いよいよ明日、運命の第2戦である。日米の意地が激しくぶつかり合うだろうこの試合を制することで、決勝トーナメント進出への希望が見えてくる。男子もアメリカ代表をあと一歩まで追い詰めた。なでしこなら、必ずそれ以上の結果を出せるはずだ。
さて、右サイドバックのスタメン、背番号2の近賀ゆかり選手である。私が女子サッカーを応援する最大のきっかけとなったのが彼女の存在なので、彼女には非常に感謝している。そして今回、応援している選手が、女子サッカー選手として最大の名誉であるオリンピック代表として出場するという、サポーター最大の喜びを味わわせてくれた。まったく大感謝である。これはベルマーレのJ1復帰にも匹敵する大歓喜だ(ベルマーレも今年味わわせてくれまいか?)。
私は99年からベルマーレを応援し始めサッカーサポーターの世界に入ったが、近賀選手の存在を知ったのは不覚にも04年のアテネオリンピックの時だった。町内会連合会の機関紙で「アテネオリンピック特集」が組まれ、オリンピックの縁のある地域の人たち紹介があった。その中になでしこジャパンのバックアップメンバーに選ばれた彼女の姿があり、「すぐそこのすし屋の娘さんが代表クラス?」と驚愕したものだ。アテネオリンピック後、監督の上田栄治さんがベルマーレに返り咲いたりして、ますますなでしこジャパン、女子サッカーに興味を持った。また、茅ヶ崎の知り合いの女性が30年くらい前の女子サッカー黎明期、望月三起也先生率いるチームにいたなんてこともあった(小学生時代の本田美登里さんと対戦した記録もある)。
05シーズン最初の試合、「なでしこスーパーカップ」の浦和レッズレディース戦が初観戦試合で、この時にはすでにゲーフラを用意していた。ベレーザ、代表のどちらの応援にも使えるよう、ベースをグリーンとブルーのグラデーションにしたものだ。
スーパーカップの時の写真を持って、初めてお店に行った。その時彼女がたまたま帰宅していて挨拶をさせて頂いたのだが、実家がお店というのは本当に良い。一般家庭に唐突に挨拶には行けないからなぁ...。お店の休みと試合日程がほとんど合わないので、お父さんは元日の試合(全女決勝戦)や、たまに平日にある代表の試合以外、見に行けないようだ。そんなわけでたまに訪れて写真を差し上げたりして来た。
アテネオリンピック後、近賀選手はしばらく代表から遠ざかった。また、ベレーザでもサブに回ることが多くなった。この苦しい時期を知っているだけに、現在のなでしこジャパンのスタメン、主力としてオリンピックに挑んでいる今の状況は非常に感慨深いものがある。一般的にチームでスタメンを勝ち取らなければ代表入りは難しいが、ベレーザは代表級の選手が10人はいるという圧倒的な戦力を持つチーム。スタメン獲得は至難であるが、逆に捉えれば、毎日の練習が代表と変わらないレベルで行われる最高のサッカー環境でもある。
他のどのチームに移籍しても主力としてスタメンをはれる実力を持っている。正直、移籍して出場機会を得て欲しい、その方が本人にも良い、と思った時期もあった。しかし、大橋前監督が攻撃的MFをサイドバックに起用するプランを持ち、右サイドバックに安藤梢と近賀選手を抜擢して競わせた。安藤はもうひとつ前のポジション(本来のポジション)の方が適性があると判断されて元に戻り、近賀選手が右サイドバックに定着、同時期にベレーザでも右サイドバックにコンバートされ、このポジションでチームでもスタメンを獲得した。そして現在に至るわけだが、このコンバートを成功させたのは、本人に適性があったことはもちろん、並外れた努力があったものと思われる。特に守備技術とスタミナ面では相当苦労したはずだ。
近賀選手の特性は、大胆なポジショニングとスピード(身体・判断ともに)、そして長短のパスセンスだ(ロング・アーリークロスのセンスが抜群で、エース・永里優季との相性も良い)。サッカーを「エンジョイ」するタイプではなく、道を究める職人のようなイメージだ(すし職人のお父さんの影響が多分にあるように思う)。そしてあくまでもポジティブなスタンス。性格的にもサイドバックに向いていると思う。ビジュアル的にも、なでしこジャパンのアベレージを上げているだろう(下のポスター写真参照)。
オリンピック出場が決まって以来、お店、そして近所にも応援ポスターが貼られるようになって来た。完全にご近所の星である。小学校3年生でサッカーを始め、約14年で最高のレベルまで登り詰めた。中学生くらいまではウチから2ブロック先のところに住んでいたはず。こんな超ご近所で、こんなサクセスストーリーが進行していたとは....思いもよらないことだ。一方この14年、僕は何をして来たのだろう...などと考え込んでしまうこともある(笑)。登っているのか落ちているのか正直良くわからんが、まぁ楽しくはやっているな(笑)。
戸塚東口商店会のサイトに近賀選手の特設コーナーがあるが、何とお兄さんがこのサイトのスタッフでもあるのだ。トップページの画像はリロードすると変わるが、ご両親とお兄さんの写真が出てくるパターンもあるので何度もリロードしてみよう。横浜FCの小野智吉選手(元ベルマーレ)の特設コーナーもあるが、サッカーをやっていたこのお兄さんの影響が強いものと思われる(トモキチ選手の小中1コ下とか)。
戸塚東口商店会 e-totsuka
http://www.e-totsuka.info/index.php
次に紹介するのはタウンニュースの記事。内容は楽しく、また良くまとめられていると思うが、決定的な誤植がある。お兄さんもインタビューに関与しているのだが、「兄弟ならではのコメントをはさんだ」とある。「兄弟」とは何だコラ(笑)。服の影響が多分にあると思うけどさぁ...
近賀ゆかりさんと対談(タウンニュース戸塚区版)
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/11_tots/2008_3/07_24/tots_top1.html
ニチレイWodish(ウーディッシュ)のベレーザ選手インタビューは、普段の生活面の話が多く出てくるので大変興味深い。写真も素晴らしいし、企画自体もとても良いと思う(もちろん製品も)。
ニチレイWodish(ウーディッシュ)特別企画 Vol.2 ロールキャベルとパスタのトマトソース仕立て編
http://wellness.nichirei.co.jp/wodish/spe02.html


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