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2009年6月21日 - 2009年6月27日の2件の記事

2009年6月25日 (木)

第23節 東京ヴェルディ戦を振り返って

今季3敗目だが、過去2敗は事故のような感じで、内容的にもやられたのはこれが初めてだと思う。反町監督が記者会見で語っているように、ここ数試合内容がずっと悪く、溜まっていた膿が出たような試合だった。こうした結果は時間の問題だった。

前にも書いたように、7月は甲府、セレッソ、仙台、徳島という上位陣と戦うので、その前に「ほころび」を修正しておく必要がある。しかし、ここまでのベルマーレは試合に負けないし、怪我人はないし、カードの累積による出場停止も少ないなど「マイナーチェンジ」のきっかけが掴めなかった。最近になり、島村毅、猪狩佑貴がチャンスを得て活躍を見せてくれている。そして今回の敗戦。これはマイナーチェンジを実行するチャンスだと思う。

今日の試合でも明らかだったが、左サイドバックの鈴木伸貴が有効に攻撃参加出来ないし、サイドチェンジの繰り返しでアンカーの田村雄三が翻弄されている状況なので、4バック+1ボランチに固執する意味は、もうないと思う。次節からは、最近途中からやっている3バック+2ボランチを基本にしてくるのではないか。中盤を厚くして、ベルマーレらしい中央からの攻撃でリズムを掴めるようにしたい。

選手起用では、2戦連発と好調で守備意識も高い阿部吉朗の先発、正確なポストプレイと高さが魅力の島村毅のベンチ入りに期待したい。また、今一番結果を出したい選手(だと思う)、永田亮太の先発を見たい。ポジションはボランチよりも攻撃的なポジションで見たいが、臼井幸平との兼ね合いもあるのでどうなるか。
3バックも田村、ジャーン、村松なのか、田村をボランチで山口貴弘をDFに入れるのかなど、3バック+2ボランチの組み合わせは多様で楽しみだ(システムとメンバーを変更するという前提の話。中盤のポジションはあまり固定しないかもしれない)。

「1対1で負けない守備」という基本を、もう一度確認して欲しい。今日の対戦相手の場合、シュート能力が飛び抜けて高いのは大黒と柴崎だが、彼らにボールを渡してしまった前段のプレイが問題だと思う。河野と土屋にヘディングで繋がれてしまった部分だ。シュートは「しかたがない」と言えるレベルだが、前段の競り合いでアシストとなる相手のヘディングを潰せなかったのは痛かった。これはキッチリと修正して欲しい。

次節はホームで栃木SC戦、その次は近距離アウェイで横浜FC戦となるが、ヴァンフォーレ甲府と対戦する前のこの2試合の戦い方が非常に重要。応援する方としても楽しみである。

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2009年6月21日 (日)

第22節 コンサドーレ札幌戦に向けて

先日の代表の試合(オーストラリア戦)を見ていて思ったのだが、代表チームはラモス氏の言葉「ワールドカップは戦争だ」の意味をいまだに理解していないようだ。ハーフナー・マイクと田原豊の2トップも検討すべきじゃないのか、真剣に。戦争なのだから「質」よりも「勝利」が優先されるべきだろう?

サッカーの「質」「面白さ」なら、先日のFC岐阜とベルマーレの一戦の方が遥かに上だったと思う。ベルマーレが苦闘した直近の3試合(熊本、愛媛、岐阜)の中では、岐阜が間違いなく最も素晴らしいチームだった。90分間ブレることなく、プラン通りに戦えた。これは非常に難しいことだ。今季は超緊縮モードで選手の平均年俸が350万という岐阜。そうしたチームの健闘は野球ではまず不可能で、サッカーならではの醍醐味といえる。「無色」の選手たちだからこそ、監督の色に染めることが出来たのかもしれない。
しかし、この年俸の「ダンピング」は如何なものだろう?プロでどうしてもやりたいという選手心情に甘えていないだろうか。各クラブの営業努力は基本だが、平均年俸800万くらいに出来ないものか。「差額」はリーグが埋めるようにするなどして。リーグの「宝」は選手だと思うので、もっと大切にして欲しいと思う。

この試合で、いくつかのことが分かった。まずは鈴木伸貴の連続スタメン。しかもキャプテンマークだ。反町さんはノブに期待している。両サイドバックは小柄でも攻撃的な選手を置きたいようだ。あくまでも攻撃重視ということか。そして、連続で先制点被弾中なのに先発で2ボランチをやってこなかった。「付け焼き刃的な2ボランチはやらない」と語っていたが、どうやら本当にそうらしい。試合中に攻め込まれて2ボランチをやったことはあるが、先発から2ボランチというのは本当にやらないようだ。チームの基本スタイルを途中で撤回すると志気に影響が出ると言うことなのだろうか。私には理解しがたいが、反町さんが正しいと思うことなら信じていくしかない。

1ボランチの短所を突く、岐阜の徹底したサイド攻撃には苦しまされたが、ベルマーレにとっては厳しい「特訓」を受けたようなもの。どのチームをこうやって攻めてくるだろうが、こちらは1ボランチを止めない。札幌も同じように攻めてくると思うが、打ち破って行くしかない。

田原の代役で初出場となった島村毅は本物だと思う。見事なポストプレイを見せてくれた。トゥットはポストプレイが出来ないので、島村の登場は有り難い。続けて出場させて欲しいものだ。初得点はすぐに来そうな予感がする。田原には常にテンションを与えておく必要があるし、夏場に指し掛かってきたのでグッドタイミングである。

坂本紘司が累積警告で出られない。この穴をどう埋めるのかが、今節の見どころのひとつである。坂本は、パスは入れる、シュートは決める、FK、CKからも点に絡むなど、八面六臂の活躍ぶり。それだけでなく、DFラインに対し、パスの出しどころを指示するなど攻撃の組み立てにも関与している。今日はこれらの役割を寺川能人にやってもらうしかないだろう。テラさん、頼んだよ!

前節は、臼井幸平、鈴木伸貴の両サイドバックのクロスの精度が低く、攻撃のリズムが作れなかった。今日はベルマーレが苦手なピッチコンディションのようだが、両サイドバックはキチッとボールを収めて得点に絡んで行って欲しい。ベルマーレの中央からの攻めは厳しくマークされてくるだろうから、今後は両サイドバックの攻撃参加が重要になってくる。サイドからと中央から。バランスよく攻めて行って欲しい。

DFラインのボール回しに毎回ミスが出ている。キリノのような南米系のストライカーはそういう部分を見逃さないし、監督から「狙って行け」という指示が出ている可能性すらある。今日はピッチコンディションも難しくなりそうだから心配だ。キッチリと落ち着いて回して欲しいし、無理に繋ごうとしないで欲しい。

今日は札幌がベルマーレと、東京ヴェルディが仙台と、鳥栖がセレッソと戦う。現在中位にある各チームが昇格を狙うには負けられない一戦だ。一方の上位側は前節いずれも勝ち点を失っており(ベルマーレはドロー、仙台とセレッソはともに敗戦)、リバウンドメンタリティが試される一戦となるだろう。要注目だ。

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