第26節 ヴァンフォーレ甲府戦を振り返って
まず、本日の補強の話から。ベルマーレは、日本での実績のない若いブラジル人長身FW2名をレンタルで補強した。今のところ点は取れているから「緊急補強」ではない。田原の調子が夏場に急降下するのは織り込み済みなので、前から探していたんだろう。今季のチームにフィットしなかった2名のFWが先日去ったが、もともと半年契約だった。これは先見の明があったと思う。
長身FWが増え、いよいよソリさんのチームらしくなってきた。そして、いよいよJ2の昇格争いが佳境に入って行くんだなぁ〜と思わせる、そんな今回の補強だった。
田原は常にテンションをかけておかないとフル稼働しない。ソリさん、チームともにその辺の事情が非常に良く分かっていると思う。選手をうまく働かせるのも監督力。特に力のあるFWをコントロールするのは難しいが、ソリさんは田原をうまく動かしていると思う。田原もやり甲斐があるんじゃないのかな。ソリさんの言動は田原への期待の裏返しでもある。田原が前線で頑張れば、チーム全体がラクになる。そしてチームは勝つ。この試合のMOMは田原だったし、そのことを本人もサポーターも再確認できた試合だったと思う。今回の補強をモノともせず、この夏を田原が乗り切ってしまうような気がする。ファンも増えているし、期待も集まっているぞ。
オールブラックの精悍なイメージの七夕ユニホーム。これまでの七夕ユニとはイメージを一新し、七夕ユニ着用試合未勝利の歴史を変えようとする、チームの意欲を感じるデザインだった。将来はカップ戦用のユニとして使用して欲しいと思う。海外のチームっぽくてカッコイイ!一番似合ってたのが田原だなぁ。パンツも同色のユニは身体がデカク見えるので、大型選手は体格が引き立つ。バティストゥータかと思ったぞ。
今回の七夕ユニはオプションで「選手直筆短冊ワッペンシート」が付けられる。坂本は「全身全霊」、田原は「達成」だった。これも目新しくて良いな。黒ユニは痩せて見えるので、女性サポにも好評だったぞ(?)。
さて試合のほうだが、内容的には語る部分は少ない。上位同士の直接対決の場合、こういう風に中盤省略の手堅いサッカーになりやすい。ベルマーレの得意技のカウンターは喰らいたくないもんね。ベルマーレが、甲府が中央からゲームメイク出来ないように藤田をケアしてたっていうのもあるだろうけど(最後の方、結局藤田をフリーにさせちゃったね...)。で、こういう拮抗した試合を決めるのが、えてしてセットプレイ。ベルマーレ側からすると、シナリオどおりに展開した試合だと思う。選手交代のしかたにもそれが現れている。最後はアジエルに変えてディフェンダーの山口。セットプレイの守備での貢献度も高い田原は、90分ピッチに立たしておく。観ててとても安心できる交代だった。
苦しい時に頑張って攻め上がり、コーナーキックを得る。そこでセットプレイが決まる。素晴らしいネェ〜。多彩なセットプレイをやってくるベルマーレ。練習が非常に充実してるっていうのが、観る方にも伝わってくる。良い試合はできるかどうかは、普段の練習にかかっているわけだよね。この試合の勝利は、ベルマーレのスカウティング、練習の成果がモロに試合に反映された結果だと思う。選手、スタッフ、一丸の勝利。観ている方も面白いんだよね。「スゴイ選手が、個人技で試合を決めました」という試合ではないし、そういうチームではないから。
甲府のシュートが決まらなかったのは、前節栃木戦の影響、ファウルで試合がよく止まることへのイライラ、「追う者」の焦り。そんなところじゃないかなぁ。ベルマーレのディフェンス、野澤のセービングも素晴らしかったけど、メンタルの部分、そして運の問題もあったと思う。やはり「順位は1位でメンタル的にはチャレンジャー」という現在の状況が良いっていうことだな。
| 固定リンク























コメント