スバルのWRC撤退に思う
スバルの一年前倒しでのWRC撤退が決定。一時的な休止ではないそうだ。最近はこんな話題ばかりで暗くなる。「みんなで渡れば」式じゃないのか? まぁスバルは本当に余裕がなさそうだけど...。
スバルはなぜWRCから撤退するのか——社長会見を(ほぼ)完全収録(Business Media 誠)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0812/17/news058.html
マーク・アレンやコリン・マクレーのドライブするレガシィの激走ぶりが忘れられない。エンジンパワー面の不利をドライビングでカバーしようと、強引、豪快にクルマを振り回していて痛快だった。アリ・バタネンのギャランもそうだけど、あの頃は「ヨーロッパ車に追いつき追いこせ」のムードが日本車陣営全般にあって、一番面白い時期だったね。バブルと言えばバブルだったのかも知れないが、夢はあったよナァ。
今後だけど、グループNの支援を積極的にやって行って欲しいね。市販車に近いクルマでの参戦こそが、本来、日本車ラリーの真骨頂のはず。WRカーには親近感が全く持てないけど、レオーネでのサファリ参戦なんか本当にカッコ良かったよ。これからは、初心に帰ってグループNでの長距離耐久ラリー(セミワークス体制でのプライベーター支援)に期待したいね。
古いカー雑誌を引っ張り出してきたら、スバル・レオーネの広告がやたらカッコイイ。男臭くて。「はがねのチャレンジャー」「つねに挑戦を忘れない」のコピー、今読むとグッと来るネェ。これこそがスバル4WDの気概であり、「初心」だと思うな。



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コメント
失礼します。
懐かしい画像ですね。私が20歳の頃です。
性能が、劣っていようが何だろうが、スバルの歴史を改めて観察すると、胸に込み上げるロマンと言うか、思い入れが強く感じます。確かに昔は男臭さ(泥臭さ)は強く感じましたが、それが根底にあって、今があるんだと思います。
今の時代、AT主流になっておりますが、そこをCVTで果敢に取り組む姿勢にはやはり、スバルらしさを感じます。
現在私は、新型インプレッサ(車両型式GP-7)に乗っております。ATなので楽です(私は化石化したMT派で、しかも手動窓ガラス開閉のパワーの要る派)が、世の中の主流がATを始め、あらゆる自動化に危惧しております。
確かに便利ですが、周りを見渡すと、便利さを活かすと言うより、ズボラ運転促進装置に感じます。
例えば、夕方薄暗くなってもライトを手動で点灯せず、オートライトの機能があるから、センサー任せ。
挙げ句の果てのATのブレーキとアクセルの踏み間違い、などなど。
分野は違いますが、携帯電話なんかは代表的な人類洗脳道具じゃなかろうかと。無いと生きて行けな~い!と言う方々も多いかと。
個人的見解でした。
有難うございました。
投稿: 通りがかり | 2012年7月29日 (日) 11時18分