カテゴリー「ニュース」の18件の記事

2009年1月29日 (木)

ソマリア沖 海自派遣の問題点

このニュースを読んで一番思うのは、「政治家、官僚よ、お前らがソマリアへ行け!」ということ。面倒なこと、危険なことを現場に何でもかんでも押し付けやがって。戦闘が発生するリスクを真剣に考えていないじゃないか。

ソマリア沖に海自派遣決定、防衛相が準備指示
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090128-OYT1T00490.htm

派遣するなら臨検・拿捕する権限を与えなくてはダメだ。不審な船団をサーチし、こちらから先手を打てるようにしなくては。海賊は小型船に乗り、対戦車兵器(RPG-7)を持っている。こんな難敵が、いつでも先制攻撃が可能な状況にある。RPG-7をブリッジに喰らったら多数の乗組員が死傷するのは確実。そもそも軍艦が戦う相手じゃないんだ。そんな相手に先に手を出させろと言うのか?お前らも艦に乗ってみろ。

そもそも、ソマリアの海賊行為を武力で治めようとしているところが根本的に間違っている。かつて瀬戸内海に跋扈した海賊と同じで、彼らは漁民なんだよ。まっとうな生活ができなくて、止むなく経済行為として海賊をしている。その根本原因は政治の混乱だ。ソマリアは10何年も確固とした中央政府が存在しておらず、国家の体裁がない状態。日本を含め国際社会は政治、経済面の支援にもっとも力を入れるべきだ。それが海賊行為を止めさせる早道じゃないのか?

繰り返すが、臨検・拿捕が出来る権限を与えずに海自を送り出すのは自殺行為だぞ。政治家、官僚は武器の怖さ、戦いの怖さを知るべきだ。

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2008年12月17日 (水)

スバルのWRC撤退に思う

スバルの一年前倒しでのWRC撤退が決定。一時的な休止ではないそうだ。最近はこんな話題ばかりで暗くなる。「みんなで渡れば」式じゃないのか? まぁスバルは本当に余裕がなさそうだけど...。

スバルはなぜWRCから撤退するのか——社長会見を(ほぼ)完全収録(Business Media 誠)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0812/17/news058.html

マーク・アレンやコリン・マクレーのドライブするレガシィの激走ぶりが忘れられない。エンジンパワー面の不利をドライビングでカバーしようと、強引、豪快にクルマを振り回していて痛快だった。アリ・バタネンのギャランもそうだけど、あの頃は「ヨーロッパ車に追いつき追いこせ」のムードが日本車陣営全般にあって、一番面白い時期だったね。バブルと言えばバブルだったのかも知れないが、夢はあったよナァ。

今後だけど、グループNの支援を積極的にやって行って欲しいね。市販車に近いクルマでの参戦こそが、本来、日本車ラリーの真骨頂のはず。WRカーには親近感が全く持てないけど、レオーネでのサファリ参戦なんか本当にカッコ良かったよ。これからは、初心に帰ってグループNでの長距離耐久ラリー(セミワークス体制でのプライベーター支援)に期待したいね。

古いカー雑誌を引っ張り出してきたら、スバル・レオーネの広告がやたらカッコイイ。男臭くて。「はがねのチャレンジャー」「つねに挑戦を忘れない」のコピー、今読むとグッと来るネェ。これこそがスバル4WDの気概であり、「初心」だと思うな。

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2008年10月 7日 (火)

緒形拳の「野獣刑事」

名優・緒形拳さんが永眠された。ご冥福をお祈りしたい。

最近は鬼太郎実写版でぬらりひょんを演ったりしていたけど、僕の中では「野獣刑事」が代表作というイメージ。一時期の日本映画って、「緒形拳が逃げ回るような作品が多い」とか言われていたけど、それがこの作品じゃないかな。

舞台が大阪・釜ヶ崎地区だし、緒形拳、いしだあゆみ、泉谷しげるの演技が濃すぎる。シャブ中で狂乱状態となった泉谷の演技は語りぐさである。軽い恋愛モノ中心の現代の日本映画とは最も遠い距離にある作品だけど、ある時期の日本映画を代表する作品だと思う。

そしてその主役は、やはり緒形拳だ。真摯に役に打ち込む役者としての「姿勢」を強烈に感じる。この作品の主人公のように「どうしようもない人」(どちらかというと悪人)を真剣に演じ切り、人間の性(さが)を象徴する存在にまで昇華させるのが緒形さんの力量。役者としても取り組み甲斐のある作品だったと思う。

楽天ダウンロード「野獣刑事」
http://dl.rakuten.co.jp/prod/800381800.html

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2008年9月18日 (木)

「飲酒操船」の刑事罰

プレジャーボートが防波堤に衝突して4人が死傷した事故があり、操船していた教頭が懲戒免職になったそうだ。これだけならそれほどの驚きは感じないのだが、「飲酒して操船する行為に刑事罰はない」という部分には驚かされた。これは本当なのかsign02 カヤックは免許がいらないので、船舶に関する法的な勉強はしていないのだが、これは初耳だし驚いた。事故さえ起こさなければ飲酒しても良いのかッ...sign02

...ちょっと調べてみたら飲酒操船に対して免停、罰金等の行政罰はあるようだ。しかし罰金があるのは旅客・貨物船舶の「船員」だけで、プレジャーボート操船者にはなく、死傷事故でも最高6カ月の免許停止とのこと(新聞にはそう書いてあるが、本当なのか?)。やはり刑事罰はないらしい。昨今の自動車の飲酒運転に対する批判の高まり、罰則強化を考えると著しくバランスを欠いていると思うのだが。

ちょうど一年前の道交法改正で、酒酔い運転の罰則が「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」、酒気帯び運転の罰則が「3年以下の懲役又は50 万円以下の罰金」へと厳罰化されたし、「運転者以外の者の責任」も明確化され、車両の提供、酒類の提供、同乗者に対しても懲役または罰金が科せられるようになった。

仲間とプレジャーボートで出かけたら、つい飲んでしまう気持ちも分かる。だからこそ「運転者以外の者の責任」も問われるようにして、気持ちを引き締めさせた方が良いと思う。

この事故のケースでは、島での宴会参加者(島に宿泊しない参加者を、夜本土に送り届けようとして事故が起きた)が教育関係者だったことも問題。県教委では飲酒運転の処分基準を厳罰化して事故防止を徹底化していた所だし、操船者は管理職でもあった。「飲酒操船」は想定外だったが、県教委は「操船」も「飲酒運転」に含まれると判断して懲戒免職処分にした。同様の理由でボートの同乗者、岸壁で見送った人も処分するそうだ。

<事故状況のまとめ>
・8月8日21時40分ごろ、姫路市飾磨区中島の防波堤に操船者が所有するプレジャーボート(6.6トン)が衝突
・5人が乗船(全員が三木市の教育関係者)、1名死亡(海に投げ出され水死)、1名重傷(頭部骨折)、2名軽傷
・教育関係者9人が同日夜、姫路港から南西約15キロの男鹿島で懇親会を開いて飲酒
・操船者は宿泊しない出席者を姫路港まで送り届けるため、21時15分ごろ出航
・「18時半ごろからビールを大瓶で2、3本を飲んだ」と供述
・衝突した際の速度は、ボートの全速力に近い18〜19ノット
・誰も救命胴衣を着用しておらず、姫路海上保安部は「着用していれば助かった可能性もある」としている


姫路飲酒ボート衝突、教頭6人を懲戒処分 県教委
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0001454174.shtml

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2006年8月21日 (月)

早実の優勝と亀田兄弟

ベルサポにとって早実と言えば外池大亮だが、彼も喜んでるだろうなぁ。近々「大神日記」にも登場することだろう。

それはさておき、今大会は考えられないくらいドラマチックな決勝戦だった。トーナメント戦の決勝戦は疲労の蓄積がピークだから緊迫した接戦になりにくいのが普通なのだが。
決勝戦の試合自体が(2試合とも!)素晴らしかっただけでなく、両チームをめぐる構図も試合を盛り上げた。V3を狙う強豪と悲願の初優勝を狙う伝統校。そして伝統の象徴としての王さん(病気療養中だ)。クールで端正な顔立ちの斎藤佑樹投手とゴツくてヤンチャそうな田中将大投手のキャラクターの対比も見事。決勝戦は延長15回で再試合となり、今日の9回表という本当の土壇場に、1点差に迫る駒大苫小牧の2ランが飛び出す。その時点でまだノーアウトという状況でピンチ(チャンス)は続くが、気迫で後続を断った斎藤投手は最後のバッターとして1発もある田中君を迎える。最終局面で2日間投げ合ったライバどうしの直接対決という徹底的に盛り上がるシチュエーション。ここで絵的にも非常に分かりやすく勝者と敗者が決定する。追い込んで、ラストボールは渾身のストレート。空振り三振、ゲームセット、そして初優勝!

あり得ないくらいベタな展開(漫画の原作でこんなプロットを出すと編集者に馬鹿にされそう)だったのだが、これが現実に起きてしまうのがスポーツの本当の魅力かもしれない。そう思うと同時に、ネット上でもすでに話題になっているかもしれないが、昨日の亀田大毅選手の試合(&2曲熱唱)とどうしても比較してしまう。

斎藤投手のイメージ、高校野球のイメージと亀田兄弟のそれとでは激しい落差が感じられるが、これはアマチュアスポーツとプロスポーツというジャンルの違いによるものだけだろうか。プロスポーツの中でもとりわけボクシングは、「ストイック」「最後まであきらめない」「全力」といったアマチュアスポーツの美点に近いものを有しているスポーツで、そこに魅力の根源があると思っていたのだが...。

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2006年8月15日 (火)

北京オリンピックに向けて

明日8月15日は小泉首相の靖国神社参拝が行われそうな気配があり、靖国神社周辺は厳戒態勢らしい。
北京オリンピックを2年後に控えており、1人の女子サッカーファン、アマチュアスポーツのファンとしては勘弁して欲しい気持ちでいっぱいである。

昨年だったか、近ちゃんのお父さんと店内で話している時に中国の反日暴動のシーンがテレビで映し出されたのだが、「オリンピックが心配ですねー」という話題になったものだ。女子サッカー界にとって最大のイベントはオリンピックであり、これに出場できなかったらその後の4年間は暗黒時代になってしまうという危機感がある。
また、女子サッカー選手のプレイヤーとしての最大の目標はオリンピックでの活躍であり、選手とその家族はその日のために頑張っていると思う。永里兄妹(兄1妹2)は「3人揃って北京オリンピック出場」を夢として持っている。兄貴の出場が最も危ぶまれているが(笑)。
ベルマーレ関連で言えば、ビーチバレーやソフトボールの選手たちの最大の目標はやはりオリンピック。特にソフト(と野球)は今回で競技種目から外れるので、かける思いはとりわけ強いと思う。

多くの人の人生の目標となっている北京オリンピックだが、中国国内の人権問題を理由にボイコットを呼びかける団体が各国にあり、穏やかな状況ではない。8月8日(中国で8は縁起の良い数字)開催だから、8月15日を挟む。ボイコットは回避されても大会中のトラブルも正直言って不安である。

日中両国とも内政にいろいろ問題を抱えているが、そのガス抜きのため、あるいは政治的なアイデンティティを維持するために靖国を巡る問題を利用しているように見える。両国ともだ。
こうやってゲーム感覚で「憎しみ」のエナジーを利用していると、そのエナジーはいつの間にか独り歩きして増幅され、バーチャルなものがリアルに変化してしまう。成長した「憎しみ」のエナジーはいつかコントロール出来なくなり、アジテーター自らもそれに縛られ動かされてしまう。そしてその結果は。最終的に犠牲になるのは誰か。

過去の無数の犠牲者のこと真摯に考えてみて欲しい。この大会に賭けている多くのアスリートと家族、関係者のことも。これからオリンピックに向けての2年間は、両国民とも合理的、建設的に行動すべきだと思う。

<首相靖国参拝>権力のための道具か 専門編集委員・牧太郎(excite/毎日新聞)


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2006年8月 7日 (月)

アスタ ラ ビスタ、Vista

いよいよWWDC2006開幕が近づいて来たが、面白いバナー広告が準備されているらしい。

MacNN:Apple says 'Hasta la vista, Vista'
http://www.macnn.com/articles/06/08/07/hasta.la.vista.vista/

MacNN:Mac OS X Leopard: Vista 2.0
http://www.macnn.com/articles/06/08/06/os.x.leopard.vista.20/

Hasta la vista, Vista(アスタ ラ ビスタ)は'See You Again'という意味なので、'Hasta la vista, Vista'は「じゃあまたな、ビスタ」となる。この言葉、映画「ターミネーター2」でのシュワルツェネッガーの決め台詞('Hasta la vista, Baby')で、彼はこれを選挙戦でも使ってたらしい(ヒスパニック受けを狙ったのか)。よく覚えていないが、寄生獣みたいな敵ターミネーターにショットガンをぶっ放す時にも使った台詞のようだ。字幕は「地獄で会おうぜ、ベイビー」だったらしい。ひどいなー(笑)

Vista 2.0というのはWeb 2.0 とVistaの両方をコケにしてるわけね。年内発売という公約実現だけを目標としていまMSが必死に開発に励んでいる時期WindowsのVistaだが、機能的な目新しさは現行のMacOSX 10.4 Tiger どまり。こっちは「その先の先」にもう行っちゃてるよ、という意味ですな。バカにしてるなー(笑)

iPod/iTunes Music Store によってミュージックシーンを自らの企業イメージに取り込んだアップル。一般的にミュージシャンのイメージと言えば「先進的」「クール」だから、これはうまい手だと思う。今回のバナー広告もこのラインに沿ったもので洒落が利いているし、ブランド構築力はやっぱり世界最高レベルだなと思う。

しかし「シェア逆転」のような幻想はとっくに捨て、基本的には「ニッチでクール」というポジションを目指しているから(万年野党のように)気楽なことが言えるのだ...という風にも映る。これからもこのスタンスで行くのか。今回の基調講演で僕が関心を持っているのはこの部分だ。

インテルCPUへの乗り換えを断行し、WindowsXPでの起動を正式サポートすると思われるアップル。Windows Vista への期待感が既存ユーザーの中にほとんどないというこの状況はちょっとしたチャンスだと思われるのだが...。安定したWindows環境の継続を望んでいる大多数のユーザー向けに、何か面白い構想をぶち上げでくれるんじゃないかと期待している。

CNET Japan:アップルセンター http://japan.cnet.com/apple/

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2006年8月 2日 (水)

女子アジアカップの総括と今後の展望(なでしこジャパン)

なでしこジャパン(日本女子代表)は3位決定戦で北朝鮮代表に2−3で敗れた。
これで大会4位に終わり、W杯出場は北中米・カリブ海地区3位との大陸間プレーオフで決まることとなった。

なでしこジャパンは予選を全勝で勝ち上がったが、同じグループには優勝した中国も含まれる。7得点をあげた永里優季が得点女王に輝いた。優勝国に完璧なゲーム運びで勝利、予選では記録的な大勝もして次世代エースが得点女王も獲得。しかし最大の目標だったW杯出場権の獲得はお預けとなってしまった...。

AFC女子アジアカップオーストラリア2006 戦績
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/games/2006/afc_w_2006/index.html

これが今大会のリザルトなのだが、サポーターとしてはハッキリ言ってまったく納得できないのである。安藤梢がインタビューで「自分の良さを出し切れなかった」と答えているが僕も同じ心境である。非常にチグハグな戦い方をした結果、チームとしての実力を発揮させることができなかったように思う。

テレビ朝日での放送を見た人はこの試合でしか内容を判断しないから、「なぜFWはもっと動かないのか」「パスが繋がらない」「あのDFのミスはいただけない」というふうに映ったことと思う。確かに前線にボールが収まらなかったことがチーム全体の集中力を弛緩させ、突然の失点でリズムが狂い、ミスが生まれ、動揺するうちに立て続けの被弾となったのだと思う。この試合だけを見た人は、なでしこジャパンはアテネ時より弱くなった、情けないという感想を持ったに違いない。女子サッカーファンとしては、このことが一番悲しい。

この大会は季節が逆のオーストラリアで、7/19〜30の間に5試合をこなすというハードスケジュールの中で行われた。予選を3戦全勝で突破したものの、肝心の決勝トーナメントでは2連敗。このような短期決戦の大会をトータルに考えていたのか?と誰もが疑問に思うだろう。
最終戦では、FWの永里優季、DFの磯崎浩美、矢野喬子らには明らかに疲労の蓄積が感じられた。グループリーグ突破がすでに決まっていた中国戦にチームのピークがあったとしか思えない。最も重要な試合は、2位以上が確定する決勝トーナメント1回戦(準決勝)だったはずなのに、だ。

オーストラリアや北朝鮮を見れば分かるとおり、なでしこジャパンのほとんどの選手は、個々においてはフィジカル的に劣る。それを補うには、20人全員で大会を戦うという戦略、そして相手の特性に応じた柔軟な戦術が必要なはずだ。
女子の代表チームは格差が激しい。中国、北朝鮮、オーストラリア、韓国の強国とそれ以外のチームには大きな隔たりがある。オーストラリアには地の利がある。なでしこジャパンは韓国よりやや上、強国の中の下位あたりに位置していると思われるが、このような立場のチームが既定のチームスタイルを貫いて戦っていくことができるだろうか?

決勝トーナメントを見ると、安藤を右に置く4バックでスタートしたものの中盤を支配出来ず猛攻を受けたところで3バックに変更。右サイドに大谷を途中交代で入れたと思ったら下げるなど、貴重な戦力を無駄にしたとしか思えない戦いぶりである。高さとパワーのオーストラリアには3バックの高目のラインコントロールと中盤のプレスでクロスの出所を封じ、大野のようなドリブラーに前線を掻き回させるのが有効なのは昨年のオーストラリアとの親善試合で分かったはずではなかったのか?(何のための親善試合だったのか)
スピードとテクニックと運動量の北朝鮮には、フレッシュなメンバーで臨むべきだった。みんな気合い十分だったはずだが、この連戦の疲れの中でも精神力を運動力に転換できるのは澤穂希くらいのもの。最終戦は荒川恵理子、大谷未央の計算できる2トップの先発で良かったのではないか。DF陣で言えば四方菜穂にコントロールさせ、度胸のある岩清水梓と高さのある下小鶴綾で組ませても良かったはず。この形を中国戦あたりで試してもらいたかったのだが。

話が個別の選手起用法に移ってきたが、やはり安藤梢のサイドバック起用については触れざるを得ないだろう。攻撃的な選手が前を向いたプレイをしやすくするために4バックの右に入れようというアイディアなのだが、これは上田栄治監督がベルマーレで試みたのとまったく同じ発想である。ベルマーレでは加藤大志(現京都)や鈴木良和(浪人中、音沙汰無し)、永里源気(優季の兄)といったドリブラー系MFをこのポジションで起用したが、苦手の守備が頭から離れないので持ち味もスポイルされ自信喪失というスパイラルに陥って結果的にうまくいかなかったあげく、こうした起用に愛想を尽かしてチームを去る者まで出てくるという始末であった。

さすがに安藤は攻守の切り替えもうまく無難にこなしていたが(ファウルは犯しやすいが)、何かと動きに制約が多いこのポジションを、彼女のようなクレバーなオールラウンダーに任せることはデメリットの方が多すぎるように思うのである。どうせやるなら大野忍や阪口夢穂あたりを使った方が面白いと思う(できればやめて欲しいが)。
安藤は澤とのダブル司令塔が可能なように、澤の近くで自由にできるポジションを与えるべきだと思う。オーストラリア戦のように澤にマンマークが来た時にうまく機能できるのではないだろうか。

ボランチに高さに強い選手が必要に感じる。産休明けの宮本ともみの復帰に期待がかかるが、6月の平塚での試合を見た限りでは本調子には遠かった。W杯行きがかかったプレーオフの日程は11月以降ということしか分かっていないが(来年という可能性もあるらしい)、ここのポジションには誰かを抜擢する必要があると思う。
最近招集されないハワイさんこと川上直子か、イワシちゃん(岩清水)にやらせてみたい。イワシちゃんには「なでしこのガットゥーゾ」という愛称(と言えるのか?)が似合うような存在になって欲しい。彼女ならやれそうな気がするのだが...(笑) で、ピルロが宮間あや。トップは永里と荒川。永里の高さ・強さと、荒川のスピードとセンスは組み合わせとして有効だと思うのだが。

   永里 荒川 (大野・大谷)
 柳田  澤  安藤(近賀)
     宮間
   岩清水(川上)
 四方 下小鶴 磯崎
    福元

いろいろ語ってきたが、一番の補強ポイントは監督だと思う(笑)。
ベレーザの松田監督が兼任するわけにはいかないだろうか・・?
(アマラオの選手兼任監督よりは...)
あとはスケジュール調整の問題がある。

11/5 なでしこリーグのプレーオフ終了
11/? 海外遠征(中止の可能性大)
   北中米・カリブ海地区3位との大陸間プレーオフ
   (年越しの可能性もあるらしい?)
12/1〜15 カタール アジア大会

なでしこリーグのプレーオフとは、1位から4位の上位リーグと5位から8位の下位リーグの2グループに分け、1回戦総当りのリーグ戦を行うというものだ。リーグとしては一番盛り上がるところだが、大陸間プレーオフの日程次第ではわけの分からん状態になるかもしれない。日本の女子サッカーの維持・発展のためにはW杯出場は絶対条件だから、なでしこリーグのプレーオフは日程変更を余儀なくされるかもしれない。
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なでしこの強化遠征、過密日程から中止も
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/p-sc-tp2-20060801-69001.html


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2006年7月27日 (木)

W杯まであと1勝。がんばれ、なでしこジャパン!

AFC女子アジアカップオーストラリア2006 準決勝
7月27日 16:30キックオフ(日本時間16:00)
オーストラリア・アデレード
なでしこジャパン(日本女子代表) 対 オーストラリア女子代表
(FIFA女子ワールドカップ中国2007 出場決定試合)

テレビ放送(録画)
18:45〜21:04 テレビ朝日(地上波)※延長あり
22:00〜24:20 BS朝日


今日地上波テレビ放送があるのだが、これは録画である。でもゴールデンで放送なんて、とっても素晴らしいと思う。テレビ朝日さん、ありがとう。

日本の女子サッカー界は、男子で言えばJリーグ発足前のような状況(アマチュアリーグでありプロ契約選手は数名のみ)であり、一般の知名度は至って低い。国内リーグ(なでしこリーグ)の放送が地上波で行われているのは、東電マリーゼくらいのものだろう。したがって代表チームの活躍、(今日のような)マスコミへの露出こそが女子サッカーの最大のPRであり、プレイヤーのすそ野を広げることにも繋がる。
この大会での活躍により海外移籍が実現するなど個人的な利益に結びつく成果はほとんど考えられない。なでしこジャパンの選手たちは、女子サッカー界のため、自分たちの夢のために戦っている。本当に負けられない戦いをしているのは彼女たちなのだ。

アテネオリンピック開催前の国内リーグ(当時はLリーグ)は、強豪のベレーザでさえ観客数は数十人規模だったそうだが、アテネ後の現在はJ2の平日開催のゲームより多く入るようになっているし、今年はリーグにメインスポンサーがついて(あの中田英寿のナイスアシスト)、mocなでしこリーグという名称(愛称)に変わっている。

テレビをご覧の方は、そうした女子サッカー界の現状を記憶しておかれると、さらに熱く応援できるのではないかと思う。

中田なでしこに好アシスト...女子リーグにスポンサー
行きつけのレストラン経営者紹介(ZAKZAK 2006/04/18)

http://www.zakzak.co.jp/spo/2006_04/s2006041807.html

mocなでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)公式サイト
http://www.nadeshikoleague.jp/


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2006年7月24日 (月)

次世代iPodを巡る妄想

次世代iPod、3Dゲーム機能を搭載か?(CNETJapan)
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20176247,00.htm

アップルがiPodに本格的なゲーム機能を付加するのではないか、という観測があるようだ。
これは、既存のiPodユーザーに暇つぶし用のおまけ機能を提供する...といった小さなものではないと思う。

現在、家庭用ゲーム機は、ニンテンドーDSやPSPといったポータブルタイプとXbox360やPS3といったハイエンドなデジタルエンターテインメント機器に二極化しているが、このポータブルタイプに近い機能はiPodで実現できるだろう。(次世代iPodは、全面スクリーンのタッチパネル式となる模様)

目指しているのは、ポータブルゲーム機のユーザーのiPodへの乗り換え促進ではもちろんなく、ゲームソフトのコンテンツ流通ビジネスに参入したいのだと思う。

アップルはiPodというハード(プラットフォーム)と、iTunesというソフト(これもプラットフォーム)を浸透させたことによって膨大なユーザーを囲い込んでいるから、これらを利用したビジネスをあれこれ検討していることは間違いない。iTMSでビデオクリップの販売を始めたが、iTMSでiPod用のゲームソフトの販売が開始されても不思議ではない。

ゲームの種類だが、アップルのことだから仕様を公開してフリーウェア、シェアウェアのiPod用ゲームの制作を促すようにして市場を活性化させ、サンデープログラマーを囲い込むようなことをするかもしれない。また、フリーウェアとしてミュージシャンのプロモーション用のゲームも出てくるかもしれない。
そして、「現代版ハイパーカード」としてアップルからオーサリングソフトが発売されるかもしれない。もちろんMac/Winのハイブリッド版であり、アップルは大もうけである。このコンテンツがパソコンでも動作可能だったりすると、FLASHの牙城を崩せるかもしれない?そしてサードパーティからは様々なコントローラーが・・・

・・とまぁ、ここまで妄想を高めることができるのもアップルだからこそだ。噂レベルの段階からこういう夢を持たせてくれるところがアップルの最も素晴らしい点であり、でき上がった市場を食い散らかすことしか考えられないMSとは最も異なる点でもある。

僕はブラックの5G iPod(60GB)を使っているのだが、初代iPodを手にした時以来の感動を味わわせて貰っている反面、ボツン!といって結構フリーズしてくれるのは何とかならないものだろうか?MacOSXの方はすっかり安定しているというのに...こんなところは昔ながらのアップルだなぁと思ったりするのである。

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なでしこジャパンの快挙とこれから

日本、中国に9年ぶり勝利 グループリーグを首位で通過=AFC女子アジアカップ(スポーツナビ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20060723-00000021-spnavi-spo.html


地上波の生放送、観ましたか? 皆さん。(^_^)/
チーム全員が一体となって粘り強く戦い抜き、強豪に競り勝つ。
これはサッカーというかチームスポーツの魅力のひとつだと思う。それを見事に表現したなでしこジャパン。お疲れさん!
(こういう全員がひた向きに頑張るサッカーを男子代表も目指すべきだと思うのだが...)

この試合はチームの全員が本当に素晴らしかったと思う。特に左サイドの柳田(浦和、茅ヶ崎高校出身)、右サイドの宮間(湯郷)、右サイドバックにコンバートされた安藤(浦和)、途中交代でFWの位置に入った大野(日テレ)が素晴らしかったと思う。GKの福元(湯郷)の成長も頼もしかった。
澤の攻守に渡る頑張りは、まさに彼女が尊敬する中田英寿をまさに彷彿とさせるものだったし、永里には真のFW魂を見せてもらった(男子にもなかなかいない闘志!)。キャプテン磯崎、下小鶴、矢野のおなじみのバックラインも最後まで素晴らしい集中力を見せた。(あの顔面強打で磯崎が負傷退場にならなくて本当に良かった)

本当になでしこジャパンらしい会心のゲームだったと思うのだが、その反面、ここからどう上積みをしていくのか?と不安になるほどだ。
攻撃面の連動性をより向上させ、ミスを少なくし、シュートチャンスを増やすのが今後の課題だろうが、守備に関してはこれ以上は望めないのではないか。それほど組織的で集中力の高い、本当に素晴らしい守りだった。

一方の中国は、どうしたことだろうか。世界ランキングは全然上で身体能力でも明らかに上なのだが、単調な攻め(J2にありがちなタテポンサッカー)に終始してしまった。
GKは183センチあるらしいのだが、これって横浜FCのGK菅野(J2の名物GKの1人)よりデカイってことじゃないのか?他にも170オーバーで10代〜20代前半というのがゴロゴロいるようだ。末恐ろしい。
なでしこの場合アテネ中核組が26〜27になっていて、やや平均年齢が高い。そしてその世代は160センチ台中盤。これからの2007W杯、2008五輪にどう備えていくのだろうか?
(この試合、中国側の課題抽出作業に役立ってしまったような気が....)

アテネ後に台頭したメンバーと言えば、宮間、大野、永里、福元があげられるが、宮間、大野は小柄だがその不利を上回る資質を持っているし、永里は170はないがパワーとガッツがある。福元はこれまでのどのGKよりも身体的に恵まれている(性格も非常にGK向きだと思う)。

しかし、セットプレイ時の守り、1点を追う展開での緊急パワープレイ要員として、CBとFW(控え)に170オーバーの選手が1人ずつ欲しい気がするのだが...。むしろ適性者を見出して、特別に育てる必要があるのではないか?

あと、(男子代表と同様)フィジカルのアップも急務だと思う。あのサッカーは非常に体力を消耗すると思うのだが、今回は気候が良かったせいでやり遂げることができたのではないだろうか?
国内リーグ(なでしこリーグ)を観ていると、チームごとにフィジカルの差がかなりあるように感じられる。昨シーズンの感想だが、女王 日テレ・ベレーザと60分以上ガチンコで戦えるのはTASAKIペルーレだけ、のように感じた。(途中まで接戦を演じていても、その後押し切られてしまうチームが多い)

今回の中国のようにフィジカルの強さを前提とした「タテポンサッカー」をやってくるチームは、国内には皆無だと思う。現状では男子の中高生と練習しない限り、これへの対策は取れない。日ごろのリーグ戦では経験を積めないのだ。
リーグのフィジカルレベルが均一でない理由のひとつに、資金力の弱いチームは当日移動をやっている(去年は監督が運転するバスで関西から来ているチームがあった)、という現実がある(ほとんがそうかもしれない)。サッカー協会、なでしこリーグには、こうしたチーム間のハンディを是正し、リーグ全体のレベルを底上げする努力が求められるし、それが今後代表チームを強化する早道になると僕は考えている。


おすすめの記事 なでしこジャパンが戦う舞台と相手「AFC女子アジアカップ」リポート第1回(スポーツナビ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/column/200607/at00009992.html

おすすめの書籍
大住良之・大原智子著:がんばれ!女子サッカー
日本と世界の女子サッカーの歴史と現状がとても分かりやすく書かれています。
入門書として最適。


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なにがなんやら...(オシムジャパンと欽ちゃん球団)

欽ちゃん球団:解散回避...問題にしっかりけじめを(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/ama/ibaraki_gg/news/20060723k0000m050073000c.html


(特段)被害者への謝罪もないまま、欽ちゃん球団の存続(再生)が決まった模様。川淵キャプテンといい、今回の欽ちゃんといい、マスコミ、世論を使ってトップの座を守る手法をよ〜く観察できたと思う。

共通しているのは、トップの責任に世論が向かう前に先制攻撃をかけ、そこでいきなり切り札を投入したこと。それはサッカーファンに絶大な人気を誇る「オシム」であり、地域の人にとってかけがえのない「球団」だったわけだ。
これは非常にアグレッシブな「守備」と言えると思う。(「攻撃は最大の防御」を証明して見せたとも言える)

これで「なぜこんなことになったのか」という責任論からトップは逃れられ、世論は「新生オシムジャパン」「新生ゴールデン・ゴールズ」への期待に関心を移していった。

「新生オシムジャパン」も「新生ゴールデン・ゴールズ」も、みんな喜んでるし結構なことだと思うのだが、悲惨な状況を生み出した原因は検証されず、温存されたのは非常に問題だと思う。

特にジーコジャパンについてだが、「なぜあのような体制が成立し得たのか」がまったく議論されていないのはこの先を考えると不安である。W杯日韓大会の熱狂とリザルトに浮かれて実力を過信し、道を誤ったとしか思えない。まるで第二次世界大戦前の日本のようだ。


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2006年7月23日 (日)

この後2時から地上波で生放送!なでしこジャパンを応援しよう。

サッカー・FIFA女子ワールドカップ・アジア最終予選 日本×中国
07/23(日) 後02:00 >> 後03:55  テレビ朝日
http://www.ontvjapan.com/genre/detail.php3?tikicd=0203&hsid=200607230007015


2連勝で予選リーグ突破を決め、決勝トーナメントを決めたなでしこジャパン。
これで4強以上が確定したから、プレーオフ出場権は得たことになる。そして決勝トーナメントで1勝すれば3位以上が確定しW杯出場が決定する。

今日の試合は予選リーグ最終戦で、相手は予選リーグ突破とW杯開催国のためW杯出場が決まっている中国。
なでしこジャパンとしては、最重要試合は決勝トーナメントの初戦(次の試合)なので、対戦相手による研究防止と負傷リスク配慮のため主力温存を図るべきだが、どうなるだろうか?

サポーターとしてはせっかくの地上波生放送(なでしこジャパンの絶好のPR機会)だけに、主力によるガチンコの試合を観たいところ。正直複雑な心境である。怪我をしないように、素晴らしい試合を見せて欲しいものだ。

永里5発!なでしこ4強/女子W杯予選(ニッカンスポーツ)
http://sports.livedoor.com/article/detail-3641589.html


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2006年7月22日 (土)

オシム就任までのゴタゴタについて

日本代表監督にオシム氏が、U-21日本代表監督に反町康治氏が就任(日本サッカー協会 7/21)
http://www.jfa.or.jp/daihyo/daihyo/news/060721_07.html

千葉がオシム問題で協会へ賠償請求も(ニッカンスポーツ 7/9)
http://www.nikkansports.com/soccer/p-sc-tp0-20060709-57812.html

ポロリ川淵キャプテン「オシム」(ニッカンスポーツ 6/24)
http://germany2006.nikkansports.com/japan/f-sc-tp4-20060624-0097.html

チームが監督を解任する場合、違約金を支払うが、監督が自ら辞任を申し出る場合は必要ない。(ちなみに松市氏は前者、サミア・上田両氏は後者)
では、監督がシーズン中に強奪された場合はどうなるのか?
ジェフの賠償請求というのは、サッカー協会に対してのものらしい。オシム監督をシーズン半ばで強引に引き抜いたことに対する損害賠償。

もともとジーコとはW杯終了時までの契約だったし、オシムは次期監督の有力候補だった。問題はなぜ、川淵キャプテンがドイツから帰国早々に発表したか、だ。クラブチームの監督をシーズン中に強奪したら、今回のように損害賠償を請求される可能性は高い。相手クラブに甚大な影響を与えるから、これは当然。

協会は、代表チームの戦績によっていくつかの次期監督発表のシナリオを用意していたと思うが、今回の「帰国直後に実名ポロリ」は、たぶん状況は最悪と判断された場合に発動されるシナリオだったと思う。

誰にとって「最悪」かと言えば、それは「川淵キャプテン」に他ならないだろう。ジーコジャパン発足直後のあるサッカー討論番組で「今回の監督決定は責任が明確という点がこれまでと違う」という発言があって印象に残っている。これは「未経験者に任せて本当に大丈夫なのか?」という至極まっとうな批判に対する発言であり、この発言によってその場の討論は収束したのだった。

「任命者(キャプテン)が腹をくくっている」というのがジーコジャパンの後ろ盾だったわけだが、それが惨敗して国民の怒りの矛先が自分に向かいそうな雰囲気になったら「次期監督名をポロリ」とは何ごとだ?(怒)


ヒデの引き際の見事さと、まったく対照的な対応と言わざるを得ない。


ジェフの請求額はオシムの年俸をベースに考えて1億円前後になるらしい。これはサッカー協会が支払うことになるのだが、何という無駄金だろう。女子サッカーの発展のために使って欲しいのに!協会の会員は怒りの声をあげた方が良い。
それとジェフはあらゆるタイトルを総なめにして賞金ガッポガッポの可能性だってあったわけだから、もっと請求すべきではないだろうか?

今回の一件で何か良いことがあるとしたら、独裁者の影響力が相対的に低下し、有能な監督に大きな権力基盤が与えられることではないだろうか?
協会からすればオシム様々だろうし、国民的にも人気が高い。新監督の後ろ盾は国民と言えるかもしれない。

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2006年7月21日 (金)

W杯予選を戦う、なでしこジャパンを応援しよう!

なでしこジャパン(日本女子代表チーム)は現在、オーストラリア・アデレードにてAFC女子アジアカップ オーストラリア2006を戦っている。
すにで初戦のベトナム戦は5−0で勝利、ちょうど今第2戦のチャイニーズ・タイペイ戦を戦っているところだ。

この大会はFIFA女子ワールドカップ中国2007の予選も兼ねている極めて重要な大会である。出場の条件だが、W杯開催国の中国を除き上位2チームはそのまま出場、3位のチームは北中米カリブ海連盟の3位チームとのプレーオフに進む。つまり最大4チームがW杯に進めるわけだ。

出場国とグループ分けは次のとおりである。

グループA:中国、日本、ベトナム、チャイニーズ・タイペイ
グループB:朝鮮民主主義人民共和国、韓国、オーストラリア、タイ、ミャンマー

予選免除の中国と同グループであり、まったく恵まれていると言っていい。グループBの方は地元オーストラリアに北朝鮮、韓国という強豪のうち1ヶ国は落ちることになる。
日本にとっては、2位以内が確定する準決勝での勝利が最大のポイントになるだろう。

今回の大会、僕が応援しているキンちゃん(近所のお寿司屋の娘さん)が代表落ちするわ、密かに応援している宇津木瑠美タンが合宿で負傷離脱、なゆっちか直子タンを追加招集すれば良いものを誰も呼ばず...という有り様のため個人的なモチベーションは高くないのだが、なでしこジャパンは連合艦隊と同じで常に必勝を求められる存在だから(女子サッカーはマイナーなため常に勝って目立たないとジリ貧になってしまう)、やはり絶対に勝ってもらわねばならないのだ。

であるから、そこのあなたも下記のテレビ放送で彼女たちの頑張りをこの目で見て、そしてぜひぜひ応援して頂きたいのだ。
この中でサッカーでお金を貰っている選手はレッズの3人とベレーザの2人だけのはず。プロ契約といっても男子のそれとは額が違う。全員が女子サッカー界の発展のため、自らの技術向上のためだけに戦っていると言っていい。そのひたむきなプレイに必ず感動できるはずだ。


7月21日(金)グループリーグ 日本 対 チャイニーズ・タイペイ(日本時間16時 K.O)
 28:00〜28:55(日本時間)テレビ朝日(地上波)
 18:50〜20:55(日本時間)BS朝日

7月23日(日)グループリーグ 日本 対 中国(日本時間14時 K.O)
 14:00〜15:55(日本時間)テレビ朝日(地上波)
 18:00〜19:55(日本時間)BS朝日

7月27日(木)準決勝 FIFA女子ワールドカップ中国2007 出場決定試合(日本出場試合)
 日本1位通過(日本時間16時 K.O) 日本2位通過(日本時間19時 K.O)
 18:45〜21:04(日本時間)テレビ朝日(地上波)※延長あり
 22:00〜24:20(日本時間)BS朝日

※オーストラリア・アデレードとの時差は+30分

日本サッカー協会の女子代表ページ
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/

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ジダン・マテラッツィの裁定に関して

ジダンに3日間の社会奉仕と罰金71万円(ニッカンスポーツ)
http://www.nikkansports.com/soccer/f-sc-tp0-20060721-63544.html

W杯決勝で起きた頭突き問題についてFIFAの裁定が下された。
頭突き攻撃をしたジダンには罰金と出場停止(引退済みのため社会奉仕活動を代用)、発端となる「口撃」(挑発行為)を行ったとされるマテラッツィには罰金と出場停止処分(ジダンより軽い)。
また、注目された「口撃」の内容には宗教・出自などの差別的内容はなかったとされたようだ。(本当か?)

最高峰の舞台で起きた衝撃的な事件だけにサッカーファン以外の注目も浴び続けてきた本件だが、1人のサッカーファンとして感想を述べておきたい。

まず、ジダンに対する退場処分と今回の処分については、妥当なものだと思う。「証言」を行った第4審がビデオでなく実際に現場を目撃したのかどうかの問題はあるようだが(現在ビデオ判定は認められていない)。

一方、マテラッツィの処分についてはいささか疑問がある。挑発行為は処分の対象になっているが「口撃」の場合、その内容を誰がどのように証明するのだろうか?
今回はジダンという世界的プレイヤーが報復行為を行ったことから、「よほどヒドイことを言われたのだろう」という憶測が生まれ、双方に事情聴取が行われた結果、侮辱発言があったことが確認された。

ジダンが普通の選手で、マテラッツィが「ユニホームを本当にくれるのか聞いただけだよ!」などとトボけた証言をしたら、マテラッツィへの処分など科せられなかったはずだ。ビデオ判定さえ取り入れていないのに、読唇術判定など使えるわけもない。

そして、「頭突き」という暴力行為が行われたからこそ、マテラッツィの挑発行為(侮辱発言)が問題になったのであって、このような暴力による報復行為がなかったら、侮辱発言問題やそれへの処分も発生しなかったと考えられる。ジダンが報復せずに審判に抗議したとしても、発言内容を証明できない以上試合中も試合後も処分を下すことは不可能なはずだ。

つまり、ジダンという偉大な選手が、暴力という報復行為を行ったからこそ、挑発行為(侮辱発言)が問題化し、マテラッツィに対する処分が下されたと考えられる。マテラッツィの行為を擁護するつもりはさらさらないが、「スッキリしない」という印象はぬぐえない。

また、試合中に侮辱発言が飛び交い、時に暴力が行使されるというサッカーの競技としての品格に対する批判、ジダンの行為の正当性についての議論もある。

品格については、ファンとしては認めたくないところだが、問題は確かに存在する。暴力については後で触れるが、侮辱発言については、証明できないからといってこれを放置することは許されないだろう。

かつてベルマーレにキム・グンチョルという韓国人プレイヤーが在籍し中心選手の1人として活躍していたが、試合中に民族的な差別発言を受けた、と何かの媒体で語っていた。いくら勝利のためとはいえ、高校MVPという肩書きを持って日本に渡ってきた20歳前後の若者(史上初の高校新卒でJリーグ入りしたプレイヤー)に対して、あまりに大人げないだろうと思う。日本人としてまったく恥ずかしい。

日本・北朝鮮の関係がギクシャクすると、国籍の南北を問わず韓国人プライヤーは何か言われることがあるらしく、今もまたその可能性は高まっていると思う。Jリーグではそれを防止するための策(まずは教育から)を導入するべきだ。

ジダンの行為についてだが、いかなる意味でも正当化できるものではない。ジダンは、謝罪はしたものの、行為については後悔していないと語っているようだが・・。世界的プレイヤーとして、この態度には非常に問題があると思う。

サッカーファンなら分かっていると思うが、彼のようにプレイと関係ないところで暴力を振るう選手はごく一部だ。試合中にそれとなくやり返すならともかく、明らかな暴力をもって反撃する選手は、特別な存在だと言っていい。
何かの拍子にこのような行為をしてしまう選手と、何が起きようとしない選手(大多数)に完全に分けられると思う。「する選手」「しない選手」の境界は明確であり、「しない選手」が「する選手」に移行することはないと僕は考えている。

ジダンには暴力行為の前科があるし、今回の事件は「彼はそっち側の選手だった」ということを世界に再確認させたに過ぎない、というのが僕の感想だ。
また、そのことを知った上で(知っているからこそ)マテラッツィは挑発を行ったとも言えるだろう。
ピッチの中で起きたことはこれだけに過ぎない。


「そっち側」の良い事例として、露鵬の「ご乱行」事件があげられると思う。

流血!露鵬、カメラマン殴り風呂場のガラス破壊(サンスポ)
http://www.sanspo.com/sports/top/sp200607/sp2006071601.html

弟の白露山の談話に注目したい。土俵下から露鵬を注視していた白露山は、これから起きる兄の暴挙を予測していたそうだ。上位者と戦う大一番はいつも以上の気合いが必要だが、兄の場合その気合いがすぐに頭の方に回ってしまう、とのことだ。

白露山は、兄が「そっち側」の人間、つまり極度の緊張感の中で理性を失ってしまうことがある人間だと理解していたわけだ。(マテラッツィと同じように)

ジダンは、W杯の決勝であり、自らの引退試合(しかも延長戦の後半)という最高度に緊張する場面で、最も悪いクセが出てしまったのではないか。そう、これは彼の人間性の問題ではなく「脳のクセ」のようなものだと思う。
所謂「キレやすい」状態と同じだったのではないだろうか?よって、ジダンの行動についてあまり深読みする必要はないと思う。

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2006年7月20日 (木)

欽ちゃん球団問題とチームの公共性

欽ちゃん球団「やめないで」、電話・メール...500件
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20060720i506.htm?from=main5

極楽山本の解雇騒動が欽ちゃん球団の解散問題に発展。
神奈川県民の野球ファンなら、N投手問題で横浜大洋ホエールズは解散したかよ?と思ったはず。

どっちが悪質かと言えば幼女が犠牲になった後者なのだが、球団代表が即刻解散を口にするということは、年齢以上の問題(複数の選手、関係者が関与?)があったのか、と疑われてもしかたがない。その点も早く記者発表して明らかにした方が良いだろう。

それと、この問題はスポーツチームの公共性(球団は誰のものか?)の問題も提起している。
この球団はアマチュアで、オーナーと球団代表(球団の顔)がイコールではないかと思われる。そのような球団だから、「結論出ました」と即断即決のコメントが出たのだろう。
しかし、オーナーがやる気を無くしただけではチームを解散させることはできないということが、一晩経って分かってきたようだ。

Jリーグのチームの場合、運営主体を法人化するだけでなく、出資者も一定数必要となる。僕の記憶では横浜F・マリノスが最も株主数が少ない(日産とANAの2社だった)ためJリーグから指導を受けていて、数年前にもう少し増やしたはずだ。(この時にtvkも株主になったのではないかな)
アマチュアリーグのJFLやその下の地域リーグだと企業チームもあるのだが、オーナーの専横で給料の支払いが滞るところもあるらしい。加藤Qがいた沖縄のチームは、突然休部してしまったんだっけ...。

アマチュアのワンマンチームであっても、フランチャイズを持ち、リーグ戦に参戦し、ファンや支援企業に支えられているのだから、何があろうと突然スッポかすのは止めて欲しいものだ。
「自分=球団」でないことに欽ちゃんは気付いただろうか。
ケジメをつけるとしたら欽ちゃんの辞任が考えられるが、欽ちゃん辞任後、この球団は運営していけるだろうか。
今後はこうした点に注目が集まるだろう。


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2005年5月10日 (火)

小田原のマンション問題

「城近くのマンションに市が開発許可/小田原」(カナロコの記事

小田原城の間近に天守閣を超える高さのマンションが建設...何とも無粋な話だ。「街の象徴」を完全に侵すことになると思うが、住人はそれで気持ち良いのだろうか?
お城や街並がマンションの商品価値の一部を成しているのは確実なのに、それらに対するリスペクトの気持ちが全く感じられない。
法令に違反しなければ何をしても良いということはないと思う。40キロ制限の道路では、周囲がどのような状況であっても40キロで走行しても良いのだろうか?あくまで40キロは「最高速度」のはずだ。
とまぁ、ここで憤ってもしょうがない。新聞でいろいろ書かれてもこういう問題マンションは売れてしまうらしい。マンション問題の先生が言っていた。他から移って来る住民が多く、地元の視線など気にならないのだそうだ。需要があるからこういうものが建てられる。結局は消費者の自覚って奴か。情けない話だ。

参考リンク
噂の東京マガジン「噂の現場」〜天守閣を見下ろす高層マンション〜

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