので持ち味もスポイルされ自信喪失というスパイラルに陥って結果的にうまくいかなかったあげく、こうした起用に愛想を尽かしてチームを去る者まで出てくるという始末であった。

さすがに安藤は攻守の切り替えもうまく無難にこなしていたが(ファウルは犯しやすいが)、何かと動きに制約が多いこのポジションを、彼女のようなクレバーなオールラウンダーに任せることはデメリットの方が多すぎるように思うのである。どうせやるなら大野忍や阪口夢穂あたりを使った方が面白いと思う(できればやめて欲しいが)。
安藤は澤とのダブル司令塔が可能なように、澤の近くで自由にできるポジションを与えるべきだと思う。オーストラリア戦のように澤にマンマークが来た時にうまく機能できるのではないだろうか。

ボランチに高さに強い選手が必要に感じる。産休明けの宮本ともみの復帰に期待がかかるが、6月の平塚での試合を見た限りでは本調子には遠かった。W杯行きがかかったプレーオフの日程は11月以降ということしか分かっていないが(来年という可能性もあるらしい)、ここのポジションには誰かを抜擢する必要があると思う。
最近招集されないハワイさんこと川上直子か、イワシちゃん(岩清水)にやらせてみたい。イワシちゃんには「なでしこのガットゥーゾ」という愛称(と言えるのか?)が似合うような存在になって欲しい。彼女ならやれそうな気がするのだが...(笑) で、ピルロが宮間あや。トップは永里と荒川。永里の高さ・強さと、荒川のスピードとセンスは組み合わせとして有効だと思うのだが。

   永里 荒川 (大野・大谷)
 柳田  澤  安藤(近賀)
     宮間
   岩清水(川上)
 四方 下小鶴 磯崎
    福元

いろいろ語ってきたが、一番の補強ポイントは監督だと思う(笑)。
ベレーザの松田監督が兼任するわけにはいかないだろうか・・?
(アマラオの選手兼任監督よりは...)
あとはスケジュール調整の問題がある。

11/5 なでしこリーグのプレーオフ終了
11/? 海外遠征(中止の可能性大)
   北中米・カリブ海地区3位との大陸間プレーオフ
   (年越しの可能性もあるらしい?)
12/1〜15 カタール アジア大会

なでしこリーグのプレーオフとは、1位から4位の上位リーグと5位から8位の下位リーグの2グループに分け、1回戦総当りのリーグ戦を行うというものだ。リーグとしては一番盛り上がるところだが、大陸間プレーオフの日程次第ではわけの分からん状態になるかもしれない。日本の女子サッカーの維持・発展のためにはW杯出場は絶対条件だから、なでしこリーグのプレーオフは日程変更を余儀なくされるかもしれない。
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なでしこの強化遠征、過密日程から中止も
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/p-sc-tp2-20060801-69001.html


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2006年7月29日 (土)

明日は北朝鮮戦。W杯出場をめざす、なでしこジャパンを応援しよう!

さて、AFC女子アジアカップの最終ゲームである。
ここで勝利すれば来年のW杯出場が決定する。有終の美を飾り、勝って帰りたい。そして、永里優季選手には得点女王のタイトルの可能性もある。次世代エースFWとしての「結果」をぜひ持ち帰って欲しいところだ。

テレビ放送スケジュール(テレビ朝日)
FIFA女子ワールドカップ・アジア最終予選 W杯出場決定試合 3位決定戦
日本 × 北朝鮮 7月30日(日) 午後2時〜4時
解説:松木安太郎
   大竹奈美
実況:吉野真治(テレビ朝日アナウンサー)
テレ朝FC
なでしこジャパン(日本女子代表)選手一覧


双方の戦力分析等は下記の東アジアサッカー連盟のサイトが参考になる。
東アジアサッカー連盟 公式サイト
北朝鮮女子代表の紹介ページ
日本女子代表の紹介ページ


ゲームのプレビューについてはアジアサッカー連盟のサイトが参考になる。
アジアサッカー連盟 公式サイト
ワールドカップへの出場権獲得は日本と北朝鮮のどちらに:AFC女子アジア杯3位決定戦


北朝鮮と言えば先の中国戦での暴動事件が記憶に新しい。その背景については、こちらの東京新聞の記事が参考になる。
「敗北受け入れない 執着が逆にモロさ」北朝鮮女子サッカー“暴動”の背景(東京新聞)

北朝鮮はリアルに「絶対負けられない試合」をやってくる。サッカーをスポーツとしてとらえられない相手。これはとても悲しい現実だ。
なでしこジャパンは、中国戦で見せてくれたような全員が集中し一丸となった「らしい」サッカーを展開して欲しい。特に最初の15分間は慎重に戦って欲しい。最前線から激しくチェイス!そして前半のうちに何としても先取点を。サイドの守備がポイントのひとつになるだろうが、柳田と宮間は大丈夫か(笑)。ボランチには酒井の先発を期待したい。混戦の中から彼女のミドルが決まったりしたら、解説の大竹奈美さんも僕もハァハァしてしまうだろう。ぜひハァハァいわして欲しい!

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2006年7月28日 (金)

なでしこジャパン、豪に悔しい敗戦。チーム全体が成長しなくては...

走らないなでしこ豪に完敗/女子W杯予選(ニッカンスポーツ)
<女子W杯アジア予選:オーストラリア2-0日本>◇27日◇オーストラリア・アデレード◇準決勝

http://www.nikkansports.com/soccer/japan/p-sc-tp2-20060728-67146.html

(↑この記事のタイトルに異議あり。試合を観て書いているのか?)

悔いの残る失点。攻め続けてもシュートまで持ち込めない・・・何とももどかしい展開の中、タイムアップとなってしまった。昨年の東アジア女子サッカー大会もそうだったが、フィジカルに優れ闘志に溢れた相手から点を奪うことがどうしても出来ない。

澤はインタビューでチームの心身の弱さを嘆いていたようだが、女子の場合、男子と比較して心身の状態を一定に保つのが難しい。「歴史的快挙」を成し遂げた中国戦後、監督・スタッフはどのようにメンタルケアを行って来たのか。フィジカル面での配慮はどうか。準決勝進出が決まっていた中国戦に、この過密スケジュールの中でベストメンバーで臨む必要があったのか。

あるいは戦術的にはどうだったか。昨年日本で行われたオーストラリアとの親善試合では、開始直後に今回と同様に攻め込まれパワープレイ攻撃を受けたが、大橋監督は前半の早い時間帯に3-5-2にシステム変更して中盤を厚くし、パスの出所を押さえて試合を落ち着かせた、と記憶している。(TASAKIは3バックだから磯崎と下小鶴はすぐに対応できる)
今回は中国戦と同様に1ボランチの4バックでスタートしたが、2失点。結局後半から3バックに変更、高いラインを維持させ中盤をコンパクトにすることで主導権を取った。この試合、最初からこのシステムで臨むべきではなかっただろうか?

ついでに言わせてもらえば、こうした難しい試合では、経験豊富であらゆる状況に対応できる酒井與惠を先発させるべきではなかったか。後半頭からボランチを酒井に代えて3バックに変更したわけだが、相手が開始直後から押し込んでくるのは分かっていたはずだから、最初からこのメンバーとシステムで臨むべきだったと思うのだが...。

徹底したマークに苦しむ澤の苦しい表情が印象に残ったが、澤をサポートできるのは、このチームにおいては酒井與惠しかいないと思う。澤のサポート役、次期エース候補としては安藤梢があげられるが、あのポジション(右サイドバックに回され中)ではサポート役は難しいだろう。宮間あや(メニーナのジャージ...)と同時起用したい気持ちは分かるのだが、彼女の今のポジションは固定的に考えないで欲しい。

あるいは澤と仲良しで攻撃時に抜群のコンビネーションを見せる川上直子はなぜ招集されていないのか。TASAKI戦やカップ戦など大一番での戦いで彼女が見せる激しい闘志と尽きないフィジカルこそ、この試合に最も必要だったもののはずだ。

今後の課題を(勝手に)まとめてみる。
・大会の全日程をどう戦い抜いていくかを考えたメンバー選択
・メンタル面のサポート
・相手チームの特性に合わせた柔軟なチーム戦術
(パワーと高さのチームにはコンパクトな3バックで)
・大一番にはベテランの起用(招集も忘れずに!)

大きな大会では勝敗はほんの少しの差で決まる。その差を少しでも減らし、プラスに転化するのが監督、スタッフの仕事だと思う。チーム全体が成長する必要があるように思う。

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2006年7月27日 (木)

なでしこジャパン:永里優季選手と福元美穂選手に注目!

いよいよ運命のキックオフだが、このゲームでは特に永里優季選手と福元美穂選手に注目している。
2人ともアテネ後の選手であり、この大会でその地位を完全なものにしたいはずだ。

特に永里は昨年の東アジア選手権にエースFWの番号9を背負って乗り込んだものの不発に終わり、ほろ苦い経験をしてしまったから、今大会にかける思いは格別だと思われる。その時はがんちゃん(荒川恵理子選手)が怪我でメンバー入りしていなかったから今回こそ真のエースとしての出場であり、大会の価値も比較にならないほど大きい。
これまで重要な試合でことごとく決定的な仕事をしてきたがんちゃん。ストライカーに必要な「何か」を持った彼女を永里は超えることができるか。...いや、超えていかなくてはならない。

永里選手はブログをやっていて小まめに更新している。普段はココア好きのサッカーに詳しい女の子、という感じなのだが、試合前日のエントリーにはいつも感心させられる。いつも短い一言が書き込まれているのだが、逆にその言葉数の少なさが決意の強さを感じることができる。
QBKとか言っているどこかの国のFWとは比較にならないレベルのストライカー魂を持った選手だ。昨日のベルマーレの選手でシュートを放った選手は、ここに込められた魂の数分の一でも分けてもらって欲しいものだ。
兄貴含む)


なでしこジャパン vs オーストラリア女子代表 スターティングメンバー発表
http://www.jsgoal.jp/japan/news/nadeshiko/article/00035914.html

tomorrow is another day 永里優季@19のブログ
http://ameblo.jp/yuuki-n-19/


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W杯まであと1勝。がんばれ、なでしこジャパン!

AFC女子アジアカップオーストラリア2006 準決勝
7月27日 16:30キックオフ(日本時間16:00)
オーストラリア・アデレード
なでしこジャパン(日本女子代表) 対 オーストラリア女子代表
(FIFA女子ワールドカップ中国2007 出場決定試合)

テレビ放送(録画)
18:45〜21:04 テレビ朝日(地上波)※延長あり
22:00〜24:20 BS朝日


今日地上波テレビ放送があるのだが、これは録画である。でもゴールデンで放送なんて、とっても素晴らしいと思う。テレビ朝日さん、ありがとう。

日本の女子サッカー界は、男子で言えばJリーグ発足前のような状況(アマチュアリーグでありプロ契約選手は数名のみ)であり、一般の知名度は至って低い。国内リーグ(なでしこリーグ)の放送が地上波で行われているのは、東電マリーゼくらいのものだろう。したがって代表チームの活躍、(今日のような)マスコミへの露出こそが女子サッカーの最大のPRであり、プレイヤーのすそ野を広げることにも繋がる。
この大会での活躍により海外移籍が実現するなど個人的な利益に結びつく成果はほとんど考えられない。なでしこジャパンの選手たちは、女子サッカー界のため、自分たちの夢のために戦っている。本当に負けられない戦いをしているのは彼女たちなのだ。

アテネオリンピック開催前の国内リーグ(当時はLリーグ)は、強豪のベレーザでさえ観客数は数十人規模だったそうだが、アテネ後の現在はJ2の平日開催のゲームより多く入るようになっているし、今年はリーグにメインスポンサーがついて(あの中田英寿のナイスアシスト)、mocなでしこリーグという名称(愛称)に変わっている。

テレビをご覧の方は、そうした女子サッカー界の現状を記憶しておかれると、さらに熱く応援できるのではないかと思う。

中田なでしこに好アシスト...女子リーグにスポンサー
行きつけのレストラン経営者紹介(ZAKZAK 2006/04/18)

http://www.zakzak.co.jp/spo/2006_04/s2006041807.html

mocなでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)公式サイト
http://www.nadeshikoleague.jp/


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2006年7月26日 (水)

木曜夜はテレ朝でオーストラリア戦!なでしこジャパンを応援しよう。

FIFA女子ワールドカップ・アジア最終予選 W杯出場決定試合(準決勝)
日本 × オーストラリア 7月27日(木)よる6時45分〜8時54分(テレビ朝日)
http://www.tv-asahi.co.jp/tafc/afcwac2006/

【現地放送席】解説:松木 安太郎
       大竹 奈美
 ピッチ解説:堀池 巧
    実況:角澤 照治(テレビ朝日アナウンサー)
インタビュー:櫻井 健介(テレビ朝日アナウンサー)
【東京スタジオ】
ナビゲーター:川平 慈英
アナウンサー:前田 有紀(テレビ朝日アナウンサー)

松木さん、オーストラリアに行ってるのか...にぎやかになりそうだ(笑)。

さて、AFC女子アジアカップはいよいよ決勝トーナメントに突入。この1勝でW杯出場が決まる重要な戦いだ。
対するはオーストラリア女子代表、通称カンタス・マチルダス
昨年の親善試合ではなでしこジャパンが勝利しているものの、地元開催で盛り上がる今回対戦では過去のことは考えない方がいいだろう。

オーストラリアと言えば、男子代表が先頃のW杯ドイツ大会で屈辱的な敗北を喫したのが記憶に新しい。それだけでなく、U-20女子代表がマレーシアで行われたAFC U-19女子選手権マレーシア2006において3位決定戦で敗れ、U-20女子世界選手権出場の夢を断たれた相手でもある。2-3というスコアで悔しい逆転負けだった。
AFC U-19女子選手権マレーシア2006の3位決定戦
この試合で得点したのが、今大会ブレイク中の阪口夢穂と永里優季の両選手。是非とも2人のゴールでリベンジを果たしてもらいたい。

この大会はW杯の予選として重要であるが、AFCで優勝経験がないなでしこジャパンとしては、是非とも「アジア女王」のタイトルが欲しいところだ。
過去、準優勝が4度、3位が3度、前回は4位という悔しい成績なのだ。
ここで優勝して弾みをつけ、2007年のW杯、2008年のオリンピックに向かっていって欲しい。
そして何よりも、代表チームが話題になることで国内のなでしこリーグに注目が集まることを期待したい。


なでしこ、因縁の豪州破ってW杯決める(ニッカンスポーツ)
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/p-sc-tp2-20060725-65509.html

AFC アジアサッカー連盟 アジアサッカー連盟 公式ウェブサイト
http://www.the-afc.com/japanese/competitions/WomenAsianCup2006/default.asp

日本女子サッカーリーグ(MOCなでしこリーグ2006)オフィシャルサイト
http://www.nadeshikoleague.jp/main.php


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2006年7月24日 (月)

なでしこジャパンの快挙とこれから

日本、中国に9年ぶり勝利 グループリーグを首位で通過=AFC女子アジアカップ(スポーツナビ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20060723-00000021-spnavi-spo.html


地上波の生放送、観ましたか? 皆さん。(^_^)/
チーム全員が一体となって粘り強く戦い抜き、強豪に競り勝つ。
これはサッカーというかチームスポーツの魅力のひとつだと思う。それを見事に表現したなでしこジャパン。お疲れさん!
(こういう全員がひた向きに頑張るサッカーを男子代表も目指すべきだと思うのだが...)

この試合はチームの全員が本当に素晴らしかったと思う。特に左サイドの柳田(浦和、茅ヶ崎高校出身)、右サイドの宮間(湯郷)、右サイドバックにコンバートされた安藤(浦和)、途中交代でFWの位置に入った大野(日テレ)が素晴らしかったと思う。GKの福元(湯郷)の成長も頼もしかった。
澤の攻守に渡る頑張りは、まさに彼女が尊敬する中田英寿をまさに彷彿とさせるものだったし、永里には真のFW魂を見せてもらった(男子にもなかなかいない闘志!)。キャプテン磯崎、下小鶴、矢野のおなじみのバックラインも最後まで素晴らしい集中力を見せた。(あの顔面強打で磯崎が負傷退場にならなくて本当に良かった)

本当になでしこジャパンらしい会心のゲームだったと思うのだが、その反面、ここからどう上積みをしていくのか?と不安になるほどだ。
攻撃面の連動性をより向上させ、ミスを少なくし、シュートチャンスを増やすのが今後の課題だろうが、守備に関してはこれ以上は望めないのではないか。それほど組織的で集中力の高い、本当に素晴らしい守りだった。

一方の中国は、どうしたことだろうか。世界ランキングは全然上で身体能力でも明らかに上なのだが、単調な攻め(J2にありがちなタテポンサッカー)に終始してしまった。
GKは183センチあるらしいのだが、これって横浜FCのGK菅野(J2の名物GKの1人)よりデカイってことじゃないのか?他にも170オーバーで10代〜20代前半というのがゴロゴロいるようだ。末恐ろしい。
なでしこの場合アテネ中核組が26〜27になっていて、やや平均年齢が高い。そしてその世代は160センチ台中盤。これからの2007W杯、2008五輪にどう備えていくのだろうか?
(この試合、中国側の課題抽出作業に役立ってしまったような気が....)

アテネ後に台頭したメンバーと言えば、宮間、大野、永里、福元があげられるが、宮間、大野は小柄だがその不利を上回る資質を持っているし、永里は170はないがパワーとガッツがある。福元はこれまでのどのGKよりも身体的に恵まれている(性格も非常にGK向きだと思う)。

しかし、セットプレイ時の守り、1点を追う展開での緊急パワープレイ要員として、CBとFW(控え)に170オーバーの選手が1人ずつ欲しい気がするのだが...。むしろ適性者を見出して、特別に育てる必要があるのではないか?

あと、(男子代表と同様)フィジカルのアップも急務だと思う。あのサッカーは非常に体力を消耗すると思うのだが、今回は気候が良かったせいでやり遂げることができたのではないだろうか?
国内リーグ(なでしこリーグ)を観ていると、チームごとにフィジカルの差がかなりあるように感じられる。昨シーズンの感想だが、女王 日テレ・ベレーザと60分以上ガチンコで戦えるのはTASAKIペルーレだけ、のように感じた。(途中まで接戦を演じていても、その後押し切られてしまうチームが多い)

今回の中国のようにフィジカルの強さを前提とした「タテポンサッカー」をやってくるチームは、国内には皆無だと思う。現状では男子の中高生と練習しない限り、これへの対策は取れない。日ごろのリーグ戦では経験を積めないのだ。
リーグのフィジカルレベルが均一でない理由のひとつに、資金力の弱いチームは当日移動をやっている(去年は監督が運転するバスで関西から来ているチームがあった)、という現実がある(ほとんがそうかもしれない)。サッカー協会、なでしこリーグには、こうしたチーム間のハンディを是正し、リーグ全体のレベルを底上げする努力が求められるし、それが今後代表チームを強化する早道になると僕は考えている。


おすすめの記事 なでしこジャパンが戦う舞台と相手「AFC女子アジアカップ」リポート第1回(スポーツナビ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/column/200607/at00009992.html

おすすめの書籍
大住良之・大原智子著:がんばれ!女子サッカー
日本と世界の女子サッカーの歴史と現状がとても分かりやすく書かれています。
入門書として最適。


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2006年7月23日 (日)

この後2時から地上波で生放送!なでしこジャパンを応援しよう。

サッカー・FIFA女子ワールドカップ・アジア最終予選 日本×中国
07/23(日) 後02:00 >> 後03:55  テレビ朝日
http://www.ontvjapan.com/genre/detail.php3?tikicd=0203&hsid=200607230007015


2連勝で予選リーグ突破を決め、決勝トーナメントを決めたなでしこジャパン。
これで4強以上が確定したから、プレーオフ出場権は得たことになる。そして決勝トーナメントで1勝すれば3位以上が確定しW杯出場が決定する。

今日の試合は予選リーグ最終戦で、相手は予選リーグ突破とW杯開催国のためW杯出場が決まっている中国。
なでしこジャパンとしては、最重要試合は決勝トーナメントの初戦(次の試合)なので、対戦相手による研究防止と負傷リスク配慮のため主力温存を図るべきだが、どうなるだろうか?

サポーターとしてはせっかくの地上波生放送(なでしこジャパンの絶好のPR機会)だけに、主力によるガチンコの試合を観たいところ。正直複雑な心境である。怪我をしないように、素晴らしい試合を見せて欲しいものだ。

永里5発!なでしこ4強/女子W杯予選(ニッカンスポーツ)
http://sports.livedoor.com/article/detail-3641589.html


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2006年7月21日 (金)

W杯予選を戦う、なでしこジャパンを応援しよう!

なでしこジャパン(日本女子代表チーム)は現在、オーストラリア・アデレードにてAFC女子アジアカップ オーストラリア2006を戦っている。
すにで初戦のベトナム戦は5−0で勝利、ちょうど今第2戦のチャイニーズ・タイペイ戦を戦っているところだ。

この大会はFIFA女子ワールドカップ中国2007の予選も兼ねている極めて重要な大会である。出場の条件だが、W杯開催国の中国を除き上位2チームはそのまま出場、3位のチームは北中米カリブ海連盟の3位チームとのプレーオフに進む。つまり最大4チームがW杯に進めるわけだ。

出場国とグループ分けは次のとおりである。

グループA:中国、日本、ベトナム、チャイニーズ・タイペイ
グループB:朝鮮民主主義人民共和国、韓国、オーストラリア、タイ、ミャンマー

予選免除の中国と同グループであり、まったく恵まれていると言っていい。グループBの方は地元オーストラリアに北朝鮮、韓国という強豪のうち1ヶ国は落ちることになる。
日本にとっては、2位以内が確定する準決勝での勝利が最大のポイントになるだろう。

今回の大会、僕が応援しているキンちゃん(近所のお寿司屋の娘さん)が代表落ちするわ、密かに応援している宇津木瑠美タンが合宿で負傷離脱、なゆっちか直子タンを追加招集すれば良いものを誰も呼ばず...という有り様のため個人的なモチベーションは高くないのだが、なでしこジャパンは連合艦隊と同じで常に必勝を求められる存在だから(女子サッカーはマイナーなため常に勝って目立たないとジリ貧になってしまう)、やはり絶対に勝ってもらわねばならないのだ。

であるから、そこのあなたも下記のテレビ放送で彼女たちの頑張りをこの目で見て、そしてぜひぜひ応援して頂きたいのだ。
この中でサッカーでお金を貰っている選手はレッズの3人とベレーザの2人だけのはず。プロ契約といっても男子のそれとは額が違う。全員が女子サッカー界の発展のため、自らの技術向上のためだけに戦っていると言っていい。そのひたむきなプレイに必ず感動できるはずだ。


7月21日(金)グループリーグ 日本 対 チャイニーズ・タイペイ(日本時間16時 K.O)
 28:00〜28:55(日本時間)テレビ朝日(地上波)
 18:50〜20:55(日本時間)BS朝日

7月23日(日)グループリーグ 日本 対 中国(日本時間14時 K.O)
 14:00〜15:55(日本時間)テレビ朝日(地上波)
 18:00〜19:55(日本時間)BS朝日

7月27日(木)準決勝 FIFA女子ワールドカップ中国2007 出場決定試合(日本出場試合)
 日本1位通過(日本時間16時 K.O) 日本2位通過(日本時間19時 K.O)
 18:45〜21:04(日本時間)テレビ朝日(地上波)※延長あり
 22:00〜24:20(日本時間)BS朝日

※オーストラリア・アデレードとの時差は+30分

日本サッカー協会の女子代表ページ
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/

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2006年2月15日 (水)

オリンピックを見ながら

今回のトリノオリンピックではいまいちエンジンのかかりが悪い日本チーム。
競技は個別に行われているけれど、全体の流れ・雰囲気というものの影響があるように感じられる。

昨年のアテネオリンピックにおいて、なでしこジャパンが開会式前の初戦で強豪から歴史的勝利をあげたことが日本チーム全体に良い流れをもたらしたことを思い出し、DVD「アテネオリンピック サッカー日本代表激闘の軌跡」を久々に視聴してみた。
上田監督の試合分析インタビューもあるし中々価値のあるDVDだと思う。アメリカ戦のアレはどうしてもオフサイドに見えるのだが、上田監督は「ビデオで確認したがオフサイドではない」と断言。あそこでなぜオフサイドトラップを掛けに行ったのかの説明とともにとても清々しく理知的な印象を受ける。

話を戻すと、この時のなでしこジャパンのような存在が早くトリノにも出て来て欲しい。それがいまやっている女子スピードスケートになると良いなぁと思う。

オリンピックというと女子サッカー選手にとっては最高の舞台であり目標であるわけだけど、それに向けた戦いは今も行われている。先日、18日に行われるロシア代表との親善試合のメンバーが発表され、現在福島で合宿中である。
このメンバーに僕が応援する近賀ゆかり選手が選ばれた。これまで代表合宿にはかなりの確率で呼ばれている彼女だけど、僕の調べたところでは最終的な代表メンバーに選ばれたことはなかったはずである。先日ご両親(お寿司屋さんなのだ)に「ついにやりましたね!」とお祝いに行ったのだが、「?」という反応。合宿メンバーと試合メンバーが同時に発表されたので混同しているのだろうか?僕が誤認している可能性もあるのだが、実際どうなのだろう。こんな話、本人に聞けないしなぁ...。

彼女はアテネオリンピックの時は補欠メンバーだった。上田監督もかなり悩んだらしいが、最終合宿から最後に外された2人のうちの1人だ。それだけに次の北京オリンピックにかける思いはひと際強いんじゃないかと思う。アテネに呼ばれなかった大野、永里、四方選手あたりにも強い思いがあると思う。みんな神奈川人だし、ぜひ頑張って欲しい。

ご近所に今テレビでやっているのと同じオリンピックを目指してる選手がいる...これって本当に凄いことだと思うし、非常に刺激を受ける。僕の千倍くらい頑張っていることは間違いない(笑)。
得点力不足が課題のなでしこジャパンには、その徹底的にアグレッシブな姿勢が貴重なはず。攻撃的MFというライバルの多いポジションだけど、絶対に残って欲しいと思う。

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2005年9月29日 (木)

Lリーグ再開、そして代表選考のあり方について思う

beleza050925_1待ちに待ったLリーグの再開。しかも平塚はベルマーレサポーターである僕にとってはホームグラウンドである。
ベレーザの選手の6割くらいが神奈川県在住であり、ベレーザサポーターも結構神奈川県在住者が多い。今日も選手の親御さんたちや、地元の友人たちと思われる一団、スイカ柄のシャツで統一した「シカターズ」、背番号4の代表レプリカユニで統一した「ナユハーズ」(いずれも僕の勝手なネーミング)なども見られ、なんだか「ベレーザのホームスタジアム」という雰囲気が漂っているように感じる。

平塚競技場は、正直なところJリーグのスタジアムの中では最も設備が貧弱な部類に入ると思うが、Lリーグの競技場としては最上の部類と言えるし、ベレーザの第2ホームという位置づけで年間4試合くらいやってもらえないものだろうか?

さて、今日のポイントは、国体で活躍して復調を印象づけた「がんちゃん」こと荒川選手のスタメン出場と、これまでずっとリハビリを続けて来た「美白のスマイリyunogo050925スト」小林弥生選手のベンチ入りだろう。
一方対戦相手の湯郷Belleは、檜舞台である地元開催の国体が予想外の結果に終わったこと(東京都代表のベレーザが優勝)、前回対戦ではホームで0−7の惨敗を喫していることから、かなり気合いを入れて挑んで来ると思われる。

ベレーザのスタメンは、国体同様、大野、永里、荒川の3トップで来た(流動的な位置関係)。ユニバーシアード・トルコ大会で活躍したキンちゃんこと近賀選手、舞蹴こと中地beleza_050925選手、現代表のなゆっちこと豊田選手がサブ落ち、南山選手がベンチ外という状況。いやぁ、ベレーザって本当に大変な世界である。ベレーザの公式サイトを見ると、ベレーザにセレクションの有無の問い合わせをする人が多いようなのだが、この超豪華なベンチメンバーを見て、ここに自分が割り込めると思っているのだろうか?下部組織のメニーナに入りたいというのなら良くわかるのだが...。

さて試合の方は大変な強風の中で行なわれたのだが、湯郷は1トップにして中盤をbeleza050925_2厚くし、コンパクトで組織的な守備でチャレンジして来た。ベレーザの前線にボールが入ると、2人、3人がマークに行く。これを最後まで続けられたのだから本当に大したものだと思う。まるで東アジア選手権の対戦相手を見ているようだった。国内リーグで毎試合こういう試合ができたら、東アジア選手権の結果も違って来たのではないだろうか?

beleza050925_6この試合は2−0でベレーザが勝利したわけだが、得点はコーナーキックから澤のヘッド、カウンターから大野が入れたクロスをがんちゃんがキレイにゴールにパス...という内容だった。相手がガッチリ守って来るこういう展開の試合では、セットプレイとカbeleza050925_5ウンターがポイントになるという見本のような展開だ。
そして決定的な2点目を決めたのは、恐らく今日最多のシュートを放ったであろう永里でなく、がんちゃんだったということもポイントだと思う。がんちゃんは国体決勝でも決勝点を決めているのだが、この「決定力」という奴は、具体的には一体何なのだろうか。最大のチャンスが到来した時に、最高のプレイが出せるということ。簡単に言えばこういうことなのだろうが...。

beleza050925_761分、負傷でコンディションが完全でなかったらしい酒井に代わって小林弥生が、beleza050925_3得点直後のがんちゃんに代わって近賀が同時に投入される。
弥生選手は最初の数タッチはさすがに落ち着かない感じだったが、すぐに本領を発揮し始めた。何本も縦に良いクロスを上げていて、酒井選手より攻撃的な選手だという印象を持った(実は彼女のプレイを生で見るのは初)。ベレーザのボランチとしては、弥生、酒井、川上という代表スタメン級の選手が揃ったことになるのだが、これからこの選手たちをどのように使って行くのだろう?ベルマーレでは考えられない悩みを松田監督は持っている。
beleza050925_4キンちゃんは、ボールをもらったら基本的には前に向うことしか考えていない。この攻撃的で強気な姿勢、そしてスピードはサッカーの基本的な魅力だと思う。これは本当に見ていて気持ちが良い。これぞサッカープレイヤー。この「切れ味」を今後も磨いていって欲しいと思う。

湯郷で印象に残ったのは、170センチという長身フォワードの田中静佳選手だ。前回岡山で見た時よりもジャンプ力がアップしているように感じた。がんばって背筋を鍛えたのではないだろうか?
何度もハイボールの競り合いに勝利していたが、彼女が落としたボールをキープし前線でタメを作れる選手が湯郷にはいないため、シュートまで持って行くことが出来ない。左右のサイドハーフ(難しいポジションだ)の強化ができれば、このチームはもっと上に行けると思う。

実はこの田中静佳選手を僕は以前から注目していた。いわゆる「電柱」タイプで、shizuka_tanakaもともと僕が好きなタイプなのだ。カタチよりも勝点が重視されるJ2には良くいるタイプだが、「美しく勝つ」サッカーを目指すベレーザにはいないタイプの選手であり、また現在のなでしこジャパンにもいないタイプなのだが、僕は絶対に、代表には彼女の存在が必要だと思う。

ここから、代表の話に移行する。先の東アジア選手権の結果をどう評価するかはいろんな見方があるだろうし、玄人筋の中には「内容は良かった。実力が証明された。」と思っている方もおられるかもしれないが、僕は女子代表チームはどんな大会、どんな試合であろうと「必勝」が求められる(旧日本海軍の連合艦隊と同じように)と思っているので非常に残念である。せっかくの地上波ゴールデンタイムの放送があったのだから、今回は尚更だったと思う。

本当に「一戦必勝」の信念の元に選ばれたメンバーだったのか、と僕は問いたい。単純に能力順に上から選んで行ったように思えるのだが...。J2でよく見られる「ベタ引き」を相手がして来た時に、スペースがほとんどないという状況下でドリブラーの丸山や大野を投入してどうなるというのだろう、と思った。必勝を期するチームには、様々な局面に対応できるように多様な個性を持ったメンバーが必要なのではないか?

日韓ワールドカップのドイツーアイルランド戦を覚えているだろうか。0−1でリードされていたアイルランドは後半28分に長身フォワードのクインを投入。そこから徹底的にワンパターンの放り込み作戦を実施、ついにロスタイムに作戦が成功してロビー・キーンがカーンから同点弾をもぎ取った。この失点はあの決勝戦までのカーンの唯一の失点だったわけだが、最高峰のワールドカップでだって、いや、だからこそ勝つためにはこういうサッカーも必要なんだと思った。

そんな訳で、僕はこの田中静佳選手の代表入りを激しく希望する者である。あの押し込んだ時間帯に彼女がいれば、(柿本と梅田みたいに)永里とのツインタワーにすればマークも分散して...。 
彼女は身長という武器をさらに活かすべく、鍛錬を重ねているように見える。これからも頑張って欲しい。普段はデパートに勤務しているようだが、ここだけの話 彼女の制服姿にも関心があるのだった(笑)。

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2005年9月24日 (土)

明日(25日)は平塚競技場へ!

明日、いよいよLリーグの後半戦がスタートする。Lリーグは無料だし、明日は何といっても平塚競技場でゲーム(日テレ・ベレーザvs湯郷ベル、午後1時キックオフ)が行なわれる。
ベレーザと言えば湘南の永里源気の妹、優季がストライカーとして頑張ってるから、多くのベルサポさんたちに来て欲しいところだけど、台風が来るらしいんだよね〜。僕にとってはせっかくの地元開催だというのに、悪天候とは...。まだ周りは静かだけれども。

でも今日の仙台戦でモヤモヤしている人は、ぜひ競技場に足を運んで欲しいと思う。ベレーザは必ず感動的な試合を見せてくれる筈だから。
Lリーグ公式サイト

大半が現役代表という強豪ベレーザ。チーム内の競争も非常に激しい。見所のひとつはFWのポジション争いではないかな。前半戦ブレイク(2度のハット)、国内での代表戦でも活躍し、なでしこのエース番号「9」を背負った優季ちゃんは、荒川の完全復帰を何よりも警戒している。
荒川は今シーズン初めにすねのプレート除去手術を行ない、前半戦途中から復帰したものの肉離れを繰り返してしまい、東アジア選手権は辞退という残念な結果に。その間に台頭した優季ちゃんだけど、肝心の東アジアではポストプレイは素晴らしかったもののシュート1本、ゴール0という「試練」を味わわされてしまう。

先日終了した岡山国体では、ベレーザは東京都代表として出場、見事優勝を果たしたのだが、1−0で勝利した決勝戦の決勝ゴールは荒川だった。やはりこの勝負強さはただ者ではない。
昨年上田監督に「FWに必要とされる資質をすべて備えている」「釜本タイプ」とまで評された優季ちゃんに足りないものとは何だろうか...?その問いへの答えを見出そうと毎日取り組んでいる優季ちゃんは、まだ高校3年生。この年齢でこの状況はスゴい。この年齢ですでに左右それぞれの靱帯損傷と長期リハビリを経験してるんだよね...。

もう1人のFW、大野忍は現在リーグ得点王。昨年アテネに行けなかった悔しさを今年にぶつけている。結果を出し続けることが代表定着には必須という「思い」がハッキリ伝わって来る。前回の平塚でのゲームでは終了間際に劇的ゴールを決めた。

一方の湯郷ベルは、中断期間中に地元で開催された岡山国体で、無冠という残念な結果に終わってしまっている。国体優勝のベレーザにここでリベンジを果たし(直接対決は無かったが)、地元の支援に報いたいところだろう。
湯郷は県、市、地元(温泉街)が中心となって作られたチームで、監督の本田さんはサッカー協会初の、代表チーム(ユニバーシアード女子代表)を率いた女性監督。初めて海外ナショナルチームを率いた上田さんと同じで、先駆者なのだ。その本田さんを慕ってベレーザから移籍して来たテクニシャンの宮間熊林に似てる気がするのは僕だけ...?)、大型キーパーの福元という2名の代表選手がいる。そして現役中学生の加戸ちゃんという大型FWも...。個性派揃いのなかなか面白いチームで、僕はとても関心を持っている。

本田さんの昔のインタビューで、このチームの誕生の経緯が語られているのだが、これがすっごく面白い。「がんばっていきまっしょい」みたいに映画化、ドラマ化できそうに思えるほど。
http://soccer.itp.ne.jp/interview/honda/index.html
この「ドラマ」のクライマックスは、岡山国体の決勝でベレーザに逆転勝利して優勝...になるはずだったのだろうが、現実というのは厳しいものなんだなぁ、とつくづく思う。
同じ時期の宮間のインタビューも内容が強烈。ベルサポには想像つかない世界が展開されている(笑)。みんなアマチュアなのに...。
http://www.cl-shop.com/citylife/back/kiji/tok/56.htm

こういうのを見ると、明日の試合が楽しみに思えて来るでしょう?
台風で大変だろうけど、観に来てよ、みんな。(^-^)/

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2005年8月30日 (火)

Uさんとオフ会の話をする

先日夜、ベレーザファンのUさんから電話を頂いた。
Uさんはサッカーを教えるNPOの活動に取り組んでおられて、今夏は中東から子供たちを招待してサッカーを教えるという大きなイベントの責任者になって大忙しだったそうだ。お疲れさまでした〜。
東アジア選手権の観戦にも行かれたそうで、プレスの人たちと交流できて楽しかったというお話などを色々とうかがった。

Uさんはベレーザの中では伊藤香菜子選手のファンだ。そのテクニシャンぶりから「師匠」と呼んでいるらしい。香菜子選手は先日のアルビレックス新潟レディースとのチャリティマッチで久々の代表復帰を果たした。平日のゲームだったので行けなかったそうだが、どういうプレイをしたのか僕も気になっている。

先日ベレーザは東京都代表として岡山国体への出場を決めたところだが、アマチュアの大会なので(リーグ唯一のプロ契約選手である)澤選手が登録できない。代わりに10番を背負っているのが香菜子選手だ。この写真ホント良い笑顔で写ってるなぁ。

香菜子選手は非常に玄人好みの選手だと思う。平塚競技場でのTASAKI戦に来ていた男性ベルマーレサポ(たぶんL観戦は初めて)も、「あの7番の子は上手いね」と賞賛していた。
伊賀上野でのゲーム後、彼女が荷物の配送を仕切っていたのだが、非常にテキパキと的確に指示を出している姿に「ゲーム中と同じだなぁ〜」と感心した。年齢的にもプレイの質的にもベレーザの副キャプテン的存在だと思うのだが、将来はこの子がチームを引っ張って行くんじゃないか、と思えた。いま大学4年生のはずだが、来年は日テレ系企業に入るんだよね?もちろん...。

さて、少々脱線したが電話の話に戻そう。Uさんの要件は「キンちゃんちのお店でオフ会しようね」という話の詳細を詰めましょう、ということだったのだ。「キンちゃん(近賀選手)ちのお店」とは僕の家から徒歩2分くらいのところにある、ご町内のお寿司屋さんのこと。お店の人たちは女子サッカーにとても詳しいし(笑)、ここでゆっくりと積もるサッカー話をしましょうというお話をしていたのだが、今夏NPOの仕事が忙しくて時間が取れなかったのだ。

それで、9/25(日)に平塚競技場で行なわれる湯郷Belle戦の後に行きましょうということになった。僕のクルマに同乗してもらって、そのまま帰路につけば良いわけだから簡単だ(笑)。ほかの観戦仲間の方たちもお誘いして、賑やかなオフ会になったら楽しいと思う。今から楽しみだ。

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ユニバーからリーグ後半戦へ

終了からもう10日も経ってしまった...

銅メダルをゲット!
銅メダルをゲット!
得点者を祝福!
ゴールの歓喜!


※画像はLリーグ公式サイトより

◆準々決勝:8月16日
 日本ーカナダ 3−1(1−1)
 得点者:北本31' 庭田59' 江口83'

◆準決勝:8月18日
 ブラジルー日本 4−0 (2−0)

◆3位決定戦:8月20日
 フランスー日本 0−2(0−1)
 得点者:近賀39' 江口61'

◆最終結果
 金メダル:ブラジル
 銀メダル:中国
 銅メダル:日本

◆日本チームゴールランキング
 近賀4 庭田2 江口2 北本1

準決勝でブラジルに見事やられてしまったわけだが、相手は金メダルを取ったし、思い切り挑んでの敗戦ということだと思うのでスッキリした感じはする。(東 アジアに比べれば...)それは銅メダルを手にした選手たちの表情からもそれはうかがえると思う。
よくやった!おめでとう!!

前回金メダルだった北朝鮮が今回不出場だったり(東アジアと2チーム作れなかったということだろうか?)、予選リーグ同組のチームと本選で2度対戦したり(銀 メダルの中国や、予選でブラジルを破ったフィンランドとの対戦を見たかった!)ということはあったけれど、なでしこBチームは、前回銀メ ダル、初の女性代表監督というプレッシャーの中で十分満足できる結果は残せたと思う。

得点者を見ると、攻撃的ポジションの選手のみ。これは意図した攻撃の形が出来ていたことを表しているのではないか。それと、キンちゃん(近賀選手)を応援 する立場からすると、彼女がチーム得点王になったことが何よりも嬉しい!
このチームではA代表(なでしこジャパン)と掛け持ちの北本が最も格上ということになるが、Lリーグでの実績を考えればキンちゃんが実質的なエース。10 日間で5試合を戦うというハードスケジュールの中で、その期待に良く応えたと思う。これをきっかけにベレーザのスタメン完全定着と、なでしこデビューをぜ ひ掴み取って欲しいものだ・・・。
リーグ戦再開後のキンちゃんに要注目!!

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2005年8月15日 (月)

ユニバーシアード:予選リーグを1位通過!

14日に行なわれたフランス戦を0-0で引き分け、日本女子は予選リーグを1位で通過!
ニッ カンの記事

すでに予選通過が決定していたため、この試合ではGK 松林、MF 庭田、FW 近賀、渡辺たち主力を温存することができた。中1日というハードスケジュール で進行する大会のため、これは非常に大きいのではないか。
準々決勝となる次戦の相手は、グループC2位のブラジル(1 位はフィンランド)で、グループB3位のカナダで、(さっき見直したらそうなっていた。でも執筆時に見た時は対戦相手はグループC2位ってなってたぞ??)試合開始は現地時間16日20時30分(時差はマイナス6時間)。セレソンとの戦いは非常に楽しみだ。一度勝利した相手だが、しっかりと勝ち抜いて欲しいものだ。

                                                               
ユニバーシアード女子イレブン
ユニバー女子イレブン
      
近賀ゆかり選手
近賀ゆかり選手

※画像はLリーグ公式サイトより

ユニバーシアード2005 女子サッカー グループB 対戦結果

                                                                                                                                                                                                                          

      
日 本
      
フ ランス
      
カ ナダ
      
チェ コ
      
日本
      

      
0-02-1(1-0)
      
3-0(1-0)
      
フ ランス
      
0-0
      

      
1-1(0-0)
      
2-1(1-0)
      
カナダ
      
1-2(0-1)
      
1-1(0-0)
      

      
4-1(3-1)
      
チェ コ
      
0-3(0-1)
      
1-2(0-1)
      
1-4(1-3)
      

      

 

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2005年8月13日 (土)

ユニバーシアード:なでしこBチームが連勝を飾る!!

WOMEN'S FIRST ROUND GROUP B     CAN - JPN      FRI 12 AUG 2005
Match No: 9                                  1:2 (0:1)        Start: 18:30
Buca Kaynaklar Sahasi 1 / Izmir
Goals Scored:
KINGA Yukari (JPN) 1', BROUSSEAU Francine (CAN) 69', FRASER Shari (CAN) 77' own goal

キンちゃん、連続ゴール!最高!でかした!エクセレント!....嬉しい!オウンゴールでも入れちゃった人を表記するみたい。一瞬焦ったぞ...(^-^;
スタメンは初戦のチェコ戦と同じ。登録では3−4−3のフォーメーションのようだ。交代は4人まで出来るようだが、20日の決勝戦までずっと中一日という強行スケジュールに配慮したものと思われる。

スターティングメンバー
GK 松林 美久(日テレ・ベレーザ)
DF 西口 柄早(浦和レッズレディース)
DF 宮崎 有香(伊賀FCくノ一)
DF 岩清水 梓(日テレ・ベレーザ)
MF 那須 麻衣子(伊賀FCくノ一)
MF 庭田 亜樹子(スペランツァFC高槻)
MF 岩倉 三恵(浦和レッズレディース)83分→奥田 亜希子(スペランツァFC高槻)
MF 川澄 奈穂美(日本体育大学)46分→佐藤 衣里子(早稲田大学)
FW 渡辺 夏奈(早稲田大学)
FW 近賀 ゆかり(日テレ・ベレーザ)91分→伊東 美菜子(日本体育大学)
FW 江口 なおみ(岡山湯郷Belle)47分→北本 綾子(浦和レッズレディース)

監督 本田 美登里(岡山湯郷Belle)

このチームはいわゆるB代表という位置づけになるのだが、A代表が東アジア選手権で果たせなかった勝利を連続ゲット!この勢いで、GO!!GO!!

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2005年8月11日 (木)

ユニバーシアード開幕!そして初戦勝利!

トルコのイズミルで第23回ユニバーシアード競技大会が開幕した。
ユニバーシアードとは2年ごとに行なわれる大学生の五輪大会で、今回は130の国と地域から8千人近くの選手たちが参加して行なわれている。
JOCのページ

女子サッカーチームは昨日が初戦だったが、チェコを3−0で破り幸先の良いスタートを切った模様だ。大会オフィシャルサイト(リンク)によると、

日本ーチェコ 3ー0(1ー0)
庭田(1分)、近賀(47分)、近賀(52分)

キンちゃん2ゴール!やった!最高!!\(⌒▽⌒)/
3−0とは素晴らしいスコア。きちんと守れて点も取れたということだ。ベレーザからは3選手が参加しているが、背番号は松林が1、岩清水が15、近賀が8番で全員が先発したようだ。
駒大スポーツに男子チームの写真が掲載されているが、フル代表と同じユニを着ている。女子もそうなのだろうか?Jヴィレッジでのニュージーランド戦は襟付きのユニだったが...。

女子チームの監督は、湯郷ベル監督でもある本田美登里さん。サッカー協会初の女性監督だが、見事その初戦を勝利で飾ったことになる。オメデトウ!指導者としての本田さんにも要注目だ。本田さんのインタビュー記事(2002年のものだが非常に濃い内容)

今後のスケジュール (時差はマイナス6時間)
8月12日(金)18:00 対カナダ女子代表
8月14日(日)10:00 対フランス女子代表
8月16日(火)準々決勝/順位決定戦
8月18日(木)準決勝/順位決定戦
8月20日(土)決勝/順位決定戦

前回大会では決勝で北朝鮮に破れ、惜しくも銀メダルだった。狙うは金のみ!東アジア大会はスッキリしない結果に終わったので、こちらはその溜飲を下げるような大会にしてもらいたいものだ。

前回大会のレポートはこちら(駒大スポーツ)
ちなみに、
この時のメンバーには矢野喬子、下小鶴綾、須藤安紀子、安藤梢、北本綾子という現代表組がいる。豪華!
男子は決勝でイタリアを破って金メダル!現ベルマーレの
村山祐介も主力メンバーだった。成績一覧参照(JOC)

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2005年8月 3日 (水)

なでしこジャパンvs中国代表(後半)/Lリーグの課題

終始ゲームを支配し、最後まで攻め続けたたもののチャンスに決め切れず、スコアレスドローに終わってしまった。
ここ一番での勝負強さに欠けているようだ。

原因の一つとして、Lリーグチーム間の戦力分布の問題があげられると思う。
なでしこジャパンの選手たちの多くが現在2強を形成するベレーザとTASAKIから選ばれているのだが、この2チームとそれ以外のチームとの戦力差がかなりあるため、普段のリーグ戦が大差のゲームになってしまっている。伸るか反るかのゲームは2強の直接対決の時ぐらい、という感じだ。

僕はベレーザを応援しているわけだが、ベレーザにもコンディションが悪く試合内容が良くない時もある。だが後半逆転して、一気に大量得点という展開が多い。テクニック、連携だけでなく、フィジカルの強さがベレーザの特徴でもあるからだ。
ベレーザのフィジカルは確かに素晴らしいのだが、逆にいうとTASAKI以外にベレーザとフルに90分間戦い続けられるチームがないというのが現状だ。

最後まで運動量を維持できない原因として、クラブチームの場合だと練習時間が夜間に限られてしまうこと、遠征費を浮かせるため、当日バス移動を敢行していることなどが考えられる。選手たちはそれぞれの環境の中で精一杯やっているのがこちらにもひしひしと伝わって来るのだが...。

現在L1に外国人選手がいないことも問題だ。オーストラリア戦での2点先制被弾は、強さと速さを兼ね備えたFWに慣れていないことを現していると思う。ブラジル人選手を2名擁しているアイナックというチームが来季L1に上がってきそうなので対決が楽しみなのだが、例えば北朝鮮の代表級の選手が日本でプレイできないものかな、とも思う。

Lリーグ各チームの戦力の平準化、アウェイ遠征方法など環境面の平準化を進める必要がある。「平時」の戦いであるリーグ戦。このレベルを上げることが、なでしこジャパンの強化に直結すると思う。協会にはぜひ頑張って欲しい。そのためにも観客を増やしてリーグ戦を盛り上げて行かなくては...。

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なでしこジャパンvs中国代表(前半)

ビルドアップがきちんと出来てるし、前線との連携もうまく行っている。大谷、安藤、澤にシュートチャンスが訪れた。永里のポストプレイも活きているし、左サイドに入った宇津木も競り負けず、クロスを上げている。右の矢野、左の宇津木という組み合わせは良いんじゃないだろうか。

とにかく運動量が多いゲーム。後半は消耗戦か。そうなると、ここ一番の集中力を発揮する大野の投入に期待がかかる。

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2005年7月26日 (火)

なでしこジャパン壮行試合:見事な柔軟性で鮮やか逆転勝利!

永里、大野、永里、そしてゴミちゃんこと酒井が決めて、0−2から見事に逆転勝利!流れが変わったのは、2点目のPKを決められた直後、システムを4バックから3バックに変更してからだ。中盤を厚くしたことでパスの出所が封じられ、オーストラリアは快速FW(の飛び出し)を活かせなくなった。

録画放送を見ると、PKの直後に磯崎が「3枚?」と聞き返しているのがわかる。恐らくPKのセットが行なわれている間に、監督から近くにいた選手に指示が出され、それがDFリーダーの磯崎に伝達されたものだろう。

最終ラインは下小鶴、磯崎、豊田の3枚になり、左SBの宇津木は中盤に上がった。このシステムは練習でも試したことがないそうだが、この決断をこのタイミング(前半23分)で下した指揮官、そしてそれを実行してみせた選手のフレキシビリティーには本当に感心する。

大橋監督は大きな大会を戦い抜いた経験がないと思うが、その不安はこの試合で払拭されたように思う。

また、選手たちが3バックに即応できたのは、下小鶴と磯崎が所属するTASAKIがこのシステムで戦っていること、宇津木が所属するベレーザは後半ポジションチェンジすることが多く、宇津木はSBだけでなくCB、SHの経験もあることが理由としてあげられる。

選手が様々なシステム、ポジションに対応できないと国際大会で勝ち抜くことは難しいから、心強い限りだ。システムと言えば、前線も永里の1トップから永里・大野の2トップに変更があったが、これもベレーザではよくあることだ。

選手個々を見てみると、永里、大野、澤、安藤、そして宇津木が素晴らしかった。ミドルを決めたゴミちゃんもそうだ。ピッチに響き渡る、あの鼻にかかった甲高い声を聞いていると、これはベレーザのゲームか?と錯覚するほどだった。テレビ朝日の選手テロップでは「影の司令塔」となっていたが、まさにそんな感じだ。
今年のゴミちゃんは、リーグ戦でも積極的にゴール前に狙いに行っているが、その積極姿勢が代表戦でも発揮されたように思う。

永里の躍進は荒川が不在のうちになんとか実績を残したいという強い思いが原動力になっていると思われる。リーグ戦を見ていると、1点決めたら2点目、2点目を決めたら3点目、3点目を決めたら....というように、まるで取り憑かれたようにゴールを目指している。彼女の中で余程がんちゃん(荒川)の存在が大きいのだろう。

そのがんちゃんは、プレート除去手術から復帰後、残念なことに負傷してしまい(同じところを2度やったらしい)、この大会は辞退となってしまった。じっくり治してリーグ後半戦に臨んで欲しいと思う。

大野は昨年アテネに行けなかった悔しい思いをリーグ戦にぶつけている感じだ。現在リーグ得点王。去年の大野を僕は知らないのだが、今年のこの調子だったら間違いなく代表に選ばれているはず。それは永里もそうなのだが、このポストアテネ組が悔しさをバネに台頭して来ていることは、代表チームに活力を与えていると思う。悔しさと言えば、アテネでは負傷明けでベストコンディションで戦えなかった澤も今季は絶好調だ。

好調な永里、大野、澤、攻撃的に進化した酒井、新戦力16歳の宇津木、そして18歳の豊田。ベレーザの選手が完全にチームの主軸になっており、なでしこは「ベレーザ+α」となっている感があるが、これは代表チームにとって良いことだと思う。普段の練習、リーグ戦の延長に「代表」があるような感じだ。

こうした中、積極的にサイドから仕掛けたりシュートを狙い、大野らとのパスワークも見事だった安藤(浦和レッズ・レディース)は大したものだと思った。ベレーザ戦の時の安藤は孤立無援という感じでいつも苦しい状況なのだが、さすがにこの日は輝いていた。

キンちゃん(近賀)を応援している立場からすると、安藤と、安藤と途中交代した宮間(湯郷ベル)がポジション的にライバルになるので非常に気になる存在だ。
どちらも現在中位に位置するチームで10番を背負っているエース。安定感と存在感が求められる立場だ。ベレーザで地位を完全に確立すれば彼女たちと対等以上になれると思うのだが、ベレーザのレギュラーは代表より難しい部分もあるからなぁ...。いやはや大変なチームだ、ベレーザは。

こうして見ると、なでしこジャパンは選手層がかなり厚くなった。アテネで大活躍の荒川と小林弥生が負傷離脱中、川上と山郷はベンチだった。
アテネに行けなかった選手のリベンジ、下の世代からの抜擢などで、総合的な戦力は確実に上がっている。そして、そのベースには普段のLリーグでの苛烈な戦い(チーム間、チーム内)があるのは間違いない。

サンスポの記事
なでしこ逆転勝利!女子高生ストライカー・永里が2発

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オーストラリア戦のスライドショームービー

ココログのディスク容量をかなり消費していることもあり、今回はスライドショームービーという形でまとめてみた。

こちらへ。

※要QuickTime。サウンドあり。サイズは25MBくらい。

ohashi_kantoku

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2005年7月23日 (土)

エルゴラvsなでしこ

明日(今日)行なわれるなでしこジャパン壮行試合に着ていくための青っぽいTシャツ(緑系のシャツしか持っていないのだ)を買いにジーンズメイトに行ったら、思わぬものが目に飛び込んで来た。

エルゴラッソ・コラボTシャツ! これはウケたね〜。
問題は色。青地のバージョンがない...。仕方ないので思い切りピンク色が目立つ黒地のものにした。プレゼント用にもう1着購入。なかなか良い買い物ができたな〜。

ジーンズメイトは以前から翼くんの南葛Tシャツを出してたし、イメージキャラに大久保嘉人を使ったりサッカー色を強めている。このエルゴラTシャツも面白い試みだと思うな〜。できればJリーグ各チームのチームカラーをベースにしたものを出せばサポーターが買ってくれると思う。

実は青地のTシャツを1点持っている。なでしこじゃぱんTシャツなのだが、冬場の重ね着を想定してLサイズを買ったところ、これがやたら大きくて夏場は着る気にならない。そんなわけで明日は黒地のエルゴラTシャツで出陣!

elgola_nadeshiko

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2005年7月12日 (火)

がんばれ!がんちゃん 2

sapporoya2がんちゃん(荒川恵理子選手)の実家のラーメン屋さん「元祖札幌や」(練馬駅前中央通り商店街)に行って来た。これまでのところ、先月末の伊賀戦の前と先日の高槻戦の帰りの2回である。

最初に行った時は平日の午後だったのだが、店内を覗くとカウンターにがんちゃんの姿が!ランチタイムを過ぎた時間帯で、自分のお昼ご飯を食べていたのだった。しかも赤いエプロンをしてる。(これがなかなかカワイイ!)繁忙時にはお店の手伝いをしているのだろうか...?よく見ると「あ ら か わ」というネームプレートをしている。従業員は全員「あらかわ」ではないのか?

この話を伊賀戦の時にがんちゃんマニアの女の子にすると、「それは西友のエプロンとネームプレートに違いない。西友からお昼を食べに実家に立ち寄っているんでしょう。」との推測。2回目にお店に行った時にがんちゃんのお母さんとお話ししたのだが、これがピンポン(正解)。さすが!しかし...ということは、駅ビルにある西友からここまで徒歩で3分くらいかかると思うのだが、あの格好のまま移動してきてるということになる。すご〜い。がんちゃんらしくて素敵だ!

1回目の時はがんちゃんに軽く会釈しただけで何も話さなかったのだが、2回目の時はお母さんといろいろお話しできた。今回の東アジア選手権を楽しみにしていたそうで、とても残念がっていた。K選手やO選手のお母さん方と一緒に応援に行く約束をしていたそうだ。お店をやっていると試合をなかなか見に行けないですね?と聞いたら、「いや。大きい試合の時はお店を閉めて全員で応援に行くよ。」とのこと。いやぁ〜気合い入ってるなぁ!

今回がんちゃんが選ばれなかったのは、怪我のせい(辞退)なんだそうだ。すねのプレート除去手術を1月に行ない5月に復帰を果たしたのだが、その後2回も同じところを痛めてしまったらしい。高槻戦ではベンチ入りしなかった。これまで幾度もスゴい逆境をはね返してきたがんちゃんだから心配はまったくいらないと思うが、ファンとしてはこういう時期こそサポートしてあげたいと思う。復帰は少し先になるかもしれない。じっくり治して欲しい。

ちなみに「元祖札幌や」はチェーン店なのだが、家庭的な雰囲気と味のお店だった。札幌ラーメンにライス・餃子のセットを頼んだが、特に餃子は美味しかった!毎日食べられる味。ふりかけのサービスもあるよ。皆さんも是非味わってみて欲しい。

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050710hikae

 

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L1第13節 vs スペランツァ高槻 7-0:澤、未到の領域へ

sawa105今日の見所は何といっても澤のリーグ通算得点記録更新。マスコミも大勢来ていて注目も高かったのだが、開始早々に永里が得点、前半8分までにハットトリックを達成してしまう。試合の趨勢は早くも決してしまい、ますます澤のゴールに興味と期待が集まる。

この展開に固くなったのか、澤のゴールが決まったのは本日最105goals後の得点7点目となる78分だった。約束どおりの大野からのパスを右足で豪快に蹴り込んだファインゴール。演出じゃないの?と思わせるほど内容も時間帯もバッチリだった。やっぱり役者が違うんだねぇ、とひたすら感心。105点のデジタルボードもしっかり役に立った。

通算得点と言えば、TASAKIの大谷が前節まで99ゴールをマーク、この日に2ゴールをあげて100ゴール到達の最短記録を作っている。通算101点の大谷と105点の澤。リーグ戦終了後、2人のスコアはどうなっているだろうか。
ベレーザの場合、永里と大野という強力なゴールゲッターがいるので澤がガムシャラに点を取りに行く必要はない。だが、この余裕が良い方に作用するような気がする。通算得点レースもゴールへの意欲を高めることになるだろうし、今後が非常に楽しみ。Lリーグは2人の戦いをもっとPRして、リーグを盛り上げていって欲しいと思う。 
sawa105hyosyo

スポーツナビの記事

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2005年7月10日 (日)

澤、名実ともに日本一へ!

sawa104goals先週の伊賀戦で澤選手が見事ハットトリック!通算得点数を104としてリーグ記録タイとなった。スポーツナビの記事

いやぁ、ベレーザの選手って素晴らしいねぇ。こちらの期待に完璧に応えてくれる。左のデジタルボードを作ったのは100ゴールを決めた後なのだが、そこから2試合で4ゴール。作った方としては楽しくてしかたがない。

澤の得点が増えたのは、中盤のシステムがダイヤモンド型に変わったせいもあるのだろうか。トップ下としての澤の役割が明確になり、川上の右サイドの突破が毎試合炸裂している。中盤の選手の得点が増えてるということは言えそう。

このボードを作ったのは、得失点差が大事だぞ!っていうことを改めてアピールしたかったから。平塚で惜敗してからTASAKIが爆発的に得点を重ねて来ている。直接対決では万一の事態もあり得る(勝ち点で並ばれる)から、得失点で優勝が決まる可能性もある。その意味では3位の難敵・伊賀相手の6−0勝利は効果絶大。TASAKIとしてはかなーりショックだったと思う...。

TASAKIの大谷選手が現在99ゴール。澤選手との通算得点王争いも熾烈になって来そうだ。Lリーグはこの華麗な戦いをリーグ全体のPRに使ったらどうだろうか。2人の知名度もさることながら優勝争いに直結する戦いでもあるので、注目されると思う。
通算得点といえば、大野選手がいまちょうど50得点。宝塚戦のあとに本人に「今日ので50点ですよね?」と聞いたら、「いえ〜まだ全然です」と言っていた。まったく気付いていないらしい(笑)。

最後にもう一度澤選手の話題。サッカー少女たちのカリスマとして絶大な人気を誇る、唯一のプロ選手なのだが、試合後は最後の1人になるまで丁寧にサインをしている。ベレーザの選手は誰でも気軽にサインに応じているのだが、澤の場合行列が最長なのでホームゲームでは1時間くらいかかっている。立ったままでだよ?ゲーム中はどこにでも顔を出すスゴい運動量を見せているのに、本当に頭が下がる。Jリーガーではあり得ないよなぁ...。

伊賀戦の試合後サポーターから「あと1点!」コールが起こったが、「ホームでねっ!」とのお返事。次節は中断期間前の最後のホームゲーム。狙ってたのか...?やっぱり役者が違うんだねぇ。結果は必ず出すし、本物のプロだと思う。
sawa104  

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2005年7月 5日 (火)

バニーズ移転、スペランツァ新体制?

京都新聞の記事
「バニーズ」京都移転へ 女子サッカーL1、来季から

6月28日の記事にも書いたけれど、宝塚バニーズはチーム体制が良くなればもっともっと強くなれるチームだと思う。サポーターや下部組織の選手にとって移転は複雑かもしれないけれど、チーム、そしてLリーグ全体にとっては朗報だと思う。Lリーグの全チームが一定以上の運営体制になれば、もっと試合は白熱するし観客数のアップにも繋がると思う。

こちらの会社(FAMSジャパンホールディングス株式会社)はスペランツァFC高槻の運営に乗り出すみたいな感じ。どんな会社か分らないけど、Lリーグのチームの運営に興味がある会社はもっとたくさん出て来て欲しい。

今のLリーグはちょっと落ち着き過ぎな気がする。野心を持った人(会社)の参入があるともっと面白くなるかも。それが選手の待遇改善にも繋がっていくと思うのだけど。

練習場の移転問題が片付いたらベルマーレにもやって欲しいなぁ。昔やってたんだし。マーキュリー復活!ってな感じで。神奈川からは良い選手がたっくさん輩出されているのに、Lのチームがないなんて...もったいなさ過ぎだよ。

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2005年6月28日 (火)

L1第10節 vs 宝塚バニーズ 6−1:バニーズ善戦、近賀ハット!

ちち1週間ずれてしまったけど、印象的な試合だったので書いときます。
今季いまだ勝ち点ゼロのバニーズとの対戦で、スコアが「6−1」。結果だけ見ると「一方的にやられたんだな、また」と思う人も多いかもしれない。でもベレーザ公式サイトに書いてあるように、近賀が逆点ゴールを決めるまでかなり拮抗した展開だった。

これまでの失点は前半終了間際とか試合開始直後という時間帯だったが、今回は61分。しかも普通に真ん中から左サイドへ展開、中央に折り返され、あらら〜と思っている間にドカン...と流れの中から見事に決められた。

バニーズは守備が良かった。ベレーザのパス回しを何とか阻止しようと中盤から激しくプレスをかけて来る。ベレーザを相手に戦うにはこれをやるしかないと思うのだが、問題はフィジカルが持つかどうか。これまで4月の伊賀、マリーゼ戦以外は見て来たが、ベレーザと90分フルに戦えるのはTASAKIだけ、という印象を持っている。

この日もやはりベレーザのフィジカル面の強さが光った。バニーズは運動量が落ち始めたが、川上、永里の突破力は終盤になっても凄まじく、とても止め切れなかった。MOMはこの2人だと思う。

ベレーザは67分から88分の間で5点をゲット。途中出場の近賀は今季初ゴールに続いてハットを決めた。前座試合で母校の湘南学院高校が全国行きを決めていたのが良い刺激になったのかもしれない。おめでとう。

バニーズの選手たちはマイクロバスでここまで来ている。前泊しているのか?それとも当日移動なのだろうか?当日移動だとしたら、とても条件がイーブンとは言えない。得点を3倍にしてやるくらいのハンディを与えても良いんじゃないか?
Lリーグは試合の有料化を検討しているらしいが、それをやるならアウェイ遠征費(飛行機、新幹線)の支給は絶対にしてやって欲しいと思う。今回のような試合展開はサッカーファンとしては非常に残念だ。

バニーズは素晴らしく健闘したと思うが、こうした試合をホームでやらなくてはいけない。遠征のハンディがなければ、もっとやれるはずだ。10月の試合を楽しみにしている。でも、なんで徳島なんだ...?

バニーズのこの試合を見て、前節の岡山での湯郷Belle戦のことを思った。ホームで7−0の体たらくとはどういうことだろう。スタジアムの雰囲気は参入したばかりのJ2のチームみたいで、お客さんの期待も他のところよりずっと大きかった気がする。現役代表が2名もいるんだし、もっとやれたはずだ。FKの際には宮間ぁ!一発決めたれやぁ!の声もかかった。

フィジカルと言えば、ベレーザも時折良くない時がある。女子は男子よりもフィジカル面の調整が難しいのではないかと思った。岡山での湯郷Belle戦は素晴らしい内容だったが、湯郷温泉郷で前泊していたのだ。これが大きかったのかもしれない。

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2005年6月25日 (土)

新型応援用具:ブラックボード

湯郷戦で「SAWA 100」ボードを掲げたが、Lリーグの最多得点記録が大竹奈美さんの104だと聞いて、数字が変えられるボードを考えていた。いろいろネットで探して、中古車販売店用のPRグッズを扱っているショップを発見。「デジタルボード」を購入した。

問題は、これを貼付けるボード。数字はマグネットになっているから、鉄製でなくてはならない。これもいろいろ検討して、たどり着いたのが写真の「ブラックボード」。これはレストランなどの店頭に「本日のランチ」とか書いてあるやつだ。専用のペンがあるのだが、迷うこと無く極太の蛍光グリーンを購入。消す時は水を含ませたティッシュで落とす。試合ごとに内容を変えられるぞ!

こりゃ面白いということで、澤選手の通算スコア表示用(大)と、試合ごとに変えるメッセージボード用(小)の2種類を購入。メッセージ用は新加入のFW、梅田選手への応援メッセージを書いた。

で、今日の草津戦で早速使用してみた。試合の前後ではあまりアピールできなかったので、バスの出待ちをすることに。最悪の試合展開を反映して、出待ちの人は僕を入れて5人くらいしかいなかったのだが、梅田選手や上田監督などが反応してくれて嬉しかった。

梅田選手はなぜか「梅田 頑張れ」と書かれたボードを持っており(今日、ファンに貰ったのだろうか?)、それを掲げてくれていた。まだ90分戦えないコンディションだそうで(監督談話)今日のようなコンディションの中では辛かったと思うが、とにかく取るべき人が点を取らないと試合には勝てないわけで、本当に期待している。頑張って欲しい。

そして、澤選手。999ゴールまで表示できるので(笑)、これからもガンガン狙っていって欲しい!今年は得失点差がカギになりそうな展開だから。

blackboard

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2005年6月16日 (木)

がんばれ、がんちゃん!

forza_arakawaBelle戦では、残念ながらがんちゃんの出場機会はなかった。
この日も大野が3点、永里が2点と競い合うように得点を重ねており、手術明けのがんちゃんの先発出場は厳しい状況だ。
この試合では永里→泉という交代が行なわれ、今季初出場の泉に出場を譲る形となった。泉が練習等で良いコンディションを見せていたのだと思うが、チーム内競争の激しさ、厳しさを感じた交代だった。

この日、関西からがんちゃんファンの女の子が応援に来ていたのだが、先週の平塚にも来ていたというから相当なものだ。彼女に言わせると、「がんちゃん」というイメージではなく恵理さんハァトエリちゃん ハァト(ご本人より訂正依頼あり)というイメージなのだそうだ。「エリちゃん、カワイイ」を連発していたが、それもわかる!彼女はベレーザの選手とホテルが一緒になったそうだが、まったくの偶然だそう。頭が真っ白になったそうだ。

性別・年齢を問わず、がんちゃんは一番の人気者のようだ。この日もサイン責めにあっていて、最後までこれに応えていたのだが(がんちゃん偉い!)、そんながんちゃんを乗せ忘れてバスは発車してしまったのだ!(笑)
「ああ、待ってぇ...」とバスに追いすがるがんちゃん。バスはすぐ停車したが、バス車内と周囲は爆笑に包まれた。可哀想だったけど...笑わしてくれる!

こんな愛すべきがんちゃんのゴールシーンを、僕はまだ生で見ていないのである。何か面白いゴールパフォーマンスをしてくれるのだろうか?一日も早くゴールをみたいものだ。がんばれ〜、がんちゃん。みんなのために。

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L1第9節 vs 湯郷Belle 7−0:奇襲成功で攻守に圧倒

開始10秒くらいで決まった大野の先制点が大きかったと思う。サッカーにおいては、相手にペースを握られないことが大事。チーム力の差が、必ずしも結果に直結するとは限らない。

前回稲城での対戦は2−1。ピッチコンディションに合わせた戦い方が出来なくて接戦となってしまった。今回はBelleのホームゲームとなるが、女子サッカーでまちおこしをしている地域のため観客(サポーター)がとても多い。2,500人近い入場者があった。変なゲームの入り方をすると、相手を勢いづかせてしまう可能性もあった。

開始前にエンドの交換が行なわれ、ベレーザのキックオフでスタート。即座に裏に抜け出した大野にボールが渡って、これを決めた。ベレーザは円陣を解くのが遅く、相手の様子をうかがっているように見えた。最初からこの奇襲をやるつもりで、コイントスの際にキックオフを選んだような気がするのだが、どうだろうか?

この攻撃を見て、僕は「スラムダンク」の湘北vs山王戦のシーンを思い出した。無名校の湘北が意外な善戦を見せて前半を2点差で終了したが、山王は後半開始直後のワンプレイで3ポイントシュートを決め、即座に逆転してしまう。「狙ってたな...!」というセリフが印象的だった。宮間もそう思ったかもしれないな...

これでペースを掴んだベレーザは、川上、澤のアベックゴール(という表現は適切だろうか?笑)で前半を3−0で終える。澤ゴール後、四方→近賀という交代が行なわれたが、これはどのような意図だったのだろうか。この後、宇津木・岩清水がCBに入ったので、若い2人のCBを試したかったのと、最近プレイ時間の少ない近賀に配慮したのだろうか。

宇津木・岩清水は身体能力も予測能力も高く、Belleの長身FW2人にことごとく競り勝っていた。ただ、Belleは中盤が完全に制圧されているため、ロングボールを前線に放り込むしかないという単調な展開になっていたことも考慮する必要があると思う。

また、左右のサイドバックを器用にこなしてた中地(舞蹴)のカバーリングによるフォローも忘れてはならないと思う。「マイフォト」の方にも書いておいたが、CBが裏を取られて一番失点の匂いがした時にスパッとカバーリングに入ったのは舞蹴だった。真夏のような強い日差しの中でも運動量が非常に多い舞蹴だったが、ムダに動いているのではなく本当に良いところに入って来るなぁ、と非常に感心した。舞蹴は目立つプレイは役割的に少ないのだが、チーム貢献度はとても高いと思う。

残念ながら無得点に終わってしまったBelleだが、これは実力ではないと思う。上記のシーン、それから2人のCBの間に入った中田麻衣子に絶好のクロスが入ったが、これを中田が痛恨のトラップミス、というシーンがあった。それとゴール前で直接狙えるFKのチャンスが3度ほどあり、宮間が狙ったりした。これらがいずれも得点には結びつかなかったのは、やはり先制点の心理的な影響が大きかったような気がする。

ベレーザは試合中のメンバーチェンジ、ポジションチェンジに柔軟に対応できる。また、誰もが攻撃の起点になれる(ボールを奪った選手が即座に攻撃の起点になれる)ので、攻守の切り替えが非常に早い。個人力・チーム力ともに極めて高いと思った。

ただ、選手層があまりにも(代表以上?)厚いため、準代表級の選手がなかなか試合に出られないのが気になる。出場時間が短ければ代表には選ばれにくいだろう。
この試合で途中出場した2人のミッドフィルダーがBelleにいたらどういう展開になっただろう、と想像してしまった。
宮間のパスを受けて前線の起点になったり、ベレーザのサイドをギタギタに切り裂いたり、宮間の上がりをフォローしたりといったシーンが目に浮かぶ...。ベレーザ的にはマズいけれども、本人たち、そしてLリーグ全体として考えた場合どうなのか。複雑なところだ。

ヨタ話
宮間...この格好で地元紙に出るのはマズいだろうよ...(^-^;
アップで見るとメニーナのもののようだ。物持ちが良いんだね。

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2005年6月14日 (火)

マイフォトを追加

湯郷Belle戦のマイフォトを追加した。

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2005年6月 9日 (木)

試合後のサイン活動

今年からLリーグを見るようになって感心するのは、試合後のサイン活動。ベレーザはなでしこ人気の影響でかなり人気がある方だと思うが、ホームゲームの際には本当に最後の一人にまでサインをして写真撮影にも気軽に応じている。

澤、荒川、川上は特に人気で、平塚では1時間近く拘束されていたと思う。「サイン会」というきちんとした体裁のものではなく自然な形でファンにサインしているのだが、試合後なのに、立ったまま長時間に渡って行なっている。偉いなぁ。

その晩のスポーツニュースで、ヤクルト・スワローズ選手会が試合後サイン会を開いたと放映していたが、椅子とテーブルが用意されていた。プロ野球ではこうしたサイン会は珍しいことらしい。

一昨年平塚で行なわれた試合では入場者が80人(!)だったと聞いた。今回のTASAKI戦は公式発表はないようだが、1,500人近く入っていたのではないか。なでしこブームを定着させるために今年は大切な1年だと思うが、入場料は無料だし、試合は面白いし、試合後にこんな素晴らしいファンサービスもあるのだから、是非たくさんの人に観戦に来て欲しいものだ。

僕はというと、近賀、大野、そして優季ちゃん待ちでウロウロしていた源気君にも頂いた。がんちゃん(荒川)には、例のCMでおなじみの西友のチラシにサインして頂いた。このチラシの家電コーナー、かなり笑える。がんちゃんの写真がテレビ画面にはめ込まれているという凝りようなのだ。

がんちゃんの肩書きは「西友スタッフ」となっているのだが、これは彼女が近所の西友でレジ打ちをやっているからで、しかもかなり気に入ってやっているようだ。このこだわりが今回のCM起用に結びついたのかもしれないが、この肩書き表示から推測すると出演料が貰えていないような気がするのだが、大丈夫だろうか?

荒川のサインは、人の顔が書いてあるところがアマラオのサインに似ている。アマラオの方がカワイイ気がするが(笑)。応援コールの「あ・ら・かわ!」は「ア・マ・ラオ!」と同じだし、意識しているのだろうか?

ganchan_sign ganchans

ama_gan

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大野の素晴らしさ

shinobu前節の大野のゴールにかな〜り感激してしまった。大野といえば、女子サッカー初観戦だった「なでしこスーパーカップ」での途中出場からの2ゴールには大いに感動させたもらったが、今回のゴールはそれを超える感動だった。

大野で印象的なのは得点シーンだけではない。得点できないで終わった試合後の、本当に悔しそうな表情も印象的だ。たいがい、そういう試合では身体のどこかも痛めているようなので、苦痛のせいもあるのかもしれないが...。

7−0で大勝したレッズ戦でのことだが、後半もう6点か7点入っていて完全に大勢は決していたのだが、大野は、レッズの自陣でのスローインをカットしてマイボールにしてしまった。これには本当に驚いた...。

レッズはフィジカル的にもかなりヘバっていたが、この状況でこれをやられたら本当にたまらない思う。ちょっとムゴい気もしたが、どんな状況でも自分の役割を全力でこなそうとする大野らしさが非常に出たプレイだった思う。きっと、普段からのこの姿勢があのTASAKI戦での決勝ゴールを生んだのだろう。素晴らしいことだ。ベルマーレで言えば加藤望がまさにそのタイプ。チーム最年長の35歳だ。他の連中は何やってる(怒)。

このゴールでリーグ戦通算50ゴールにあと5点となったはず。今月中にでも達成して欲しいものだ。ガンバレ、大野。

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L1第8節 vs TASAKI 1−0:勝者のメンタリティ

050605_10非常に見応えのある、ドラマチックなゲームだった。最後の最後に点が決まって1−0で勝利という展開がサッカーでは一番エキサイトすると思う。僕はこういうゲームが好きだ。

数的に不利になり、アクシデントにも見舞われ、「引き分けでも御の字」という状況なのに、最後の最後まで勝利への執念を捨てず果敢にチャレンジし、それに呼応して他の選手も動き、ワンチャンスを確実に決めて、勝ち切る...。これが出来るのは本当に強いチームだけだと思う。

岩清水のあのプレイはチーム内競争の激しさがもたらしたものなのだろう。出場したらチャンスを逃さない!という姿勢が十二分に感じられた。
フルタイム走り続けたにも関わらずあの場所に詰められた大野。荒川がんちゃんも向こうサイドに来ていたし、役割に徹底的に忠実な姿勢が生んだ執念のゴールだと思う。あのゴールはそう簡単に決められるものじゃない。

ゲーム全般で見られた、球際への強い執念。特に澤と川上は見ていて怖いほど強烈に当りに行っていた。バーレーン戦の中田みたいに。今のベルマーレに一番欠けているものだな...。

強いチームとはどんなものか、勉強させてもらった気がする。勝利に対する意欲が非常に高く、完全に意思統一されている。どうしたらこういうチームが作れるのだろう...。最近失速気味のベルマーレのファンとしては気になるところだ。
スペインリーグのチーム(オサスナ)と選手育成のノウハウ提供の提携をしているのだが、もっと近くに良い見本があるんじゃないか?カテゴリーは異なるが...。ベレーザはほとんどの選手が下部組織(メニーナ)出身で、その選手たちも全国からスカウトしてかき集めたとか、そういうのではないぞ。

TASAKIも強いチームだった。鋭い出足でパスコースをカットするし、攻守の切り替えも早かった。そしてフィジカル面もさすがだと思った。後半もあれだけ走れるチームはそんなにないと思う。前回神戸での対戦では、前半終了間際の一瞬の隙をついて、鋭く右サイドを駆け上がってクロスを上げ、それに見事に合わせられて同点ゴールを決められた。今回ゲームが動いたのも終了間際だったから、お返しをされたという見方もできるかもしれない。このレベルのチーム同士だと、ほんの少しの隙が勝敗を分けるということか。

今回の勝利で2位のTASAKIに勝点3差をつけることができたが、1ゲーム分に過ぎないのでまったく楽観できない。そして、あまり相性が良くない伊賀がTASAKIと同じ勝点3差でしっかり3位につけているのも不気味だ...。

次節は岡山で湯郷ベル戦。前回、ホームの稲城で対戦した時はピッチコンディションに合わせた戦いができず、辛勝だった。今回はアウェイだが、どんなピッチなのだろう。環境がいい所らしいので遠征が今から楽しみだ。

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2005年6月 6日 (月)

TASAKI戦のマイフォトを追加

記事を書く前にTASAKI戦の写真をマイフォト(右サイドにある)にまとめた。それにしても...この時間帯は遅くて編集に時間がかかりまくるなぁ(苦笑)。

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北京オリンピックは....

土曜日のアビスパ戦の前(ペルーレ戦の前日)、近賀さんのお寿司屋さんに行った。お寿司を頂きながら、ご両親といろんな話をさせて頂いたのだが、「北京オリンピックはモスクワみたいなこと(参加ボイコット)にはならないよねぇ...?」という話題が一番記憶に残っている。

近賀選手は夏に行なわれるユニバーシアード・トルコ大会の代表候補に選ばれており丸山佳里奈選手とともにチームの大黒柱になるはずだが、当面の最大の目標は北京オリンピック出場だろう。(アテネの上田なでしこジャパンでは補欠だった。)
オリンピックは女子サッカー最大のイベント(晴れ舞台)だから、オリンピック出場は女子サッカー選手全員の目標であり夢である。

そういう重要なイベントなだけに、関係者は最近の東アジア情勢が気がかりなのである。アテネオリンピックの時は「施設は間に合うのか」「運営は大丈夫なのか」が不安要素だったと思うが、今回は政治という奴だから始末が悪い。「何とかなるでショ」とはいかないもんなぁ..。とにかく、選手、関係者、ファンの人たちのためにもオリンピックが無事開催されることを今から祈っている。

おまけ話
某ベルマーレ選手(有望な若手)のお父さんがお客さんとしてお店に見えて、サッカーの話で盛り上がったそうだ。小野智吉(ベルマーレ→横浜FC)は同じ小学校出身だし、臼井幸平(ベルマーレ→横浜FC→山形)が出た高校はすぐ近くで実家(靴屋さん)も車で5分くらいのところにある。何かとベルマーレと縁のある地域だ。僕もいるしね(笑)。

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2005年6月 5日 (日)

澤100ゴール!!

Lリーグ公式サイトによると、澤選手が現在リーグ戦99ゴールをマークしており、明日ゴールを決めると通算100ゴールのメモリアルゴールとなるとのことだ。
先日のニュージーランド戦で代表通算50ゴールを決めたばかりだが、いずれもすごい数字だ。アメリカに渡っていて数シーズンのブランクがあるはずだが...。

ちなみに、明日対戦するTASAKIの大谷選手は通算92ゴールで、こちらももうすぐ100ゴール。現在得点ランキング1位の大野忍選手(ベレーザ)は通算44ゴール。50ゴールは今月中に達成可能だろうか?

澤選手のメモリアルゴールで勝利!という気持ちを込めて(小さいけど)ボードを作った。いろいろ作るのが好きなもので... 拮抗した重要な試合ほど真価を発揮する、代表の中田英寿のような存在の澤選手。明日は期待大だ。

sawa100

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ベレーザの応援コール

サポーターグループ VERDE-BIANCOさんのベレーザ応援コール集がこちらに!
これを聴いて明日の試合の予習をしよう。
選手ひとりひとりに多彩なコールがあって応援が楽しいし、本当に感心してる。

vb

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2005年6月 2日 (木)

永里ダンマク発注!

nagasato
来る6月5日(日)13時から、Lリーグの公式戦が平塚競技場で行なわれる。1位と2位の直接対決、日テレ・ベレーザvsTASAKIペルーレという黄金カードだ。両チームの差は得失点差のみで、前回神戸での対戦は1−1でドローという拮抗した状況。両チームにとって絶対負けられない一戦である。

Lリーグは今節から第2クールとなるが、中断期間中になでしこジャパンの親善試合(vsニュージーランド)やロシア遠征、ユニバーシアード代表の合宿(Jヴィレッジ)などがあった。合宿生活は仕事や学業から離れてサッカーに専念できるので、とても良いということだ。
ベレーザとTASAKIは、なでしこジャパンの中核として多くの代表選手を送り込んでいる。合宿の成果がリーグ戦にももたらされることを期待したい。

注目選手は17歳・高校3年生の永里優季だろう。ベルマーレサポーター的には特に。(^-^) 優季ちゃんはベルマーレのホームタウンである厚木生まれの厚木育ち(厚木東高校在学中)だし、何といっても兄貴がベルマーレの選手(永里源気)である。兄貴はプロ入り2年目で先日ようやくプロ初ゴールを決めたところだが、優季ちゃんは今シーズンすでにリーグ戦で6ゴール(ランキング2位)をあげている。NZ戦で念願の代表初ゴールを決めたのに続き、ロシアとの試合でも2試合連続ゴールを決めるなど絶好調だ。上田前監督は「釜本タイプ」と評していたそうで、要するにFWに必要とされること、点を取るために必要なことの全てを備えているということだ。(柿本あたりがそう呼ばれるようになって欲しいヨ...)

その優季ちゃんと言えども、磯崎、下小鶴ら代表DF陣を擁するTASAKIからはそう簡単に点は奪えないだろう。だが、その攻防が焦点のひとつであることは間違いない。前回対戦時は押さえられてしまったが、ロシア帰りで一回り大きくなっていることと思う。今から楽しみだ。

さて、そんな優季ちゃんを盛り上げようと、この間ベルサポ相手に勧誘活動を展開して来た。現在の感触だと4・5人は来そうである。地元平塚だし、無料だし、優季ちゃん出るし...ぜひたくさんの方に来てもらいたいものだ。一度見れば絶対にハマると思う...レベル高いし。上田監督もお誘いしておいたが来てくれるだろうか...。

そして応援を楽しく盛り上げようと、今回永里ダンマクを発注したのだ。上のイラストが完成予想図だが、ゲートフラッグ、横断幕(紐でフェンスに固定)の2ウェイで使用可能で、しかも3兄妹兼用のデザインだから、ベルマーレ、ベレーザ、メニーナの各試合で使えるというスグレものなのだ(笑)。

ちなみに亜紗乃ちゃんは高校1年の16歳で、ベレーザの下部組織「メニーナ」に所属。4月に行なわれたAFC U-17女子選手権大会 韓国2005では見事優勝を果たし、大会得点王に輝いたという逸材であるで、現在U-18日本女子代表アメリカ遠征(アディダスカップ)に参加しており、ベレーザへの昇格も間近いだろう。それにしてもロシアに行ったりアメリカに行ったりとすごい姉妹である。3兄妹で北京オリンピックに参加するのが夢とのことだが、姉妹の方は普通に出られそうだが、兄貴の方は大丈夫だろうか?今日も彼は大神で地道に練習していると思うが、妹たちに負けずに頑張って欲しいものである。

このダンマクはスタジアムに掲示するのではなく、2・3人で手に持って、スタンドから掲げるという使い方になると思う。その方が目立つからね。明日の午前中に納品されるので、4日の福岡戦に持って行こうかと思う。先週の京都戦は源気の頑張りが柿本のゴールに結びついた。今節も、その鋭い突破とパスに期待したい。頼むぞ、源気!

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2005年5月19日 (木)

日テレ・ベレーザ 5−0 宝塚バニーズ(5月15日):このチームの強さ・スゴさを再認識

いろんな意味でこのチームの強さ・スゴさを再認識させられた一戦。
対戦相手のバニーズとしてみれば、ベレーザが相手だし「前半を無失点で折り返す」ことが基本的なゲームプランだったはず。
中央を固めて必死に守るバニーズに対しベレーザは左右に大きく展開してサイドから崩す。前線の永里、大野、そして澤へのマークを徹底して頑張るものの、2列目の伊藤香菜子のシュートが28分と38分に決まる。

伊藤はポジショニングがすごく良いし、シュートが非常に正確。PK戦となったなでしこスーパーカップでは1番手のキッカーとして見事成功させている。シュート成功率はかなりのものだと思う。
伊藤やボランチの酒井、川上からのシュートは相手にとって非常に脅威だと思う。前線の選手たちへの対応で手一杯だもの...。ゲーム的には伊藤の先制・追加点でほぼ決まってしまったように思う。

こうなると興味は選手個々人の戦いになる。この日はリハビリ中だったがんちゃんこと荒川恵理子が初のベンチ入り(現在西友のCMに出演中ニッカンの記事)。68分に永里と交代になったがゲームがなかなか途切れず、その間に永里がサイドから切れ込んでシュート!これを決めてしまう。83分に大野から近賀に交代するのだが、ここでも同じことが起きて大野がゴール!会場は大喝采である。

交代選手が直後に得点すると「監督采配がずばり的中」と言われるのだが、交代を告げられた選手が意地の一撃を次々と決めてしまったこれは何と表現したら良いのだろう。意地を引き出したという意味で「采配的中」と言えるかもしれないが。

この日は、先日なでしこジャパンに初選出された16歳の宇津木瑠美が先発フル出場し、左サイドバックとボランチを落ち着いてこなしていた。チーム最長身(167センチ)で手足が長く、スケールの大きさを感じるプレイぶりだった。

伊藤の2得点には攻撃の層の厚さを感じたし、「意地の一撃」にはチーム内競争の激しさを感じた。16歳と17歳がフル代表入りし、中核メンバー(荒川・小林弥生)の離脱があってもリーグ首位。本当に強いチームはやっぱりスゴいや。

ganbarebunnys utsugirumi ganchanin kingain kingago kanakointerview

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2005年5月17日 (火)

スタジアムで写真を撮るわけ

僕のデジカメ歴はQuickTake100から始まるので、今年で11年目になる。640×480の画像を8枚しか撮影できないし(外部メモリーは使用できない)、モニターも無いので撮影画像の確認も出来ないという今から思うととんでもない仕様だったのだが、そのお陰でシャッターチャンスにかける集中力が身に付いたし、何よりも写真を撮る楽しさを教えてくれた素晴らしいデバイスだった。ニューヨークの美術館で使っていた時に(向こうの美術館は撮影禁止ではないのだ)、たくさんの人に「コレハナニ?」と声をかけられたのも懐かしい思い出だ。

サッカー観戦をするようになってから試合風景を撮影するようになったのだが、徐々に欲が出て来るものだ。12倍ズームのデジカメ(パナソニックのFZ2)に買い替え、カッコイイ写真を撮ろうと頑張るようになった(最近さらにコニカミノルタのZ3に買い替えた)。家に帰ってから写真を見ると、新しい発見があって試合を2倍楽しめるのだ。

だいたい1試合で150枚から200枚くらい撮影するのだが(遠方アウェイでサポが少ない時は応援に専念するため撮影枚数は少なくなる)「新しい発見」は試合中のショットではなく、それ以外のシーンであることが多い。
試合の写真は当然プレイが中心になるし、現地でもそこに注目しているから「意外」ということはあまりないのだが、選手が引き上げてくるシーン、サポーターに挨拶するシーンなどでは、興味深い出来事がどこで発生するか分らないので後で「発見」があるのである。

最近の例だと、昨日紹介したベルマーレ選手がロッカールームに帰って行くシーンがそうだ。上田さんが選手に声をかけているところや、バリシッチが頭を抱えて座り込んでいるところなど、現地ではまったく気付かなかった。いろいろな思いが込み上げて来る1枚だった。

ベレーザの方で言うと、次に紹介する3枚だ。これは先日行われた湯郷ベル戦のハーフタイム時の連続ショットである。この試合では前半3分に見事なカウンター攻撃を喰らい、キーパーまでも抜かれ、らしくない失点を喫してしまった。前半のうちに1点返して追い付いたのだが、ベレーザの選手たちの表情は険しい。
最初の2枚ではCBの四方がSBの豊田を指差して叱責しているように見える。カウンターのきっかけとなるミスでもやらかしたのだろうか。いやはや厳しいものだが、この厳しさが強さの源でもあるのだろう。(ベルマーレもこのくらい厳しい雰囲気でやって欲しいものだ.....)

3枚目のショットは、その豊田に小野寺が声をかけているところだが、雰囲気からしてフォローしているのだろう。チーム最年長・精神的支柱の選手らしくて素晴らしいと思った。やっぱり強いチームは違うなぁ...。
こんな風にいろいろ想像できるので、スタジアム写真はなかなか楽しいのである。

shikarare1 shikarare2 onoderafollow

追補
下は「なでしこスーパーカップ2005」で優勝を決めた直後の写真である。近賀が脇腹を痛そうに押さえていて、周りの選手に介抱されている。
後で聞いてみるとスライディングした際に接触で痛めたそうで、試合中かなり辛かったようだ。後半近賀の運動量が落ちたように見えたが、こういう事情があったとは...。(交代枠はあったのに、なぜ交代させなかったんだろう...?)

yukariitai1 yukariitai2

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2005年5月16日 (月)

Go For Turco!! 2005

13日、ユニバーシアード夏季大会(8月 イズミル=トルコ)のトレーニングキャンプ参加メンバーが発表され、近賀選手が選出された。頑張って欲しい!!

ユニバーシアード女子日本代表トレーニングキャンプ(5/18〜24)メンバー
http://www.l-league.jp/news/2005/050513-04.html

スケジュール:
5月23日(月)トレーニングマッチ(対ニュージーランド女子代表)
inJヴィレッジスタジアム


近賀選手は2年前の前回大会(大邱=韓国)にも参加、活躍している(決勝で北朝鮮に破れ、惜しくも銀メダル)。

駒大スポーツ
http://www.komaspo.com/univ03/univ03-28-2.html

また、本田監督(岡山湯郷Belleの監督でもある)はJFA初の女性代表監督とのこと。本田監督にも頑張って欲しい!!

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2005年5月12日 (木)

Go For Beijing!! 2008

今回は惜しくも枠外となったが、がんがれ!目標は北京だっ。
(選手の負傷とかで追加招集があるかも...?)

         近賀ワッショイ!!
     \\  なでしこワッショイ!! //
 +   + \\ がんがれワッショイ!!/+
                            +
.   +   /\  /\  /\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩) ( ´ー`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿 (つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ   ) ) )
       (_)し'  し(_)  (_)_)

メンバー発表 大橋監督会見
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200505/at00004730.html

なでしこジャパンに16歳の新星登場 キリン杯、ロシア遠征メンバー発表
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050512-00000027-spnavi-spo.html



KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2005(5/21・西が丘)
およびロシア遠征なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー(05/5/12)

【スタッフ】
監 督  大橋 浩司 【(財)日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ】
コーチ  今泉 守正 【(財)日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ】
GKコーチ 澤村 公康 【浦和レッズ】
 
【選 手】                             国際Aマッチ
Pos.  氏 名  生年月日  身長 体重   所 属          出/得
GK 山郷 のぞみ 1975.01.16 164cm 60kg カリフォルニア・ストーム 72/0
  福元 美穂  1983.10.02 164cm 65kg 岡山湯郷Belle       3/0
  
DF 磯崎 浩美  1975.12.22 163cm 52kg TASAKIペルーレFC    67/4
  川上 直子  1977.11.16 156cm 50kg 日テレ・ベレーザ     46/0
  山岸 靖代  1979.11.28 163cm 62kg 伊賀FCくノ一       58/6
  下小鶴 綾  1982.06.07 167cm 53kg TASAKIペルーレFC     10/0
  須藤 安紀子 1984.04.07 165cm 57kg 日テレ・ベレーザ      4/0
  矢野 喬子  1984.06.03 164cm 55kg 神奈川大学        14/1
  宇津木 瑠美 1988.12.05 167cm 57kg 日テレ・ベレーザ      0/0
 
MF 高橋 彩子  1976.04.11 155cm 55kg 浦和レッズ・レディース  1/0
  酒井 與惠  1978.05.27 158cm 48kg 日テレ・ベレーザ     70/2
  澤 穂希   1978.09.06 163cm 57kg 日テレ・ベレーザ     92/49
  柳田 美幸  1981.04.11 158cm 54kg TASAKIペルーレFC      40/4
  安藤 梢   1982.07.09 164cm 55kg 浦和レッズ・レディース   20/4
  宮間 あや  1985.01.28 157cm 49kg 岡山湯郷Belle       9/5
  中岡 麻衣子 1985.02.15 164cm 58kg TASAKIペルーレFC      0/0
 
FW 大谷 未央  1979.05.05 160cm 49kg TASAKIペルーレFC     50/32
  北本 綾子   1983.06.22 164cm 58kg 浦和レッズ・レディース   4/3
  大野 忍   1984.01.23 154cm 50kg 日テレ・ベレーザ      6/5
  永里 優季  1987.07.15 167cm 60kg 日テレ・ベレーザ      3/0
 
【スケジュール】
5月21日(土)12:30 KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2005
           対 ニュージーランド女子代表  (@西が丘サッカー場)
5月26日(木)    国際親善試合 対 ロシア女子代表(@未定)
5月28日(土)    国際親善試合 対 ロシア女子代表(@未定)

From(財)日本サッカー協会 http://www.jfa.or.jp/

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2005年5月11日 (水)

明日発表、新生なでしこジャパン

日本サッカー協会の女子サッカーサイトに、なでしこジャパンメンバー発表の告知が!

KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2005
なでしこジャパン(日本女子代表チーム)メンバー発表について(05/5/10)
表題の件、下記の通り当HPにて発表いたします。

2005年5月12日(木)16:00頃(予定)

nadeshikotshirt明日の夕方4時か.....僕の最大関心事は、もちろん、ご町内のLリーガー・近賀ゆかり選手が初のなでしこジャパン(フル代表)入りを果たすかどうか、その一点である。

近賀選手はU-18やユニバーシアード代表の経験があり、昨年のアテネオリンピックでは、バックアップ(補欠)メンバーとして登録されたが、まだフル代表の経験はないのである。
上田さんから監督が交代したアテネ後のチャイニーズタイペイ戦では代表に選ばれなかったが、今年行われた福島Jヴィレッジ、オーストラリア合宿には招集されている。ご本人も今度こそとの思いだろう。

近賀選手は先日21歳になったばかりの新鋭で、次の北京オリンピックでは中核を担う年代として期待されている。抜群のボールコントロール技術と正確なキック力、そして確かな戦術眼を持ち、中盤、前線とマルチにこなせるユーティリティプレイヤーである。チームではコーナーキック、フリーキックのキッカーを任され数多くのチャンスを生み出している。
限られたメンバーで予選リーグ、トーナメントを戦って行かなくてはならない代表戦では、近賀選手のようなタイプのプレイヤーは絶対に必要だと思われる。

kingagateflag僕が作ったゲーフラには「GO!! FOR DREAM!」とメッセージが入れてあり、カラーはグリーンブルーのグラデーション。これはベレーザのグリーンと代表のブルーを表していて、どちらの試合の応援にも使えるようにとの配慮なのである。
21日のニュージーランド戦では、是非このフラッグを持って応援に行きたいものである。

なでしこジャパン(日本女子代表戦)
KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2005 大会概要

大会名称   KIRIN WORLD CHALLENGE
       キリンチャレンジカップ2005
主  催   財団法人日本サッカー協会
主  管   財団法人東京都サッカー協会
特別協賛   キリンビール株式会社
日本代表オフィシャルスポンサー  キリンビール株式会社
                 キリンビバレッジ株式会社
日本代表オフィシャルサプライヤー アディダス ジャパン株式会社
日  時   2005年5月21日(土)12:30キックオフ予定
会  場   東京・西が丘サッカー場
対  戦   
なでしこジャパン(日本女子代表)対ニュージーランド女子代表
テレビ放送  日本テレビにて中継(予定)
入場料金:券種 【    全席自由席    】  JFA登録選手・監督・審判員・
        一 般  中高生  小学生   指導者、サッカー後援会会員
    料金  1,500円  500円   無料         無料

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2005年5月 9日 (月)

日テレ・ベレーザ 2−1 湯郷Belle(5月8日):ホーム初観戦の雑感

今年から日テレ・ベレーザを応援しているが、初生観戦が駒場での「なでしこスーパーカップ」で、リーグ戦の方は高槻、神戸、浦和とずーっとアウェイ続き。なんとこの日がホームゲーム初観戦なのだった。 

ベレーザのホームスタジアムは「稲城中央公園総合グラウンド」。果たしてどんなところなのだろうか?稲城市のウェブページで調べてみると、収容人員は「メインスタンド1,000人、芝生スタンド10,000人」とずいぶんアバウトな数字である。駐車スペースは大丈夫だろうか...と心配しつつ家を出た。

verdy途中まで通勤ルートと同じなので楽に着くことができた。クルマも少々待ったが無事止められた。これは助かるなー。会場に行く前に体育館でトイレを借りたのだが、館内にヴェルディのトロフィー類を展示したスペースがあり、ホームタウンなんだなぁと実感できた。(どうせならベレーザのを展示したら良いのに...)

inagi体育館の前が会場なのだが、これはスゴい。一体どこからが試合会場(スタジアム)なのか。公園との境界がハッキリしないのである。こりゃあ有料試合は無理だなぁ...と思いつつ、会場に入った(Lリーグの試合は原則無料である)。
サッカーの試合会場は「非日常的な祝祭空間」であると思っていたが、ここはそうではないようだ。(高槻の方はまだそういう雰囲気があったが...)

inagiguraゴール裏方面から会場に入ると、対戦相手の湯郷ベルがアップを開始している。温泉町の自治体が入れ込んで作ったという点で草津に似ているが、市の外郭団体に何人か選手を受け入れたりしているので、行政の関与度はこちらの方が高いかもしれない。このチームの注目株は中3のストライカー、加戸だろう。L2時代の昨年から出場し、点を取っているというから恐れ入る。

さて試合の方だが、開始3分、その加戸がいきなりの先制点である。カウンターからのスルーパスを受け、飛び出したGK小野寺を冷静にかわし、無人のゴールに流し込んだ。すごーい。
その後、澤のヘッドで前半のうちに追いつき、後半は岩清水の今季初ゴールで逆転して逃げ切ったのだが、最後まで緊張感のある見応えのある試合だった。

kingaこの試合のポイントのひとつは、ピッチコンディションではないだろうか?左の写真で分るとおりピッチはボッコボコであり、ベレーザイレブンの華麗なパス回しをスポイルしてしまう。ハイボールを使うと湯郷には長身の選手が何人かいるので、空中戦では3回に1回位競り負ける。そこからゲームメーカーの宮間にボールが渡ってカウンター、あるいはミドルシュートという流れが見られた。

ホームチームがホームで不利になっては意味がない。ここでの試合は今季初めてだが(ここまでのホームゲームは西が丘、国立で行われた)、このピッチでベレーザは練習しているのだろうか?(ベルマーレは開幕前に平塚競技場で練習を行っているが...)
この会場にはナイター設備がないが、社会人・学生が中心のベレーザの練習タイムは夜間...。休日ならここで練習可能だと思うがどうなのだろう?

マリーゼ戦の解説で、大竹さんが「企業チームは日中練習できるから有利。Lリーグの試合はほとんど日中だから」と言っていたが、クラブチームはその辺のハンディも背負ってるんだなぁと思った。ベレーザの練習は夜間だし、グラウンドは人工芝。このピッチとはかなりの差がある。

kanako試合後、中盤のコンダクター伊藤香菜子選手(右)に、サインを貰いがてらピッチのことを聞いてみた。

「次もここで試合ですから。頑張ります。」

と力強いお答え。僕にはそれが「今日の試合が練習になったので次は大丈夫!」と言っているように聞こえた。ファンタジスタのカナ選手が次節どんなゲームメイクを見せてくれるか楽しみにしよう。

sawashootさて、この試合で印象に残ったのは湯郷のGK福元選手(左)だ。この人、前に出て来るのが好きみたい。ドリブルでベレーザの選手をかわして前進した時にはスタンドから歓声が上がった。イギータみたいでカッコイイぞ。

inagi2試合会場で印象に残ったのは、このバックスタンド。ピッチと同一平面上なのだ。Lリーグには警備員がいないし、乱入なんかいつでも出来ちゃう。でもそれはやらない。性善説で成り立っているLリーグは見ていて清々しい。ブーイングもないし、Jリーグが忘れつつあるものが、まだここには残っているような気がする。
(試合中に芝生から階段席に降りるとさすがに注意されるそうだ)

追伸:ジーコジャパンは、ここで練習してみてはどうか?
   タイでの北朝鮮戦に向けたシミュレーションになると思うが...。

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2005年5月 6日 (金)

ありがとう舞蹴(まいける)!

maikeru3日のレッズ戦後、中地舞選手(愛称:舞蹴/まいける)にサインを頂いた。
レッズ戦の後(なんとなく)出待ちをしていたのだが、隣にいた女性たちのグループが舞蹴の友人らしく声をかけた。舞蹴が笑顔で柵の方にやって来て隣で話し始めたのだが、瞬く間にサインを求めるファンの列が形成されてしまった。

この日、柵内にクルマを止めていた選手やヴェルディのワンボックスカーに乗り込んだ選手以外は、柵外で待っているファンの間を「花道」のように進んで行くことになった(一般と同じ駐車スペースに止めていたのか、それともバスで帰ったのだろうか?)。「花道」を通った選手もみんなサイン攻めにあったと思うが、試合後立ったままで本当にお疲れさまである。

舞蹴の列にもユニホーム姿のサッカー少女が1チームまるごと+保護者が加わったりと大変なことになっている。友人に「ごめんねー」と言われていたが、舞蹴は「良いのよー、ぜんぜん」と笑顔でサインに努めていた。えらーい!(クルマのところでご家族がずっと待っていらしたようだが...)
サッカー少女には「サッカーやってるのぉ?」と声をかけながらサインしていたが、小さい頃のこういう体験が未来のなでしこジャパンを生むっていうこともある。えらいぞ舞蹴。

舞蹴は、サポーターの選手コールに手を振って応えてくれる(恐らく)唯一の選手である。明るくて社交的な性格のようで人気が高いようだ(ちなみに好みの男性のタイプは「西田敏行」だそうだ...)。ポジションは右サイドバックで、この試合で113試合目くらいの出場になるベテランだが、いまだに得点が無い(元ベルマーレ・現アルビレックスの梅山に似てないか?)
nakachi8−0の激勝となったスペランツァ高槻戦では最後は選手のみんなも舞蹴に点を取らせようという雰囲気があったし、サポーターもそれを期待していたのだが・・・、GKとの1対1を外してしまったのである(右の写真)。ゴール裏から(恐らくピッチ上からも)大きな溜息が漏れたのは言うまでもない....(>_<)

列が途切れたところを見計らって、舞蹴に声をかけた。その高槻戦の写真(決定的シーン+2枚)を差し上げ、代わりにキャップにサインを入れてもらった。サインは「舞蹴♯2」と漢字である。とってもシャレているが画数が多いので、書くのが大変そうである。ありがとう!舞蹴。これから応援する!

signふと見ると、右手の方で近賀もサインに応じている。こちらも知り合いが声をかけ、柵に近づいたところをファンに捕捉されたようだ。僕も並ぼうかと思ったが、ヴェルバス(ワンボックスカー)の出発が迫っていたようなので今回は遠慮した(荷物スペースにも選手が乗っていたけどあれで駅まで行ったのだろうか?)

帰路につこうと場内の駐車場を通過していると、レッズの選手たちがサイン攻めにあっている。運転席のウィンドウごしにサインしている選手。エースの安藤は、クルマから降りて2ショット撮影に応じている。安藤はさっき助手席に乗って花道を通過して行ったから、クルマを途中で止められて降ろされて(?)対応させられているのだろうか?対ベレーザ3連敗、しかもあり得ない大敗を喫した試合の直後である。もう少し空気を読んであげても良いのではないだろうか。

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2005年5月 5日 (木)

浦和レッズレディース 0−7日テレ・ベレーザ(5月3日):ベレーザ大爆発

goalgoal前節TASAKI戦の鬱憤晴らしか、ベレーザが全面的に大爆発。いやはや感服した。
こんなスゴい試合が、こんな身近に、しかも無料で見ることが出来て良いのだろうか?スカパーで海外サッカーを観ている人たち、海外サッカーファンに教えてあげたい気持ちだ。こんなにファンタスティックなゲームは正直言って初体験である。

ベレーザは、選手全員が1対1の勝負に勝てる上に、誰かがボールを持つと次から次へと追い越す選手が湧いて来る。判断の迷いやボールの受け手を探すような「間」がない。パスが流れるように続いてゴール前へ殺到する。

全員がスゴかったのだが、この試合での永里優季はズバ抜けていたと思う。ある時は良く動いてボールを貰い、瞬時にダイレクトパスを出す完璧なポストプレイヤー。またある時は前に3人相手がいても間を突き破り、ボールを失わずゴール前まで突進してシュートまで持ち込む強力ストライカー。キーパーまでかわしてループを放ったりしていた。
パスか突破かの素早い判断。ゴール前での素晴らしい落ち着き。フィジカルの強さ。これまでは突破の気持ちが強過ぎてマークされやすかったが、今回はパスの意識がかなり高まったため、レッズ守備陣は対応が困難だったようだ。それと中2日なのにコンディションが素晴らしかった。

永里はゴールへの意欲というか執念がとにかく素晴らしく、FWらしくて頼もしい限りだが、その背景には荒川の復帰が近いこともあるのかもしれない。Takuma氏のブログによれば、荒川は練習試合に登場しまずまずの動きを見せていたそうだ(該当記事)。荒川と永里、今後どのように使って行くのだろうか(ベルマーレサポーターとしてみれば羨ましい限り...)。

前節のTASAKI戦との違いは、両サイドバックと1トップの優位性だと思う。左右から突破され、トップにボールがきちんと収められると、中盤とFW大野のキープ力、突破力がスゴいので怒涛の進撃を止めることが出来ない。
最前線からのFWのチェックも激しいので、レッズはまともにビルドアップも出来なくなり、自陣からのスローインまでカットされる状態になってしまった。
たまに突破できても、読みとコンビネーションの良いCB陣に阻止されてしまう。こうなるとセットプレイしかチャンスがなくなるが、枠に2・3度シュートが行ったもののGK小野寺がファインセーブ。こうした試合展開でも素晴らしい集中力だと思った。いやぁ、本当に感服。

houtai完勝の試合で唯一気になったことと言えば、前節負傷退場した酒井を最後まで下げなかったことくらいか。左太腿に包帯を巻いて出場していたが今後に影響はないのだろうか。負傷が軽かったにしてもこれだけの点差のゲームなのだから、チームの心臓・酒井抜きのシミュレーションでもやってみたら良いのに、と思ってしまった。どうなんでしょう、監督?

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2005年4月29日 (金)

TASAKIペルーレ 1―1 日テレ・ベレーザ:チーム主軸のアクシデント

koubesta残念!前半に1点ずつを取り合ったものの、後半はスコアが動かず今季2つ目のドローゲーム
主審が89分くらいのところで終了のホイッスルを吹き両軍メンバーが詰め寄るなど、非常に残尿感のある試合となった。ベレーザの失点は前半終了間際だったし(>_<)

先制点を決めたボランチの酒井がそのプレイで受傷して途中交代となり、ゲームプランが大きく狂ってしまった。koutai
後半、暑さによる消耗もあって膠着状態となったが、酒井に代えて投入した近賀を前半だけで下げてしまったので、消耗したFWを交代させることができなかった。
結果論だが近賀を入れるタイミングが逆だったような気がする。やはり荒川の復帰待ちか、という意見もあろうが、近賀ファンとしてはベンチワークで何とかなったような気がしてならない。非常に残念である。

うう〜(^。^;)残尿感にお腹の膨張感!(夜行バスに乗ると便秘になるのだ)。
酒井のケガは大丈夫だろうか?すぐにレッズ戦である。今度は是非ともスカッとさせて欲しいものだ。
選手、スタッフの皆さん今日は暑い中お疲れ様でした。

追記
試合途中からベレーザ応援団に可愛い援軍が加わった。少し離れたところで太鼓に合わせて声を出していたサッカー少女(+少年1・2名)たちが段々と近づいて来て、最終的には真後ろに来て一緒に応援。みんなで声出すのって楽しいもんね。
先ほど写真を整理していて気付いたのだが、ゲーム前にペルーレの選手たちと記念写真を撮っていたチームの子たちだった(笑)。ベレーザ(澤)が気に入っているようなので色々と宣伝しておいた。

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2005年4月28日 (木)

4月5日(火)初の練習見学

PICT00084月5日(火)。なでしこスーパーカップの2日後、よみうりランドまでベレーザの練習を見学に行った。練習見学は初めてである。都内(区部)を4時頃出たのだが、練習場に着いたのは5時50分頃。遠い遠い。(^-^;
ここに来た目的の一つはベレーザグッズの購入だったのだが、ショップ(ヴェルデーノ)の閉店10分前に何とか滑り込めた。マフラーやポンチョ、なでしこジャパンTシャツ、ステッカーなどを買い求め、後援会にも加入した。店長さんと少しお話ししたが、実家通いの選手が多いのは経済的に独立するのが難しいためらしい。千葉や鎌倉あたりから通っている選手もいるとのこと。大変だよなぁ・・。
こういう話を聞くと、神奈川にもLチームを!と思ってしまう。神奈川県出身のLリーガーはかなりいる。将来的にNPOのベルマーレSCでできないものだろうか。常々そのように思っているが、練習場の移転やクラブハウス問題が解決して余裕ができてからとなるのだろう。その時のために女子サッカーファンを湘南に増やしておきたいと思っている。

しばらくメニーナ(ベレーザの下部組織)の練習試合を見学していたのだが、U-17の海外遠征で主力選手がいないはずなのに、やたらと強いしうまい。小柄な子が多かったが、こうした「うまさ」はいつ頃身に付くものなのだろうか。

6時30分頃になると、隣のグラウンド(人工芝)に人影が集まりだした。ベレーザの選手たちだ(日中は学校や仕事があるから、練習は夜に行われる)。さっそく移動してネットに張り付く。他に見学者はというと、1人くらいしかいない(途中で帰ってしまった)。いつもこんな感じなのだろうか?
この日は荒川と山口(今年は選手登録されていない)、川上、近賀が別メニューで調整していた。近賀はスーパーカップの時に脇腹を負傷したらしい(試合終了後、かなり痛がっていた)。トラップの練習を比較的近くで見ることが出来たのだが、近賀が異常にうまい。止めるだけのトラップではなく、自分の次の動きに合わせて、その方向にボールを出しているようだ(止める動きと出す動きを同時に行っている)。これは次の試合も楽しみである。

すぐ横でキーパーの練習が行われていたのだが、GKでキャプテンの小野寺志保の練習を見て感動してしまった。千本ノックみたいなキャッチングの練習をものすごい気迫でPICT0016やっていた。ベルマーレの大神練習場は河川敷にあるので、見学者は土手の上から見下ろす形になり距離感があるが、ここは同一平面上で間近なので迫力がまったく違う。選手たちの荒い息づかいが聞こえて来る。厳しい環境の中で、本当に真剣に取り組んでるんだなぁと実感させられた。それにしても寒かったなぁ。山の上なんだもの、ここ。

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2005年4月22日 (金)

なでしこスーパーカップ2005(4/3@駒場):タレント軍団の底力!

女子サッカーの初生観戦が、この「なでしこスーパーカップ2005」。
かなーり楽しみにしていて、初観戦なのに近賀ゆかりゲーフラを持参なのである。
浦和駅を12時頃出てタクシーを探していると、駅前でワーワーやっている若い女の子たちが。ふとみると、中に約1名ボンバーヘッドがいるじゃないの。

「なぜ中澤荒川選手がこんなところにッ!」

マジでびっくりした。平塚の駅前で試合開始30分前に柿本に出会ったようなもの。きょとーんとしつつタクシーに乗る。
会場に着き、バックスタンドへ。そこで以前某所(言って良いのカナ?)で知り合ったベレーザサポーターとお話しする。荒川は足に埋め込んだプレートを外すとかでリハビリ中なんだそうだ。・・ということは?

選手入場!慌てて近賀フラッグをポールに通すが、なんと逆さまに掲示してしまった!ベレーザサポの面々に指摘されて気付く(汗)。そこで自己紹介と挨拶をしたが、何とも間の抜けた初対面である。

試合の方は、先行されたものの見事に追いつき、PK戦を制してベレーザが初代なでしこスーパーカップ女王に輝いた。(フォトアルバムをご覧下さい)
浦和の守備の堅さ、出足の速さも良かったけど、ベレーザのフィジカルの強さ、試合運びの上手さはさすがの一言。強いチームは違うなぁと感心した。

荒川がスタンド観戦だったため、永里優季ちゃんは1トップのFWとして先発。身体を張って頑張ってた。17歳の高校3年生・・スゴいよなぁ。リーグ最強チームで柿本と同じポジションをやってるんだもの。
近賀ゆかり選手は湘南で言うと佐野裕哉的なポジション。トップ下をやったり2トップの一角を担ったり、チームのシステム変更に伴ってマルチなポジションをこなしているようだ。これは観戦する方としては見所が多くてとても楽しい。

後は大野忍選手の決定力、澤穂希選手の機を見る力には感心することしきり。
思わずJ2と比べてしまう。フィジカルの差があるので先発出場では難しいと思うが、スーパーサブ的な使い方なら、大野あたりは確実にJ2で通用すると思った。

応援しているチームがいきなり勝てて、とても充実した初観戦だった。劇的な勝ち方だったし、「ウィーアーレッズ!」の大アウェイ環境だったし、もう最高。

表彰式はあっさりとしたもの。カップが手渡され、記念写真を撮っておしまい。何かが足りないなぁ〜と思ったら、賞金授与がない。ナビスコカップや天皇杯だと(100,000,000円とか書かれた)小切手型のボードを掲げたりするけれど、それがないんだね・・。最後に女子サッカーの現状を少し感じたような気がした。有料入場者が、約3千人も入ったのは素晴らしいことだと思うけれど。

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女子サッカーの応援を始めたわけ

今年の元日のゲーム(全日本女子サッカー選手権大会)から日テレ・ベレーザを応援している。僕はベルマーレサポーターだから、上田監督がなでしこジャパンを指揮しているということで一定の関心は持っていた。

しかーし、昨年暮、地元の町内会連合会の新聞を見て状況が一変したのです。
タイトルが「オリンピックに出場する(した)地元出身選手」だったと思うけど、トップが「なでしこジャパン・近賀ゆかり」。名前の下には近所のお寿司屋さんの名が・・。これ、すぐそこのお寿司屋さんじゃん??おふくろに聞いてみると、「そうそう。近賀さんっていうのよ、あそこ。」という話。マジか〜。

調べてみるとアテネオリンピックは残念ながら補欠メンバーだったものの、タレント軍団の日テレ・ベレーザ所属で、2003年の新人王らしい・・。町内会新聞によるとサッカーを始めたのは、近所の小学校(僕の母校でもある)をベースとしたサッカークラブ。実はこのクラブ、現横浜FC・元ベルマーレの小野智吉選手の出身クラブでもある。ウチの町内は結構スゴいのかも?(そういえば、広島の左腕・高橋建投手も町内出身だなぁ。)

そんなわけで、新聞を見てから初の公式戦が元日の全女大会だった。どうしても行きたかったけど、天皇杯とチケットが通しで完売だったので残念無念。日テレの録画放送を楽しみにしていた。で、ビデオ初めて動く近賀選手を見た感想。

佐野裕哉のようなトラップとパスのセンス
高田保則のような縦への突破力

テクニックとスピードを併せ持ったスゴーい選手じゃないか(ベルマーレにはいなそうな・笑)
こりゃ応援するしかないな、と。ベレーザには永里優季ちゃんもいるし!というわけで、今年はベルマーレに加えて、日テレ・ベレーザ(特に近賀・永里)を応援することにしたのです。

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